BLAZBLUE ~天・下・御・免~   作:レティス

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投稿遅れてすみません。ちなみに今回の話には、アニメやゲームなどの引用がありますが、元ネタ紹介は割愛させていただきますので、ご了承ください。
では、どうぞ!


幻想編パート4 ~どうあがいても、絶望~

「何が何だか分からないよ…。」

 

銓はつい愚痴を漏らす。

 

「我が名は武神鎧武、天下を取るものだ。この幻想郷の天下もいただく!」

 

武神鎧武は名乗る。フォルドはそれを聞いて

 

「なるほど、幻想郷にインベスが出た元凶は全てあいつか…。」

「その通り。そして須田と言う男は我の人間体としての姿だ。」

 

武神鎧武はそう答えた。

 

「こんな日常茶飯事で平和な世界をお前はぶっ壊す気か!?」

「はっ、ほざくなゴミクズ共が…そんな汚れた世など不要だ!…天下を取るのはこの俺だ!!」

 

鉋が反発するも武神鎧武はフォルド達を屑呼ばわりして無双セイバーを引き抜く。

 

「そんなことは俺達がさせない!…変身!」

 

フォルドは斬月に変身すると、メロンディフェンダーをブレードモードに変形させて武神鎧武に振る。

 

「甘い!」

「うっ!…」

 

武神鎧武は大紅丸で攻撃を弾き、フォルドを蹴り飛ばす。

 

「だったらこれだ!」

 

蹴り飛ばされたフォルドは起き上がると、無双セイバーを抜いて撃鉄を引き、弾丸を装填して撃つ。

しかし武神鎧武は弾丸を物ともせずにフォルドに接近する。

 

「ふんっ!」

「うわぁ!!」

 

そして武神鎧武は無双セイバーでフォルドを吹き飛ばした。

「フォルド!!」

「うっ…」

 

フォルドは立ち上がろうとするも桁違いのダメージを食らってなかなか立ち上がれない。武神鎧武は徐々に近づいてくる。

 

「炎弾【フレアショット】」

「咒符【上海人形】」

「霊符【夢想封印・集】」

「虎符【草月激斬】」

 

四人は武神鎧武に弾幕を放つ。しかし

 

「ふん…。 反射【ベクトルコントローラー】」

 

武神鎧武はスペカを発動して鉋達の弾幕をはね返した。

 

「うわあああっ!!」

「きゃあああ!!」

「ぐはっ……!!」

「ああああっ!!」

 

四人は攻撃を反射されてそのまま吹き飛ばされた。

「くそっ!!」

 

フォルドはなんとか立ち上がると、アセロラアームズに切り替えて連射する。

 

「無駄だ!」

 

武神鎧武は無双セイバーと大紅丸を合体させてナギナタモードにすると、それを回して銃弾を防ぐ。

 

「私にまかせるんだぜ!」

 

魔理沙が箒で上昇すると、銓と共に弾幕を放つ構えをする。

 

「恋符【マスタースパーク】」

「恋符【エボリューションスパーク】」

 

二人は巨大なレーザーを放つ。一方武神鎧武は空いた右手で超巨大な暗黒玉を形成している。二人は砲撃しているために気づいていない。

 

「まずい、避けろ!!」

フォルドは魔理沙と銓に呼び掛けるが時すでに遅く

 

「闇に沈め! 闇葬【デアボリックエミッション】」

 

武神鎧武は巨大な暗黒玉を放った。暗黒玉は極太レーザーをかきけしていき、二人に命中して爆発した。その後に魔理沙と銓が地面に叩きつけられた。

 

「ふん…無駄な抵抗を「てめえええええ!!」甘い!!」

 

怒りに燃えた針は青龍刀を降り下ろすも、やはり防がれる。

 

「食らえ落武者野郎が!!」

 

ラグナもブラッドサイズを降り下ろす。武神鎧武は武器を分裂させてガードする。

 

「開海【モーゼの奇跡】」

 

そして早苗が武神鎧武の頭上に瞬間移動して特殊なエネルギーを纏わせた扇で兜割りをしようとする。

 

「鋼符【フルメタルアルケミスト】」

「っ!?…きゃああっ!!」

 

武神鎧武は巨大な鉄の柱を形成して早苗を弾き飛ばす。

 

「はあっ!!」

「ぐはっ!…」

「うおっ!?」

 

そして針とラグナを弾き、吹き飛ばす。続いて無双セイバーの撃鉄を引いて弾丸を装填した後、銓に銃口を向けて全発撃つ。弾丸はビームとなって一発目が銓をよろめかせる。残りの三発が銓の腹部に命中し、吹き飛ばす。

 

「…弱い、弱すぎる。これでは研磨にもならぬ…もういい。死ね!」

 

武神鎧武は無双セイバーを納刀して大紅丸を左手で逆手持ちすると、カッティングブレードを一回倒す。

『ブラッドオレンジ・スカッシュ!』

 

武神鎧武は高く跳ぶと、10体に分身する。

 

「でりゃああああああ!!!」

 

分身した武神鎧武はそれぞれのターゲットに跳び蹴りを放った。

 

「うわあああああ!!」

 

フォルドは跳び蹴りを食らって吹き飛ばされた。鉋達も同じ攻撃を食らって吹き飛ばされた。

 

「くっ!!…」

 

しかしラグナはブラッドサイズでガードして何とか耐え抜いた。

 

「何…?」

「なめるなよ…第666拘束機関解放、次元干渉虚数方陣展開、蒼の魔導書[ブレイブルー]起動!!」

 

ラグナはブレイブルーを起動させると

武神鎧武に斬りかかる。

 

「くっ…何故黒き獣がここに…」

 

武神鎧武はラグナの攻撃を受け止めてから後ろに退く。

 

「突撃【神風特攻隊の末路】」

 

武神鎧武は零戦型の炎を20発ラグナに降らせる。

 

「はああああああ!!」

 

ラグナはブラッドサイズを鎌状に展開させて全てはね返した。ラグナはフォルド達にこう言った。

 

「おいお前ら!こんな落武者野郎にくたばるんじゃねぇ!!」

 

ラグナの激励を聞いたフォルド達は立ち上がる。

 

「ああ…そうだなラグナ!」

 

フォルドはカッティングする。

 

『ソイヤッ!アセロラ・スカッシュ!』

 

フォルドはシーサー型のエネルギー弾を撃つ。

 

「ちっ…!!」

 

武神鎧武は難なくこれを避ける。

 

「幻想郷をお前の手に堕ちてたまるか!」

「そうよ!幻想郷はあなただけのものじゃない!!」

 

鉋とアリスはそれぞれ狙撃銃と人形を構える。

 

「ラストスペル 朱雀【朱雀渋式】!!」

「ラストスペル 魔操【リターンイナニメトネス】!!」

 

二人はラストスペルを発動させて強力な弾幕を撃った。

 

「ぬっ!!…」

 

武神鎧武は押されながらもこれをガードする。

 

「この世界は平和を望んでいるだ!!」

「あんたみたいに力を望んでいるんじゃないわ!!全ての平和よ!」

 

鈍と霊夢もスペカを構える。

 

「ラストスペル 白虎【白虎昴揚】!!」

「ラストスペル 神霊【夢想封印 瞬】!!」

 

鈍と霊夢も強力な弾幕を放つ。

 

「ふんっ!!」

 

武神鎧武はこれをかき消した。

 

「そんな世界のルールなど滅却してくれよう!!ラストスペル 邪聖剣【ネクロマンサー】!!」

 

武神鎧武は巨大な黒いレーザーを大紅丸から放つ。

 

「ラストスペル 玄武【玄武防壁】!!」

 

ここで銓がラストスペルを発動させて亀の甲羅みたいなバリアを張る。

 

「たしかにお前の言う通り、力のない世界は無力かもしれない。」

「けど、武力の他にもっと別の力があるんだぜ!!」

 

魔理沙が箒で上昇してミニ八卦炉を構える。

 

「ラストスペル 魔砲【ファイナルスパーク】!!」

 

マスタースパークよりも極太のレーザーが放たれた。

 

「ぐっ…!!?」

 

武神鎧武は耐えきれずレーザーを食らい、吹き飛ばされた。

 

「武神鎧武。何故俺達が倒れても倒れても立ち上がるか、分かるか?」

「そう、お互いが助け合い、励まし合い、力を合わせる。それこそが武力よりも大切な力、友情です!!」

針と早苗もラストスペルを発動する。

 

「ラストスペル 青龍【青龍一閃】!!」

「ラストスペル 大奇跡【八坂の神風】!!」

「ぬっ!?………ぐおおおおっ!!」

 

針と早苗が放った弾幕を食らい、ついに武神鎧武が吹き飛ばされた。

 

「まだ終わりじゃねぇぞ!!」

 

ラグナは武神鎧武を掴んで殴り飛ばす。

 

「ぬっ…!!」

 

武神鎧武はすぐに立ち上がるも、ラグナが追い討ちを仕掛ける。

 

「ブラックオンスロート!!」

 

ラグナはブラッドサイズを鎌状に変形させて斬りつける。武神鎧武は無双セイバーと大紅丸でガードするも、一部は防ぎ切れずに斬撃を食らう。

 

「おらあああああああ!!」

「くっ………!」

 

そして右手を黒い獣に変化させて突き出す。

 

「フォルド!!」

「ああ!」

 

フォルドはメロンアームズに戻ると、カッティングした。

 

『ソイヤッ!メロン・スカッシュ!』

「せいやぁあああああ!!」

 

フォルドはメロンの果汁エフェクトを纏うと、武神鎧武に向けて無頼キックを放った。勝利が近づいた…しかし

 

「…!?」

 

突然、無頼キックが当たる直前で届かなかった。

 

「(何故だ?…何故直前で止まった?)」

 

フォルドとラグナは武神鎧武の横に写った文字を見た。そこにはこう書かれていた。

 

[Immortal Object]

 

「なっ…!?」

「た…倒せねぇだと…?」

 

その様子は鉋達も見ていた。

 

「システム的不死…?」

「…嘘だろ?」

「……」

「なんでSAOのシステムが…」

 

システム的不死をもつ武神鎧武に絶望していた。ここで武神鎧武は言った。

 

「はははは。どうやら落武者は、貴様らの方だったな!」

「くそ!……がはっ!」

「うおっ!?」

 

フォルドとラグナは武神鎧武の斬撃を受けて吹き飛ばされた。

 

「さて、そろそろ終わりにしよう。」

 

武神鎧武は浮遊した。

 

「OVER DRIVE」

「なっ…!?」

 

なんと武神鎧武はOVERDRIVEまでも持っていた。

 

「遺産【エデンの果実】!!」

 

次の瞬間、武神鎧武の背後に巨大な光球が形成された。それと同時に多角形のような黄色いフィールドが展開された。

 

「食らうがいい。愚かな虫ケラ共!!

 

そして武神鎧武は光球と共にフォルド達に突撃した。

 

 

 

 

二分後、いつの間にか変身が解除されたフォルドは目を覚ます。

 

「……ああ…」

 

そこには、重傷を負った鉋達の姿だった。特に魔理沙はひどく、全身から出血している。それどころか彼女の宝物であるミニ八卦炉はOVERDRIVEを食らって灰化しており、箒は今なお燃え続けている。

 

「はははははははは!!…私の勝ちだな。」

 

武神鎧武がフォルドに近づく。

 

「………」

 

フォルドはショックのあまり言葉が出なかった。

 

「死ぬがいい。」

 

武神鎧武はフォルドに大紅丸を降り下ろした………はずだった。

 

「ぐおおおおおっ!?」

 

しかし何者かに放たれた衝撃波によって武神鎧武は五歩退いた。

 

「ぐっ……誰だ?」

「俺の息子を殺しては困るな。」

 

すると、背後から白いローブを纏い、右手に日本刀を持った男性がやってきた。男性はフォルドに視線を向けると、こう言った。

 

「久しぶりだ、直人。」

「お…親父!!」

 

その正体は、フォルドもとい直人の父・平山 晃和だった。

 




次回 フォルド(直人)は父・晃和と再開した。晃和はカブトに、フォルドは斬月・真に変身する。二人は武神鎧武と決着をつける。
次回[幻想編パート5 ~親子と友情と…~]
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