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試合後みんなでお雑煮を食べたり、ストーブで暖まっていると
「た、大変です!これ見てください!」
と、音無さんがパソコンをこちらに向けるとそこには壊した学校の瓦礫の上にエイリア学園のジェミニストームが映っていた。
『白恋中の者たちよ、お前達は我らエイリア学園に選ばれた。サッカーに応じよ。断ることは出来ない。負ければ破壊が待っている、助かる道は勝利のみ』
レーゼが喋り終わると映像がきれた
「白恋中に....」
「あぁ、ついにやってくるな」
対エイリア学園に向け練習が始まった。まずは俺と士郎がチームに馴染めるように練習をしていた。
俺と士郎は白恋の時のように俺と士郎で攻め上がるプレーをしていると染岡がそのプレーに対して怒ったのだ
「やっぱり無理なんだよ!こんなやつに豪炎寺の変わりなんて!」
「それはどうかな?」
とここで、風丸が話に割り込んできたのだ。
「俺はこいつらに合わせようと思う。俺にもこいつらのようなスピードか必要なんだ...そうでなければまたあのときの繰り返しになってしまう....」
風丸の話を聞き、俺と士郎は顔を見合わせた。この時から風丸は精神的に来ていたんだな
「だったら風になればいいんだよ。ついておいでよ見せてあげる」
「すげぇ!校舎の裏がゲレンデなのか!」
士郎はスノーボードを履きスタートラインに立った。他の選手には雪玉を作ってもらい待機している
「あれで、どうやって?」
「まぁー見てなよ。答えはこれから士郎が見せてくれるからよ」
士郎はスノーボードを始めた。暫くすると雪玉を転がしそれを交わしゴールへと向かった。
これは士郎が小さい頃からやっていた遊びの延長線上で思い付いた特訓なのだ。雪で滑ることにより風を馴れ段々と馴れてくると物がハッキリと見えてくるのだ
早速円堂達はスノーボードでの特訓を始めた。
円堂、壁山、栗松、目金以外はセンスがあるのか次々へとスピードに馴れてきていた。やはり染岡は気に入らないのか練習には参加してなかった。
練習が終わると夕御飯の時間になり瞳子監督の指示により食事のメニュー変更、そして30回噛むという指示が与えられたのだった
夕食後フラフラと散歩をしていると
「今日は助かったよ」
「ん?」
円堂と風丸の話し声が聞こえてきた。
「染岡と高梨達がぶつかったときあいつらに合わせるって言ってくれただろ?あれで俺気付いたんだ。誰かに変われっていう前にまず自分から変わらなきゃ強くなんかなれないって。吹雪達は凄いよ。あいつらに負けてなんていられない」
「あいつを活かすにしても誰かがエイリア学園からボールを捕らなきゃな」
「あぁ!風になれば出来るさ」
「なれなかったら?」
「そんなこと言うなよ」
「力が欲しいんだ!神のアクアがあれば...」
なるほど...やはりこの時から風丸は焦っていたんだな。これは早急に対処しないと大変なことになるな
そして、次の日俺は風丸を呼び出した
「何だ、高梨。話ってのは」
「あぁ。昨日たまたま通り掛かったら円堂と話しているのを聞いちゃってな。力が欲しいのか?」
「....聞いていたのか。あぁ、円堂にも話したがエイリア学園に勝つためには力が必要なんだ。神のアクアのような力が....」
「神のアクアってのがどんなんか知らないが聞いた感じドーピングかなんかだろう?そいつは辞めときな。あの手のドーピングはその後のお前のサッカー人生にも関わってくるぞ」
「そんなことは解っている!だが!あいつらに勝つためにはそれしか....」
「そんなに力が欲しいなら来いよ、この俺がお前に特訓してやる。この雪原のストライカーがな」
「何?お前がか?」
「あぁ。俺と士郎は幼馴染みでな。士郎のあのスピードを鍛えたのも俺だ。お前には士郎といや士郎以上の素質がある。だから特訓さえすればお前は士郎よりも速くなれる」
「それほ本当なのか?」
「あぁ、勿論だ」
「わかった。その特訓お願いするよ!」
「ついてきな」
こうして密かに風丸との秘密の特訓が始まったのだった。
今回はいつもより少し短めとなっています
みなさんはヒロインはどなたがいいですかね?
もしよければ感想やアドバイス、誤字脱字があればよろしくお願いいたします!
ヒロインについて
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木野秋
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音無春奈
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雷門夏美
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その他