無限界獣ゲンカイ
登場。
それはタイガ達がメビウスとともにアームドダークネスを撃破した翌日のことだ。
「怪獣だぁぁぁっ!」
「逃げろぉぉぉ!」
突如として町のど真ん中に現れた無限界獣ゲンカイに逃げ惑う人々。その光景を見ながら霧崎は高笑いをする。
「ハハハっ!さあ、『ウルトラマンタイガ』の物語にエンドマークを打とうじゃないか」
騒ぎに気づいたツキカゲ。伊智香とモモは真っ先に現場に急行する。
「あの怪獣。あまり動かないね」
「無害な怪獣なんですかね?」
2人は大人しい怪獣なのではと思っているのもつかの間、初芽から通信が入る。
『大変ですお2人とも!あの怪獣は地球の中心へと膨大なエネルギーを流し込んでいます!』
「エネルギーを地球に?いったいなんで?」
「でも地球にエネルギーを流してくれているなら悪い怪獣じゃないんじゃ?」
伊智香とモモはそれほど凶悪な怪獣ではないのではと考えているとタイタスは怪獣がどのような存在かに気づいた。
「あいつはまさか・・・。無限界獣ゲンカイか!?」
「知ってるのか旦那?」
「端的に言えば伝説の神獣だ。かつてとある星の超古代文明が星を豊かにするために無限のエネルギーを欲し、現世へと召喚したと言い伝えがある。ゲンカイはその身から発する無限のエネルギーで確かに星を豊かにはしたが、その膨大なエネルギーに耐えかねたその星は数日もしないうちにコアが爆発。星は滅んでしまったと聞く。そのウワサを聞きつけた星々は自分達ならその力を制御できると過信し、結局多くの星々がエネルギーに耐えかねて滅んだ。そんな記録媒介を以前閲覧したことがあったのだが・・・よもやゲンカイに遭遇してしまうとは」
「神獣とは大きく出たな」
「無限のエネルギーを持つ神獣か。下手に倒すと大変なことになりそうだな」
「私の推測が正しければ、ゲンカイと我々ウルトラマンは致命的に相性が悪いはずだ」
「なんでだ?ゲンカイは無限のエネルギーを与える存在ってんなら俺達もエネルギー切れを起こすことはないはずだろ?」
「滅んだ星みたいにタイガ君達もエネルギー過多になっちゃうってことだよね。タイタスさん」
「その通りだ。故に長期戦という選択肢はない上に、仮に倒せたとしても相手は無限のエネルギーの塊。倒した時の被害は計り知れないだろう」
ゲンカイに対して策を練っている間にも、ゲンカイは地球へのエネルギー供給をやめない。
「とりあえず、ゲンカイを地球から追い出そう」
「わざとエネルギーを消耗させるためにも最初からトライストリウムで行こうぜ」
「確かにそれなら少しは長く戦えるな。行くぞみんな!」
「行ってきます師匠」
「うん。頑張ってね伊智香ちゃん」
「「「「バディ・ゴー!」」」」
伊智香はタイガトライブレードを出現させると、直接タイガ・トライストリウムへと合体変身する。
「シュァ!」
タイガはゲンカイを地球から追い出そうと剣を地面に突き刺して両手で押さえにかかる。
「おい!この星を爆発させる気か!地球にエネルギーを与えるのをやめろ!」
ゲンカイを持ち上げようとするタイガ。するとゲンカイはタイガに対してようやく反応する。
「っと!」
振り向いたゲンカイはタイガに向けて無数の光弾を放ってくると、タイガは炎のバリアでそれをガードする。
「気を付けろタイガ。先ほども言ったがこの地球上でゲンカイを倒すことは極めて危険だ」
「それに奴さんのエネルギーが無限ってんならさっきの光弾も無限に撃ってこれるってこったろ。一発一発は大したことないが、数を撃たれりゃこの姿でも防ぎきれねぇぞ」
「んなこと分かってるって!どっちみち短期決戦なのは変わんないだろ!」
攻略法がない今、彼らはゲンカイを地球から離れたところまで運んだのちに倒すしかない。
「一気に飛ぶぞ!!」
ガッシリとゲンカイを掴んだタイガは一気に空へと飛び上がるも、ゲンカイは光弾を飛ばして抵抗してくる。
『我ニ触レルナ。光ノ者ヨ』
「しゃ、喋った!?」
「神獣って異名があるぐらいだ。そんぐらいの知能はあんだろ」
『我、使命ヲ全ウス』
ゲンカイはエネルギー波でタイガを引き離すと、光線を放ってくる。
「くっ!みんな!あの光線だけを相殺するぞ!」
「「「トライストリウムバースト!」」」
タイガはゲンカイの光線に対してトライストリウムバーストで対抗しようとするも、エネルギーの総量が違いすぎるゲンカイの光線に押され気味になる。
「答えろゲンカイ!お前の使命ってのはなんだ!」
『我ノ使命。ソレ即チ、星ヲ豊ニスル事。ソレコソ、我ガ叶エルベキ願イ』
「豊に・・・うわぁぁぁっ!?」
押し負けたタイガに光線が浴びせられると、変身が解除され、伊智香は地上へと落下していく。
「孫市!」
モモは咄嗟にスパイスをかじり、身体能力を上げて落下予測地点へと駆けると、伊智香をキャッチする。
「大丈夫孫市?」
「は、はい。ありがとうございます師匠」
「あの怪獣。星を豊かにするって言ってたよね?」
「タイタスさんの話だと、星にエネルギーを与え続けられると、星はエネルギー量に耐えられずに爆発してしまうらしいです」
「・・・一旦基地に帰ってみんなと相談しようか」
伊智香とモモは一度基地へと帰還すると、そこにはツキカゲだけでなく凪の部隊やZETのメンバー、そして雪が集まっていた。
「来たわね。孫市。それともウルトラマンタイガって呼べばいいかしら?」
どうやら来夢達にも伊智香がタイガ達と一体化していることが伝えられたようだ。
「一体化してるのはタイガ君だけじゃないので・・・」
「そうだったわね。まぁ今まで通り孫市と呼ばせてもらうわ」
「・・・そろそろ本題に入ってよろしいでしょうか?」
初芽がモニターに映し出したのはゲンカイとゲンカイが地球に送り続けている膨大なエネルギーの解析映像だ。
「この流し込まれているエネルギー量、地球が耐えられるのは4日ほど。正確には今からあと82時間といったところでしょうか」
「82時間以内にゲンカイを地球から離れたところに運んで倒さないといけないのか」
「ウルトラマンの皆さんは何と?」
「ゲンカイを・・・。あの怪獣を地球から離れたところまで運んで倒そうとしてるみたいです」
「ゲンカイ。それがあの怪獣の名前ですか。ちなみにどのような怪獣なのかはわかりますか」
「はい。タイタスさんの説明によると・・・」
伊智香はタイタスが話していた神獣として召喚されたくだりを全員に話した。
「なるほど。神獣ねぇ。刺激的・・・というかもう神秘的だぁ」
「師匠。何も考えていないですよね?」
「だって神獣だよ。もはや怪獣ですらないんだよ。考える余地すらないよ」
「まぁ、そうですよね・・」
無限のエネルギーを持つ神獣に対して誰もが策らしい策が浮かばずに黙り込んでいた中、伊智香が口を開いた。
「私、もう1度ゲンカイのところに行ってきます。気になることがあるんです」
「気になること?」
「ゲンカイはこの星を豊かにすることが使命。叶えるべき願いって言ってたんです。きっとゲンカイは誰かの願いを叶えるために現れたんだと思います」
「・・・元々は星を豊かにするために召喚された神獣だもんね。きっと誰かの幸せを願ってるんだと私は思うな」
モモの言葉に伊智香は頷くと半透明な姿で座っていたトライスクワッドの3人が立ち上がる。
「どうやらただ『倒す』だけで終わる戦いじゃなさそうだな」
「相手を理解し、その意思を尊重する。それこそが理性あるもの同士の対話というものだ。ただ戦うだけが『答え』ではない」
「俺達は正しい答えのためにあいつのところに行くんだ」
「・・・今度は私達も行くよ」
雅美も一緒にゲンカイのところに行くと告げてくると、伊智香は頷く。
「ダイナボルトは話し合いには向かないね。今回は孫市達に任せるね」
「はい。師匠。・・・行きましょう雅美さん」
「うん」
伊智香と雅美は基地の外に出ると今もなお地球のコアへと向けてエネルギーを送り続けているゲンカイへと視線を向ける。
「光の勇者!タイガ!バディ・ゴー!」
『ウルトラマンタイガ!』
「スマッシュファイ!」
『ultramansmash lightning generation』
伊智香はウルトラマンタイガへと変身すると、雅美もウルトラマンスマッシュ・ライトニングジェネレーションへと変身してゲンカイの前へと着地する。
「待てゲンカイ。お前は人々の願いを叶えるために星々にエネルギーを与えているんだろ?」
『ソレガドウシタ?』
まずは戦うのではなく対話を試みる。対話がそれほど得意ではない雅美とスマッシュはタイガの隣に立ち、その行く末を見守る。
「お前がこれ以上エネルギーを与え続けるとこの星はその量に耐えられなくて爆発してしまう。エネルギーを注ぐのをやめてくれ」
話せばきっと分かってくれる。そう信じてタイガはゲンカイを説得しようとすると、ゲンカイは話を聞く気になったのか一度エネルギーの供給を停止する。
「分かってくれた・・・のかな?」
「まだ分からん。タイガ。説得を続けるんだ」
「我ハ人々ノ願イヲ叶エルタメニ現界シタ。星ヲ豊ニ。ソレガ我ニ届イタ祈リ」
「エネルギーならもう十分だ。だからもう神の世界に帰って・・・」
「おやおやぁ?私の祈りが足りなかったのかなぁ?」
タイガがあと少しでゲンカイを説得できるというところでトレギアが姿を現す。
「トレギア!お前がゲンカイを召喚したのか!」
「あぁそうさ。すべては君のためだよ。ウルトラマンタイガ。そして才賀伊智香」
「俺と伊智香のため?どういうことだ?」
「君達は『ウルトラマン』と『地球人』でありながらバディとなり絆を深め、物語を綴っていった。それは『ウルトラマンタイガ』という物語となってしまった。物語にはいつかは終わりが訪れるものさ。だからこそ君達の物語、その舞台である地球にピリオドを付けようと思ってゲンカイを呼んだのさ」
「相変わらずはた迷惑なヤロウだぜ」
「そんなこと。我々が許すと思ってるのか」
勝手すぎるトレギアの言い分にタイタスとフーマも反応するとトレギアは背後に立つゲンカイに振り向くと『闇』のエネルギーをゲンカイにぶつける。
「何をしてるトレギア!ゲンカイは・・・」
「願いを叶えるために星にエネルギーを送っていたのだろう。だったら私の願いも叶えてもらおうじゃないか。この星にピリオドが打たれるまでエネルギーを注ぎ込んでもらおう!」
神獣であるゲンカイにとって闇のエネルギーは異物だったようで黄色い目が赤く変色し始める。
「人々ノ願イヲ叶エテコソノ神。我ハマダ、誰ノ願イモ叶エラレテイナイ」
「神なんだろう?願いを叶えるのだろう?だったら私の願いを叶えてくれよ」
「確カニ我ハ貴様ノ祈リデ現界シタ。ダガ貴様ノ願イハ邪ナルモノ。ソノ様ナ願イ。叶エルワケニハイカン」
「そうだ!邪悪な願いを叶えちゃいかない!」
「勝手に邪悪扱いはよくないなぁ。何が善で何が悪か。宇宙には光も闇もない。あるのは等しく無だ。それと同様に善悪基準も曖昧なものじゃないか」
「確かに曖昧だ。それは認めるよ。だけど星を破壊するなんてこと、許されていいわけないだろ!」
トレギアに惑わされることなくタイガははっきりとそう答える。するとトレギアに対してスマッシュが光弾を飛ばし、強制的に闇のエネルギーの供給を中断させる。
「この相手に説得は不可能ですよタイガ。トレギアは・・・倒すしかありません!」
スマッシュはトレギアを倒すしかないと断言し、トレギアと戦い始める。一方タイガはトレギアの闇のエネルギーで今にも我を失いそうになっているゲンカイに駆け寄る。
「ゲンカイ!」
「我ハ我ヲ抑エキレナイ。コノ星ヲ破壊シテシマウ前ニ・・・」
自分の力でこの星を破壊してしまう前にゲンカイはこの地球を去ろうとしたが、それよりも早く闇のエネルギーがゲンカイを蝕んでしまった。
「オォォォォォ!!」
暴走し出したゲンカイは再び地球のコアへとエネルギーを注ぎ始める。
「ゲンカイ!・・・ダメだ。完全に我を失っている」
「代われタイガ。まずはあいつを地上から放すぞ」
「分かった。頼むフーマ」
『ウルトラマンフーマ!』
『ウルトラマンフーマ・ストームインパクト!』
「セイヤッ!」
伊智香はタイガからフーマに交代すると、即座にストームインパクトとなったフーマは超高速でゲンカイの周りを駆け回り、竜巻でゲンカイを包み込む。
「風の結界だ。このままこの星から吹き飛ばすぞ」
フーマは風の結界でゲンカイの動きを封じつつ、そのまま地球からゲンカイを追い出そうとするとゲンカイは口から光線を放ち、風の結界を容易く破壊してくる。
「マジかよ。だったら・・・旦那!頼んだ!」
『ウルトラマンタイタス!』
「ウム!任された!」
伊智香はタイタスへとウルトラチェンジをすると、タイタスはゲンカイを力づくで押さえ込む。
「このまま宇宙の果てまで運び去る!」
飛び上がったタイタスはそのまま宇宙までゲンカイを運び去ろうとする。
「くっ!この程度・・・!」
ゲンカイはタイタスの拘束から逃れようと光弾を放ってくるも、その程度では怯まな
いタイタス。するとゲンカイは光線を放つと、流石のタイタスも怯んでその拘束を放してしまう。
『ウルトラマンタイタス・スターエンシェント!』
スターエンシェントとなったタイタスはゲンカイを再び掴み直すとそのまま地球を抜け出て、大気圏外までやってくる。
「さて、どうする伊智香。ひとまず地球からは追い出す事に成功したが・・・このまま倒すという考えはないのだろう?」
「うん。ゲンカイを助けてあげよう」
「とはいえ・・・強制的にエネルギーが増幅させられるのはやはりキツイものがあるな」
ゲンカイと接触していた影響で強制的にエネルギーが増やされていたタイタスはカラータイマーが点滅していないにも関わらず消耗させられていた。
「すまないタイタス。無茶をさせて。ここからは俺がやるよ」
『ウルトラマンタイガ!』
『ウルトラマンタイガ・フォトンアース!』
「ハァっ!」
再びタイガへと変身した伊智香はそのままフォトンアースへと強化変身を遂げると、球状のバリアでゲンカイを包み込む。
「簡易的な封印だ。作戦が決まるまでの間、この中で大人しくしててくれ」
簡易的な封印でゲンカイを押さえ込んだタイガは作戦を考えるためにも一度地球へと戻るとスマッシュとトレギアの戦いがまだ続いていた。
「シューティングスマッシュ!」
「フフッ」
スマッシュとトレギアの必殺光線がぶつかり合う。その戦いは全くの互角だったようで互いの光線は相殺される。
「パワーで押し切る!」
『ultramansmash crashenergy』
クラッシュエナジーにウルトラフュージョンしたスマッシュは爆炎を潜りぬけてその重たい拳を叩きこむ。
「ハァァァァァァっ!!」
連続で重たい拳を叩きこむスマッシュに対して、流石のトレギアも防御をするだけで動けずにいると、今がチャンスだと判断したスマッシュと雅美は次なる一手を取ろうとする。
「最高速度でいくよ!」
『ultramansmash tornadodash』
「最光剣・零式」
続けてトルネードダッシュへとウルトラフュージョンしたスマッシュは最速の剣技、最光剣・零式でトレギアに連続斬りを浴びせるとそこでようやくトレギアが膝をつく。
「まったく。この間までの君達は迷い、悩み美しかった。だが今は違う。生命の美しさを失ってしまっている。まったくもってつまらないよ」
「迷い悩んだから私達は強くなれた」
「そしてかけがえのない絆を得ることができました。今の僕らは・・・貴方に負けることなどありえません!」
「また絆か・・・。いい加減聞き飽きた」
絆という言葉に嫌気がさした様子のトレギアは次の一撃でスマッシュを葬ろうと先ほどよりも強力な一撃をスマッシュへと放つ。
「・・・っ」
トルネードダッシュのスピードなら避けることはたやすいのだがしなかった。できなかったのだ。なぜならスマッシュの後ろには仲間たちがいるツキカゲ基地があったのだから。
「避けたいのなら避けるといいさ」
「くっ・・・!うわぁぁぁっ!?」
避けることをしなかったスマッシュはバリアを展開して光線を防ごうとするも、スピードに特化したトルネードダッシュのバリアではあっさりと打ち砕かれてしまい、スマッシュはまともに光線を受けたスマッシュは変身が解かれて雅美へと戻ってその場に倒れ込んでしまう。
「絆なんてのは・・・目に見えなくて曖昧なものじゃないか」
何処か虚しそうに語るトレギアの前に着地したタイガは構えようとすると、トレギアは空を見上げた。
「ゲンカイは・・・なるほど。封印を施したか。とはいえあんな簡素な封印では明日には解かれてしまうだろうね。まぁ、せいぜい足掻いてみるといいさ」
魔法陣に消えていったトレギアを追いかけなかったタイガは変身を解除すると、伊智香は急いで倒れている雅美の元へと駆け寄る。
「雅美さん!」
「大丈夫雅美ちゃん?」
「しっかりしやがれ!」
伊智香が駆けよるよりも先に凪の部隊の面々が雅美を心配して駆け寄ってくると、雅美は「大丈夫」と言いながら立ち上がろうとするも、ふらつきそうになる。
「っと。無理しないで」
「ごめんなさい。ちょっとまだ・・・立てないかも」
「謝らんでもよい。むしろ庇ってくれたことに礼を言わんといけんのはこっちじゃ」
「・・・お礼なんていらないよ。だって私達は・・・仲間なんだから」
「フッ。そうじゃな」
「自分から仲間って言えるようになるなんて~。成長したね雅美ちゃん」
からかわれて顔を赤くしながら照れる雅美だったが、すぐに伊智香の方を見る。
「どうするの孫市。何か策はあるの?」
「策は・・・まだありません。それでも絶対にゲンカイも地球も助けます。だって私達は・・・」
「「「「ウルトラマンだから!」」」」
伊智香達トライスクワッドはゲンカイも地球も助けると決意を固めながらも空を見上げるのだった。
初芽の怪獣ファイルpart35
無限界獣ゲンカイ
身長 88メートル
体重 2万5千トン
得意技 無限廻光線
ゲンカイは無限のエネルギーの塊ともいえる神獣です。そのエネルギーは尽きることなく、星々に召喚されるたびにその星が破裂してしまうまでエネルギーを注ぎ続けてしまっていましたがこの地球ではいったいどうなることやら。
次回「バディ&スパイス」