ONE PIECE  ~地球外生命体の転生者~   作:仮面ライダーハードエボル

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2対2

ゾロ達に意志を託されたルフィは不敵に笑い、バロックワークスのエージェント達を睨んでいた。

 

 

「なんだか知らねェけど・・・壊すぞ()()!!」

 

 

「分かったわ、ルフィ船長!!!」

 

 

「クェェッ!!!」

 

 

()()はそう簡単には壊れねェ・・・俺が何とか壊してやる!!」

 

 

ゾロ達に意思を託されたルフィは拳を構え、ハニークイーンはカルーに騎乗し、ジェムは鼻をほじって戦闘態勢に入った。

 

それを見たゾロは〝和道一文字〟を掲げてポーズをとった。ゾロの突然の奇行にカッコウは冷めた目で見ていた。

 

 

「何やってんの、兄ぃ・・・?」

 

 

「固まるんならこのポーズがいい」

 

 

「うん、ウチは絶対やんないッ!」

 

 

「そんな、ふざけている場合じゃ・・・・・・!!」

 

 

「第一、ルフィの兄貴達が来てるのに気づいてたでしょ!?」

 

 

「さぁな・・・」

 

 

「∑絶対気づいてたよこの人!!しかもそれをわかってた上で足斬るってバカなの!?そして足を斬ったウチも大バカだよ!!!」

 

 

「うるせぇな・・・」

 

 

「・・・・・・」

 

 

ルフィ達が来てから調子を取り戻したカッコウは足を斬ったゾロを怒鳴りながら同じ事をした自分にツッコミを入れた。

 

そして命の危機だというのに未だにバカ話をしているゾロ達を見ながらMs.ゴールデンウィークはせんべえを齧りながらお茶をすすっていた。

 

 

「Mr.3、あの人達緊張感がないわ」パリッ

 

 

「君にだけは言われたくないと思うぞ、Ms.ゴールデンウィーク(汗)」

 

 

全くやる気を感じない相棒に冷汗をかきながらMr.3は不愉快な顔をしていた。

 

あの麦わら帽子の登場でせっかく恐怖に染まっていた者が希望に満ちた顔をし始めたからだ。その上、組織を裏切った元同僚までもが自分の芸術の邪魔を手助けをする始末。

 

Mr.3にとってこれ以上不愉快なことは無かった。

 

 

「どうやら我らはナメきられているようだガネ、実に不愉快だ。その上君まで私を愚弄するか、()、Mr.5?」

 

 

「はっ・・・そもそも俺がこいつらといるのはそこの姫さんのせいでもあるがな」

 

 

「うっ!」グサッ

 

 

「それにあんたに比べたらこいつらの方が恐ろしい分頼もしいぜ」

 

 

「ふん、そこまで頼もしい男にはとうてい見えんガネ」

 

 

「どきな、Mr.3・・・」

 

 

そう言って人型から獣型になったゴリラ(Ms.マザーズデー)Mr.3を押しのけて前に出た。

 

 

「あたしがやるよ・・・正直戦いたくてうずうずしてたんだよねェ」

 

 

「油断するなよ、Ms.マザーズデー」

 

 

「ふん・・・」

 

 

Mr.6に忠告を受けたゴリラ(Ms.マザーズデー)は余裕の態度で進み、ルフィの前に立った。

 

 

「〝麦わらのルフィ〟・・・あんたが〝東の海〟で名のあげた海賊でも関係ないよ。あたしは任務と趣味でターゲットを潰すだけだ」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「だから頼むからよ・・・簡単に倒れないでよね!!!」

 

 

そう語ったゴリラ(Ms.マザーズデー)は右腕を振りかぶり、ルフィに殴りつけた。しかしルフィも右腕を振りかぶり、ゴリラ(Ms.マザーズデー)に殴り返した。

 

 

「!!」

 

(こいつ・・・!?)

 

 

「ラァッ!!!」

 

 

ドゴォンッ!!!

 

 

衝突して1時拮抗した互いの拳はルフィが押し勝ち、ゴリラ(Ms.マザーズデー)はMr.3達の後ろまで吹き飛ばされた。

 

 

「邪魔」ドン!!!

 

 

「なッ!!?」

 

 

一連の流れを見ていたMr.3はゴリラ(Ms.マザーズデー)が飛ばされたのを見て、流石に顔色を変えた。

 

それを合図にジェムは〝キャンドルサービス〟に〝鼻空想砲〟を浴びせ初め、ハニークイーンはカルーと共にMr.6とMs.ゴールデンウィークの周りを警戒しながら走り出した。

 

 

「いいか!!さっきも言ったがMr.6の(トラップ)とMs.ゴールデンウィークの()()()にも気をつけろ!!!」

 

 

「言われなくても!!」

 

 

「クェェ!!!」

 

 

「おのれ、裏切り者がァ!!〝キャンドルロック〟!!!」

 

 

自分たちの能力を喋ったらしい元同僚のジェムが〝キャンドルサービス〟を壊し始めたのを見て怒ったMr.3がジェムを拘束しようと蝋を繰り出した。

 

しかしそれより早くルフィが腕を伸ばして庇った事で蝋の拘束はルフィの右手を固めた。それを見たルフィは悪い顔をしてMr.3を見た。

 

 

「しっしっしっし!!()()もーらい!!!」

 

 

「!?」

 

 

「〝ゴムゴムのォ〟!!」

 

 

「∑しまった・・・〝キャンドル(ウォール)〟!!!」

 

 

ルフィの悪い顔の後の行動を見て意味を察したMr.3は、急いで即席の防御癖を作った。

 

 

「〝トンカチ〟ィ!!!」ガキィン!!!

 

 

間一髪で間に合ったMr.3は思わず胸を撫で下ろした。しかし、ルフィのゴムの弾性力とMr.3の鉄の硬度の蝋が合わさった破壊力により〝キャンドル壁〟が壊れ、顕になったルフィの拳で吹っ飛ばされた。

 

 

ビキビキビキ・・・

 

 

ドッカァン!!!

 

 

「・・・・・・・・・・・・!!!」

 

 

「∑Mr.3!!?」

 

(バカな・・・Ms.マザーズデーに続いてMr.3まで殴り飛ばされただと!?)

 

 

「スキあり!!〝トロ鞭〟!!!」

 

 

「ウオっ!?このアマァ!!!」

 

 

ハニークイーンは油断していたMr.6を狙い、トロトロの鞭を振るった。しかしMr.6はそれを避けて持っていた銃を彼女に撃った。

 

しかし銃弾は彼女をすり抜けるだけで全くダメージを受けた様子はなかった。

 

 

「そんな攻撃、通じないわよ!!!」

 

 

自然(ロギア)系の能力者か!メンドくせェ・・・!!」

 

(あの女が落し穴から出てこれたのも能力のおかげか!!近づいてくれればスグに片がつくのに・・・!!!)

 

 

(近過ぎず遠過ぎずの範囲攻撃・・・マカハゼに教えてもらった通りにやれば最悪、負けはしない!!)

 

(それにしてもMs.ゴールデンウィーク・・・だっけ、全く動く気配がない?まさかもう()()()()使()()()()?)

 

 

ハニークイーンはMr.6に牽制攻撃をしながら未だに動かないMs.ゴールデンウィークを警戒していた。

 

そしてMr.3の〝キャンドルサービス〟のカボチャ部分を破壊することに成功し、〝蝋の霧〟の散布が止まった。

 

しかし、〝鼻空想砲〟を連続で撃ち続けるために鼻をほじりすぎた事で、鼻血が両穴から大量に出て来てしまった。

 

 

「〝蝋の霧〟が・・・止まった・・・・・・!」

 

 

「でも・・・もう体がピクリとも動かないわ」

 

 

「だから言ったろ?ポーズとっとけって」

 

 

「絶対とらない!」

 

 

「余裕かあいつら・・・〝麦わら〟!あとは土台をぶっ壊すだけだ!!手を貸せぇ!!!」

 

 

まだ流れ出て来る鼻血を右手で押えながらジェムはルフィに呼びかけた。しかし、ルフィからの答えは信じ難いものだった。

 

 

「いやだ」

 

 

「∑はァッ!!!」

 

 

まさかの拒絶。しかし、ルフィ本人は何故か困惑と焦燥の顔をしていた。その様子にジェムとビビはすぐにMs.ゴールデンウィークの仕業だと理解した。

 

 

「おいルフィ!!バカやってる場合じゃないんだぞ!!!」

 

 

「ルフィさん、お願い!!!」

 

 

「どうしよう、俺、お前ら助けたくねェ・・・」

 

 

「まさか・・・!!」

 

 

「〝カラーズトラップ〟『裏切りの黒』」パリッ

 

「駄目じゃない。Ms.マザーズデーを殴ったりMr.3の〝キャンドルサービス〟を壊しちゃったり」

 

 

「くそ!!もう仕掛けてやがったか・・・!!!」

 

 

「あなたの仕業ね!!Mr.ゴールデンウィーク!!!」

 

 

ルフィの異常にジェムとビビはすぐ気付き、よく分かってないゾロとカッコウは困惑した。

 

 

「どういう事!!一体何が起きたの!?」

 

 

「彼女は感情の色さえも現実(リアル)に作り出す『写実画家』。彼女の洗練された色彩のイメージは人のここを伝って、暗示をかける」

 

 

「暗示だと!?そりゃまずい・・・・・・!!暗示だの催眠だのって類の力はあの単純バカには必要以上に効いちまうんだ!!!」

 

 

ゾロの解説を聞いたジェムはルフィを解放すべく、急いで拳を地面に叩きつけた。

 

 

「ちゃんと説明しただろうが、〝麦わらァ〟!!」

 

「〝爆掌拳(ばくしょうけん)〟!!!」

 

 

自身のパンチとボムボムの能力による威力で周囲の地面を割させ、ルフィの足下のマークを破壊した。

 

 

「はっ?な・・・なんか俺今変だった・・・!!よし、お前ら今助けるぞ!!!」

 

「ぶわっはっはっはっはっはっは!!()()()()()()笑っとくか!!!あっはっはっはっはっはっは!!!」

 

 

「∑あらァァァァァッ!!?」ズザァァッ!!!

 

 

「「「今度はなんだァ!!!」」」Σ(゚ロ゚;)

 

 

やっと開放されたと思ったら今度はバカ笑いをし始めた事でジェムは大きく滑り、ゾロ達は今度は何事かと叫んだ。

 

爆笑して転げるルフィをよく見れば、その背中にさっきの黒とは違う黄色のマークが描かれていた。

 

 

「〝カラーズトラップ〟『笑いの黄色』。せっかくのマークを壊しちゃダメじゃない」

 

 

「邪魔をするな、Ms.ゴールデンウィーク!!!」

 

 

「邪魔をしてるのはあなたでしょ、Mr.5。Mr.3が直しに戻ってくるまで大人しくしてて貰うわね」

 

 

そう言ってMs.ゴールデンウィークは新たな絵の具を使ってジェムを黙らせようと作成していた。

 

故にMs.ゴールデンウィークは全く気付けなかった。後ろから迫り来る赤黒い蛇に・・・。

 

 

チョンチョン

「戻ったの、Mr.3?」クル

 

 

『お〜ま〜え〜がァ〜〜!!!』

 

 

「∑キャァァァァァァァァ!!!!!!」

 

 

ドサッ

 

 

『後ろから脅かした位で気絶か・・・肝がちいせぇガキだな』

 

 

「マカハゼェ!!!」

 

 

「∑え、マカハゼさん!?」

 

 

「∑えっ!あれマカハゼの兄貴なの!?」

 

 

Ms.ゴールデンウィークを気絶させたのは〝ブラットスターク〟に変身したマカハゼだった。それを知らないビビとカッコウは驚いていた。

 

そして来たばかりのマカハゼはとりあえず笑いっぱなしのルフィを黙らせる為に1発入れた。

 

 

「あっはっはっはっはっは『いやうるせぇよ』ハブッ!!!」

 

 

「∑はっ!おっおい、〝ベストマッチ〟!!〝麦わら〟はその服のマークのせいでおかしくなってんだ!!早くその服のマークを破り捨てろォ!!!」

 

 

「あぁ、そういうこと?」

 

 

それを聞いたマカハゼは即座にルフィの服のマーク部分だけを破った。それと同時に絵の具の呪縛から開放されたルフィは笑いすぎて乱れた呼吸を整えてブラットスターク(マカハゼ)の方を向いた。

 

 

「ハァ・・・ハァ・・・俺、またおかしくなってた・・・!!わりィマカハゼ、助かった!!!」

 

 

『いいってことよ』

 

 

「それより〝ベストマッチ〟。よく此処が分かったな?」

 

 

『あれだけ爆音が響きまくれば誰でも気づくわ。それに〝()〟がだいぶ集中していたからな』

 

 

「〝声〟?」

 

 

一方でハニークイーンと戦っていたMr.6はMs.ゴールデンウィークもやられた事で更に焦りだした。それを見逃さなかったハニークイーンは即座に能力で捕らえた。

 

 

(クソ、Ms.ゴールデンウィークまでやられたのか・・・!!)チラッ

 

 

「〝ダブルトロ鞭〟!!!」ベチャッ!

 

 

「ぬおッ!!?」

 

 

「コレで銃もお得意の(トラップ)も使えないでしょ!!?」

 

 

「く・・・クソォ・・・!!!」

 

 

Mr.6は何とか抜け出そうと足掻くがトロトロが隙間まで 埋まっている為、どうにもならなかった。

 

それをハニークイーンは能力で空高く持ち上げ、ルフィの所に投げ飛ばした。

 

「〝搗ち上げ〟!!」

 

 

「ウオォォォッ!!!?」

 

 

「ルフィ船長!!お願いします!!!」

 

 

「おう!!!」

 

 

「そーれっ!!!」

 

 

「あぁぁァァァァァァッ!!!」

 

 

「〝ゴムゴムのォ〟!!」

 

 

(ちくしょう・・・このまま終わってたまるか・・・!!!)

 

 

「〝銃弾(ブレット)ォ〟ッ!!!」ドゴォン!!!

 

 

「が・・・ッ!!!」

 

 

ルフィの技の1つ〝ゴムゴムの銃弾〟が鳩尾に炸裂し、Mr.6は息を吐いた。しかし──

 

 

カチンッ!ドスドスドスドスドスッ!!!

 

 

──スイッチの音と共にMr.6の身体から5発の長さ5cm・直径3cmの短い槍が射出され、ルフィに肩や足や腹に突き刺さった。

 

 

「∑イッ!!!?」

 

 

『ルフィ!!?』

「〝麦わらァ〟!!!」

 

 

突然の出来事にマカハゼも焦り、ルフィの元へ走った。一方その事態を起こしたMr.6は〝キャンドルサービス〟の台まで吹き飛び、座り込んでいた。

 

ルフィの近くにいたブラットスターク(マカハゼ)とジェムはすぐに駆け寄り、ハニークイーンは顔を青ざめて口を抑え、ゾロ達は動けない体を更に硬直させた。

 

その状況を作った本人であるMr.6はルフィに〝キャンドルサービス〟の土台に殴り飛ばされながらも、自身の能力の説明を始めた。

 

 

「〝カウンター・・・(トラップ)〟・・・!俺が受けた・・・ダメージを・・・()()()()()()()()・・・事で・・・発動する・・・能力・・・!!」

 

 

Mr.6はルフィから受けたダメージが大きく、頭から血を流しながら息も絶え絶えだった。しかし、その顔はしてやったりと嘲笑っていた。

 

 

「それと・・・もう1つ・・・!〝カウンター(トラップ)〟は・・・受けたダメージによって・・・威力と種類が・・・ランダムに・・・変わる・・・()()()()・・・()()()()()()()()()・・・?」

 

 

「まさか・・・「離れろ、お前らァ!!!」∑ルフィ!!?」

 

 

Mr.6の言い方に何かを察したブラットスターク(マカハゼ)とジェムをルフィが突き飛ばしたと同時に、ルフィに刺さっていた槍が爆発した。

 

槍の爆発の威力自体はだいぶ小さなものだったが、刺さった状態からの爆発はルフィに重症を与えるには十分な威力だった。

 

 

「へへ・・・ざまぁ・・・・・・みろ・・・」カクッ

 

 

最後にそう吐き捨てたMr.6はとうとう気絶した。一方動けるブラットスターク(マカハゼ)達は急いで気絶したルフィに駆け寄った。

 

槍が爆破した箇所は大きな穴の様な傷が出来ていたが幸いにも、同時に肉体が焼けた事で出血はしていなかったが。しかし、直ぐに手当をすべき傷である事には変わらなかった。

 

 

『クソ、やられた!!まさか道連れ覚悟の能力(ちから)を持ってたとは・・・!!!』

 

 

「ルフィ船長!!しっかりして!!!」

 

 

「クェェ!!!」

 

 

「おいお前ら!!ルフィもそうだが早く俺達も助けろ!!!俺が担いで船まで連れて行く!!!」

 

 

「そうだ!早く姫さん達も助けねぇと・・・!!」

 

 

みんなが慌てる中、ゾロが動揺を隠しながら蝋からの解放をブラットスターク(マカハゼ)に頼む。

 

〝蝋の霧〟が止んでいるとはいえ体の一部が長い間、蝋のままでいるとどんな影響が出るか分かったものではない。

 

ブラットスターク(マカハゼ)もそれは分かっていたから、直ぐに変身を解いて()()()()()()()を取り出した。

 

しかし、剣を取り出した所でジャングルの方に顔を向けた。

 

 

「悪いなゾロ・・・もう少し掛かりそうだ」

 

 

「何・・・!?」

 

 

「いやァ驚いた・・・まさかあたしのパンチごと殴り飛ばされるなんて思ってなかったよ」

 

 

「たかが3500万の賞金首と侮った。しかし・・・これ程の屈辱はないガネッ!!」

 

 

ジャングルから出てきたのはルフィに殴り飛ばされて退場していたMr.3とMs.マザーズデーだった。

 

ルフィにやられた影響で少しボロボロになっていたが、2人の目には必ず討ち取るという執念が漂っていた。

 

 

「1人増えてるねェ・・・あいつも標的だね」

 

 

「Mr.6とMs.ゴールデンウィークもやられたカネ・・・しかし、厄介な〝麦わら〟はもう戦闘は不可能だガネ!!!」

 

「Mr.6の残したこの好機・・・逃す手はない!!!」

 

「私の()()()()で更なる〝絶望〟を味あわせてやる!!!Ms.マザーズデー、前へ!!!」

 

 

「よし来た!」

 

 

Ms.マザーズデーはMr.3の指示に応じ手前に出て、獣型と人型の中間である人獣型(じんじゅうがた)に変身した。そこから更にMr.3が自身の蝋をゴリラ(Ms.マザーズデー)をコーティングした。

 

マカハゼから見てその姿はまるで前世の一昔のアニメに出ていた悪のロボット兵器だった。

 

 

「出撃!!〝キャンドル・コングチャンピオン〟!!!」

 

 

「ウホォォ〜〜〜〜!!!」

 

 

「あれは・・・かつて4200万の賞金首を仕留めたというMr.3の最高美術!!!」

 

 

「なるほど・・・それを自分より自力のあるゴリラの能力者に施す事で勝率を上げたわけか」

 

 

「それだけでは終わらんガネ!!!」カシャカシャ!カチンッ!ドス!

 

 

Ms.マザーズデーを強化したMr.3は懐からボトルを取り出し、それを振って蓋を開けて自分に当てた。

 

ボトルから出た霧がMr.3を覆い、その肉体を変貌させた。左腕は肘から先が棒型の蝋燭の様になり、胴体と足は蝋燭の台のような装飾の肉体に変わった。

 

頭部は錨型の蝋燭になり、顔の中心には大きな1つ目があり瞳は火のように光っていて、芯の部分は変身前の〝3〟が施されていた。

 

肩の部分には棒型が棘のように出ていて、背中から生えたマントは溶けた蝋の様に波打っていた。

 

 

「さしずめ〝キャンドルスマッシュ〟・・・と言った所か」

 

 

「私の〝究極美術〟によって強化されたMs.マザーズデー!!〝ボトル〟によって悪魔の実とは違う異形、〝スマッシュ〟の力を持ったこの私、Mr.3!!」

 

「鉄の硬度の〝ドルドルの蝋〟で包まれた〝キャンドル・コングチャンピオン〟に〝スマッシュ〟となった我らにもはや死角はない!!!」

 

 

「あんたらはここで完全に潰す・・・覚悟しな!!!」

 

 

変身して叫んだ2人はマカハゼ達を睨んだ。マカハゼもビルドドライバーを腰に装備して変身の準備に入った。

 

 

「マカハゼ・・・」

 

 

「ルフィ船長!!動いたらダメ!!!」

 

 

「ルフィ!?大丈夫か、お前!!!」

 

 

ルフィがハニークイーンの静止を無視し、フラフラしながらマカハゼの横に立ってビルドドライバーを装着した。

 

 

「あぁ・・・まだ・・・やれる・・・!!」

 

 

「だが・・・いや、これ以上は無粋だな」

 

 

ルフィの意志を組んだマカハゼはそれ以上何も言わず、互いに自分のボトルを振った。

 

 

カシャカシャカシャカシャ!

 

カチン!

 

《ラビット!》《タンク!》

 

ベストマッチ

 

 

カシャカシャカシャ!カチン!

 

《WAKE UP !》

 

《CROSS DRAGON!》

 

グルグルグルグル!×2

 

《Are You Ready?》×2

 

「「変身!!!」」

 

 

ガシィン!×2

 

 

《鋼のムーンサルト》

 

《ラビットタンク!》

 

 

《WAKE UP DRAGON!》

 

《GET CROSS-Z DRAGON!》

 

 

《イェーイ!!》×2

 

 

マカハゼは〝仮面ライダービルド〟に・・・ルフィは〝仮面ライダークローズ〟に変身してMr.3とMs.マザーズデーの前に立ち塞がった。

 

 

「さぁ・・・第2ラウンドだ!!!」

 

 

 

 

 

 

〜END〜

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