ONE PIECE  ~地球外生命体の転生者~   作:仮面ライダーハードエボル

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〝バロックワークス〟

side:町の広場

 

 

「じゅ・・・・・・10億!?」

 

 

いきなり現れて助ける代わりに法外な恩賞を要求してきたナミに王女ビビと護衛のイガラムは困惑した。

 

 

「ちょっと!?貴女いきなり何を」

 

 

「あら?私たちが助けなかったらあなた死んでたわよ」

 

「それとも一国の王女の命がそれ以下の価値っていうのかしら、護衛隊長さん?」

 

 

「!!!・・・・・・・・・!!!」

 

 

「だ・せ❤」

 

 

((きょ・・・脅迫・・・・・・!!?))

 

 

もしこの2人が自分達を見捨てれば直ぐに殺される状況・・・ナミの天使のような悪魔の笑みに王女ビビと護衛隊長イガラムは恐怖に震えていた。

 

 

「やっぱ怖ぇなーあいつ・・・・・・」ドンビキ

 

 

Mr.5ペアと対峙しながらナミの金銭交渉を見ていたルフィはドン引きしていた。

 

 

「俺たちの仕事の邪魔しといて無視とは・・・巫山戯てんのか?」

 

 

任務の邪魔をされたうえに無視して勝手に色々と盛りあがっている王女たちを見てMr.5はイラついていた。

 

 

「Mr.5、あの麦わらの男さっきまで暴れていたヤツらの船長よ」

 

「額は確か3500万ベリーの大物よ」

 

 

「〝最弱の東の海〟出の海賊にしちゃあ結構な額だな」

 

「どの道ここまで好き勝手されたんだ・・・生かす道理はねぇな」

 

 

Mr.5ペアは任務の邪魔者の排除を含めた報復のために戦闘態勢に入った。

 

 

「取り敢えずお前らをぶっ飛ばせばいいんだな」

 

 

対するルフィも専用武器〝ビートクローザー〟を構えた事で一触即発の空気になった。

 

 

「俺はボムボムの実を食った爆弾人間。俺の髪の毛から鼻糞の全てが強力な爆弾だ」

 

「俺はこの能力で遂行できなかった任務はない」

 

 

自身の能力と実力を語りながらMr.5は服の両袖をめくり始め、腕をクロスさせて爆破を起こした。

 

 

ドゴオォォン!!

 

 

「話の続きはアイツらを倒した後でじっくりと!!」

 

「とにかく今はここから離れるわよ!!!」

 

 

「はっはい!」

 

 

爆発を合図にナミは交渉を1時中断し、瀕死のイガラムを王女ビビと共に担いで離れた。

 

すると爆煙の中からMs.バレンタインが100m程まで高く飛び上がった。

 

 

「キャハハハッ!私はキロキロの実を食べて1キロから1万キロまで自在に操れる体重(ウエイト)人間!爆風でここまで飛んだ私の今の体重は1キロ!!」

 

「更に貴方に向けて体重(ウエイト)を増やして落ちればその威力は砲弾に匹敵するわ!!!」

 

 

「・・・・・・」

 

 

そう言ったMs.バレンタインは少しづつ体重を増やしてルフィに目掛けて落ちていった。

 

しかし落ちてくるMs.バレンタインを見ていたルフィは腕をMs.バレンタインに向かって伸ばし、彼女の目の前まで来た。

 

 

「なッ!」

 

 

「じゃあ落ちたまま下に向かって攻撃したらどうなるんだ?」ニシシッ!ビヨ〜〜ン

 

 

「え?」サァー

 

 

「〝ゴムゴムの突っ張り〟!!!」

 

 

「きゃあああああああ!!!」

 

 

ズシャアァァン!!!

 

ルフィに真上から攻撃を受け、自身の増えたままの体重が加算された勢いで地面深くまでめり込んでしまった。

 

 

「∑Ms.バレンタイン!?」

 

「テメェ!!〝鼻空想砲(ノーズファンシーキャノン)〟!!!」ピンッ

 

 

「そんなん効くか!!」スパンッ!

 

 

ルフィはMr.5の鼻糞砲弾を再び斬り躱し、地面に着地した。だがMr.5は既に行動を起こし、袖を捲った腕をルフィに当てに行った。

 

 

「図に乗るなよ〝麦わら〟ァ!!!」

 

 

「〝ボムラリアット〟!!!」

 

 

バゴオォン!!!

 

 

Mr.5の技を正面から受けたルフィは爆音と爆煙に包まれながら吹っ飛んだ。

 

 

「ふん!」

 

 

しかしルフィは空中で体勢を直して専用武器〝ビートクローザー〟に〝ドラゴンフルボトル〟を装填し、柄の〝グリップエンドスターター〟を引っ張った。

 

 

《ヒッパーレー!》

 

《スマッシュヒット!!》

 

 

すると〝ビートクローザー〟の刀身が蒼炎に包まれ、ルフィはMr.5に向かって走って斬撃を繰り出した。

 

 

「〝スマッシュスラッシュ〟!!!」

 

 

ズバァン!!!

 

 

「グアァァァ!!!」

 

 

蒼炎を纏った〝ビートクローザー〟に叩き斬られたMr.5は蒼炎に包まれながら建物まで吹き飛んだ。

 

 

「ウソでしょ・・・〝バロックワークス〟の〝オフィサーエージェント〟が瞬殺!!!」

 

 

「し・・・信じられん・・・・・・!!!」

 

 

「あの程度の連中はアイツらの敵じゃないわよ」

 

 

()()()()?」

 

 

王女ビビと護衛隊長イガラムは〝バロックワークス〟でも高位の幹部〝オフィサーエージェント〟のMr.5ペアを一瞬で倒したことに目を離せなかった。

 

 

「おいナミ、もう終わったのかよ?」

 

 

「早いに越したことはねぇだろ?」

 

「まぁ面倒事が増えたのは確かだが・・・」

 

 

「あら?あんた達もやっと来たのね」

 

 

ナミに声を掛けてきたのは気配を感じて急いでやって来たマカハゼ達だった。

 

 

「あなた達は・・・!?」

 

 

「今お前らとヤる気は無いから安心しなMs.ウェンズデー・・・いや・・・王女様と呼んだ方がいいのか?」

 

 

「・・・ただのビビでいいわ」

 

 

戦って敗けたばかりだからか警戒はしているが船長であるルフィに助けられた事もあって少し柔らかい対応になっていた。

 

 

「つうかナミ、お前酔い潰れてたんじゃなかったのか?」

 

 

「あのね、海賊を歓迎するこんな怪しい町で酔い潰れるわけないでしょ?」

 

「演技よ演技❤まだまだイケるわよ!」

 

 

「かなりの酒豪だなお前(汗)」

 

 

「まぁナミの姐さんはともかくルフィの兄貴は飯食い過ぎて完全に寝てたんじゃ無かったんスか?」

 

 

「ナミに叩き起された」

 

 

「カッコウたちが取り逃したやつがいるかもしれないのに1人で動くわけないでしょ?」

 

「私の護衛兼荷物持ちで起きてもらったの❤」

 

 

「そ・・・そうスか(汗)」

 

 

ナミの元海賊専門泥棒としての執念に質問したヨサクはもちろん、マカハゼやゾロたち『八咫烏』や王女ビビと護衛隊長イガラムも全員が呆れていた。

 

 

「取り敢えずそれは置いといて・・・〝バロックワークス〟や王族のあんたが潜入していた理由を聞いてもいいか?」

 

 

「ええ・・・(汗)」

 

 

 

 

 


 

 

side:マカハゼ

 

 

〝秘密犯罪会社バロックワークス〟──社長(ボス)の秘書以外の社員全員が社長(ボス)の正体を知らない秘密結社。

 

社員たちの主な仕事は諜報・暗殺・盗み・賞金稼ぎ──その全てが社長(ボス)の司令1つでで動いている。

 

 

「そんな謎だらけの社長(ボス)に何で従うのよ?」

 

 

「全ては社長(ボス)の最終目的である〝理想国家の建国〟のためです」

 

 

「なる程ねぇ・・・今この会社で手柄を上げれば後に社長(ボス)が造る〝理想国家〟の要人の地位が約束される」

 

「そしてお前らの使っていた数字のコードネームは要人としての地位であり、Mr.6ペアやルフィが倒したMr.5ペアから数字が小さいエージェントの地位がより高くより強いって訳か?」

 

 

「マカハゼ殿の言う通りです。社長(ボス)のコードネームは〝Mr.0〟!!」

 

「特にMr.6以上のエージェントの強さは異常──だったのですが・・・・・・」チラッ

 

 

「クソ・・・麦わら・・・めェ・・・・・・」プスプス

 

 

「私たち・・・〝オフィサーエージェント〟を・・・よくも・・・・・・!!」ボロッ

 

 

イガラムの目線の先にはルフィに敗北し、ジョニー達に拘束されたMr.5とMs.バレンタインがゾロの監視の元に睨んでいた。

 

ルフィにズタボロにやられて尚も睨み続けるのは流石は殺しのプロである。

 

 

「まさかMr.5ペアを1人で倒すとは思いませんでした(汗)」

 

 

「何せウチの船長は海賊王になる男だからな。この程度のヤツらは倒せて当然だ」

 

 

「はァ・・・・・・」

 

 

ドヤ顔で当然と語るマカハゼにイガラムはそれ以上は何も言わなかった。

 

 

「それじゃあ次の本題に入るか・・・何故王女とその護衛が〝バロックワークス〟のスパイとしていたのか・・・」

 

 

「そして恩賞の10億ベリーもね❤」

 

 

「お前はホントいい加減に自重しろよナミ」( º言º)

 

 

(悪い人たちじゃないんだろうけど・・・(汗))

 

 

 

 

 


 

 

side:???

 

 

「ふふ。Mr.5ペアはヤられたようね・・・」

 

 

ウイスキーピークから少し離れた海に亀が引く船に1人の美女がいた。

 

 

「さて・・・王女様たちは生きていられるのかしら?」

 

「私たち〝バロックワークス〟の追ってから?」

 

 

また1つ・・・新しい悪意の影がルフィ達に近付いて来ていた・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

〜END〜

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