BLAZBLUE ~天・下・御・免~   作:レティス

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またかなり遅くなりました。お久しぶりの投稿です


弟子入り…?

あれから数日が経ち、フォルドはのんびり街を歩いていた。

 

「(この世界にも大分慣れてきたな…。)」

 

そう呟きながらフォルドは商店街に入った。途中、店を見るのも飽きたために路地裏を歩く。フォルドはここから空を見渡せる場所に行こうとしたそのときだった。

 

「そこのお主、待つでござるー!!」

 

フォルドはその声を聞いて途端に振り向く。そこには緑色の忍者着を身に纏い、赤いスカーフを首に巻き、背中に巨大な五寸釘を背負った男が立っていた。男はフォルドのことをかなり警戒している。

 

「…あんた誰?」

 

フォルドは首をかしげて男に言った。

 

「見つけたでござるよ悪党フォルド・ケンウェイ!!お主の犯行、お天道様が許してもこのバング様が許さん!!」

 

バングと名乗った男は熱血漢な口調で言う。

 

「待て待て待て待て…いつから俺がそんな悪党になったのかが分からない…」

「とぼけるのもそこまでにするでござる!これを見るでござる!!」

 

と言ってバングが取りだしたものは、フォルドの指名手配ポスターである。それも大分古いものであった。

 

「(まだ持ってる奴らがいたのか…。)」

 

フォルドは額に汗をに2滴流してバングにこう説明する。

 

「あの…俺は既に指名手配を解かれたんだ。それに俺は怪物と戦ってi「言い訳は聞かぬでござる!!」…oh…。」

バングはフォルドの説明に一切耳を貸そうとはしなかった。

 

「カグツチの愛と平和を護る男[シシガミ=バング]、ここに見参!!」

「(滅茶苦茶だ…どちらにしろ戦うしかないか。)」

 

フォルドは仕方なく拳を構える。

 

「でりゃあああああ!!」

 

バングが物凄いスピードで接近し、フォルドに右ストレートを叩き込んできた。

 

「うぐっ…!?」

 

フォルドはガードするも、予想以上に一撃が重かったために少し後退した。

 

「もう一発!!」

 

バングはさらに拳をフォルドに叩き込もうとする。

 

「二度も食らうか!」

 

フォルドはバングの拳を掴んで回し蹴りを喰らわせる。

 

「甘いでござる!!」

 

バングは右手でフォルドの回し蹴りを受け止めると、膝蹴りを叩き込む。

 

「ぐああああっ!?」

 

フォルドは強烈な一撃を喰らって吹っ飛ばされた。その際に路地裏から家一戸分の空き地に出ており、吹っ飛ばされたフォルドは木箱の山に激突した。バングはすぐさま空き地に移動してその様子を見ていた。

 

「…いってえ…。」

 

フォルドは起き上がると、服についた木片を払う。

 

「どうでござるか!?まいったか!!?」

 

バングは高笑いしながらフォルドに言った。

 

「まだだ、まだ終わってねぇ!」

 

フォルドはバングに急接近して右ストレートを叩き込む。バングはガードするも、フォルドは左手でジャブを連発する。

 

「ぬおっ!?」

「でりゃああああ!!」

 

フォルドはそのままアッパーカットを繰り出してバングを打ち上げ、そして両手を前に突き出してバングを吹っ飛ばす。

 

「うおおおおおおっ!?」

 

バングは耐えきれずに吹き飛ばされ、壁に激突した。

 

「くっ…悪党としてはなかなかやるな…。」

「だから俺は悪党じゃない!!」

 

フォルドは悪党と呼ばれることに反論した。

 

「だが、拙者には敵わぬでござるよ!!」

 

そう言ってバングは背中の巨大な五寸釘を構える。

 

「はぁ…俺は悪党じゃないって言ってるだろ!!」

 

ついにキレたフォルドは焔薙を抜刀する。

お互いが武器を構えて睨み合いをしてるその時、突然二人の間にジッパー状の裂け目[クラック]が開いた。

 

「な…何でござるか!?」

「…くそ、こんな時にか!!」

 

バングがクラックの出現に謎目いている中、フォルドの予感は的中した。

 

『グギャアア!!』

『キキッーー!!』

 

クラックから6体の初級インベスと蝙蝠をベースに赤い甲殻に覆われたコウモリインベスが現れた。

 

「フォ、フォルド殿!!この者達は一体…!?」

「俺が言っていた怪物だ!!」

 

フォルドはバングにそう答えると、焔薙を納刀して戦極ドライバーを装着する。そしてメロンロックシードを取り出す。

 

「変身!!」

 

フォルドは叫ぶと、メロンLSを開錠して戦極ドライバーにセットする。そしてカッティングブレードを倒してカバーを展開する。

 

『ソイヤッ!メロンアームズ!天・下・御・免!』

 

フォルドは斬月に変身してメロンディフェンダーをブレードモードにする。

 

「ここからは俺達のフェイズだ!」

 

フォルドはそう言うと、一体の初級インベスに向かって突撃する。

「応!!」

 

バングもフォルドに続く。

 

「うおおおおおっ!!」

 

フォルドはメロンディフェンダーで一体目の初級インベスを斬りつけると、すぐさま二体目の初級インベスに無双セイバーを叩き込む。

 

『グギャアア!?』

「喰らうでござる!!」

 

バングの方も善戦しており、五十五寸釘を初級インベスに叩きつけている。

 

「うおおおおおおお!!」

 

バングは五十五寸釘に力を溜めている。

 

『ロックオン!イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン! メロンチャージ!』

「微塵切りにしてやるぜ!」

 

フォルドはナギナタモードの無双セイバーにメロンLSを装着してエネルギーを溜めている。

 

「どりゃああああああ!!」

「せいやぁあああああ!!」

『『グギャアアア!?』』

 

バングとフォルドの一撃が決まり、初級インベスは全て爆散した。

 

『キキッーー!!』

 

コウモリインベスがフォルドに滑空攻撃を仕掛けてきた。

 

「うわっ!?」

 

フォルドは不意打ちを受けて吹き飛ばされた。それと同時にメロンディフェンダーが手元から離れた。

 

「フォルド殿!?…貴様!!不意打ちとは許さん!!」

 

バングは五十五寸釘でコウモリインベスに攻撃するも、軽々とかわされた。

 

『キキッー!!』

「うわあああああっ!?」

 

コウモリインベスの連撃を喰らって吹っ飛ばされた。

 

「くっ…この野郎!」

 

フォルドはメロンLSを外すと、アセロラLSに切り替えた。

 

『アセロラアームズ!百・発・百・中!』

 

アセロラアームズに換装したフォルドはアセロラ獅子砲を連射する。

 

『キキッ!?』

 

コウモリインベスは銃弾を受けて怯む。

 

「一気に決めるぜ!!」

 

フォルドはカッティングを1回行ってから獅子砲の撃鉄を引く。

 

『ソイヤッ!アセロラ・スカッシュ!』

「喰らえ!!」

 

フォルドはシーサー型のエネルギー弾を連射した。

 

『キキッー!!』

 

しかしコウモリインベスは飛行能力を生かしてエネルギー弾を避けた。

 

『キキキキッーーーー!!!!』

「う、うわああああっ!!?」

 

そしてコウモリインベスはフォルドに超音波を放つ。それを喰らったフォルドはアセロラ獅子砲を手放して耳を塞ぐ。

 

「でりゃあああああああ!!」

『キキッ!?』

 

突然コウモリインベスの背後からバングが飛び上がってきた。そして五十五寸釘で思いきりコウモリインベスを地面に叩き落とした。

 

「よし、これなら…。」

フォルドは無双セイバーを引き抜くと、そこにアセロラLSを装着した。

 

『ロックオン!イチ、ジュウ、ヒャク! アセロラチャージ!』

「せいやぁああああああ!!」

『キキッーー!?』

 

無双セイバーから放ったエネルギーがアセロラ状になり、そこから赤い光線が撃ち出された。これを喰らったコウモリインベスは爆散した。

 

「はぁ…はぁ…。」

 

フォルドは変身を解除してその場で座り込んだ。

 

「しかし、お主も見事な武勇であった。」

 

バングはフォルドに近づきながら言った。

 

「俺はあの怪物と戦っているんだ。それ以外にもだがな。」

「すまんかった!てっきり拙者は平和を脅かす悪党かと思っていた!」

「もし俺が悪党だったら、さっき現れた怪物は倒さないって。」

 

フォルドはそう言って立つ。

 

「よし決めた!!今日からお主は拙者の1番弟子だ!!」

「…はい?」

 

バングの言葉を聞いてまた首をかしげた。

 

「1番弟子、拙者のおごりで飯を食いに行くでござるよ。拙者のおごりだ!」

「あ…ありがとうございます。」

 

フォルドは苦笑いしながらも感謝した。

 

 

 

その頃、ジン=キサラギは遺跡みたいな場所を歩いていた。すると

 

「ん?…何だこれは?」

 

ジンはすぐ近くに落ちていたものを拾った。それはジューサーを模した赤いバックル・ゲネシスドライバーとレモンが描かれたレモンエナジーLSだった

 




次回 ゲネシスドライバーとレモンエナジーLSを拾ったジン。フォルドはテラスで空を眺めているときに偶然ジンと出会う。そして対決の最中、ジンはゲネシスドライバーとレモンエナジーLSを使って変身した。
次回[冷気纏う公爵]
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