迫り来るノイズを殴り飛ばし、奏さん達を追わせないように戦ってるけど。
十匹どころか百匹は居るんじゃないかな!?等と考えていると「立花響イィッ!!君が持つギアデュアルは二つのゲームを一体化させたモノォ!!!ダイアルをマイティアクションから神槍セイヴァーに変更しろ!!」という声が聞こえてきた。
そうだ、言われてみればゲームを変えれば良かったんだ!
「大変身!」
ギアホルダーからガシャットギアデュアル・ガンマを引き抜いて真ん中のゲームラベルで止める。
『
ダイアルを神槍セイヴァー側に捻りながらノイズの攻撃を避け、ギアホルダーにガシャットギアデュアル・ガンマを装填する。
『
『
『
今度は左側から右側にエネルギーパネルが突き抜けていき、マイティアクションの上にスパルタクスみたいな甲冑を纏った形態に変化した。…何でだろ?ちょっとマイティアクションより動きやすいような気がする。
感触を確かめるように両手を強く握り締め、大股で近付くようにノイズへと突進していき、大きく振りかぶっていた右拳を強引に叩き付けて直線上に並んでいたノイズのお腹を殴り付けた空気が穿ち抜いた。
…やっぱり、マイティアクションより使いやすい。もしかして、こっちの方が私に合ってるのかな?
「ブェアァッ!!キメワザを叩き込んでやれえぇぇ!!」
「はい!!」
『キメワザ!!』
ガシャットギアデュアル・ガンマをギアホルダーから引き抜いてダイアルを真ん中に戻して神槍セイヴァー側に捻る。
すると、右腕にエネルギーエフェクトが集まってくる。今度はキックじゃなくてパンチで倒してみせる!
『神槍クリティカル・スマイト!!』
正拳突きのように右拳を放ち、黎斗さんの作り出したゾンビエフェクトのおかげで密集していたノイズを殴り飛ばすことが出来た。
…黎斗さん、変なことばっかり叫んでるけど。こっそりと手助けしてくれたり、私の後ろに来ていたノイズを倒してくれたり、戦い方も動き方も半人前な私に助言を言ってくれたり、思っていたよりも優しい人なんですね!
「立花響イィッ!君の戦い方は打撃技が主体!!ならばあぁ…攻めて攻めて攻め続けるんだアァ!!正しくうぅ!!オーディンの振るっていたグングニルの様にいぃぃ!!」
「なに言ってるか。全然、分かんないですけど。やってみます!」