ONE PIECE  ~地球外生命体の転生者~   作:仮面ライダーハードエボル

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──よかった

side:ナミ

 

 

「最後の会話って・・・どういう事?」

 

 

「もしかして・・・そのDr.ヒルルクさんに何かが・・・・・・!!?」

 

 

「・・・・・・」グビッ

 

 

チョッパーの過去を聞いていたナミとハニークイーンはDr.くれはが語った()()()()()に疑問を持ち、問いただした。

 

それに対し、Dr.くれはは部屋に置いていた酒瓶の酒を1度煽り、悲しい目をしながら語りだした。

 

 

「ヤブ医者が〝アミウダケ〟を飲んだその日・・・1度あたしの家に来てね・・・・・・その時期は国中ある騒ぎになってたけどあたしには知った事じゃなかった・・・」

 

「家に来たあいつは30年の研究成果を持ってあたしに()()()()()からと、ソレの量産とチョッパーの世話を土下座して頼み出したのさ」

 

「いくら短い命とは言え、延命治療を施した事で()()2()()()()()()()。そんな厚かましい態度にあたしも最初はイラついて追い出したさ」

 

「それから暫く冷静になったあたしはあのヤブ医者の行動に嫌な予感を覚えて、あいつの隠れ家に向かったよ・・・・・・」

 

 

そこまで語ったDr.くれはは椅子から立ち上がり、本棚まで歩いて1冊の図鑑を取り出した。

 

 

「向かった隠れ家にはヤブ医者は不在で、いうーんたのはチョッパーだけだった・・・」

 

「そこであたしはチョッパーがこれで治ったと〝アミウダケ〟をあたしに見せた事で全てを悟ったよ・・・・・・」

 

 

そう言ってDr.くれはは取り出した図鑑をパラパラと捲り、あるページを2人に見せた。

 

そのページを見たナミとハニークイーンは目を見開き、残酷な真実を知った。

 

 

「〝アミウダケ〟は・・・毒キノコ・・・・・・!!?」

 

 

「じゃあDr.ヒルルクは・・・・・・!!!」

 

 

「・・・チョッパーがヤブ医者に教わった事の1つは()()()()()()()()()()()()()()・・・・・・!!だからあいつは図鑑の髑髏が猛毒の印と気づかなかったのさ・・・!!!」

 

 

知識も経験もない善意の行動・・・チョッパーは自分の無知よって、大好きな人を逆に死へ追い込んでしまった。

 

 

「でっでも・・・Dr.ヒルルクは医者だったんでしょ!?なら〝アミウダケ〟が猛毒だった事も知ってたはず・・・・・・!!!」

 

 

「チョッパーの優しさが嬉しかったのさ・・・死にかけてまで自分を救おうとしてくれた奴にそれは毒だから食えないって・・・お前らは言えるのかい!?」

 

 

「「・・・・・・っ!!!」」

 

 

もし自分達がDr.ヒルルクの立場で相手が死にかけてまで薬を持って来てくれたら・・・拒否は出来なかった。

 

それを理解した2人はそれ以上は何も言わず、俯いたのを見たDr.くれはは再び悲しそうに語った。

 

 

「当時のあたしは怒りに任せてしこたま殴ったよ・・・いい加減な知識でヤブ医者を追い詰めたチョッパーに・・・何より・・・友人の想いを足蹴にした自分自信にね・・・・・・!!」

 

 

「Dr.くれは・・・」

 

 

「・・・・・・っ!!!」( ̄^ ̄゜)グスッ

 

 

チョッパーに起きた悲しい悲劇・・・それを知った2人はそれ以上は何も言えず、暗い顔で俯いた。

 

 

「だけどね、ヤブ医者はチョッパーの毒で死んだんじゃない・・・・・・別の理由で死んだんだよ」

 

 

「別の・・・理由・・・?」

 

 

「ちょうどその頃、医者狩りから逃げ続けるヤブ医者を確実に仕留める為に最悪の罠を仕掛けたのさ」

 

「〝全てのイッシー20が病に倒れた〟って報道を国中に流してね」

 

 

「えッ!?」

 

 

「ちょっと!!そんな事したら国中大パニックじゃない!!!」

 

 

「それがワポルの狙いさ。ヤブ医者はどんな状況でも必ず患者の元へやって来て傍迷惑な治療をする・・・そんなヤブ医者(バカ)の習性を利用して城にまで誘き寄せる!!それがワポルの罠なのさ」

 

 

それを聞いたナミとハニークイーンはワポルの卑劣な策に怒りを見せるが、Dr.くれはは既に知っていると言う顔で答えた。

 

 

「ヤブ医者の性格上、患者は絶対に見過ごせない。奴は毒に侵されながらも城へ向かい、罠に嵌った・・・」

 

 

「じゃあ・・・Dr.ヒルルクは・・・」

 

 

「ここからはワポルが出て行った少し前にドルトンから聞いた話になるよ・・・」

 

 

当時のドラム城に乗り込んだDr.ヒルルクは門前の前で待ち構えていたワポルやドルトン達兵士、健康なイッシー20達が並んでいた。

 

それを見て困惑するDr.ヒルルクにワポルが嘲笑いなが種を明かし、射殺を進めようと兵士達に指示を出そうとしたその時、Dr.ヒルルクが安堵の表情で膝を着いた。

 

 

──よかった・・・病人はいねェのか・・・

 

 

それを見た当時のドルトンやイッシー20達はDr.ヒルルクの危機的な状況でありながらも、患者を想う姿に動揺が走った。

 

しかし、そんな彼らを気にする事の無いワポルはドルトン達を無視して射殺を命じるが、Dr.ヒルルクはそれを無駄だと止め、ある言葉を放った。

 

 

──人は・・・()()死ぬと思う?

 

──心臓を(ピストル)で撃ち抜かれた時・・・・・・違う。不治の病に冒された時・・・・・・違う。猛毒キノコのスープを飲んだ時・・・・・・違う!!!

 

──・・・人に、忘れられた時さ・・・!!!

 

 

その言葉を聞いたドルトンは自分の心に深く刺さり、涙を流した。

 

ドルトンは先代国王の代からこの国に使える忠臣の守備隊長で、その先代国王からワポルの後見を託されていた。

 

責任感が強く、国民の幸せをいつも願い、ワポルの医者狩りと恐怖政治を快く思っていなかった。

 

それでもドルトンは耐え続け、なんとか政治を良くしようと、政府に留まって働いていた。

 

そのドルトンは泣きながらも、常日頃から考えてた事をDr.ヒルルクに尋ねた。

 

 

──国も・・・・・・同じだろうか・・・・・・?

 

 

──〝受け継ぐ者〟が・・・いりゃァな・・・

 

 

血筋の事じゃない。国が死ぬ時、それは国に住まう民がいなくなる時。無いものとして蔑ろにした時。

 

しかし、そんな心情で涙を流すドルトンをワポルは愉快そうに笑った。

 

ワポルにとっては医者狩りも、憲法も、政治も、全てが遊びで、本気ではなかった。

 

Dr.ヒルルクは海賊の様に何の信念もないブリキの王を哀れな目で見ながら、カバンからフラスコに入れたアルコールを愛用の盃にそそいだ。

 

そして此処に自分のバケモノ(息子)──チョッパーが来る事を・・・手を出すなと伝え、お前の毒じゃ俺は死なねェと心で語った。

 

 

──まったく!!!!いい人生だった!!!!

 

 

盃を天に掲げて高らかに宣言したDr.ヒルルクは、最後の杯をあおった直後、大爆発が起きて、ドラム城は爆煙に包まれた。

 

 

「──そうして・・・ヤブ医者は死んだのさ・・・・・・」

 

 

そう言って、Dr.くれはは全てを語り終えた。

 

話を聞いていたナミとハニークイーンはDr.ヒルルクの壮絶な最後に息を呑んだ。

 

人は死ぬ。善人も悪人も。たとえ人を救う医者であっても。

 

 

「その後すぐ、ロープウェーのケーブルを駆け登って来たチョッパーはヤブ医者の死を知った。そして怒りに我を忘れてワポルに襲いかかろうとした」

 

「だがドルトンがチョッパーを抑え、何とか思い留まらさて逃がしてくれたよ」

 

 

「残ったドルトンさんは・・・?」

 

 

「残ったドルトンは完全にワポルに愛想を尽かし、反抗したけど返り討ちにあって、1年近く牢にぶち込まれてたそうだよ」

 

 

「あのドルトンさんが?あんなに強そうなのに・・・」

 

 

「そりゃあ単純にワポルの方が強かった・・・だから負けたのさ」

 

「この国でワポルがやった医者狩りや恐怖政治は、ワポルの個人的な〝力〟に依存していたのさ・・・」

 

 

Dr.くれはがそう言った時、ルフィ達から逃げ回っていたチョッパーが血相を変えて部屋に飛び込んで来た。

 

 

「大変だ、ドクトリーヌ!!!」

 

「あいつが・・・・・・ワポルが帰って来た!!!」

 

 

「・・・・・・・・・そうかい」

 

 

チョッパーからの知らせを受けたDr.くれはは、ついに帰って来たかと静かに笑った。

 

 

 

 

 


 

side:マカハゼ

 

 

ドラム城に向かったワポル達を追って、ドラムロックへ向かうマカハゼ達。その道中でマカハゼはドルトンに気になっていた事を聞いてみた。

 

 

「そう言えばドルトン、村の連中はムッシュールってのにえらく怯えていたが・・・そいつは何をしたんだ?」

 

 

「・・・今から20年前・・・・・・ムッシュールがまだワポルと王子で当時の〝世界会議(レヴェリー)〟に先代国王が出席していた頃に起こった事件だ・・・」

 

ドルトンは雪上車を走らせながらムッシュールが起こした事件を語り始めた。

 

 

「ムッシュールはノコノコの実を食べたキノコの能力者で、その能力(ちから)を試したい誘惑に負けた奴は自身の能力で10年かけて育てた〝胞子爆弾(フェイタルボム)〟を1つの村で爆発させたんだ」

 

 

「え・・・?」

 

 

「村1つを・・・!?」

 

 

「その結果、村は毒胞子で壊滅し、その土地は毒の影響で10年も死の土地になってたんだ・・・っ!!!」

 

 

「ヒドイ・・・っ!!!」

 

 

それを聞いた一同・・・特にビビは、同じ王族が守るべき民を面白半分で手に欠けた事を信じられない顔で口を抑えた。

 

 

「当時は風の影響もあって毒胞子が国を覆う最悪の事態は避けられた。そして帰って来た先代国王が国民に詫び、ムッシュールを追放した」

 

「それからだ。ドラム王国が医療大国と名を馳せたのは・・・」

 

 

「ほぉ〜・・・そのムッシュールをワポルが連れて戻って来たって訳か・・・・・・」チラッ

 

 

ムッシュールの悪事に未だにショックが抜けないビビの様子をチラ見したマカハゼは、ムッシュールの能力を考察していた。

 

 

「・・・話を聞く限りムッシュールの〝胞子爆弾(フェイタルボム)〟は毒胞子を貯める時間が長い程が高くなるとして・・・もしそれが20年も使わずいて、威力が2倍になっていたら・・・」

 

 

「∑ウォイ!!もしそんなのがまた発射されたら・・・っ!!!」

 

 

「今度は村1つじゃ済まなそうだな・・・っ!!」

 

 

「私達も無事じゃいられないわねっ!!!」

 

 

マカハゼの考察にウソップは絶叫し、ゾロは笑いながら冷や汗を流し、ミキータは恐怖に顔を引き攣らせた。

 

 

「じゃっ弱点とかは無いのかッ!?」

 

 

「それなら1度、先代国王にムッシュールを何処に追放したかを聞いた事がある」

 

「先代国王曰く、他国に迷惑をかける訳にはいかないからと、胞子の力が半減する火の国キラウエアの王に頼み、火山洞窟に幽閉してもらったそうだ」

 

 

「なら安心だな。俺は火を扱う事が出来るフォームがあるから対処が出来るぜ」

 

(問題はムッシュールってのが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を感じた事だな・・・)

 

 

「・・・・・・」

 

 

「おいビビ・・・?」

 

 

マカハゼが《声》を聞いてた時に他の者達とは違う力を感じ、慎重になっているのを他所に、俯きながら震えているビビにウソップが声を掛けた。

 

 

「・・・国民を守る立場である王族が遊び半分で命を奪い・・・医者を独占して病人達を人質にとる政策・・・政治を・・・命を・・・国民を・・・国を何だと思っているのよ・・・・・・ッ!!!!」

 

 

同じ王族として・・・陰謀によって国が危機に瀕している状況を救おうとしている彼女にとって、ワポル達の悪業は許し難いものだった。

 

そんなビビの様子をドルトンやマカハゼ達は静かに見守る事しか出来なかった。

 

 

 

 

 


 

side:元ドラム城

 

 

「まーーはっはっはっはっはっはっ!!!見ろ、懐かしき我がドラム城を!!何もかもが元のままだ!!!さァ、ドラム王国の復活だァ!!!」

 

 

ビックホーン村からドラムロックを登って来たワポルは懐かしい自分の城を目にして、喜びの声を上げた。

 

その後ろからはムッシュールやチェスにクロマーリモ、兵士達が続々と続いて来た。

 

そんな中、チェスが城の頂点の国旗がある所に何かを見つけ、ワポルに報告した。

 

 

「ワポル様!!城のてっぺんに妙な旗が!!!」

 

 

「ん?」

 

 

ワポルがチェスの指差す方を見れば、本来ドラム王国の国旗がある場所に髑髏のマークに桜吹雪が描かれた海賊旗が掲げられていた。

 

 

「何だあの髑髏(ドクロ)の旗は・・・?ドラム王国の国旗はどうした!?」

 

 

「ヒーーーッヒッヒッヒッヒッヒ!!燃やしちまったよ、そんなモンは」

 

 

「「「「「!!!?」」」」」

 

 

ワポルの疑問に答えたのはドラム城から人型になったチョッパーと共に出てきたDr.くれはだった。

 

 

「ぬ!!!出ェたなDr.くれは!!!〝医者狩り〟最後の生き残り!!!この死に損ないめがっ!!!よくも俺の留守中に住み着きやがって!!!」

 

 

「留守中!?お前は国を捨て、海へ逃げただけだろ!!!それにこの城はね・・・ヒルルクの墓にしたんだ。お前らの様な腐った奴らが来る所じゃないよ」

 

「出て行きな、この国から!!お前達の居場所はもう何処にも無いよ!!!」

 

 

堂々とした立ち振舞でDr.くれははワポル達に言い放った。

 

 

「墓!?あの()()()()の墓だと!!?まっはっはっは!!!笑わせるな!!!!」

 

「チェス!!クロマーリモ!!あの死に損ないを始末しろ!!!」

 

 

「「御意!!!」」

 

 

「させるかァ!!!」

 

 

ワポルの指示を受けたチェスとクロマーリモは即座に動き出し、チョッパーもそれを向かい撃とうと前に出た。

 

しかし、クロマーリモはチョッパーに目もくれずにグローブから出したアフロをDr.くれはに飛ばした。

 

 

「先ずはお前からだ、Dr.くれは!!静電気(エレキ)マーリモ〟!!!」モコッ

 

 

「∑ドクトリーヌ!!!」

 

 

タンッ…!!

「ヘイヘイヘイアフロマン!!テメェ・・・レディに向かってアフロ飛ばすとはどんなブラザー(ソウル)だよ」

 

 

「ほっ」

 

 

しかし、ルフィの船長命令でチョッパーを仲間に勧誘しようと城内を走り回っていたサンジが外の騒ぎを聞き付け、間一髪の所でアフロを足で受け止めた。

 

 

「ヒッヒッヒッヒッヒ・・・やっと分かってきたかい?」

 

 

「ぬッ!?」

 

 

「何者だ、貴様ッ!?」

 

 

「ただの海賊さ・・・ん?」

 

 

大体の事情を把握したサンジが臨戦態勢に入ろうと足の爪先を軽く蹴った瞬間、違和感を感じて足下を見ればさっきのアフロがくっついていた。

 

 

「取れねェっ!!何だ、このアフロっ!!〝静電気〟か!!!」

 

 

「ムハハハハ、その通り!!まだまだ出るぞ!!〝静電気(エレキ)マ〜〜リモ〟!!!」

 

 

ふににっ!!!

「うわっ!!!」

 

 

「∑金髪ッ!!!」

 

 

クロマーリモの追撃のアフロを受けたサンジは、体が更にモコモコになり、チョッパーに助けを求めた。

 

 

「おいトナカイっ!!見てねェで助けろ!!!これ地味な癖に気持ち悪ィ!!!」

 

 

「よ・・・よしッ!!!」

 

ふにっ

「あああああ、俺にくっついた!!返す!!!」

 

 

「∑返すなッ!!1個ぐらい持ってろ!!!」

 

 

「何やってんだい、お前ら・・・・・・・・・!!!」(--;)

 

 

取ろうとしたアフロがチョッパーにくっつき、それをサンジに返し、更にチョッパーに返すの繰り返しコントを始めた2人にDr.くれはは呆れた。

 

そんなサンジ達の様子をチェスは嘲笑いながら火のついた矢を構えた。

 

 

「チームワークってのがねェな。言っとくがその〝静電気(エレキ)マーリモ〟・・・地味な割には良く燃えるんだぜ!!!」ギリリ…

 

 

「∑やべェ!アフロを燃やす気だ!!!」

 

 

「囮作戦だっ!!!」

 

 

「なるほど囮・・・∑って俺が囮かァ!!!」

 

 

「チェックメート!!!」ボウッ!!!

 

 

「∑熱イッ!!!雪っ雪っ!!!」

 

 

チェスの火の矢がくっ付いたアフロに盛大に発火し、サンジはそれを消そうと雪の上を転がった。

 

そのサンジを更に狙おうと油断したチェスに回り込んだチョッパーが拳を叩き付けようと飛び出た。

 

 

「この国から出て行けェ!!!」

 

 

「∑何っ!!!?」

 

 

「どけ、チェス!!!」ガバッ!!!

 

 

「!!!」

 

 

「ワポル様!!」

 

 

しかし、大口を開けたワポルがチェスを突き飛ばして前に出た事でチョッパーが食われてしまった。

 

 

「チョッパー!!!」

 

 

「しまった!!!」

 

 

「おいサンジー!!何かあったのかァー!?」

 

 

「ルフィ!!!」

 

 

そこへ騒ぎを聞き付けて駆け付けたルフィが出て来て、それを見たサンジはルフィに叫んだ。

 

 

「ルフィ!!!そこから俺の足を掴めるか!?」

 

 

「足ィ!?こうか!!?」ガシッ!!!

 

 

「よォし!!その手を離すなよっ!!!」

 

 

「〝空軍(アルメ・ド・レール)〟」グググッ

 

「〝ゴムシュート〟!!!!」ドシュン!!!

 

 

「∑んぬわァあぬいィ!!!」

 

 

「回転も加えてやる!!!」ギュルルル

 

 

ボゴォン!!!

 

 

「ブふゥッ!!!!」スポ〜〜ン

 

 

サンジの脚力の砲撃に回転を加えた弾丸(ルフィ)の突撃によって1度食べたチョッパーを吐き出し、ワポルは真後ろに吹き飛んで行った。

 

しかし、丁度吹き飛んで行った方向にワポルの毛カバのロブソンにぶつかり、そのままロブソンが代わりに吹き飛んで行った。

 

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!」」

 

 

「フゥ・・・まずまズゥっ!!!?ビキッ!!!

 

 

「イッたか、背骨・・・・・・まぁ当然だね」( ¯ᯅ¯ )

 

 

空軍(アルメ・ド・レール)〟の影響で治療したばかりの背骨が再び悪化した事でサンジがダウンし、それを見たDr.くれはが呆れながら足で押さえ付けながらドクターストップした。

 

一方でチョッパーはルフィとサンジに礼を言い、ルフィは吹っ飛ばした相手がしぶとく残っている事に少し感心していた。

 

 

「あ・・・ありがとう。結構すげェんだな、お前達・・・」

 

 

「あいつまだ生きてるぞ!しぶてェなァ〜!!」

 

 

来たばかりのルフィは吹っ飛ばした相手──ワポルの元に手下らしき者達が駆け寄って行くのを見て敵だとすぐに理解した。

 

それと同時にワポルの一歩後ろの所で長身の男──ムッシュールが険しい顔で見ている事に気付いた。

 

 

「ワポル様ァ〜〜!!!」

 

 

「お気を確かに〜〜!!!」

 

 

「やってくれるじゃねェか・・・・・・3500万は伊逹じゃねェって訳か・・・・・・!!!」ギロッ

 

 

「?何か妙なのがいんぞ?」

 

 

「ん?」

 

 

「ワポル・・・手ェ貸そうか?」

 

 

「ペッ・・・いや。あんなガキ共、あんちゃんの手を借りるまでもねェ・・・・・・!!!」

 

 

ゆっくりと立ち上がりながら、ムッシュールの手助けを断ったワポルは怒りに満ちた顔でルフィ達を睨む。

 

 

「見せてやる・・・バグバクの実の真の力を・・・・・・!!!」

 

 

「何かするつもりだ・・・!!」

 

 

「油断しないこったね・・・」

 

 

「え?」

 

 

「 あいつらが本当に弱かったら医者の追放なんて馬鹿な真似・・・国民全員で止めてた筈さ・・・!!それにあの男・・・ワポルの兄ムッシュール!!!ノコノコの実の能力者だよ」

 

 

「ノコノコ・・・・・・キノコ!!!」

 

 

ワポル率いる元ドラム王国軍VS〝麦わらの一味〟&トニートニー・チョッパーの戦いが始まろうとしていた・・・・・・。

 

 

 

 

 

〜END〜

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