一応彩ちゃんの前に投稿しておくんで宜しくお願いします。
私の名前は香澄。
正確には笹原香澄かな。
前の名前は戸山香澄。
Poppin'party、通称ポピパって言うバンドのボーカルなんだけどね。
ある日みんなとバンドの練習をした後帰る時に階段から滑っちゃってもうダメだって思ったら猫になっちゃってたの。
元々猫みたいっとは言われてた気がするけど本当に猫になるなんて思ってなかったから慌てた。
突然慌てたせいか、迷ってしまって寒い外を歩き回ってやっとの思いでダンボール箱を見つけて寒さを凌いでたの。
その時に彼に会った。
「……」
最初は無言でこっちを見て来て居たから怖かったけどすぐに私を抱えて家に連れて行ってくれたの。
彼の名前は笹原冬夜。
私の命の恩人。
しかも家には友希那先輩と蘭ちゃんが居たの。
そういえば最近見かけないと思ったらここに居たんだと思って、それと同時にみんなは気付いて居ないのかな?なんて思ったりした。
その日の夜は少し寝付けなかった。
有咲達の事が心配だったのもあるけど夜空がとっても綺麗だった。
満天の星、綺麗に浮かぶまん丸のお月様。
私はここでもキラキラドキドキする感覚に陥った。
けどベッドの方から声が聞こえて来た。
「どうしたんだ香澄、寝れないのか?」
「ニャァ」
冬夜君だ。
わざわざ起きて私を抱き上げてくれた。
彼の胸はとっても暖かい。
キラキラドキドキする時みたいにこころがそれだけの事を考えてしまう。
なんだか友希那先輩と蘭ちゃんになにか言われそうだけど、今夜位は私が一緒に冬夜君と居ても良いよね?
そこから数分程冬夜君と星を眺めて居た。
私は冬夜君の言葉は分かるが冬夜君が私達の言葉を理解する事は出来ない。
とても不便な物だと、再認識した。
でも冬夜君は、星の事を私に色々と教えてくれた。
その後は直ぐに冬夜君の近くで寝る事にした。
朝になると友希那先輩と蘭ちゃんがくっついて居てあんまり一緒には居られない。
けど、日向に居るのは中々気持ちが良い。
少し経つと冬夜君が私達のご飯を出してくれる。でも、ご飯といってもキャットフード。
でもこれが中々美味しかった。
その後は冬夜君のフードの中に三人で入って冬夜君が学校に着くまで友希那先輩と蘭ちゃんが冬夜君の事を色々と教えてくれるのと色々と雑談をした。
学校に着くなりすぐに職員室に向かい先生になにかを話していた。
なにかと思い考えて居ると冬夜君から呼ばれて顔を出してみると先生らしき人達の視線が私に集まって居て驚いて隠れてしまった。
あとで聞いたけど友希那先輩と蘭ちゃんはこの学校のマスコット的な存在らしく、今日から私もそのマスコットの一員なのだと言う。
ご飯の時間になると教室に一斉に人がなだれ込んできて撫でられたりしてとても大変だった。
友希那先輩と蘭ちゃんはもう慣れたらしくされるがままだった。
その状態が数分続き、その後は冬夜君が追い払ってくれてゆっくりご飯を食べる事が出来た。
でも、よく考えてみるとこの生活はいつか終わりを迎えてしまうのだろうと分かってしまう。
たとえ猫であれ別れは絶対にある。
だから私は冬夜君と少しでも長くいられる様に友希那先輩と蘭ちゃんに、負けないくらいくっついて行こうと考えた。
報告ですが、お気に入りが810とか言う汚い数字になって居ましたが数日で866に行って居たので嬉しかったです。
これからもよろしくお願いします
第三回どのバンドを出す?
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Poppin'party
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Roselia
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Afterglow
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Pastel*Pastel
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ハロー、ハッピーワールド!