今回はさらに斬月のオリジナルアームズが登場します。
では、どうぞ!!
「ハッ!」
シュンはブドウ龍砲で一体目の初級インベスに向かって銃弾を連射した。
「グギャアアア!?」
一体目の初級インベスは銃弾を受けて後退した。
『グギャアアア!!』
『ゴアアアアア!!』
今度は二体目の初級インベスとセイリュウインベスがシュンに迫る。
シュンはカッティングブレードを一回倒した後にブドウ龍砲の撃鉄を引く。
『ハイ~! ブドウ・スカッシュ!』
音声の後にブドウ龍砲の銃口にぶどうの粒を模した紫色のエネルギーが溜まっていく。エネルギーが最大まで溜まったところでシュンはトリガーを引いた。その瞬間、竜の形をしたエネルギー弾が発射され、二体の初級インベスを撃ち抜いた。
『『グギャアア!?』』
二体の初級インベスは抵抗も出来ずに爆散した。
『ゴアアアアア!!』
セイリュウインベスはシュンに接近して右手の爪を振り下ろす。
シュンは転がって攻撃を避け、セイリュウインベスに銃弾を放つ。しかし、セイリュウインベスの硬い甲殻は銃弾をいとも簡単に弾いてしまった。
『ゴアアアアア!!』
セイリュウインベスは口から炎を吐いてシュンを攻撃する。
「っ!?…うわあああ!?」
シュンは回避するも避けきれずに一発の炎を食らって吹き飛ばされた。それと同時に手元からブドウ龍砲が離れてしまった。
「シュン!」
「大丈夫かシュン!?」
「っ…大丈夫です。」
シュンは起き上がると、別のロックシードを取り出して開錠する。
『キウイ』
ブドウの鎧が弾けると、シュンの頭上に巨大キウイが出現した。そしてブドウロックシードを外して代わりにキウイロックシードを装着した後にカッティングブレードを倒してカバーを展開した。
『ハイ~! キウイアームズ! 撃・輪・セイ・ヤッ・ハッ!』
シュンはキウイアームズに換装すると、アームズウェポンのキウイ撃輪を構えてセイリュウインベスに向かって突撃した。
「うおおおおおお!!」
シュンはキウイ撃輪を振り回してセイリュウインベスを攻撃するが、やはり弾かれてしまう。
『ゴアアアアッ!!』
セイリュウインベスが爪を振りかざしてきた。シュンは攻撃を受け流そうとしたが、戦い慣れていないために二歩後退してしまう。
四人はシュンの戦いを見ていた。シュンが押されているのだ。
「……ん?」
フォルドはふと横を見ると、壁のところに一つだけヘルヘイムの実がなっていた。
フォルドは戦極ドライバーを着けてから実をもぎ取る。すると実がドライバーの力で変化し、ヤシの実を模したココナッツロックシードにシフトした。そして突然、シュンのところに向かおうとした。
「フォルド君!?」
ライチはフォルドを止めた。
「無茶よ!まだ傷は治ってないのに!」
「傷なんて関係ない!…早くシュンを助けないと!」
「でも、無理をしたら…!」
「そうニャスよ!傷に障るニャスよ!」
リンファとタオもフォルドを止めようとするが
「あの状況を見て分かるだろ!このままじゃシュンがやられるぞ!!」
フォルドの言葉を聞いて三人は再びシュンを見る。
「うわあああああ!!」
シュンはセイリュウインベスの炎を連続で食らっていた。フォルドの言う通り、このままだとシュンが危ない。
「俺はこんな状況…放っとけない!!」
フォルドはそう言うと、メロンLSを取り出す。
「変身!」
そして戦極ドライバーに装着させて閉錠し、カッティングブレードを倒してカバーを展開した。
『ソイヤッ! メロンアームズ!天・下・御・免!』
「さぁ、俺のターンだぜ!」
フォルドは無双セイバーを引き抜くと、セイリュウインベスに斬りかかる。
『ゴアアアッ!?』
セイリュウインベスは突然の斬撃を食らって怯んだ。
「フォルドさん…何故!?」
「俺はピンチの人を手助けする、それだけだ!」
フォルドはシュンにそう答える。セイリュウインベスは二人に向かって炎を吐いた。。フォルドはメロンディフェンダーで炎をガードした。
「速攻で決めるぞ!」
「はい!」
フォルドはそう言うと、メロンロックシードを外して先程手にした新たなロックシードを開錠する。
『ココナッツ』
メロンの鎧が弾けると、フォルドの頭上に巨大ココナッツが現れた。フォルドはドライバーにココナッツLSを装着させてロックした。
『ロックオン!』
そしてカッティングブレードを倒し、カバーを展開した。
『ソイヤッ! ココナッツアームズ! 雲・煙・飛・動!』
すると巨大ココナッツが上部のところを翼のような形に展開して落下し、フォルドの頭部を覆う。そして鎧の形状に展開し、背中の翼も折り畳まれて、フォルドはココナッツアームズに換装した。
「おお、光線剣か…よし行くぜ!!」
フォルドはそう言うと、二本の光線剣型アームズウェポン・ココナッツビームソードを構えてセイリュウインベスを斬りつける。
『ゴアアアッ!?』
そのビーム刃はセイリュウインベスの硬い甲殻を容易に焼き斬った。
「とりゃあああ!!」
シュンは焼き斬られた傷口を狙ってセイリュウインベスを攻撃した。
『ゴアアアアアアッ!?』
セイリュウインベスは怯むがすぐ立ち上がってフォルドに向かって炎を吐く。
「当たるかよ!!」
フォルドは翼を展開させて飛翔した。空を飛び回って炎を避けていく。
「仕留めるぞ!」
「分かりました!」
シュンは二回カッティングする。
『ハイ~! キウイ・オーレ!』
「せいゃああああ!!」
シュンはキウイ撃輪を振るってエネルギー刃を飛ばした。
『ゴアアアアアッ!?』
セイリュウインベスはそれを食らって大きく怯む。
「その首、削いでやる!」
フォルドは一回カッティングした。
『ソイヤッ! ココナッツ・スカッシュ!』
フォルドは翼に推進力を上げさせると、その状態で回転してセイリュウインベスに接近した。
「うおらぁああああああ!!」
フォルドはビームソードでセイリュウインベスの首を斬り裂いた。
『ゴアアアアアアアア!?』
首を斬り裂かれたセイリュウインベスはついに爆散した。
二人は変身を解除した。
「助けてくれてありがとうございます。」
「はは、いいってことよ。」
フォルドは歩き出すと、傷が悪化したのか、その場でうずくまる。シュンはフォルドの体を支える。
「だから無茶したらダメって言ったじゃないですか!」
「ごめんごめん。」
フォルドはシュンに支えられながら歩き、その後5人で家に戻った。
次回 カグツチの繁華街に戻ってきたフォルド。その頃、繁華街ではタケルという青年をリーダーにしたダンスチームが広場のステージで踊っていた。その途中にインベスが乱入。フォルドが変身して戦っていると、タケルが戦極ドライバーとバナナロックシードを取り出した。
次回[騎士の舞踏会]