21世紀初頭、日ノ出国の領土である西南諸島では、隣国の極東国と領有権争いが続いていた。極東側は、自国領である主張するため近海に漁船や巡視船をうろつかせていた。日ノ出国沿岸警備隊も幾度も対処しているが毎日のようにいたちごっこ続いている状態。最近の国防省は、極東軍に警戒を強めていた。同国では、航空母艦を旗艦とする機動艦隊が編成されているという情報を掴み、日ノ出軍も沖合に空母艦隊を航行させて、警戒を強めていた。そのおかげなのか、西南諸島の領海侵犯もほぼない状態になり、平和な日々が続いた”あの日”が来るまでは、
2020年9月25日 午前3時48分 沿岸警備隊 巡視船「やえじま」
やえじま 見張り員「ひどい天気ですね。船長」
やえじま 船長「まぁ、そうだが、何も無い事がいい方だよ」
やえじま 見張り員「そうですけど、視界が悪く何も見えませんよ」
やえじま 船長「こんな雨天な時こそ、レーダーが役に立つだろうが」
やえじま 副長「船長、本船の前方、右舷から多数の漁船が向かってきます。」
やえじま 船長「何隻ぐらいいるんだ?」
やえじま 副長「数十隻、確認しました。漁船団は、西南諸島に向かっています」
やえじま 船長「我々だけでは、対処できんな、無線で応援を読んでくれないか?」
やえじま 副長「了解しました。」
やえじま 見張り員「ん、二隻、こっちに来るぞ、何をする気だ?」
やえじま 船長「見張り員、どうした、何かあったか?」
やえじま 見張り員「はい、数十隻いる漁船団のうち二隻がこちらに接近です。」
やえじま 船長「一体、ん?、!!、総員、窓から離れろ!」
その瞬間、やえじまの窓ガラスが割れ、多数の銃弾を浴びた。
やえじま 副長「こちら巡視船やえじま、国籍不明の漁船団から攻撃を受けた!至急、応援を求む!繰り返す」
この通信のあと、やえじまとの連絡が途絶えて、消息不明となった。
投信途絶から数時間後、西南諸島に向けて、四隻からなる沿岸警備隊の巡視船の船隊が向かっていた。
大型巡視船「やまさわ」
やまさわ 副長「船長、周辺海域の偵察として、ヘリコプターを飛ばしてどうでしょうか。」
やまさわ 船長「そうだな。よし、へりの発艦を許可する」
巡視船やまさわからヘリコプターが一機、発艦し、西南諸島に向けて飛び立った。
発艦から1時間後
ヘリ 無線手「西南諸島に到達しました。周囲を見渡す限り、何も異常は、ありません」
ヘリ 副操縦士「おい!あれって、まさか!」
へり 機長「嘘だろ、巡視船やえじまが」
ヘリ 副操縦士「それだけじゃねぇ!、あの山に旗が掲げられている。」
へり 無線手「あれは、極東国の国旗じゃねぇか!」
ヘリ 機長「これは、非常事態だ。すぐに報告しろ!
ヘリ 無線手「巡視船やまさわへ、こちら偵察ヘリ」
やまさわ 船長「こちらやまさわ、何か見つかったか。」
ヘリ 無線手「西南諸島の岸壁に巡視船やえじまの残骸及び西南諸島の山頂に極東国旗が掲げられています!
やまさわ 船長「何だと!、偵察ヘリ、すぐに帰還しろ!」
ヘリ 無線手「了解!」
やまさわ 船長「副長!すぐに沿岸警備隊本部に連絡!、西南諸島が占拠された!」