イナズマイレブン 雪原のパートナー   作:黄熊

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どうも黄熊です。今回も少し投稿が遅くなりました(汗)
たくさんのお気に入りありがとうございます!



第20話  後半戦へ!

後半戦が開始した。

得点は1ー1の同点でスタートし後半早々佐久間が前線へと走るが風丸、そして士郎も佐久間のマークにつきパスをすべてカットしていた。

イプシロン対漫遊寺の時のようにFWに満足の行く仕事をさせないプレーを心掛けたのだ。

不動は仕方なく他のFWへとパスをするが全てDFに阻まれていた。

 

雷門がボールを奪うと一気に攻撃へとシフト変更をした。鬼道を中心にパスを回し相手を翻弄した。

そして、もう1点を取るために染岡と士郎が前線へと上がっていたがやはり士郎へのマークは厳しく中々パスを出せる状態ではなかったため俺へとパスが集中していた。

 

「行くぞ!スプリントワープ!」

 

俺はドリブルで攻め上がる。源田に必殺技を出す暇を与えないためにもスピードのあるシュートか不意打ちによるシュートのどちらかが必要だ。

だが、今は士郎へのマークが厳しいためエターナルブリザードによるシュートは厳しい。かといってこのまま俺がシュートを撃っても源田に必殺技を使われるだけ

 

なら、ここは!

 

「行け!風丸!」

 

「っな!?」

 

俺がパスを出した方には今まで佐久間のマークをしていた風丸が前線へと上がっていた。風丸も同じことを思ったのか佐久間のマークを一之瀬、土門に任せ前線まで来てくれていたのだ

 

「ハァ!刹那ブースト!」

 

「くっ....」

 

源田は咄嗟のことでビーストファングが間に合わず得点を許してしまったのだ。

 

『ゴーール!雷門追加点だ!源田にビーストファングを使わせるまもなくシュートを決めた!』

 

きっと、パワーシールドなら間に合っただろう。だけども源田は使わなかった。

禁断の技を使い鬼道に勝ちたかったんだろうな。さて、後はひたすらFWの役割を潰してしまえば問題なく勝てるな。

こんなかでも一番シュート力があるのは佐久間の皇帝ペンギン1号だ。

それさえ封じてしまえば円堂に止められないボールはないしな

 

後半はあっという間に終わりを告げようとしていた。ボールを奪ってはパスで回すことによりボールを相手に渡さないようにしつつ、時間を稼いだ。

そして気がつけば試合終了の笛が鳴っていた

 

『試合終了です!見事雷門中が真・帝国学園をくだし勝利しました!』

 

 

「負けた、だと…がっ!?」

 

「佐久間!?」

 

試合終了を宣言され、敗北したという事実を認識した佐久間が身体を走る激痛により意識を失い、その場に崩れ落ちる。倒れた佐久間に駆け寄る鬼道達。そんな光景を見て、瞳子監督が携帯で救急車を呼ぶ

 

「救護を要請します!」

 

「佐久間!」

 

「おい!しっかりしろ!!」

 

「佐久間は無事か!?」

 

「源田…」

 

「佐久間…佐久間!」

 

倒れた佐久間に鬼道と土門が呼び掛けるも返事は返ってこない。それだけ酷い状態なのだと認識していると、右肩を左手で抑えながら源田がやって来た。気付けば、佐久間と源田以外の真・帝国学園のメンバーはいつの間にかフィールドからいなくなっている。源田は佐久間の傍によると、痛む身体を無視して佐久間を抱え呼び掛ける。禁断の技を使い、ボロボロになっている2人の姿を見て、鬼道は歯を噛み締め、身体を震わせてこの状況を作った元凶の名を叫んだ

 

「っ、影山-----!!!!!」 

 

叫ぶ鬼道の姿を、司令室で試合を眺めていた影山は無言で見つめる。そんな影山の後ろには、いつの間にか姿を消していた不動の姿があった

 

「まさかあれ程ヤワだとは。使えねー奴等だ。ねぇ、影山総帥」

 

「使えないのはお前だ!」

 

「.....」

 

不動には視線を移さず、その声に怒りと軽蔑を混ぜて影山は不動に告げる

 

「まさかお前が裏切るとはな...ふっ覚えているがいい。」

 

そう告げて、影山は機械を操作して座っていた椅子ごと真・帝国学園の…潜水艦の上部へと移動する。すると、空をから声が響き渡る

 

【見つけたぞ影山!もう逃げられんぞ!!】

 

「この声…鬼瓦さんの声だ!」

 

突然聞こえた声に円堂が上を見上げるとヘリが飛んでおり、それに乗って鬼瓦が拡声器を手に持って影山に向かって叫んでいた。その直後、爆発が発生し、潜水艦が激しく揺れる

 

【全員、脱出しろー!!】

 

鬼瓦の指示に従い、急いで脱出しようとする俺たちだが鬼道の姿が無い事に気付く

 

「っ、鬼道がいない!?」

 

「え!?…まさか!?」

 

「お兄ちゃん…!」

 

鬼道を心配する円堂達。その鬼道は1人、影山のいる場所にまでやって来て影山と対峙していた

 

「佐久間と源田をあんな目に遭わせて満足か!!」

 

「満足?出来るわけなかろう!常に勝利する最高のチームを作り上げるまではな!!」

 

「くっ…」

 

「これまで私が手掛けた最高の作品を教えてやろう!」

 

そう言って、影山は唇を噛み締める鬼道に指を差して告げる

 

「それは…鬼道!お前だ!!」

 

「!!」

 

影山の言葉に、目を見開く鬼道。すると潜水艦が爆発で沈み始め、ヘリから縄梯子でぶら下がった鬼瓦が鬼道を掴んで真・帝国学園から離れさせる。そして潜水艦は脱出ボードに乗った円堂達が見守る中、一際大きな爆発を起こし、巨大な水柱を発生させて沈んでいった

 

「影山-----!!!!!」




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