イナズマイレブン 雪原のパートナー   作:黄熊

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どうも黄熊です。
食わず嫌いさん誤字報告ありがとうございます!とても助かりました!
今回は漫遊寺対イプシロンのお話です!


第14話 イプシロンの力

再びイプシロンに向け特訓することになった。折角だから必殺タクティクスの練習をすることにした。

まずは比較的簡単であろう柔と剛からすることにした。

柔と剛は緩いパス回しで相手を引き付けてからの強力なロングパスで一気に前線に運ぶ。というタクティクスなのだ。

パス回しは相手に取られないかつ速いパス回しをする必要があるためダイレクトパスで行う必要がある。

 

ルート・オブ・スカイはいわば柔と剛の進化版みたいなものだしな

 

「行くぞ!必殺タクティクス!柔と剛」

 

「一之瀬!」

 

「土門!」

 

「財前!」

 

「いっけーーーー!」

 

鬼道から一之瀬、土門、財前の順にパスを回し最後に財前が前線にいる染岡へとパスをした

 

「行くぞ、吹雪!」

 

「うん、やろう!」

 

「ワイバーーン!」

 

「ブリザーーーード!」

 

あれは!完成していたのか!

 

「止めて見せる!ゴッドハンド....V!」

 

新必殺技には新必殺技で対抗した円堂。見事ワイバーンブリザードを止めたのだ。何てパワーしてやがるんだよ

 

「ハハッ!いいシュートだ!染岡、吹雪!」

 

「ッチ。止められたか」

 

「流石はキャプテンだね」

 

いい感じで歯車が回り始めてきたな。着々とみんな力を付けてきている。

壁山と栗松は二人で必殺技の特訓、一之瀬と土門も基本は二人で特訓をしている。

目金は捻挫のためベンチだ。

こうして、漫遊寺での一日が終わった。

 

次の日の朝、突如黒い霧が漫遊寺中方面に発生した。つまりイプシロンがここにやってきたということだ

俺達がグラウンドに駆け付けるとすでに漫遊寺イレブンとイプシロンが向き合っていた。

 

「何度言われようとも私たちは戦う意思はありません」

 

「では、仕方ない」

 

デザームが黒いボールを上に掲げると白髪の男がボールを蹴り漫遊寺中の一角を破壊した。

大事な校舎が崩壊する光景を見て影田は振り返り、目を見開いてデザームを睨む。それに対してデザームは挑発的な目付きで影田を見ると、微かに口元を上げた。それを見た影田が、怒りの篭った声で告げる

 

「....やむを得ません。その勝負、お受けいたしましょう!」

 

デザームからの試合の申し入れを受けた影田。漫遊寺中対イプシロンの戦いが、始まろうとしていた....

 

漫遊寺中グラウンドにて、ユニフォームを纏いイプシロンと相対する漫遊寺中サッカー部。全員で左手の掌と右拳を合わせる、包拳という動作を行いながら、影田が呟く

 

「お許しください。一時の激情に負けた、心弱き私達を…」

 

審判の古株さんが試合開始のホイッスルを鳴らすと、影田が全員へと言葉を送る

 

「遠慮はいりません!邪悪なる魂に天罰を下すのです!!」

 

漫遊寺のボールでキックオフ。

 

「なんてキレのあるボール捌きだ!」

 

「これなら、イプシロンに勝てるかもしれないっス!」

 

「いや、そんな簡単に勝てる相手ではないはず....目金!しっかりビデオでやつらの動きを記録しとけよ!」

 

「えぇ、もちろん。わかっていますよ」

 

壁山の楽観的な言葉を聞きながら、俺は目金にビデオで撮るよう指示をした。するとデザームがあることを告げた

 

「愚かな…6分で片付けてやる」

 

 

 

ボールを持って走る阿太郎の前に、ブロンドヘアーの女が立ちはだかる。それを見た阿太郎が、必殺技を発動させる

 

「竜巻旋風!」

 

ボールを落とした際に発生させた竜巻で、相手を吹っ飛ばそうとしたのだろう。しかし、ブロンドヘアーの女は竜巻を突き破って阿太郎からあっさりとボールを奪った

 

『え!?』

 

いとも容易く必殺技を破った事に驚愕する俺達。漫遊寺ゴールへ向かうブロンドヘアーの女からボールを奪い返そうと学舎が進路を塞ごうとするが、ブロンドヘアーの女がボールを蹴り上げると既に青髪の特徴的な髪型の女が跳び上がっており、そのまま学舎は抜かれてしまう

 

「四股踏み!…ぐあっ!?」

 

真仮名がディフェンス技でボールを止めようとしたが砂塵の衝撃波を真正面から受けながらも歩みを止めず、必殺技を受けながらシュートを放つ。そのシュートは砂塵の衝撃波を突き破って真仮名に激突し、なんとそのまま真仮名ごとゴールネットへと突き刺さった。ゴールを決め不敵に笑う

 

漫遊寺 0-1 イプシロン

 

「クンフーアタック!」

 

阿太郎が渾身の必殺技を放つも、GKのデザームは必殺技を使う事なく、右手だけで受け止めてしまう

 

「火炎放射!…ぐああっ!!」

 

垣田が口から吐いた炎でボールにぶつけて白髪の男の放ったノーマルシュートを止めようとするが、ボールは炎を突き破って垣田の身体に直撃。背中から地面に倒れる

 

漫遊寺 0-2 イプシロン

 

それからは、ただの蹂躙であった。イプシロンの攻撃で1人、また1人と漫遊寺イレブンがグラウンドに倒れていく。最後の1人となった影田が、ボロボロの身体で呟く

 

「む、無念だ…」

 

呟いた直後に、影田も倒れてしまう。漫遊寺イレブン全員が、試合続行不能な状態となってしまった。慌てて古株さんが試合終了のホイッスルを鳴らす。本当に、6分で漫遊寺に勝ってしまった…!

 

漫遊寺 0-15 イプシロン

 

「あいつ等、本当に6分で決めやがった…!」

 

「これが、ファーストランクチームの力…」

 

「ジェミニストームとは比べ物にならないくらい強いでヤンス…!」

 

確かに強い....ジェミニストームとは比べ物にならないほどの強さもあるがそれよりもこいつらは....サッカーが上手いんだ。

簡単に例えるならジェミニストームは素人のチームでイプシロンはサッカー上級者のチームなのだ。

相手の動きを一つ一つ封じ確実に得点へと繋げる。そして、何よりも厄介なのはデザームのキーパー力。

何とかゴールを破らないとな

 

皆がイプシロンの実力に驚いている中、俺はイプシロンのチーム力に冷や汗を流す。おそらく鬼道も気付いているだろう。ジェミニストームとイプシロンでは、チームとしての力がまるで違うという事に…

 

「やれ」

 

「っ、待てっ!」

 

デザームが左手で黒いサッカーボールを上に掲げたのを見て、円堂が止めた。そして、デザームに向かって宣言する

 

「まだ、試合は終わっちゃいない!俺達が相手だ!!」

 

「お前達が…?ふん、いいだろう」

 

円堂の挑戦を、デザームが承諾する。漫遊寺に代わって、俺達がイプシロンを倒すんだ!




次回は雷門対イプシロン
お楽しみに!オリジナルもあるよ(笑)

ヒロインについて

  • 木野秋
  • 音無春奈
  • 雷門夏美
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