ゲンムはブレイブの振るう双剣をガシャコンブレイカーで受け止め、バグヴァイザー・ビームガンモードをブレイブの纏う甲冑に押し付けながら放った。
ブレイブの身体から断続的に火花が飛び散り、フランベルセイバーで切り裂かれたゲンムの身体からも火花が飛び散った。
「ぐっ、がぁ!?」
「グボァ?!」
ゲンムとブレイブはゴロゴロとヘリポートを転がりながら立ち上がろうとした瞬間、ブザーアラートが超大型豪華客船に鳴り響いていた。
両者共に「場外負け」という判定だった───。
なんとも言えない「引き分け」という判定になってしまった。ジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクスは満足そうに笑っており、檀黎斗は不本意と言わんばかりだが。
二人はゲーマドライバーからライダーガシャットを引き抜いて変身を解除していた。ヘリポートから降りてきた両国の選手は自身の陣営へと帰っていき、それなりの謝罪と次の選手への激励を送っていた。
◆◆◆◆
『第2回戦』
『両国の選手は』
『ステージへ上がって下さい』
スピーカー越しに聞こえてきた電子音声に従って立花響とセレナ・カデンツァヴナ・イヴはヘリポートに上がっていき、相手の間合いには踏み込まない程度の距離で立ち止まった。
「知ってると思いますけど。セレナ・カデンツァヴナ・イヴ、仮面ライダーパラドクスです」
「はい、セレナさんの事は知ってます!私は立花響、仮面ライダーピュージです!」
二人はガシャットギアデュアルを取り出すと左右反対にダイアルを捻り、突き付けるようにガシャットギアデュアルのスイッチを押し込んだ。
『
『
『
セレナ・カデンツァヴナ・イヴは響き渡る待機音声と共にガシャットギアデュアルをギアホルダーへと装填した。
「大変身」
『
『
右側から現れたボクサーのようなライダーの肖像が映し出されたエネルギーパネルを通り抜け、仮面ライダーパラドクス・ファイターゲーマーレベル50へと変身を遂げた。
『
「大変身!」
『
『
『
立花響は左側から右側にエネルギーパネルが突き抜けていき、マイティアクションの上にスパルタクスみたいな甲冑を纏った形態に変化した。二人はガシャコンガントレットとガシャコンナックルを装着しており、ゴリ押しを極めたようなスタイルだった。
『
檀黎斗の作成した格闘対戦型アクションゲーム。相手をブッ潰すまで終わらないゲームであり、武器と呼べる物はグローブだけで武器使用は反則行為となる。エンディングは最強の格闘家になること。