ONE PIECE  ~地球外生命体の転生者~   作:仮面ライダーハードエボル

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(トラップ)

ドゴォン!!!

 

 

「互いにそろそろ故郷が恋しいな、ドリー!!」ゼェ・・・ゼェ・・・

 

 

「だから俺がお前をブチのめしてエルバフへ帰るんだよ!!!ブロギーよ!!!」ハァ・・・ハァ・・・

 

 

ドリーがその言葉を交わした直後に長剣の刺突を放ったがブロギーはそれを飛んでかわし、その勢いのまま戦斧をドリーに振りかざした。

 

ドリーの頭に当たったのを見てナミとミキータは思わず声を出して目を瞑った。しかしドリーは戦斧を自身の兜でギリギリ受け止めて跳ね返した。

 

 

ボギィッ!!

 

 

「「あっ!」」

 

 

「ンあァ!!!」ガン!!

 

 

「カ・・・カ・・・!!兜で()()()()!?あと数cm受け違えたら1発即死だぞ!!!」ゾゾゾ〜〜ッ!!

 

「な・・・なんちゅう戦いだ・・・!!お互いの全攻撃が急所狙いの一撃必殺・・・・・・!!!」

 

 

「こ・・・こんな殺し合いを100年も・・・!!?」

 

 

「尋常じゃない・・・異常よ・・・・・・!!!」

 

 

一連の流れを見ていた3人はは背筋が凍り、未だに続く決闘を呆然と眺めていた。

 

 

「でもよかった・・・!今のうちに逃げれる!!!」

 

 

「確かにここにいるよりはマシね!!ほら長鼻!早く行くわよ!!!」

 

 

「・・・・・・すげェ・・・・・・!」

 

「∑ちょっと!!?」

 

 

ウソップはブロギーが決闘の理由を忘れたと豪快に笑ったのを思い出し、震えていた。

 

 

「理由もねェのに・・・こんな戦いを・・・!!!」

 

 

「傍迷惑なケンカよね・・・」

 

 

「バカ野郎!!これが男の真の戦いってもんなんだよ!!!」

 

 

「?何よそれ??」

 

 

ウソップの言っている意味がわからないナミとミキータは眉をひそめたがウソップはそれに見向きもせずに語り出した。

 

 

「例えるならあの2人は・・・自分の胸に〝戦士〟という1本の旗をかがげている・・・それは命よりも大切な旗なんだ!!それを決して折られたくねェ・・・・・・!!!だからその旗を守る為に今まで100年間も戦い続けてきたんだ」

 

「分かるか!!?これは紛れもなく〝戦士達〟の・・・〝誇り高き決闘〟なんだよ!!!」

 

 

「いや、戦士じゃない私達にそんな事言われても・・・(汗)」

 

 

「ミキータの言う通りよ・・・ホラ!早く逃げるわよ!」

 

 

「俺はもう少し見てる!!」

 

「正にこれなんだ!!!俺のなりたい〝勇敢なる海の戦士〟ってのは!!!」

 

「俺は・・・こういう誇り高い男になりてェ!!!」

 

 

「「・・・・・・」」

 

「ふーん・・・あんた巨人になりたいの?」

 

 

「キャハハハ。男って本当に分からないわね」

 

 

「∑お前達は何を聞いてたんだよ!!!」だんだんっ!

 

 

呆れながら座るナミとミキータにウソップはキレながら地団駄を踏んだ。少し落ち着いたウソップは2人の決闘を見守り始めた。

 

 

「・・・こんな戦士達が暮らす村があるんなら・・・俺はいつか行ってみてェなァ・・・!!!」

 

 

 

 

 


side:ルフィ

 

 

「100年間・・・ただ誇りのために戦う・・・俺には理解出来ねェ生き方だ」

 

 

「ある意味これが人間と巨人族の差って言うのかしら・・・?」

 

 

突如始まった2人の巨人の決闘を見ていたジェムとハニークイーンは思わずそう呟いた。特にハニークイーンはルフィと同じ〝東の海〟から来た故にその驚きは当然だった。

 

 

「でも何の意味も無い殺し合いを続けるのは「余計な事を言うなよ、ビビ」ルフィさん・・・?」

 

 

ビビは2人の決闘を止めさせるべきだと意見を上げたがルフィがそれを遮った。

 

倒れていたルフィは起き上がって真剣な顔で2人の決闘を見届け始めた。

 

 

「これは巨人のおっさん達の決闘(たたかい)だ!俺達が邪魔していい訳ねェだろ」

 

 

「!」

 

(よそ者の私達が止めるのは筋違い・・・そういうことなの・・・?)

 

 

ルフィの最もな正論にビビも黙り、ルフィ達と一緒に2人の決闘を見守ることにした。

 

 

 

 

 


side:第三者視点

 

 

ガヒュッ!

 

「ヌウッ!!」
「クウッ!!」

 

ザザッ!!!

 

 

2人の巨人が決闘を始めて約5分・・・互いの攻撃を紙一重でかわし、同時に倒れてしまった。

 

 

「このォ!!!」

 

 

「まだまだァ!!!」

 

 

カチン!

 

 

しかし2人はもう一度立ち上がろうとして手を着いた。その直後、ドリーの手を着いた地面が突然スイッチのように陥没して左腕が沈み、ブロギーも同じく地面がスイッチのように1部凹んだと同時にブロギーの真下からデカい石柱が飛び出してその巨体をひっくり返した。

 

 

「ウオォッ!?」

 

 

「ゴガァッ!?」

 

 

「!!!?」×7

 

 

思わぬ出来事に決闘を見ていたルフィ達やナミ達は目を見開き、ドリーは左腕が沈んだことで困惑し、ブロギーは衝撃で仰向けに倒れてしまった。

 

 

「なっ!?」

 

 

「どういう事!?なんで地面からあんなでかい石柱が!!?」

 

 

「ドリーさんの方は地面に腕が沈んじゃったわ!!」

 

 

「ブロギー師匠!!!」

 

 

「ちょっとどう言うことなの!?何であんなデカい石柱が地面か・・・あっ!!」

 

 

──この島には俺たち以外にも6()()いるみたいだから気を付けろよ

 

 

それぞれが疑問を口にする中、ナミはマカハゼが別れる前に忠告をしていた事を思い出した。

 

 

「そ・・・そう言えばマカハゼがこの島に6人いるって言ってたような・・・」

 

 

「∑たっ確かに言ってた!!!」ガボーン!!

 

 

リトルガーデンにいる6人・・・そのうち2人はドリーとブロギーというのは分かっているがナミ達は2人のインパクトがデカすぎて残りの4人をすっかり忘れていた。

 

そんな中ミキータはブロギーの真下から出てきた石柱を見て何かを思い出していた。

 

 

「あの石柱・・・あんなタイミングで・・・まさか・・・っ!!!」

 

 

そう呟いたミキータは突然ブロギー達のいる決闘へ走り出した。ミキータの行動に呆気に取られたナミとウソップも数瞬して後に続いた。

 

 

「ちょっとミキータ!!どこ行くのよ!!?」

 

 

「オオイ、置いて行くなァ〜〜っ!!!」

 

 

「追っ手が来てるのよ!!それも厄介なオフィサーエージェントが!!!」

 

 

「「∑エェ〜〜っ!!!」」

 

 

 

 

 


side:決闘場

 

「プッフハハハハハハハっ!!!」

 

「いやぁ申し訳ないガネ・・・私たちの任務のついでに君達の()()()()()の邪魔をしてしまって・・・!!!」

 

 

謎の事象で倒れたドリーとブロギーのいる決闘場にMr.3が2人を嘲笑いながらMs.ゴールデンウィークと悠々と現れた。

 

それを見た2人の巨人は原因がこの2人にあると確信し、鬼の形相で睨みつけた。

 

 

「貴様らの仕業か・・・何者だァ!!?」ギロッ!!

 

 

「我らの決闘を汚すとは・・・万死に値するぞ!!!」ギロッ!!

 

 

100年続けてきた神聖な決闘・・・それをこんな形で邪魔され、あまつさえ侮辱された2人は目の前の元凶を潰そうと立ち上がろうとしたがMr.3は落ち着いていた。

 

なぜならドリーとブロギーは既にMr.3の術中に嵌ってしまっていた。

 

 

「おぉ怖い怖いッ!申し遅れたが私はMr.3・・・コードネームで失礼・・・私はただの〝造形美術家〟だガネ」

 

「そしてこちらは私の助手を務める〝写実画家〟、Ms.ゴールデンウィークだ」

 

「なお・・・君たちは既に私に捕らえられている・・・!!!」

 

 

ガチッ

 

 

「「!!?」」

 

 

気づけばドリーは嵌った穴から溢れ出てきた白い流動体に残りの手足を、ブロギーは四肢と同時に腰と両肩を拘束されてしまった。

 

いきなり拘束された事により動けなくなったドリーとブロギーは怒りに震えながらMr.3ペアを睨みつけることしか出来なく、Mr.3はそれを愉快そうに眺めていた。

 

 

「悪魔の実の能力・・・!!!」

 

 

「貴様・・・何が目的だッ!!!」

 

 

「んん?言っただろ?私は〝造形美術家〟・・・」

 

 

「芸術作品を作る事が仕事だガネ・・・」

 

 

 

 

 


side:ルフィ

 

 

ガンっ!!!

 

 

「!」×3

 

 

「フゥー・・・フゥー・・・!!!」

 

 

「ル・・・ルフィさん・・・?」

 

 

2人の巨人の決闘中に突然起こった謎の現象に一瞬思考が停止し、暫くして復活したビビ達はまだ混乱していたが突如ルフィが巨大な岩山を叩きつけた。

 

 

「・・・おっさん達の所へ行くぞ」

 

 

「船長・・・?」

 

 

「この島・・・俺たち以外にも誰かいるぞ!!」

 

 

「まさか・・・バロックワークスの追っ手がもう!?」

 

 

「あの石柱・・・まさか奴らが!!」

 

 

「ちょっと待って!!あのカルガモが何処にもいないんだけど!!?」

 

 

「え!?」

 

 

ハニークイーンがカルーの不在に気付き、ビビは指笛を鳴らしたりして何度も呼んだが一向に来る気配がなかった。

 

 

「カルー!!」ピィーッ

 

 

「クソっ!あの鳥〝赤鬼〟達の激突に怯えてどっかに「その通りだ」ッ!?」

 

 

Mr.5のセリフを遮るようにMr.6ペアがボコボコにしたカルーを引きずってやって来た。

 

Mr.6は引きずって来たカルーをビビの元へ投げ飛ばし、侮辱する様にジェムを嘲笑っていた。

「最も裏切り者であるお前らもこの鳥と同じようになるんだがな」

 

 

「カルーっ!!!」

 

 

「ク・・・クェェ・・・」ピクピクッ

 

 

「全く・・・アンタらがどんな秘密を知ったのかは知らないけど、組織を裏切った代償は高くつくぜ?」

 

 

「やはりお前らだったか・・・Mr.6!!Ms.マザーズデー!!」

 

 

ジェムは出て来た2人を警戒しながらハニークイーンと共にビビの前に出た。

 

 

「オイオイ・・・任務をしくじったとはいえ殺しのターゲットを守るなんて何考えてんだ?」

 

 

「ボスの何かの秘密を知りさえしなきゃあもう一度チャンスがあったかもしれないのにねぇ?」

 

 

元エージェントのジェムにMr.6とMs.マザーズデーが挑発する様に言うがそれを無視してビビが抗議した。

 

 

「何故あんた達が・・・カルーには関係ないじゃない!!!」

 

 

「確かにこいつは関係ないが・・・慌てて俺たちの方に逃げて来たこいつの運が悪かっただけだ」

 

 

「でも丁度良かったからそいつを使って王女(あんた)を呼んでもらおうとしてたんだけど全く呼ぼうとしなかったのよ」

 

 

「任務の成功率をなるべく上げたかったんだがこうなった以上仕方ないからここまで連れて来たんだよ」

 

「まぁ元々王女(おまえ)愛鳥使わなくても連れ去るくらいわけねぇんだけどな」

 

 

「!!!」ギリッ!

 

 

Mr.6の言い草に堪忍袋の緒が切れそうになったビビだがルフィがそれよりも早く前に出た。

 

 

「おい」

 

 

「ん?」

 

 

「Ms.マザーズデー、こいつは裏切り者たちを匿っている海賊〝麦わらの一味〟の船長で懸賞金3500万ベリーの首だ」

 

 

「あぁ、あいつが例の?」

 

 

「お前らがおっさん達の決闘を邪魔したんだな?」コキッ

 

 

ルフィはMr.6ペアを見ながら手の指を鳴らし、何時でも突っ込む状態でいた。Mr.6はルフィの問にそうだと返すとルフィは駆け出したが、ジェムは慌ててルフィを静止しようとした。

 

 

「だとしたら何だ?」

 

 

「ぶっ飛ばす!!!」

 

 

「待て麦わらァ!そいつら・・・特にMr.6には迂闊に手を出すなァ!!!」

 

 

しかしジェムの制止は間に合わずルフィは拳を振り下ろしたがMr.6とMs.マザーズデーは躱した。

 

 

「猪突猛進・・・正に獣のような奴だな・・・」

 

「俺が最も殺りやすいタイプだ・・・」

 

 

カチンッ!

 

ガブッ!

 

 

「∑イっ・・・テェ〜〜ッ!!!」

 

 

「∑船長!!?」

「∑ルフィさんッ!!?」

 

 

Mr.6が避けた地面にルフィの拳が当たった瞬間、スイッチを押した様な音が響いたと同時にトラバサミがその拳に噛み付いた。

 

 

「おっと気をつけろよ?お前の足元にも仕掛けてあるからな」

 

 

カチンッ!

 

バクンッ!

 

 

「ウベェッ!!?」

 

 

「〝ケロパックン〟・・・頭と首以外の肉体を拘束する(トラップ)だ・・・」

 

 

ルフィの足元から再びスイッチの音が響き、蛙のような大口の顔の石象が現れてルフィの首から下を喰わえて拘束した。

 

 

「どういう事!?あそこは私達も通ったけど何も起きなかったわよ!!?」

 

 

「そりゃそうだ・・・アレは奴が()()()()()なんだからな・・・!」

 

 

「へ・・・今作ったって・・・?」

 

 

「Mr.5の言った通りよ・・・Mr.6はどれだけ敵の有利な場所であろうと必ず不利になる罠を作れる能力者・・・ワナワナの実の〝(トラップ)人間〟!」

 

「接近戦で戦ったら勝つのは難しいけど遠距離で対処すれば勝てるわ!!」

 

 

「それを補うた為にあたしがペアになってんだよ」

 

 

「「!?」」

 

 

Mr.6の能力をざっと語ったビビは懐にしまっていた銃を取り出して応戦しようと構えたがMr.6と同時に攻撃を躱していたMs.マザーズデーが自身の姿を変えながらビビとハニークイーンの頭上から襲ってきた。

 

 

「ボケっとするな!!!」ドカッ!!!

 

 

「「キャアッ!!?」」

 

 

「〝コングダンク〟!!!」ドゴォン!!!

 

 

「が・・・ッ」メキッ

 

 

「Mr.5!!」

「ジェム!!」

 

 

Ms.マザーズデーの奇襲に気づいたジェムは咄嗟に2人を蹴飛ばす形で逃がした事で攻撃を変わりに受けてしまい、地面にめり込んでしまった。

 

そのジェムを潰したMs.マザーズデーの姿は完全に3m近い巨体のゴリラの姿だった。

 

 

「何だありゃァ!デケェゴリラ!!?」

 

 

「あたしは動物(ゾオン)系・ゴリゴリの実を食べた〝ゴリラ人間〟!動物(ゾオン)系特有の野生のパワーで獲物を追い詰め、(トラップ)に嵌めるのがあたしの役目さ」

 

「しっかしまさかMr.5が王女の身代わりになるとわねェ・・・まぁ元々殺す予定だったし結果オーライか」ペッ ( 'з' )

 

 

「ッ!!!」

 

「それ以上Mr.5を侮辱するんじゃないわよ!!!」

 

 

そう言ってMs.マザーズデーは倒したジェムに唾を吐き捨てたのを見たビビはカルーの時と同じ怒りを覚えていた。

 

 

「何キレてんだい?て言うかコイツもあんたを殺そうとしてたのに随分仲が良くなったみたいだね?」

 

 

「私のせいでMr.5達が追われる事になったのよ!!情くらい湧くわ!!!」

 

 

「待ってビビ!迂闊に近づいちゃアイツらの思うつぼに」カチンッ!

 

ズボッ

「∑キャァァァァァッ!!!」

 

 

「ハニーさん!!?」

 

 

「あーあー落とし穴に引っかかったな・・・それも底が深いタイプの」

 

 

「舐めるなァ!!」

 

「〝孔雀(クジャッキー)スラッシャー〟!!!」

 

 

1人になってしまったビビは専用武器の〝孔雀スラッシャー〟を取りだしMr.6に突っ込んで行ったが獣型になったMs.マザーズデーに捕まってしまった。

 

 

「まぁ落ちつきなよ」ガシッ

 

 

「ゔッ!!」

 

 

「俺達はお前を()()殺さねェよ・・・!!たださらいに来ただけだ・・・Mr.3に頼まれてな」

 

 

「Mr.3・・・!!〝ドルドルの実〟の男・・・あいつまでこの島に!!!」

 

 

「そうだ・・・奴は体から()()を絞り出して操ることの出来る蝋燭(キャンドル)人間・・・今はあの巨人共を蝋人形に変える為の準備中だ」

 

 

「!!?」

 

 

Mr.6の話を聞いたルフィは顔が怒りに染まりMr.6ペアを殴り飛ばそうと〝ケロパックン〟から抜け出そうと足掻き出した。

 

 

「巫山戯るなァーーッ!!!」

 

「フギギギギギッ!!!」ビキッビキキッ!!!

 

 

「∑なッ!!!?」(⊙⊙)!!

 

 

ルフィが足掻き始めたことで石像に罅が入った事で流石のMr.6も冷や汗を流し始めた。

 

「オイオイ・・・頭以外を拘束されてんのになんてパワーしてんだよ・・・ッ!!3500万の実力はダテじゃないってわけか・・・」

 

 

ルフィの実力の一端を垣間見たMr.6は茂みまで下がり、持って来ていたバズーカ砲をルフィに標準を合わせた。

 

 

「念の為こいつを持ってきて正解だったな・・・」ガチャッ

 

 

「ウガァァァァァッ!!!」

 

 

「くたばれ・・・」

 

 

ドカァァン!!

 

ドゴォン!!ボガァン!!

 

 

「ルフィさァんッ!!!」

 

 

「・・・・・・・・・」カクッ・・・

 

 

Mr.6の砲撃を動けない状態で顔面からまともに受けてしまったルフィは気を失ってしまった。

 

 

「危なかった・・・あのガキ、マジで〝ケロパックン〟をぶっ壊す勢いだったぞ・・・!!」

 

 

「何気に強そうな奴だったな・・・あたしが潰してやりたかったよ」

 

 

「そんなのは時間の無駄だ・・・緑髪の剣士にポニーテールの女も捕まえてんだからさっさと連れて行くぞ」

 

 

「!」

 

(Mr.ブシドーとカッコウさんまで・・・!!)

 

「Mr.5・・・!!ハニーさん・・・!!カルー・・・!!ルフィさん・・・ッ!!!」

 

 

獣型のままのMs.マザーズデー握られたまま抵抗できないビビは悲痛の顔をして倒れたルフィ達を見る事しか出来なかった・・・。

 

 

「・・・・・・・・・!!!」フイッ

 

 

 

 

 


side:ドリーの家

 

 

「・・・・・・・・・」ピクッ

 

 

Mr.6ペアがビビを連行して数分・・・Mr.6の〝ケロパックン〟に拘束されて気を失っていたルフィが目を覚ました。

 

 

()()()・・・・・・」

 

 

ピクッ

「・・・ぁぁ・・・?」

 

 

ルフィが自分につけたあだ名に反応したジェムは地面にめり込んだまま何とか反応した。

 

 

「動けるか・・・?」

 

 

「埋まっちまってるが・・・問題ねェ・・・!!」

 

 

ジェムが返事をした後、ハニークイーンが落ちた落とし穴からピンクの液体が勢いよく飛び出した。その液体はハニークイーンが変化した姿であり、すぐに元の人型に戻った。

 

 

「ハァ・・・ハァ・・・あの落とし穴・・・深すぎよ・・・!!!」

 

 

「ハニークイーン・・・」

 

 

「∑あ、船長!!!」

 

 

「あいつら・・・許せるか?」

 

 

「全く許せないわよ!!!」

 

 

「右に・・・同じだ・・・!!!」

 

 

ハニークイーンとジェムはルフィのといに即答した。ハニークイーンは仲良くなった女友達を拐われたが故に・・・ジェムは元エージェントとしてのプライド故に・・・ルフィは知り合ったばかりとはいえ友人の男の決闘を邪魔した事と仲間を拐われた事に怒り心頭だった。

 

そんな3人から少し離れていたカルーも目を覚まし、地面に埋まったジェムをクチバシで掘り出した。

 

 

ザクっ!ザクっ!ザクっ!

 

 

「お前・・・悔しいのか・・・!!!」

 

 

「クエェェェっ!!!」

 

 

「いいのか・・・俺は元々お前の主を殺そうとしてた男だぞ・・・?」

 

 

「あなたはさっき私達を庇ってくれたでしょ?それが薄らと見えてたんでしょ」

 

 

「クエェェェ!!」

 

 

「そうか・・・」

 

 

「私もやるわ。一緒にやった方が早いし」

 

 

ハニークイーンはジェムを掘り出すカルーを見て手伝いだした。それを見ていたルフィは自信を拘束している〝ケロパックン〟を無理矢理破壊して脱出した。

 

 

「ウガアァァァァァっ!!!」

 

 

バガアァァァンッ!!!

 

 

「よし・・・!!じゃあ4人で行くかっ!!!あいつらを叩き潰しに・・・・・・!!!」

 

 

ルフィが拘束から抜け出したタイミングでジェムも掘り出され、カルーを含めた3人はルフィの後ろにたった。

 

ルフィ達の目には強い光が宿り、その顔は不屈の闘志に満ちていた。

 

 

 

 

 

〜END〜

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