再アンケートやってるんお願いします
とある昼下がり、わたし達は冬夜がTSU●AYAから借りて来たと思われるホラー映画を冬夜と一緒に観ようとして居る。
そしてテレビの前にある机の上にはコーラとポップコーンと言った映画館に行ったら買いたくなってしまうような、定番の物を置いて居る。
すると冬夜はなにを考えて居るのか、わたし達にこう言って来た。
「お前ら、そんなに無理しなくてもいいんだぞ?」
「だ、大丈夫」
その問いに対しての美竹s……蘭の様子は明らかに怖がっていた。
因みに、蘭と呼んでいるのは蘭さんだと美竹さんというより違和感があるからさんを外しただけよ。
「蘭、あなた……もしかして怖いの?」
「友希那さんだって足震えてますけど? 猫の事言えないんじゃないんですか?」
あら? そんな訳ないじゃない。
わたしの足がそんなに震えてる訳ないじゃない……ない……
足元を見るとものすごくガクガクに震えて居る足が目に入った。
体は正直ね。
と、言うわけで全員冬夜にしがみ付いて映画を見ることにしたわ。
くっ付くと分かるけど、冬夜って案外暖かいのよ。
まぁ、わたしは安定の膝の上を占領してるのだけど。
「ち、ちょっと友希那さん?! ちゃっかり冬夜の膝の上を占領しないで貰えますか!」
「あら? 少し前ので学ばなかったのかしら? こう言った場所は早い者勝ちよ?」
「くっ! またもや友希那さんに……!」
……悔しがっている蘭の事は置いておいて映画を見ましょうか。
「う〜……納得出来ないぃ!」
その後香澄、彩も混ざっての争いに発展し、最終的に冬夜が寝るようにして見ることになった。
「どれどれ……再生っと」
ど、どんなのがきても怖くないわよ。
ぜ、絶対に悲鳴なんか上げないわよ?……上げないわよ!
数分後
「ゆ、友希那さん? なんかあそこに居ません? あれ? 気のせいだった………いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「わたしはなにも見てない、わたしはなにも見てない……」
そこからわたし達はまともに映画を見る事は叶わず落ち着くまで殆ど叫びっぱなしだった。
だって怖いんだもの。
ポルターガイスト? なんて体験した事もないし、そもそもわたし暗い所が苦手なんだから仕方ないでしょ?
「ゆ、友希那先輩ぃぃぃぃ!」
「いやぁぁぁぁ!」
わたしは余りの怖さに冬夜の服の中に潜り込んでしまった。
その後の事は殆ど覚えていないけど、流石に男の人の肌に触ったと言うことに対しての恥ずかしさが凄かった。
その日の夜、わたし達は目が覚めて冬夜がベッドの上からいなくなって居るのが分かると一目散に下に駆け下りた。
「ちょっと、蘭! なんで貴方まで来るのよ!」
「ゆ、友希那さんだってなんでそんなに急いでるんですか!」
「びぇぇぇぇ!冬夜く"ん"何処ぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「彩先輩! 待って下さい!」
と、わたし達が階段を駆け下りて居ると丁度冬夜がトイレから出てくるのを発見して全員でしがみ付いた。
「全く……そんなんになるんだったら見なければ良かったんじゃないのか?」
なんて言われたけど、やっぱり一緒に居たいじゃない……バカ。
あら、キャラ崩壊付け足した方が良かったかしら?(オネェ)
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