では、どうぞ!
フォルドは、サクラハリケーンのワープ機能を使って街へ戻ろうとした。しかし、ゲートを越えた先は森がある未開の地だった。
「(あれ?おかしいな…ここはカグツチ…じゃないよな?ましてやヘルヘイムでもない。…とりあえず歩くか。)」
フォルドはサクラハリケーンを錠前モードに戻すと、知らない森の中を歩くことにした。すると
「ギヒヒヒヒッ、アレ?外来人か?」
「ギヒヒヒヒッ、だったら潰そうぜ!!」
「よ、妖怪!?」
突然二体の人型の妖怪がフォルドに立ち塞がった。フォルドは無双セイバーとメロンディフェンダーを構える。
「ギヒヒッ!!」
妖怪の一体がフォルドに殴りかかろうとした。
「ハッ!食らえ!」
「グアッ!?」
フォルドは素早く攻撃をかわし、メロンディフェンダーの左端についている刃を叩きつけた。
「コノヤロー!!」
もう一体もフォルドに殴りかかる。フォルドはメロンディフェンダーで防ぎ、無双セイバーの撃鉄を引いて弾丸を装填して妖怪を押し飛ばす。
「そこだ!」
「ギャアアア!!」
フォルドは装填した弾丸を全発射する。弾丸は全て妖怪に命中する。
「ヒィイイイイ!!!」
「に、逃げろおおおおお!!!」
恐怖したのか、妖怪二体は逃げていった。
「ふぅーー……」
フォルドは、無双セイバーを納めると、変身を解除する。
「さて、どうするか……」
フォルドは再び歩き出そうとした。すると突然、どこからかジェット噴射のような音がした。フォルドは音のする右側へ視線を向ける。そこにはヒヒイロカネのように赤いカブトムシがフォルドの方を見ていた。
「何だあれ?」
フォルドが近づこうとすると、赤いカブトムシはどこかへ飛んでいってしまった。
「(とりあえず追ってみ…うっ!…)」
フォルドが赤いカブトムシを追おうとしたが、ニューとの戦いで負った傷やゲネシスドライバー使用後の影響で意識がもうろうとなった。
「うっ……くそ……」
フォルドは耐えられず、そのまま地面に倒れてしまった。
「グギャアア!!」
「グギャ!」
そしてフォルドの近くに、青いラインのある二体の初級インベスが現れ、フォルドに襲いかかろうとした、その時だった。
「戦操[ドールズウォー]」
「炎弾[フレアショット]」
突然二つの声と共に、一体には大量の人形が突撃し、もう一体には炎の弾丸が命中した。
「グギャアア!?」
「グギャ!?」
そして初級インベス二体は爆散した。その後、二人の少年少女がやってきた。
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「……ん?」
フォルドが目を覚ますと、そこは誰かの家だった。しかも棚のあちこちに人形が置いてあった。
「(まずいな…俺もしや魔女に拾われたのか?とりあえず俺の所持品…あそこにあった。」
フォルドはベッドから起き上がると、ハンガーに掛けてあるアサシンローブを身に付ける。すると
「お、どうやら起きたようだな。」
「!?」
突然フォルドと同年齢の少年が現れた。その声に反応したフォルドは焔薙を抜刀して木る伝の炎を纏わせる。
「おい待て待て待て!俺はお前と戦う気はない!」
「信用できないな…うっ…」
まだ傷が癒えていないためか、フォルドはその場で立て膝をつく。
「おい大丈夫か!?」
「うっ……」
フォルドは仕方なく焔薙を納刀する。少年はフォルドをベッドまで運ぶ。
そして扉から薬を持ってきた少女がやってきた。
そしてフォルドは再び傷を治療してもらった。
「いきなり攻撃を仕掛けようとしてすまなかった。」
「いいっていいって。」
フォルドが少年に謝罪する。
「まったく、私の家を壊すつもり?」
「悪かった…ところで、名前は何だ?」
「私はアリス・マーガトロイドよ。」
「俺は赤井 鉋だ。」
二人が自身の名前を名乗る。
「そうか、俺はフォルド・ケンウェイだ。よろしくな。」
フォルドも自身の名前を名乗った。
次回 鉋はフォルドに友人達を紹介するために3人で博麗神社にやってきた。そこで会話をしている途中、インベスが出現。フォルドは鉋たちと共闘する。
次回[幻想編パート2 ~神社と友人とインベス~ ]