我が家の五匹の小ちゃな家族   作:猫又侍

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今回はシリアス回なのか感動回なのか書いた私でも分かりません。


我が家の猫は嫉妬する

 

よぉし、今日は待ちに待った学校だ!先生に物凄く怒られる日だ!と、なんとか楽しそうに見せてますけどダメです足が震えて今にも倒れそうです。

 

「よっと、よし。お〜い蘭、友希那〜」

 

「「ミャ〜(ニャ〜)」」

 

うんうん、朝から君達はもふもふだね。

 

でも朝から枕元に居られると幸せ過ぎて動く気なくすから止めようね?ってよく考えれば後三匹飼っていいのか……飼うか分からないけど。

 

もし飼うとなったら俺はもうベッドから動ける自信がない。

 

「二人仲良くフードの中に居るんだぞ〜」

 

「「ミャ〜(ニャ〜)」」

 

うん、マジかわゆす。

 

登校中にやけに静かだなと思っていたがその代わりフードの中でモゾモゾと動かれたから背中が痒くて仕方なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「し、失礼しました……はぁ」

 

案の定と言って良いほど先生に叱られた。

 

友希那が家に来たって言って大体の事を察してくれた大方の先生は有り難いんだけど、後三匹増えるかも知れないと言ったら物凄く怒られた。

 

ある先生はやっぱりかと諦めた表情。

 

ある先生はどんな猫が増えるか楽しみにしている様子。

 

ある先生はこれで学校に入学する生徒も増えるはずと考える先生も居ただろう。

 

最後に関しては今年で俺卒業するんで絶対に有り得ない事なのだがそこら辺は気にしないでおこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時刻は変わってお昼過ぎ。

俺は蘭と友希那用のキャットフードを用意したら、自分の弁当を開く。

因みに俺は学校では一人ではなく友達といる事が多い。だが、最近は色んな人が寄って来て余り一緒に休み時間を過ごすといった時間はなかった。

 

だが、最近やっと人数が減ったと安心して友達と飯を食べようとした時放送が入った。

 

『えー、全生徒にお知らせです。我が校のマスコットキャラクター……猫が増えました。もし見たいという人が居るのであれば3-4に見に行くと良いですよ』

 

と、担任の声が聞こえて俺は顔から血の気が引くような感覚に陥った。

だが、このままでは交友関係が悪くなってしまう。ここは蘭と友希那に悪いが今日は俺は席を外そう。

 

「ゴメンな蘭、友希那。今日は一緒にご飯食べられないや」

 

「ミャー!ミャー!」

 

「ニャー!ニャー!」

 

ゴメン、本当にゴメン。マジで罪悪感で死にそうだけどここは俺の今後を考えた上で仕方のない事だ。

俺は友達と一緒に屋上へ向かい久し振りにゆっくりと話す事が出来た。

 

だが、昼休みが終わる時に友達にこう言われた。

 

「猫って意外と寂しがり屋だから一緒に居てやんないとダメだぞ」

 

「……分かってるよ」

 

俺と友達が屋上から戻って来てもなお人だかりが絶えない教室。

その後先生が来てその場は丸く収まった。

だが、下校中も蘭と友希那はフードの中で全く動かず拗ねているようだった。

 

いや、怒っているのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅に着くと珍しく蘭と友希那は俺からすぐ離れていき俺の部屋ではなくリビングの方に向かった。

 

「……流石に嫌われたかな」

 

いや、そんな事はないと思いながらも心の何処かで不安になってしまい溜息がでる。

一応ドアを開けて中を確認したが滅多に使わない猫用のベッドで二人で丸まっていた。

 

「今はそっとしておいた方がいいか」

 

俺はゆっくりとドアを閉め自室に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」ペラッ

 

アレから一時間とチョット。

未だに蘭と友希那は上に上がってこない。

俺は不安になり、先程から読んでいるラノベの内容が全くもって頭に入って来ない。

 

「はぁ……少し寝るかな」

 

俺が本を閉じてそう思った時だった。

 

「ミャ〜」

 

「ニャ〜」

 

扉の微かに開いている隙間から鳴き声が聞こえて来た。

まさかと思いながら俺はゆっくりとドアを開ける。そこには今まで下にいた蘭と友希那が居た。

 

「……どうした?蘭、友希那」

 

俺がそっと手を伸ばし二匹の頭に手を乗せて軽く撫でる。

すると二匹の喉辺りからゴロゴロと音がした。俺はそこがいいのかと思い指で撫でると案の定気持ち良さそうな顔をしていた。

 

「ゴメンな蘭、友希那。俺はお前達が嫌いなわけじゃないんだ。ただ友達との関係を崩したくなかった……けど、蘭と友希那との関係を崩したらもっと嫌なんだ」

 

自然と目から涙が出てくる。

どれだけ拭っても拭っても絶えず流れてくる。

 

「ミャ〜」

 

「ニャ〜」

 

二匹は少し驚いた様な顔をしたが、直ぐにいつも通りの様になり俺のそばでゆっくりと丸まった。

 

「ありがとな蘭、友希那」

 

寝ている二匹の頭を再度優しく撫でる。

すると二匹はとても気持ち良さそうに眠っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日友達にその事を話してみると

 

「まさか、お前が自分達以外の人と居るから嫉妬したんじゃね?」

 

と、軽く言われた。

 

そうなのか?とは思ったが、明らかに怒りオーラと不機嫌オーラを纏って居た気がしなくもない。

 

でもまぁ、結局蘭と友希那と仲直り?出来たので良かった。これからは友達と飯を食べる時には蘭と友希那を連れて行こうと考えてその日は授業にいつも以上に集中する事が出来た。




そろそろバンドキャラのアンケに移りたいと思います

Poppin'partyの誰を出す?

  • 戸山香澄
  • 市ヶ谷有咲
  • 山吹沙綾
  • 花園たえ
  • 牛込りみ
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