ONE PIECE ~地球外生命体の転生者~ 作:仮面ライダーハードエボル
(あれが・・・〝世界最強〟の一角・・・)
船をぶっ切った正体・・・小さな船に乗った男がゆっくりと近づいてきた・・・
その男から出てくる雰囲気はまさに〝強者の風格〟と〝王の威厳〟が出ていた・・・
「あれが・・・〝鷹の目〟!?」
「お・・・終わりだ・・・」
「こんな・・・〝東の海〟まで!??」
「奴が・・・1人で50の艦隊を沈めたってのか!?」
「じゃあ・・・あの船を破壊したのも・・・!?」
「だが・・・それらしい武器なんて何処にも・・・?」
「よく見ろ」
「ちゃんと背中に背負ってんだろうが!」
ゾロが目を見張り、クリーク艦隊の生き残りは恐怖で固まり、コック達は武器は何処だと思考していたら料理長が背に背負っていると指摘した。
背に背負ったたった1本の剣・・・それだけで巨大ガレオン船を切ったのかとコック達は戦慄した。
「やつの異名・・・〝鷹の目〟とは大剣豪の名」
「奴は世界中の剣士たちの頂点に立つ最強の男・・・!!」
(〝鷹の目のミホーク〟・・・その名にたがわない鷹の如き目か・・・)
マカハゼはそれを見て納得した・・・〝鷹の目〟から感じる威圧感に風格・・・その全てが〝世界最強〟と呼ぶに相応しいからだ。
「チ・・・チクショウ・・・!!」
「何で俺たちを狙うんだ!?」
「俺たちがお前に何したってんだよ!!?」
クリーク艦隊の下っ端が〝鷹の目〟に直接怒鳴りながら聞いてきた・・・自分たちは恨みを買った覚えがないのに何故、ここまで狙われなきゃ行けないのか・・・
「・・・・・・」
〝鷹の目〟から返ってきた返事は単純だった・・・
(あ、やっぱり
「ふ・・・ふざけんなぁーー!!?」
あまりの理不尽に当然怒りをあげた下っ端は銃を2丁、〝鷹の目〟に向けて銃弾を放った。
「え・・・はっハズれたぞ!!?」
〝鷹の目〟は背に背負っていた剣を弾丸の軌道に添えるように剣を向けたと思ったら、弾丸が羽根のように軽く軌道が変わって〝鷹の目〟からハズれた。
「
「切っ先でそっと軌道を変えたんだ・・・」
「あんな優しい剣は見たことがねェ」
「∑だっ誰だお前!?」
いつの間にかクリーク艦隊の所まで来ていたゾロが剣士としての素直な感想を吐き、〝鷹の目〟に問いかけるかのように呟いた・・・
「〝
「その剣でこの船を割ったのかい?」
「いかにも」
「成程・・・最強だ」ニィ・・・
「俺はお前に会う為に海に出た・・・」
「何を求める・・・?」
「最強!」ギュッ
「暇なんだろ?」
「勝負しようぜ」
「こっこいつ・・・〝海賊狩りのゾロ〟だァ〜〜!!」
「あの〝海賊狩り〟か・・・!」
「あいつが・・・!」
ゾロの賞金稼ぎとしての名は〝東の海〟中に知れ渡っており、〝首領・クリーク〟とサンジも知っていた。
「哀れなり・・・弱き者よ」
しかし相手は〝世界最強の一角〟・・・〝東の海〟・・・〝
「貴様もいっぱしの剣士なら剣を交えるまでもなく・・・俺との差は見抜けよう・・・」
「それに貴様はすでに
「それでもこの俺に噛み付く勇気はおのれの胆力か・・・はたまた若さゆえの無謀か・・・」
「
〝東の海〟の海賊狩り対〝世界最強〟の剣士・・・周りの者たちは戦いが始まる瞬間をただ見守っていた・・・
「それがお前の使う武器か・・・?」
ゾロの見つめる先には首飾りから小さなナイフを取り出した〝鷹の目〟の姿があった。
「俺は狩りをするのに全力を出す獣ではない」
「この海は〝偉大なる航路〟を含め、5つの海の中で〝最弱〟と呼ばれる場所・・・」
「生憎この海で使う刃はこれでもの足りるのでな・・・不服か?」
「いや・・・文句はねぇよ」チラッ
そう言ったゾロはマカハゼのほうをチラッと見たあと、初めて会った時のことを思い出していた。
「ガハッ!!」ドサッ
『これが俺の実力の一端だ・・・』
俺はルフィたちの仲間に入ったあと、ゾロに実力を知りたいと手合わせを申し込まれた。
俺はそれを了承し、〝ブラットスターク〟に変身して戦う事にした・・・まぁ結果はご覧の通りだが・・・
『これで分かったと思うが・・・お前たちじゃ天地がひっくり返っても俺には勝てん』
『お前らが向かおうとしてる〝偉大なる航路〟には俺に準ずる強者・・・もしくは俺を超える猛者がいるかもしれん』
俺はゾロを介抱しているルフィたちを見ながらそう伝えた。
「でっでもよ!お前が来てくれんなら百人力だぜ!!」
「そっそうね!頼もしいことこの上ないわ!!」
『いや言っとくがある程度力はセーブしながら行動するぞ?』
ウソップとナミがアホみたいな面になったが・・・当たり前だろ?
『強い俺がそのまま一緒に旅してもお前らの為にならん・・・お前らの成長とともに力を少しづつ力を開放していくつもりだ』
『
俺はルフィとゾロの方を向いてそう聞いた・・・
「おう!」
「お前に頼りっぱなしなのじゃあ海賊王にはなれねぇしな!」
「それにいい機会だ・・・お前と何度も手合わせをすりゃあ強くなれそうだ・・・」
ルフィはそう言って麦わら帽子を深く被り、ゾロは少し回復してまた俺に挑むことを決めていた・・・
『ちょうどいい・・・お前らが強くなれるようにある
その後、ルフィたちがマカハゼからある
(あいつの実験で強くなれるかは俺次第だと言っていたが・・・あいつの手合わせで俺は幾分かは強くなれた・・・)
(だが・・・それでも届かねぇってのか!?)
(これが・・・〝世界最強〟の力!!?)
ゾロが〝鷹の目〟と戦い初めて僅か数十秒・・・お得意の〝三刀流〟で大技を繰り出すゾロに対し、〝鷹の目〟は小さなナイフで全ての斬撃をいなしていた。
斜め上からの斬撃を払い、横の斬撃を受け流し、左右上下の斬撃を切っ先で止める。
その剣術の腕は正に世界最強にして世界最高峰と呼ぶに相応しかった・・・
「俺は・・・勝つために・・・・・・!!!」
ゾロは戦いの中で今までの記憶を見ていた・・・死んでしまった幼馴染みとの約束・・・師との修行の日々・・・賞金稼ぎとしての戦い・・・ジョニー達との出会い・・・ルフィとの誓・・・それらの思い出が流れていた。
「何を背負う・・・強さの果てに何を望む・・・弱き者よ・・・?」
「あっ兄貴が弱いだと!?」
「テメェ思い知らせてやる!!」
「∑ちょっとやめなよ!!?」
「やめろ、手ぇ出すなヨサク!!ジョニー!!」
〝鷹の目〟のもの言いにキレたヨサクとジョニーが斬りかかりに行こうとしたがルフィとカッコウがすぐに取り押さえた・・・
「ちゃんとガマンしろッ・・・!!!」
「ゾロの兄ぃに恥かかせる気かッ・・・!!!」
「ルフィ・・・カッコウ・・・」
「グゥッ・・・!!」
弾き飛ばされて転んだゾロに対し、〝鷹の目〟は1歩も動いてなかった。ゾロは再び立ち上がり、もう一度技を放った。
「まずいな・・・」
「へ?」
「〝虎・・・狩りィ〟!!!」
「・・・・・・」
〝世界最強〟の凶刃が・・・ゾロの胸を指した・・・