3話くらいで終わる予定です⁉️
影山を止めるべく愛媛に着いた俺達は、一旦コンビニに寄って休憩を取っていた。各自で買い物をしたり電話をしたりして過ごしていた。
ちなみに俺もコンビニに行きドリンクと甘いチョコを買ってきた。
駐車場に戻ると、モヒカンヘアーに頭に赤いボディペイントが特徴的な男が円堂に向かってシュートを放ち、円堂がシュートを受け止めていた。それを見て俺達は円堂の所へ駆け寄る
「っ!?大丈夫か円堂!」
「あぁ…何だよいきなり!」
「愛媛まで時間が掛かりすぎじゃね?って事だよ」
「何だあいつは…」
「君、真・帝国学園の生徒ね。そっちこそ遅いんじゃない?人を偽のメールで呼び出しておいて、今頃現れるのは」
男が話している間に、他の皆が集まりだした。全員、今の円堂への行動で警戒心を露にしていると、瞳子監督が何処からかやって来て男に告げた
「監督、偽のメールって?」
「そもそも、この愛媛まで私達を誘導した、響木さんのメールが偽物だったの。もう確認済みよ」
「ええっ!?」
「すぐに分かるような嘘を何故付いたの?」
円堂の問いに答えた瞳子監督が男に尋ねると、男は腕を組んで瞳子監督に言葉を返す
「俺、不動明王ってんだけどさぁ。俺の名前でメールしたら、ここまで来たのか?響木の名前を騙ったから、色々調べて愛媛まで来る気になったんだろ?違うか?」
「そうね。で?貴方の狙いは何?」
「なぁに。あんた等を真・帝国学園にご招待してやろうってのにな」
言いながら男…不動は鬼道を見やると、話を続ける
「あんた、鬼道有人だろ?うちにはさぁ、あんたにとってのスペシャルゲストがいるぜ?」
「スペシャルゲスト…?」
「あぁ、かつての帝国学園のお仲間だよ」
「何!?」
不動の言葉に、鬼道が強く反応する。当然だ。帝国学園のメンバーは、雷門との試合の折に全員が影山の支配下から抜ける事を望んだ。そのメンバーが真・帝国学園にいるという事は、再び影山に従う選択をしたという事に他ならない
「ありえない…影山の汚さを身を持って知っている帝国学園イレブンが、あいつに従うはずがない!!」
「そうだ!絶対ありえない!」
「下手な嘘つくんじゃねーよ!!」
拳を握って振るわせながら鬼道が叫び、円堂と染岡が続けて告げる。しかし不動は3人の言葉を受けても笑っていた
「貴様っ…誰がいるっていうんだ、誰が!?」
「おいおい、教えちまったら面白くないだろう?着いてからのお楽しみさ(言えるかっつーの)」
「くっ…!」
怒る鬼道を見て不動は静かに汗を流していた、
―――
その後俺達一行は、不動の指示を受けてキャラバンで工場地帯を走っていた
「何処にあるの?真・帝国学園は」
「俺の言う通り走ってりゃ着くよ。…あ、そこの門から入ってくれよ」
不動の指定した場所から入ると、大型倉庫が並ぶ埠頭に到着。キャラバンを降りた俺達は周囲を確認するも、学校と呼べるような建物は何処にも見当たらない事に円堂が呟く
「何処にも学校なんかないじゃないか」
「てめぇ!やっぱ俺達を騙したのか!!」
「短気な奴だなぁ。真・帝国学園だったら、ほら…」
染岡の怒声を流して、不動は海を指差す。その直後、突如海水が噴き上がる。何事かと構えた俺達の目の前に、巨大な潜水艦が水中から飛び出し、姿を現す
「これは…!」
「まさか、この潜水艦が真・帝国学園!?」
鬼道と風丸が驚いていると潜水艦の中央部分が中心から左右に開きだし、船から階段が出てきて埠頭から潜水艦の中に入れるようになった。そして階段の上には、影山が立っていた
「か、影山…」
「久し振りだな円堂。それに鬼道」
「影山ーーーっ!!」
影山の姿を見た瞬間、鬼道が今まで見た事がない程怒りを露わに叫ぶ。それ程までに、今の鬼道にとって影山は忌み嫌う存在なのだ
「もう総帥とは呼んでくれんのか」
「今度は何を企んでるんだ!」
「私の計画はお前達には理解出来ん。この真・帝国学園の意味さえもな。私から逃げたしたりしなければ、お前には分かったはずだ」
「俺は逃げたんじゃないっ!あんたと決別したんだ!!」
「ふふふっ…」
「影山零治!」
指を指して告げる鬼道を見て余裕の笑みを浮かべた影山だったが、瞳子監督の声に表情を変える
「…吉良、瞳子監督だね」
「貴方はエイリア学園と何か関係があるの!?」
「さてどうかな。ただ、エイリア皇帝陛下のお力を借りてるのは事実だ」
「…!」
「エイリア皇帝陛下?」
「誰だよそいつは?」
「宇宙人の親玉っスかね?」
「つまり、エイリア学園が影山の脱走を手引きをしたって事か…?それに何の意味が…」
「さぁ鬼道。昔の仲間に合わせてあげよう」
俺達がエイリア皇帝陛下という存在を推測している間に、影山は踵を返して潜水艦の中へと戻っていく
「待て影山!くっ…!!」
「鬼道!…俺もいく!!」
「おいっ!」
「円堂がいくなら、私も…っ!」
影山の跡を追って鬼道が潜水艦の中へと走っていき、遅れて円堂が染岡の声を無視して鬼道を追っていく。次いで財前が円堂を追おうとして、不動が階段の前に立って財前を止める
「お前野暮だなぁ。感動の再会にぞろぞろ付いてってどうすんだよ。デリカシーがあるなら此処で待ってな」
そう言って潜水艦の中に入っていく不動だが原作よりも少し様子が変だと思いこっそり後をついていくことにした。
暫く不動の後を着いていくと辺りをキョロキョロ確認し、確認し終えると
「ハァ~マジめんどくせーな」
と言う不動の声が聞こえた
「何で俺がこんなことしなきゃなんねーんだよ」
どうやら不動は自ら影山に従っている様子ではなく嫌々従っているようだ
「そいつは興味深い話だな」
俺が不動の前へと現れると驚いた表情をしていた。流石に気づかなかったらしい
「っち。今の聞かれてたのかよ」
「あぁ、きっちりとな。詳しく説明してもらおうか」
「へいへい」
どうやら不動は本当に影山に従ってはおらず昔に不動の父親が影山相手に借金をしその返済が終わる前に蒸発してしまい、そこで影山は不動に目を付け今回の作戦に加えたとのことだ。
そして、スペシャルゲストとは帝国学園の佐久間と源田とのことだ。
影山から借りた紫色の石を見せた途端人が変わったかのように仲間になったらしい。
そして、更に禁断の技のことについても聞いた
「なるほどな。そんなことがあったとは」
「まぁそれもこの試合が終わったら俺には関係のない話だけどな」
「その禁断の技ってのは厄介だな」
「あぁ。それはそちらさんで上手いことやってくれや。だが最低1回は撃たせてもらうぜ。じゃないと影山に怪しまれるからな」
「任せとけ」
俺と不動はそこで別れ俺はみんなの所に戻ることにした。ポケットに手を入れてみると紙切れに電話番号が書いてあった
不動の電話番号ゲットだぜ!
原作とは違い不動は仕方なく従ってる幹事にしました(笑)
次回はスペシャルゲストの登場です