この素晴らしい世界に鍵使いを!   作:アセどん

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勢いあまって作ってしまいました。
悔いはありません!!
では、どうぞお楽しみに下さい!!

ツカサのイメージキャラが完成しましたので付け足しました。


第1章 見通す悪魔とキーブレード使い
第1話 ぼっち少女との出逢い


通り魔によって17歳という若くして死んだ俺こと黒塚(くろつか) (ツカサ)は、天使からとある鍵の形をした武器(・・・・・・・・・・・)を貰い、異世界へ転生したのだが、

 

 

「あ……ヤベ」

 

ゲ〜コ〜

 

とてつもないカエルに喰われかけている。

 

 

 

 

ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバ——イ

ヤバ——————————————イ!!!

 

 

転生して開始数分後に即ゲームオーバーは嫌だ。

というか死ぬのは嫌すぎる!

 

全神経を両手両足にチカラを入れて、喰われない為にカエルの粘液で滑らないようにカエルの唇?辺りで踏ん張る。

 

「ふぬぬぬっ!ヌメヌメするなお前の口! 後、クセェな! お前の口の中!!」

 

グェ〜ゴォ〜!(怒)

 

 

ツカサのヤケクソの言動に怒りを感じた巨大カエル(全長3メートルくらい)はさらに口へチカラを入れて、必死に飲み込まれないように踏ん張る彼を食そうとしていると、

 

 

「パラライズ!」

 

 

凛とした声と共に巨大カエルの動きがピタリと止まった。

 

突然、目の前で起きたふしぎな出来事に思考停止を起こしていると、先ほど声の主が叫んできた。

 

「今のうちに逃げて下さい!」

 

 

これが、のちに紅魔族の長となる恥ずかしがり屋のボッチ少女と、短い人生を閉じ天使によってとあるキーブレード(・・・・・・・・・)を与えられた少年の出会いである。

 

 

 

 

 

 

★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆★★★★★★★

 

 

遡ること一時間程前。

突然、真っ白な空間の中で綺麗な純白の翼をした女性つまりは天使と対面で椅子に座っていると、自身の死因を聴かされた。

 

 

「———という訳で黒塚 士さん。貴方は先ほど亡くなりました」

「でしょうね。かなりの血を流したので」

 

腹部を包丁で何回も刺された記憶は鮮明に残っている。明らかに普通の状態ではなかった男の顔を思い出したことで何処か苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。

 

「心中をお察します。まだまだ若すぎる年齢で亡くなってしまった貴方に3つの選択肢が与えられます」

 

ツカサの心中に同情しているのか、天使は丁寧に彼が話の内容を理解し易い様にその選択肢の詳細を説明していく。

 

「それではまず1つ目は、天国へ行くこと。2つ目は記憶を消され、赤子からやり直すこと。そして、最後は異世界へ記憶と体をそのままにして向かうことです」

 

と、いわゆる人生(先ほど終了したが)最大の選択的なことを迫ってきた。

 

とはいえ、それぞれの詳細を確認してから選択することにするため話を続けてもらう。

 

「1つ目の天国という場所について教えて貰えないでしょうか?」

「承知しました。こちらで言う天国とは、ほのぼのとした場所であり、娯楽と言ったモノがなく、自身の肉体がないため先人の霊たちと年中日向ぼっこをするか、他の霊たちとお喋りすること以外にやることはありません。ツカサさんほどの年齢の方にはオススメは致しません」

 

なるほど。と言っても記憶を消して赤子からやり直すのもな………それはそれで嫌だな。

 

「最後の異世界へ行くということは、一旦どういうことなのですか?」

「魔王軍の侵攻により、邪悪なモンスターが蔓延り人口が減ってしまった此方とは異なる世界に、応援または戦力としてツカサさんを転移させることです。尚、即死対策として此方の一覧表から何かお好きな武器または能力を与えます。そして、貴方が見事魔王を討伐に成功したあかつきにはどんな願いも一つだけ叶えて差し上げましょう。しかし、闘う以上死のリスクは常につきものとなり、今までに魔王討伐を果たせず、もう一度亡くなってしまった方または、討伐を諦め残りの人生を謳歌する道を歩んだ方もおります。そのため、闘う以上チート級の武器を持っていても死の恐れは充分にあります」

 

因みに私がこの責務を担当して以降、誰も異世界には行っておりませんと付け加えながら、何処か残念そうな顔をする天使さんのご丁寧な説明を聴いて思った。いや思ってしまった。

この大変真面目な人?なんだな……と。

デメリットまで話していては誰も行きたがらないだろう。

 

「はぁ〜俺としてはキングダムハーツ3の結末を知りたかったんだがなぁ〜。記憶を無くして赤ん坊からやり直しても、転生した俺がやるとも限らないしな。天国や異世界に行っても知ることができないからなぁー」

 

「ふふふっ本当にツカサさんはキンハがお好きなんですね。私も休暇の日は、仲間の天使と一緒にゲームをするのですがキンハは中々神作ですものね。これまでのツカサさんの人生書を拝見させていただきましたが、本当に大好きなのがよく分かりました」

 

ッ!?今、この天使さんキングダムハーツの事をキンハって言ったぞ!?

 

目の前の天使が割とゲーム好きな事にかなり驚いて思考停止を引き起こしているツカサを見て、静かに話を聴いているのだと勘違いしたのか淡々と話を進めていく。

 

「そちらに関しては安心して下さい。詳細は言えませんが」

「え? 気になる言い方はズルいですよ」

 

「此方にも口外出来ないこともあります。さて、話を戻しますが貴方は異世界へ転移することをご希望しますか?」

「ハイ」

 

「受けたまわりました。それでは、転移する前に重大な注意事項をご説明します。彼方の世界の言語は私達がツカサの脳に付加をかけることで解消されます。危険があるとすれば運が悪いのなら、転移した際に頭がパァーッになることだけです」

「いやいやいやいや!!中々ヤバいワードが出ましたよ!!」

 

「大丈夫ですよ。ツカサさんは中々の運の持ち主であるので。それにパァーッになってしまった方なんて100人に1人くらいの割合ですから、アクア様なみに運値がなければ大丈夫ですよ…………多分」

「多分って言ったぁぁぁぁ!!」

 

「それでは、この一覧表からどれかお好きなモノを選んで下さい」

 

途中から一方的に話を進めていく天使に口元を引攣らせながら改めて手渡された一覧表に目を通していく。

 

 

◯身体が炎となるが泳げなくなる能力

◯無限の魔力

◯スタンド

◯あらゆる魔法を習得できる才能

◯消えない炎を宿す魔剣

◯輝く聖槍

◯あらゆる武器を生み出すチカラ

 

 

中々のチート級の能力ばかりの一覧の中から自身がときめく物を探していると、とんでもない項目を見つけてしまった。

 

「え゛ッ!? あの〜なんで一覧表に貴方があるんですか?」

 

そう。手渡された一覧表の中には目の前にいる天使もまたこの場所から持っていけるモノとして含まれていた。あまりの斜め上の内容に困惑しながら問い掛けると、天使もまた何処か焦って表情で応える。

 

「そ、それはですね。私の前任者である水の女神アクア様がある方(・・・)の死因をストレス発散目的でからかい、その方の怒りを買い、モノとして彼方の世界へ旅立ってしまったのです」

「そ、そうですか……御心配なく天使さんを連れて行ったりはしませんからそんな貌しないで下さい」

 

 

天使の焦った反応の意図を察し、そんなことをしては可哀想だと思い改めて持っていくどれにするのか頭を悩ませてる。

すると、

 

 

「すみませんお見苦しい所を。そちらの一覧表以外にもアニメ、ゲームまたは漫画の武器・能力をお望みも出来ますよ?」

「マジですか!?」

 

 

ツカサにとって半端なくテンションが上がる提案を提示する。

 

「マジです。ツカサさんの様にゲームまたは漫画の武器を扱ってみたいと言う方々のご意見により武器、能力、才能などを与えることが可能です」

「ということは……まさか!?」

 

 

自身が心から欲するモノと共に第2の人生を送ることができるのでは…という期待の表情をするツカサにつられてクスクスと口元を緩めてしまいながら、彼が望むモノを口にする。

 

「もちろん。キーブレードも大丈夫ですよ」

「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

自身が最も好きな作品の武器を持って行けることを聴いたツカサは、まるでコレ以上喜びなぞないのではと思えるほどの歓喜の声を上げる。そんなツカサを穏やかに眺めていた天使はツカサにさらなる説明を行う。

 

「注意点としてツカサが使う事になるキーブレードの形状と能力はランダムとなります。運が良ければ主人公達が扱うモノと同じ形状になる可能性もあります」

「そこも運次第とは。背に腹は変えられないな……よし!ソレでお願いします!!」

 

「承りました。天界規定に則り、ツカサさんがキーブレードを受け取ることが受理されました。彼方の世界でどの様な形状なのか、ご確認下さいね」

 

そう言った後、天使さんは何かを唱えると足元に魔法陣が浮かび上がった。

 

「これで異世界へ向かうためのすべての準備が完了しました。

それでは……

 

 

 

さあ、旅立ちなさい!あまたの勇者候補の中から、貴方が魔王を倒すことを心から願っております……‼︎」

 

 

 

 

 

 

★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

こうして、俺こと黒塚士は異世界への転生を果たしたのだった。

これまでがここへ来る前のハナシ。

そして、近くの街へ向かう前に自身のキーブレードの形状を確認し、又もや半端なくテンションが上がっていると、

 

 

ドオ゛ォォォォォォォォォォォォン!!!!

 

 

 

という、何処かで起きた爆発音に驚きフリーズしていると近くから全長2、3メートルくらいはある巨大カエルに喰われそうになるが、キーブレードで何とか撃退することに成功。

 

しかし、初のモンスター撃退に浮かれてしまい背後から来ていたもう一匹によってキーブレードを喰われ、芋づる式に現在喰われかけている現在に戻る。

 

 

「今はカエルの動きは停止していますから口から逃げれますから飛び降りて下さい!」

「だ、誰かは見えないけどわかった!」

 

 

後ろに声的には少女と思われる指示に従い飛び降りて雪の積もった地面へ着地する。そして、目の前にいるフードを深く同年代と思われる少女は光を纏った手刀を身動きが取れないカエルへ向けて一直線に振り下ろす。

 

「ライト・オブ・セイバー!!」

 

振り下ろされた手刀の先から発された光の剣は瞬く間に巨大カエルを一刀両断し、撃退してみせた。

 

 

 

そして、カエルに呑み込まれたキーブレードを呼び出し、ある程度粘液を拭き取り、助けてくれた少女に改めてお礼を言う。

 

「危ない所を助けてくれてありがとう」

「良かったぁぁ間に合って!」

 

そう言って深く被っていたフードを脱ぎ素顔を見せてくれた。まるでルビーの様に輝く瞳をした整った顔立ちに数秒もの間眼を奪われていたツカサは、きちんとお礼を言いたいのだが目の前の少女の名を知らないので、自ら名乗り出る。

 

「本当に危ない所を助けてくれてありがとうございます。俺はクロツカ ツカサ。冒険者になりたくて街へ行こうとしていたんだ。ちゃんと君にお礼をしたいのだが、すまない名前を教えて貰えないだろうか?」

「そ、そんなお礼だなんて…!な、名前…です…か」

 

何故だ。変な事でも聴いてしまったのだろうか?

何処か目の前にいる彼女はまるで恥ずかしそうに頰を赤らめ、モジモジし始めた。

 

「すまない。何かマズいことでも聞いてしまったのか?なら、無理せずなn「だだだ、だいじょうぶですから!!」……そ、そうか」

 

無理せず名乗らなくていいぞと言おうとしたのだが、何処かヤケ糞気味に遮られてしまった。それと全然大丈夫そうには見えないな。

 

心なしか先ほどよりも瞳が紅く輝いている様に見えるのだが、何故か薄っすら涙を溜めている様にも見える。そして、ヤケクソ気味の彼女はとうとう顔を真っ赤に染めながらバサっとローブをひるがし、

 

 

「……わ、我が名はゆんゆん!アークウィザードにして上級魔法を操る者!やがては紅魔族の長となる者!」

 

 

独特の自己紹介をしてくれた。

 

 

 

コレが俺とゆんゆんのはじめての出逢いであり、これから波乱に満ちた異世界生活がすでに始まっていたということは、この時の俺たちは全く知りもしなかった。




最後まで読んでくださりありがとうございます!

いちようチョットした主人公紹介です。

黒塚(くろつか) (ツカサ)

年齢17歳
黒髪黒目
顔立ちは普通。
近眼な所為で時折鋭くなる。
イメージキャラはめだボクの球磨川禊。
服装は学ランにマフラー。

性格は普通だが時折ドライ。キ◯ハが大好きで、その話になるとめちゃくちゃ瞳を輝かせる。

通り魔によって殺され、天使によってとあるキーブレード(・・・・・・・・・)をもらい転生した。


ツカサのキーブレードについては多分次回にその形状が明らかになります。

試作アンケートを行います。《ツカサのキーブレード》を皆さまで予想してみて下さい

  • キングダムチェーン
  • 過ぎ去りし思い出
  • 約束のお守り
  • ウェイトゥザドーン
  • ノーネーム(BbSFM)
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