ポケモン世界に転生したと思ったらミカンちゃんだったのでジムリーダーになることにした。【完結】   作:木入香

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 前回と打って変わって少々長めです。あくまで前回比です。

 ということで第7試合、エリカvsハヤトの試合です。どうぞ!


第19話 vs オオスバメ

 気合い十分なハヤトさんに対し、ゆったりとした動作でステージに上がるエリカさんは流石(さすが)の余裕の表情です。

 この世界での私の憧れであるだけに、いつかあれくらい優雅(ゆうが)な女性になりたいものだと思います。まぁ、その為にはワンピースにスパッツにスニーカーというアンバランス過ぎる格好を見直さなければなりませんが……だって、激しく動いて下着見られたら恥ずかしいですから。仕方ないのです。

 

≪さぁいよいよ第7試合となります! カツラさんの体調の方は(いま)だに回復せずとのことですので、繰り上げて試合を行っております! それでは、両者前へ≫

 

 ステージに上がった2人の様子は対照的です。どう違うのかはあえて言う必要はないと思いますが、ハヤトさん、緊張するのは良いと思いますがそれではエリカさんには勝てませんよ?

 

≪それでは! タマムシジムのエリカさん対、キキョウジムのハヤトさん! 試合、開始です!≫

「行け! エアームド!」

「……舞いなさい。ロズレイド」

 

 いきなりエアームドで勝負に出ましたか。鋼タイプと飛行タイプを持つエアームドは、草タイプにとってやりづらい相手だと思います。しかも鋼ですから毒も()きません。弱点が炎技と電気技に限られ、その2つともロズレイドは覚えません。

【めざめるパワー】は現在この世界でも研究が進められており、条件は不明ながらもある程度そのポケモンの前世に関わりがあるのではという仮説が主流です。まぁ個体値がない世界ですからね。ゲームなら個体値を見ればすぐにタイプが分かりますが、生き物に個体値がないように、同じこの世界に息づく生物であるポケモンにもそのような数字はありません。

 

「何かをされる前に少しでも優勢に立つ! 【シザークロス】!」

「ロズレイド」

 

 本来の【シザークロス】はカマやツメをハサミのようにクロスして攻撃するもので、鳥ポケモンであれば足のツメで攻撃します。ですが、エアームドは硬質化した羽を持ち、それそのものが盾であり武器です。

 素早く接近し、()れ違う瞬間に羽を交差することで、()ちバサミのように葉を切り落とそうとします。しかしそれを難なくヒラリと(かわ)したロズレイドは、姿勢を(くず)すことなくその場に立っています。

 

「ならば、【みだれづき】!」

 

 1発の大きいダメージではなく、素早く細かく攻撃を加えることで回避も反撃もさせずに一方的な展開へと持って行こうとしているのでしょう。ですが、それもロズレイドは、まるでお城の舞踏会(ぶとうかい)(おど)るような優雅で無駄のない動きで()け続けます。

 

「くっ何故当たらない!」

「力が入りすぎているのですよ」

「何?」

「余計な力を抜いて、自然と一体化し、空気の流れを読み、そして、ふと気付けば葉が舞うような。そんなさりげない所作(しょさ)を身に付けると、広く様々なものが見えてきますよ?」

 

 圧倒的強者感ですね。

 本当にこの人ラスボスじゃないですかね?

 とりあえず、私がエリカさんとの試合でなくて助かりました。以前戦った時は、エリカさんがジムリーダーで私が駆け出しの一般トレーナーの時でしたので、相当手加減をして頂いてジムバッジと連絡先を取得することが出来ましたが、本気の彼女の実力は、一体どれ程なのか私でも分かりません。流石にレッドさんやグリーンさん、ヤナギさんには(おと)るとは思いますが、それでも十分な強者だと思います。

 おかしいですね。ポケスペ本編ではもう少し弱いと言ったら失礼ですが、街を守りながらとはいえ、トレーナーのいないパルシェン、シェルダー軍団に劣勢(れっせい)でした。それがこの世界で実際に会って戦ってみると、どのジムリーダーもほんとすごく強い人ばかりです。主人公達の活躍を良く見せる為にあえて弱体化させていたということでしょうか? 分かりません。

 

「確かに経験でも精神面でもあなたの方が上だろう。だが、それで相性の差をひっくり返すのにも限界がある。それに機動力ではこちらが勝っている。油断せずに、しっかりと相手を見て戦えば、負ける道理はない! 【はがねのつばさ】!」

 

 実際にハヤトさんを見ると、相手を(あなど)っていることもないですし、かといって強い相手だからと萎縮(いしゅく)していることもなく、ただ相手と自身の実力差を(かんが)みて、的確な立ち回りをしようと指示を出しています。攻撃が命中しないことに、若干(じゃっかん)(あせ)りの色がありますが、かといって相手からの決定打がないこともあるからか、思考を乱すまでの動揺(どうよう)はないみたいです。

 それに、ロズレイドの特性は【どくのトゲ】だと思われますが、鋼タイプであるエアームドは毒にはなりませんので、毒に(おか)される心配もなく接近戦を仕掛けることが出来ているみたいです。

 一応、【しぜんかいふく】の可能性も考慮(こうりょ)に入れる必要がありますし、原作(ゲーム)でのオンライン対戦ではそちらの方が主流だったと思いますが、以前エリカさんは「美しい花には毒があるものですよ」と言っていたので【どくのトゲ】だと判断しました。

 ちなみにその時は、トゲではないんですか? とは聞くことは出来ず「そうなんですね」と相槌(あいづち)を打ってしまいましたが、ツッコんで欲しかったのでしょうか。(いま)だに謎です。

 

「そうですね。それでは今度はこちらから参ります。今回の戦いを今後の(かて)と出来るよう、頑張って下さいね。【タネマシンガン】」

 

 連続して発射される無数の種の弾丸。1粒1粒の威力は小さいですが、それが連続でしかも高速で撃ち出されていますので、全てを食らってしまうとかなりのダメージになってしまいます。ですが、流石は大空を制する鳥ポケモンの使い手です。エアームドの死角をトレーナー自身が(おぎな)う形で、的確に指示を飛ばして飛行ルートをコントロールしています。

 

「流石に量が多い!」

 

 しかし、全てを避けることは(かな)わず、数発をその身で受けてしまいました。ただ衝撃こそあれど、物理耐久の高いポケモンです。しかも【はがねのつばさ】によって更に硬くなった羽へのダメージはほとんどないようで、戦闘への支障はないみたいです。

 と、思った瞬間。

 

「っ! エアームド!」

 

 当たった()の内のいくつかが突然発芽(はつが)し、そのまま(つる)を伸ばしてエアームドに絡み付きます。

 

「【やどりぎのタネ】が弾丸の中に混ぜられていたのか!」

「ご明察(めいさつ)。木を隠すなら森の中。タネを隠すならタネの中ですよ」

 

 ゲームでは毎ターン少しずつ体力が吸われていく技ですが、この世界ではそれに加えて蔓が身体中に巻き付いていることで、機動力も低下してしまっています。

 

「ようやく捕まえましたわ。【にほんばれ】」

 

 途端(とたん)に会場内が一気に明るくなりました。光源を探って見上げると、小さな太陽が顕在(けんざい)し、煌々(こうこう)としています。

 【にほんばれ】は、室内や洞窟(どうくつ)などの閉鎖(へいさ)された空間もしくは夜などの空に太陽がない場合、(せま)い範囲ですが小さな疑似(ぎじ)太陽を生み出してしばらくの間、辺りを照らすことが出来ます。

 また、朝方や夕方であろうとも太陽がまた空にある時間帯であれば、陽光を強くし、同じく一定の範囲を照らす効果があります。

 その照らしている時間や光量はポケモンの力量に左右されますが、快晴の昼時であれば、低い練度(れんど)であっても十分な効果が見込めます。

 つまり……エリカさん、(まぶ)しいです。これしばらく消えない(・・・・)奴ですね。分かります。

 

目眩(めくら)ましか! いや、違うならば何を!」

 

 本来の【にほんばれ】よりも強い光を放っていますので、まるで【フラッシュ】を食らったかのような感覚になりますが、狙いは違いますね。ロズレイドには鋼、飛行タイプであるエアームドに対抗する手段がないと言いましたが、天候を操作することで1つ実現する技があります。

 

「【ウェザーボール】」

「しまった! エアームド!」

 

 天候によって技のタイプが変わる【ウェザーボール】ですが、フィールドの状態が、日差しが強い時にはそのタイプは炎へと変化します。つまり、鋼タイプには効果は抜群(ばつぐん)です。おまけに(ゆる)いとはいえ【やどりぎのタネ】による拘束(こうそく)を受けている状態では、咄嗟(とっさ)に避けることが出来なかったようで、大ダメージを食らって落下してしまいました。

 

「くっ、戻れ!」

 

 体力は大きく削られたものの何とか耐えたエアームドを戻して、ハヤトさんはもう1匹のポケモンを繰り出しました。

 

「オオスバメ!」

 

 ツバメポケモンのオオスバメですか「【でんこうせっか】!」って速いです! 出してからの動き出しの速さ。流石です。

 場に出てすぐに相手へ突撃しますが、この動きは……?

 

「っ! ロズレイド戻って下さい!」

 

 エリカさんがボールを出してロズレイドを戻そうとします。そこでようやく私はハヤトさんの意図とそれを読んだエリカさんの行動を理解します。しかし、それが分かったからこそ、エリカさんは肝心(かんじん)なことを見落としていたことにも気付きます。

 

「エリカさん、咄嗟のことで焦りましたね」

「え? 何が……」

 

 アカネさんが疑問の声を上げようとしましたが、その答えはすぐ目の前で起こりました。

 

「【おいうち】!」

「しまった!」

 

 ロズレイドがボールに戻る瞬間を狙い、【でんこうせっか】で一気に距離を詰めて確実に【おいうち】を掛ける。これによって大ダメージを与えますが、これで戦闘不能にはならないでしょう。それよりも狙いは別にあります。

 

「さぁ、オオスバメ! 【こんじょう】だ!」

 

 ロズレイドの【どくのトゲ】に接触することで(みずか)ら毒状態となり、オオスバメの特性である【こんじょう】を発動させるとは……それを狙ったハヤトさんもですけれど、相手が【でんこうせっか】を使用した段階で狙いを読み切ったエリカさんもヤバいのではないですか? 【おいうち】までは読めていなかったようですが、もしあの時気付けていなければ【でんこうせっか】での接触で毒状態になる予定だったのかもしれません。

 何はともあれ、オオスバメは【こんじょう】を発動したことで攻撃力が大幅に上昇します。元々鳥ポケモンの中でも非常に高い機動力を持っていますから、かなり有利になったのではないでしょうか。

 

「油断はしていませんでしたが、完全に(きょ)を突かれました。では、次はより一層気を引き締めて参りましょう。舞いなさいキレイハナ」

「こちらも気を抜かずに全力で行く。【からげんき】!」

 

 いきなり勝負に出ましたね。状態異常の時に使うと威力が上昇する【からげんき】。ノーマルタイプの技で【こんじょう】発動しているオオスバメとは相性抜群の大火力が見込める技です。しかも既に毒状態ですから、ここから痺れさせたり眠らせたりしての行動を制限する技が効きませんので、相手の変化技をにそういった技があれば自動で封じることとなり、かなりのアドバンテージを持つことになります。

 しかし、オオスバメの攻撃は空振りとなってしまいます。そうでしたね。現在の天候は”晴れ”です。つまり特性【ようりょくそ】が発動して素早さが急上昇している状態です。

 

「くっやはり一筋縄では行かないか。だが、次は外さない! 【つばめがえし】!」

 

 素早い斬り込みで必中の技です。威力こそ控え目ですが、タイプ一致で【こんじょう】を発動している上に、草タイプには効果は抜群。十分なダメージが見込めます。

 

「キレイハナ!」

 

 ギリギリの所で直撃を躱したことで、1発で戦闘不能という事態は避けられてしまいましたが、ここからどう立て直すつもりなのでしょうか。タイプ的にも火力、素早さでも圧倒しているハヤトさん側が有利な立場なのは揺るぎませんが、まだ相手は何もしていません。何か仕掛ける手段があるのだと思います。

 

「仕留め(そこ)なったか。もう1度【つばめがえし】!」

 

 次の攻撃も当たってしまいますが、それでも戦闘不能にはなっていません。

 ……?

 おかしいです。2回の攻撃で既にキレイハナの体力は底を付いているはずです。にも関わらず、相変わらずのボロボロの状態のままではあるものの、ステージの上に立ち続けています。いや、攻撃が当たるほんの少し前、身体の(つや)が戻っているように感じました。

 

「? 何故倒れない? これならどうだ【つばめがえし】!」

 

 3度目の正直。そう誰もが思いましたが、それでもキレイハナの姿はそこにあります。確かに攻撃が当たる瞬間にヒラリと身を(ひね)ることで直撃しないようにはしていますが、それでも(かす)るだけでも少なくないダメージを負う攻撃です。それが3度も受けて立っているというのは異常です。

 もしかして【こうごうせい】でしょうか? 晴れ状態でしたら回復量が上昇しますので、直撃を避け続けているならばギリギリの所で回復が追い付き耐えることが出来ているということで説明は可能ですが……何か見落としている気がします。

 

「どういうことだ? オオスバメ……っ!」

 

 ここでハヤトさんが何かに気付いた様子です。オオスバメに何か異変でもあったのでしょうか?

 

「なるほど。そういうことか……オオスバメの攻撃力が下げられている。それで攻撃が当たる直前に回復……【ちからをすいとる】か」

「気付かれちゃいましたか」

「流石に3度ともなればな。2度目で違和感(いわかん)はあったが、今ので確信した。明らかに攻撃に力が入っていない。スタミナを(うば)っていたな?」

「正解です。ついでにその分も回復させて頂きました」

 

 草タイプのポケモンは回復手段が豊富です。多くは【こうごうせい】や相手の体力を奪いつつ回復する【ギガドレイン】、もしくは【やどりぎのタネ】が有名です。【ちからをすいとる】は使用可能なポケモンが数少ない為にこの世界での浸透率(しんとうりつ)は低いですので、私も完全に失念していました。逆にハヤトさんはよく気付きましたね。勉強熱心なのですね。

 ハヤトさんの動揺を見て、今度はエリカさんが仕掛けます。

 

「そして今度はこちらの演目にも注目して頂きますわ。【フラフラダンス】」

「なっ! オオスバメ! 直視するな!」

 

 指示が遅れてしまったことでオオスバメはキレイハナの【フラフラダンス】に釘付けとなってしまい、目が離せないようです。フラフラと規則性のない動きに(まど)わされてしまい、混乱してしまう技。しかもエリカさんのキレイハナの優雅で綺麗なダンスというよりも舞い、ですね。その美しさに見取れてしまい、余計に効果が上昇しているようです。

 

「では、第2幕です。幻想()へお連れ致しますわ」

 

 瞬間、周囲に様々な種類の花びらが舞い始めました。いえ、舞いなんて生易(なまやさ)しいものではありません。この花びらを乗せている風は、最早暴風! これは【はなふぶき】!

 

「花は美しいものですが、ただ(きら)びやかなだけではいけません。葉があってこその花ですわ。そこでお1つ。添えさせて頂きますわ」

 

 すると、花の暴風の中にいつの間にか葉が混じっています。

 

「さぁ舞い踊れ! 【リーフストーム】!」

 

 キレイハナは優雅に舞を続け、その周囲を花びらと葉が荒れ狂う風に乗せて円舞曲(ワルツ)を踊り、そしてそれらをステージ上の太陽がスポットライトのように照らし出します。まるでそれは1つのショーそのもので、その美しいながらも荒々しい光景に誰もが息を()んで見守っていました。

 そして次第(しだい)に風が収まり、ステージ上には花や葉が散乱している中、エリカさんとキレイハナが同時にしっかりとした姿勢でお辞儀をします。

 

「ご観覧、ありがとうございました」

「なっ……オオスバメ!」

 

 ハヤトさんのオオスバメは【フラフラダンス】によって混乱状態に(おちい)って判断力が(いちじる)しく低下していたことに加え、事前の【ちからをすいとる】によるスタミナの消費、そしてトドメに【はなふぶき】と【リーフストーム】の合わせ技に()(すべ)なく全身に花びらや葉がまとわりついて飛行が出来ず落下。そこに無情にも更なる美しい暴風が襲い掛かったことで体力が削られ、戦闘不能となってしまったようです。

 

≪オ、オオスバメ、戦闘不能! 勝者、エリカさん! いやーそれにしてもすごかったです。私、思わず見取れてしまいました! こんな優雅で美しい試合が見られるなんて思っても見ませんでした!≫

 

 クルミさんの実況で我に返った観客達が、一斉に歓声を上げます。

 それを背に、肩を落としてステージから降りてくるハヤトさんを(はげ)まします。

 

「残念やったな。まぁでも、これも経験や! まだまだ上があるっちゅーことは、自分はまだ伸びるってことや! 頑張り?」

「そうですよ。まだこれからですから。自分の戦い方を見つけましょう」

「うむ! もし迷ったのならウチの道場へ来ると良い! お前の父親とは旧友だ。稽古(けいこ)くらいは付けてやる」

「はい! ありがとうございます!」

 

 さて……

 

「お、いよいよやな?」

「ミカンさん、応援しています!」

「ボクも応援してるよ」

「オレもだ」

「オレの自慢の弟子(でし)だ! 強いぞ! どっちが勝つか楽しみだ!」

「まぁ無様な試合だけは見せてくれるなよ?」

「私も、見守らせて頂きますよ」

 

 私は静かに席を立ち、ステージを見つめます。

 

≪大変申し訳ありませんが、カツラさんの体調が戻られないということで、先に主将戦から始めさせて頂きたいと思います! 両者、ステージへお上がり下さい!≫

 

 私は軽く息を吸って、声を掛け下さった仲間の皆様に笑顔で(こた)えます。

 

「行ってきます」




 【おいうち】は物理接触技なので、【どくのトゲ】などの接触によって状態異常が発生する特性が発動すると思いますが、実際にはどうなるのかは知りません。まぁ仮にしないにしても、本作ではするということでご了承下さい。

 ということで、エリカさんvsハヤトでした(何故かエリカさんはさん付けしてしまう)。
 私の中のエリカさんはこんな感じです。強すぎですかね?
 エリカさんは強くて美しい。まさに高嶺(たかね)の花。そんなイメージで書きました。
 書いてから気付きましたが、キレイハナには技名で指示を出していませんでした。まぁ、以心伝心(いしんでんしん)がしっかりと出来ているということにしておきましょう。

 さて、次回はいよいよ対抗戦(エキシビションマッチ)の最終試合。ミカンちゃんvsグリーンです。
 どのような試合になるのか、楽しみにお待ち下さい。
 出来る限り頑張って、読んでいる方々が楽しめるような試合展開に出来るよう努力はしますが、実現するかは未定です(保険)。

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