それと報告と私の願望が後書きに書いてあるので是非報告だけを見て行って下さい。
それと今回めっちゃ短いです。許して下さい。
今日も今日とてお散歩中。
今は十二月半ば、とても寒い季節に入って来た。まぁ、一月はもっと寒いんだけどね。
とりあえず今日は全員をフードに入れて……なんて事は出来ないので彩と香澄をフードに入れて、蘭と友希那は俺の腕の中でうずくまって居る。
散歩ってなんだっけ?
まぁ、軽い運動にもなるから良いんだけどさ。
そんなこんなで今日の散歩は終了して、ただ今家に向かっている途中である。
いつも通り公園に立ち寄ったが猫はおらず、安心して今日も暮らせると少し楽な気持ちで家に帰った。
なんて事も束の間。
「ミャォ〜!」
「…….はい?」
家の玄関に一匹の猫が座っていた。
毛の色は金というなんともセレブが飼って居そうな猫だ。
というかなんで家の前に?とか思ったが、蘭達が反応して懐かしむ様な感じになっていたので拾われる前に会ったのかと思い寒い外に置いておくのもあれだから家の中に入れる事にした。
「さて、この流れだと俺が拾って飼い主になる流れだが……名前はどうしたものか」
え?気が早い?だってなんかもう一連の流れみたいになっちゃってるやん。
もう逃れ様の無い運命的なあれじゃん。
なんて考えるのは諦めて猫を抱き上げる。
こうなってくると蘭と友希那の攻撃を喰らうのが一連のパターンだが、俺はそんな攻撃はもう食らわないぜ!
シュッ!
「あまい!」
瞬間三つの赤い線が左右の頬に浮き出て来た。
もうコレはお察しの通り引っ掻かれたと察して
もがく様にのたうち回る。
「いっ……てぇぇぇぇぇ!」
やっぱコレは慣れないんだよな……しかも今回めっちゃ強くないですか?俺なんか悪い事したの?絶対してないよね?ね?
「って、こんな事やってるんだったら名前考えろって話なんだけど……」
俺は再度猫を見てみる。やはりどこかセレブ感を醸し出して居る……だが、香澄と似ていてとても元気が良い。なんだろう……見てるとこころが癒されると言うか……ん?こころ?
「こころなんてどうだ?」
「ミャォー!」
お?気に入ったんだな。うん、なんとなく分かってた。家の猫は何故か人っぽい名前を付けられると反応するとか言う特殊な猫だもんなぁ……。と、そんな事をするより夕飯の支度をしなければいけない事を思い出してキッチンに向かう。
「今夜はどうすっかな……」
新しく家族も加わった事だし、いつもは出せない様なものをアイツらに出そうか。なんて考えるとつい夢中になって多く作ってしまった。
「コレは明日の弁当行きになるかなぁ……」
と、少し作りすぎた事を反省しながら全員で楽しく食卓を囲み食事をした。
その夜は最近恒例化して来て居る寝床争奪戦が繰り広げられていたのは違う話。
因みに蘭とこころが寝床を勝ち取っていた。
その夜は何故か眠るに眠れなかった。
そこで俺は目を閉じながら少しある事を考える事にした。
蘭達の事だ。
恐らく……いや、必ず来る逃れられない現実。別れ。コレはどう足掻いても変わらないのだろう。
蘭達は捨て猫で俺は拾い主。一時の飼い主というだけで、本当の飼い主は俺ではなくいつかは違う人になるかもしれない。
はたまた俺が本当の飼い主になるかも知れない。
それはまだ誰にも分からないコレからのこと。
だが、蘭達がどう判断してどう行動するかにもよる。
コレは、俺の問題でもあり蘭達の問題でもある。
だから、いつかその問題と向き合う日までは………蘭達と過ごす一日一日を大切にして行きたいと思う。
はい、まずはご報告からさせていただきます。
この度この作品はお気に入り登録者が千百人を突破しました!
コレも皆様のおかげです。
そしてもう一つ今回とその後二話程出したら、この物語のプロローグ は終了となります。
え?とか思う人も居ると思いますが、コレは全員と会うまでの物語であって本編と言えば本編ですが実際はプロローグに入るのではないかと考えております。
まぁ、別にこれからどうこうなるとかはありませんが本編に入ると他のバンドメンバーが出てくるかも知れないので其処だけはご理解下さい。
最後に私の願望ですが……支援絵ってどうやったら貰えるんですかね?まぁ、人気がないから貰えないだけだと思いますけど……私自身画力が無いんで他の人みたいに挿絵を作るなんて出来ないんですよね……まぁ、気にしないでください。
それと今月の二十日から三十日まで質問コーナー的な物をしようかと考えておりますので、何か普段聞きづらい質問があればこの機会に聞いてみて下さい!
それではまた次回でお会いしましょう!
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