私、立花響はお父さんの知り合いという人が家に訪れて来ています。なんでも自分の経営していた会社で起こった事件の被害者へと謝罪とお詫びの品を持って来ているそうです。
お父さんとお母さんが言うには小さな頃に会ってるらしいんだけど。見覚えは有っても会った時の記憶が無くて困ってます。
「響君、久し振りだね。私の事は…覚えてるかな?」
「あ、あはは…。すいません、その…ド忘れしてるみたいで…名前を聞けば思い出せると思うんですよ!?」
オバサンと話しつつ、お父さん達を見ると困ったような顔で私とオバサンを見比べていた。えっ、偉い人なのかな?もしかして、お父さんの会社の上司さんとかだったりする?
「響君、君には洸さんと同じように適合したモノがあるんだ」
お父さんと同じように適合したもの?なんだろ、献血とかの話かな?
「『MIGHTY-ACTION-X』『KAMI-YARI-SAVIOR』このガシャット二つが一つとなった。最新型の『
私がお父さんを助ける…。なんなの?なんなの?オバサンの話してる言葉やお父さん達の反応だけじゃ分からないよ。
そんなことを考えていると、お父さんが着ていたスーツの中から私を助けてくれた「仮面ライダー」とは色違いのドライバーを取り出して見せてくれた。
…ホントに、訳が分かんないよ。お父さんって仮面ライダーだったの?お母さんは、この事を知ってたんだよね。
「微量だが。年月を重ねてノイズ出現率が上がっているのは知っているね?最近では仮面ライダーを増やすために行動を行っている。そして、君こそ探していた適合者なんだ。頼む、私の息子や君のお父さんと一緒に戦ってくれないか…」
……正直、戦うとか分からないけど。友達やお父さん達を守れるなら悪魔にだって魂を売る覚悟は出来てる。でも、私は、この人の子供やお父さんと一緒に戦っても良いんだよね。
ずっと私に隠して戦っていたお父さんを隣で助けることが出来るんだよね。それなら悪魔だろうと神様だろうと魂を売ってやる。
「……私は、戦います……。この手で助けられる人が居るなら誰でも助けたい。救ってあげたい。私を助けてくれた人と同じように…」
お母さんとお父さんの座っているソファに向かい合うように位置を調整して、自分の思っていた事を伝える。ダメって言われても反対されても、この想いだけは曲げたくない。
「お父さんは響の進みたい道を塞いだりしない。…だから、後悔するような行動だけはするな」
「お母さん…正直に言えば響には普通の女の子で居て欲しい。でもね、お母さんじゃお父さんを助けられないの…響に頼める?」
「…うん、大丈夫……。絶対に後悔したりしない。私が、お母さんの分までお父さんを助ける…!」
お父さん、お母さん、私は覚悟を決めました。誰だろうと救えるような最高のヒーローになります。
『
檀綺乃の作成した「KAMI-YARI-SAVIOR」と檀黎斗の作成した「MIGHTY-ACTION-X」を一体化させた最新型ライダーガシャット。今までのライダーガシャットを遥かに凌ぐ現段階では最高のゲーム。