我が家の五匹の小ちゃな家族   作:猫又侍

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一日に何回投稿したっていいじゃない(第二回)



我が家に来た新たな家族

「ん、ん〜よく寝た」

 

ただ今の時刻はAM7:30。

え?なんでそんな面倒な表記にしてるのかって?気分だよ、気分。

 

「ミャ〜」

 

「蘭か、起こしちゃったか?」

 

「ミャ〜」

 

となんとか鳴いている様だが俺の膝の上で早速丸くなり眠る体勢をとっている。

こうなると腕に乗せるかこのまま起きるまでこの状態で過ごすかの二択になってしまう。

 

取り敢えず散歩に行く為にフード付きのジャージを着る事にした。勿論冬用。

因みに蘭は俺の肩の上でだらんとツタのように垂れている。

 

やっぱ可愛い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん〜、やっぱ散歩って気晴らしになるわぁ……」

 

俺は今蘭と始めて会った場所の公園に来ている。

ここは他の公園より規模が大きいから、長い距離を長い時間ゆっくり歩く事が出来る。

 

「ミャ〜?」

 

「お?起きたか蘭。だけどフードから出るなよ。落ちるし寒いから」

 

蘭はもう一度「ミャ〜」と鳴くとフードの中でもう一眠りするのか丸まった感触がして数分後寝息を立てて眠った。

 

「いやぁにしても、ここは一段と寒いな。また蘭みたいに捨てられてる猫居たりして」

 

なんて冗談混じりに言った筈なのだが……

 

「……」

 

「ニャ〜」

 

なんで居るのさ。てかまたまた珍しい感じの奴やんけ。

 

今度の猫は銀髪と言っても良いほどの白銀の毛?髪?どっちか分からない物になっている。しかも何処と無く鳴き声が透き通っていて良い感じだ。

 

「……」

 

「……」

 

いかんいかん、余りにも拾って欲しそうに見て来るから危うく拾ってしまおうかと考えてしまった。

だが、今の俺には蘭という癒しが居る。これ以上猫を飼うのは親にも許可されるかも分からない。

それに……それに。

 

「これ以上癒しが増えたら耐えれる気がしない」

 

「ニャ〜ン」

 

だ、ダメだ。コイツも蘭と同じで拾ってもらえる方法を知ってやがる……!しかもこの状態、ベストアングル!

 

それでもどうしようかと俺が唸り声を上げているとL●NEが来た。

 

……しかも母親からだ。

 

俺は恐る恐るメッセージを見てみるとこう書いてあった。

 

『冬夜元気してる? あ、蘭ちゃんをちゃんと可愛がってあげれてるんでしょうね? 因みに私とお父さんは後四匹位は飼って良いと考えています♪私とお父さんは猫が一杯居る家庭を理想としていたのでもしまた捨て猫が居たら拾っても良いですよ♪』

 

うん、なんてタイミングの良いメッセージなんだろうね。

まぁいいや、拾ってもいいって事なんだね。

 

その後すぐ付け足しで『猫ちゃん達の最低限の生活費も送っておくのでちゃんと世話しなさいな』って送られて来た。

 

「……家来るか?」

 

「ニャ〜!」

 

うん、帰ろう今すぐ帰ろう。

 

この猫の事で頭が埋め尽くされた俺はそそくさとその猫を抱き上げて家に帰るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……やっと着いた」

 

やはり猫は猫でも二匹となると重いな。

でも案外蘭とこの子は猫の中では物凄く軽いんだよな。

 

え?なんでそんな事分かるのかって?それは蘭と会う前には猫カフェなんかは何度か行った事があるからな。

 

「って母さんに連絡は……いっかサプライズとか言っておけば許すだろうし」

 

「ミャ〜……!」

 

「お?蘭起きたか……ってなにやってんだ蘭」

 

蘭は俺のフードの中から眠そうに出てくるなり水の中を泳ぐ魚のごとく俺から降りてもう一匹の猫の方をまじまじと見ている。

 

「ミャー!ミャー!」

 

「なんだ、友達が出来て嬉しいのか?」

 

「ミ、ミャー!」

 

お、おぉ違うのか分からんけど物凄く怒ってるのは分かった。

ん?蘭まさか怒っているのではなく照れているのでは?

 

なんて考えていると拾って来た猫がこちらをまじまじと見ている。

 

あ、名前付けなきゃあかん奴やん。

でもこいつも人の名前みたいな物を好むかも知れない。真剣に考えなければ……真剣に……真剣に……。

 

「友希那……」ボソ

 

「!……ニャッ」

 

え?なに、気に入ったの?てか耳良すぎない?適当に居なさそうな人の名前言ってみたんだけど気に入ったのか?う〜ん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悩む事十分、こいつもキラキラした目でこっちを見ているからもういいかな?

 

「……はぁ。それじゃあ今日からお前は友希那だ」

 

「ニャ〜!」

 

うんうん、気に入った様で何よりだ。

でもさっきから後ろから見られている気がする……

 

俺が恐る恐る振り向くと物凄く不機嫌そうな蘭がこちらを見て居た。

しかも何ですかそれ、爪ヤバくないですか? あの、それをこっちに向けてくるの止めません?

 

「ちょおま……蘭、止めt」

 

「ミャ!」

 

「目が目がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

何でこんな事にならなければいけないのか。俺は目を手で覆いながら考えるのだった。

 

あ、目は両目失明してませんでしたのでご安心を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぃ〜サッパリしたぁ」

 

「ミャ〜」

 

「ニャ〜」

 

俺が風呂から上がるとモフモフ感がいかにも凄そうな蘭と友希那が居た。

ん?一瞬蘭と友希那が天使に見えたんだけど……見間違いじゃないよね?

 

え?見間違い?馬鹿な……そんな馬鹿な!

 

とか一人で馬鹿な事をやっているのは諦めて二人を抱えて自室に向かった。

 

「蘭、友希那仲良く寝るんだぞ」

 

「「ミャ〜(ニャ〜)」」

 

「はい、お休み」

 

俺は明日どの様な状態になっているのかを完全に分かっていたが、あえてこうしている。

 

何故かって?二匹のモフモフ系癒し猫を横に置いて寝れる自信なんてないわい。

 

その日は疲れが溜まったのか直ぐに寝る事が出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、先生に報告しなきゃいけねぇじゃねえかよくそったれ。

 

 

 

 




そろそろアンケート第二弾を実施する予定です

第二回どのバンドを出す?

  • Poppin'party
  • Afterglow
  • Roselia
  • Pastel*palette
  • ハロー、ハッピーワールド!
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