ONE PIECE  ~地球外生命体の転生者~   作:仮面ライダーハードエボル

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〖〝受け継がれる意志〟・・・〝人の夢〟・・・〝時代のうねり〟・・・これらは止めることの出来ないものだ〗

〖──人が『自由』の答えを求める限り・・・それらは決して止まらない〗

〖〝海賊王〟ゴールド・ロジャー〗



進水式

side:ゾロ

 

 

ガキィン!!!カランカラン・・・

 

 

「この刀は渡せないんだよ・・・どうあってもな」

 

 

「・・・・・・・・・!」

 

 

「たしぎ曹長が・・・負けた・・・・・・!!!」

 

 

「そんなバカな!!!」

 

 

ゾロとたしぎ曹長の戦いはゾロの圧勝で終わった。戦いを見ていた海兵たちは信じられないという様子で見ていた。

 

いくら〝東の海〟で名の通った元賞金稼ぎとはいえ海軍本部曹長を打ち負かした事に驚きを隠せなかった。

 

 

「じゃぁな。俺は仲間のところに急ぐんでな」

 

 

「・・・・・・・・・!!」ギリッ!

 

 

ゾロは決着が着いたと言わんばかりに刀を納め、仲間の元へ向かおうと動き出したがたしぎ曹長が叫んだことで足を止めた。

 

 

「何故斬らないっ!!!」

 

 

そんなゾロにたしぎ曹長は自身の情けなさを隠すように苛立ちの言葉をぶつけた。

 

 

「私が・・・女だからですか!?」

 

 

ピクッ「!」

 

 

ゾロは彼女の言葉を聞いて自分の持つ〝和道一文字〟の元所有者で、幼い頃に事故で死んだ幼馴染の〝くいな〟というたしぎ曹長に似た少女を思い出していた。

 

生前くいなは子供の頃とはいえゾロが1度も勝つことが出来なかった天才少女だった。しかしくいな自身が女という事にコンプレックスを抱えていた。

 

「どうせなら男に生まれたかった」と言ったくいなにゾロは「そんなの関係ねぇ」と怒鳴り、どちらが〝世界最強の剣豪になるか競走しよう〟と約束した。

 

しかしくいなが事故死した事により、、その約束が果たされることはなかった・・・。

 

 

「女が男より腕力(ちから)がないからって・・・真剣勝負で手を抜かれるのは屈辱です!!」

 

()()()()()()()()()()()()気持ちなんてあなたには分からないでしょうけど・・・私は遊びで刀を持ってる訳じゃない!!!」

 

 

シュン!つー・・・

 

 

「へ?」

 

 

一瞬の出来事にたしぎ曹長は動けなかった。気がつけばゾロは刀を抜き、自身の右頬に()()()()()()()()()・・・。

 

 

「黙って聞いていれば下らねぇ事ばかり言いやがって・・・」

 

 

ゾロはたしぎ曹長を睨みながら刀を突きつけていた。衝動的でやってしまったが死んだ幼馴染と同じ顔の女が()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「2001戦2001敗・・・俺が1()()()()()()()()()()だ」

 

 

「!?」

 

 

「鍛えれば女は男より強くなれる・・・俺はそれをガキの頃から知っている。お前が俺に負けたのはお前が弱かっただけのことだ」

 

「それを()()()()()()()()()()?こっちは()()()()()()()()()()()()()()()()()だけた」

 

「俺の率いる部隊にも女剣士がいるが今のお前よりもずっと強ぇ」

 

 

ゾロは突き付けていた刀を鞘に戻し、皆が進んだ方角へちゃんと向いた。

 

 

「テメェの性別をテメェが弱い言い訳に使うな。そう言うのは本当に弱い奴が使うもんだ」

 

「お前がそんなんじゃこっちも斬る気が出ねぇ。もし今よりもふざけた事を言いやがったら()()()()()()()()()()を付けてやるよ」

 

 

たしぎ曹長に八つ当たり気味に言い放ったゾロは仲間の元へ走って行った。

 

ゾロの剣幕に押されていたたしぎ曹長は再び腰を抜かして座り込んでしまった。

 

 

「曹長!大丈夫ですか!?」

 

 

()()()()()()()()・・・?ふざけるな・・・そんなこと1度も思っていない!!」

 

 

たしぎ曹長は顔を下げたまま悔しげに叫んだ。ゾロに言ったことはただの負け惜しみ・・・内心わかっていた。

 

あの男(ロロノア・ゾロ)は手加減をした・・・それは自分が女だから斬らなかった・・・だがあの男(ロロノア・ゾロ)は自分の顔に傷をつけた・・・。

 

いざとなったらあの男(ロロノア・ゾロ)は女でも確実に斬る・・・たしぎ曹長はその覚悟を感じていた。

 

 

(不甲斐ないっ!!!)

 

 

たしぎ曹長は少しふらつきながらも立ち上がり、ゾロが逃げた先を見つめた。

 

海賊〝 麦わらの一味〟──あの処刑台の出来事で確実に捕まえるべきと思っていたが、その決意が今のでより強くなった。

 

 

「〝麦わらの一味〟を追います!絶対にこの島から出しては行けません!!」

 

 

「「「はっ!!!」」」

 

 

たしぎ曹長は部下たちに指示を出し、自分に言い聞かせるように声を大きくあげた──標的はロロノア・ゾロただ1人。

 

たしぎ曹長はあの男(ロロノア・ゾロ)につけられた傷を拭い、名刀〝和道一文字〟の回収とリベンジを果たすと誓った。

 

 

 

 

 


 

 

side:ビルド(マカハゼ)

 

 

ハッ!「∑しまった!!場の流れでついあいつを1人にしちまった!!!」

 

 

ビルド(マカハゼ)はゾロが方向音痴だった事を忘れしまい、うっかり1人にしてしまった。

 

 

「あ〜・・・そう言えばあいつ迷子になりやすかったな」

 

 

「別にいいだろ、あんなマリモ野郎・・・」

 

 

「・・・まぁあいつもなんやかんやで目的地に着くから大丈夫か」

 

 

(・・・それでいいのかしら?)

 

 

そのうち自力で戻っくるだろうとそのままメリー号に戻ることにしたビルド(マカハゼ)たちにハニークイーンは内心引きながらも黙ってることにした。

 

 

「〝麦わらルフィ〟!!〝ベストマッチ〟マカハゼ!!」

 

ギュルルルル!!!

 

 

「ん?なんだアイツ??」

 

 

「厄介なのが来たか・・・」

 

 

後ろの方から専用マシン〝ビローアバイク〟に乗ったスモーカー大佐がビルド(マカハゼ)たちに追いついてきた。

 

 

「あれは乗車している能力者の能力を動力にして動いているのか?」

 

 

「お前誰だ!!」

 

 

「俺の名はスモーカー──〝海軍本部〟の大佐だ!お前達を海には出さん!!」

 

「〝ホワイト・アウト〟!!」

 

 

「掴まれ!!」

 

 

「「「うわぁぁ!?」」」

 

 

スモーカー大佐の左腕から出された煙を上に上昇することで躱し、ルフィとサンジはUFOに掴まり、ハニークイーンはルフィにしがみついて耐えた。

 

 

「何だアイツ!?体が煙になった!?」

 

 

「〝自然系 モクモクの実〟の煙人間!まともに戦えるのは俺だけだが今はそんな時間はない!」

 

 

「〝麦わら〟!お前の恐ろしさはあの処刑台で既にわかっている!!」

 

「お前だけは確実にここで潰す!!!」

 

 

そう言ったスモーカー大佐はさらに〝ビローアバイク〟の速度をあげようとしたその時、突然現れた外套の男がスモーカー大佐を〝ビローアバイク〟ごと蹴り飛ばした。

 

 

ドゴオォン!!!

 

「グッ!?」

 

「何者だァ!!?」

 

 

倒れた〝ビローアバイク〟から立ち上がったスモーカー大佐は邪魔をした外套の男を見て怒鳴った。

 

 

「──悪いが彼らの邪魔をしないでくれると私も助かるのでね」

 

 

そう言った外套の男のフードが風でなびかれたことで顔が露になり、スモーカー大佐は思わず目を見開いた。

 

 

「お前はっ──!!?」

 

 

なぜならその男は本来この〝東の海〟にいるはずのない()()()()だったのだから。

 

 

ドゴオォン!!!

 

 

「突風!?」

 

 

「うおぉぉぉっ!?」ゴロゴロゴロ

 

 

「お!でっけぇマリモ(ゾロ)が転がって来たぞ」

 

 

「あひゃひゃひゃっ!!」(˵¯̴͒ꇴ¯̴͒˵)

 

 

「「∑笑ってる場合かァ!!!」」

 

 

スモーカー大佐が硬直した瞬間、人が簡単に吹き飛ばせられる程の突風が吹いてきた。

 

それと同時にゾロが突風により飛ばされたせいで転がって来た所を回収し、全員でメリー号に向かった。

 

 

「クソっ!ひでぇ目にあった!!」

 

 

「それにしてもあの男は何だったんだ?」

 

 

「知らね」

 

 

「・・・・・・」

 

(間違いない・・・あの気配の主はあの男だ・・・だが何故俺たちの味方を・・・まぁいい!)

 

「俺たちの敵じゃねぇならありがたく先へ行かせてもらおう!!」

 

 

ビルド(マカハゼ)は外套の男の好意を汲み、ルフィたちとナミたちが待つ西の港へ進んだ。

 

そんな〝麦わらの一味〟に外套の男は上機嫌に見送りの言葉を告げた。

 

 

「フフフ・・・・・・行ってこい!!それがお前のやり方ならばな!!!」

 

 

「なぜお前が〝麦わらの一味〟の味方をする!!〝()()() ()()()()()〟!!!」

 

 

「男の船出を邪魔する理由がどこにある?」

 

 

スモーカー大佐にドラゴンと呼ばれ、警戒されていた外套の男は笑いながら答えた。

 

 

 

 

 


 

 

〜1時間後〜

 

 

side:メリー号

 

 

〝始まりと終わりの町〟ローグタウンから無事逃げ切り、出航した〝麦わらの一味〟は荒れ狂う嵐の海を進んでいた。

 

 

「にしてもひでぇ嵐だ!」

 

 

「あと5分島を出るのが遅かったら完全に閉じ込められてたな!」

 

 

「ナミの天才的な気象センスとジョニーたち『八咫烏』のおかげだな!」

 

 

「「「イヤイヤイヤ〜〜!!!」」」(///∇///)ゞ

 

 

「それよりみんな見て!〝導きの灯〟よ!」

 

 

「〝導きの灯〟?」

 

 

ナミが指を指す方向を見れば、そこにはポツンと一塔の灯台が灯りを照らしていた。その灯台こそが〝偉大なる航路〟の入口が近い証であった。

 

 

「行っちゃう?」

 

 

「いっ行っちゃうってお前!わざわざこんな嵐の中を「よし!〝偉大なる航路〟に船を浮かべる〝進水式〟をするか」∑いや聞けよ!!!」

 

 

怯えながら後日にしようと進言するウソップをスルーして、サンジは大きい酒樽を持ってきて人数分の木槌をみんなに配った。

 

「俺は〝オールブルー〟を見つけるために!」コトッ!

 

 

「俺は海賊王に!!」コトッ!

 

 

「世界一の大剣豪に」コトッ!

 

 

「世界一の大剣豪を支える足になる為!!」コトッ!

 

 

「「同じく!!」」コトコトッ!

 

 

「私だけの世界地図を書くために」コトッ!

 

 

「おっ俺は〝勇敢なる海の戦士〟になる為に!!」コトッ!

 

 

「わっ私はこの〝麦わらの一味〟で成り上がるために!!(そして船長の〝お気に入り〟になる為に!!)」コトッ!

 

 

「俺は俺らしく生きる為に!!」コトッ!

 

 

「行くぞォ!!〝偉大なる航路〟!!!」

 

 

ガコォン!!!

 

 

木槌を持って己の野望を宣言した10人の〝麦わらの一味〟は一斉に酒樽を叩き割り、〝導きの灯〟を通り〝偉大なる航路〟の入り口へと向かった。

 

 

 

 

〜END〜




追加設定4


〝ボトルガントレット〟

マカハゼが作った対雑兵用の武器でボトルを装填すれば仮面ライダービルドに変身した時の専用武器がガントレットに現れる。

因みに作った理由は敵の大物や幹部じゃない雑兵相手にいちいち変身してたらキリがないと思っていたか。

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