架空戦記「日ノ出国VS極東社会主義共和国」   作:冬吉

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今回は、一般国民からの視点です。


第三話

航空母艦「あかぎ」が敵潜水艦からのミサイル攻撃を受けていたその時間帯

 

日ノ出国内にあるコンビニエンスストア。

 

笠見「渡部さん、品出しをお願いします。」

 

渡部「はい、分かりました。レジの方を任せますね」

 

笠見「はい。」

 

そう言って、コンビニ店員の渡部は、倉庫から新しい品を出し、商品棚に陳列を始めた。

 

岡田「これ、お願いします。」

 

笠見「はい」

 

岡田和幸は、日ノ出新聞の記者である。今日は、会議がある事から普段は、外食で済ませていたのを軽食で済ませる事にしたのだ。

 

笠見「480円になります。

 

岡田「じゃあ、500円で」

 

笠見「はい、20円のお返しです。」

 

岡田「笠見さんは、今日は、早番かい?」

 

笠見「はい、今日は、講習がお休みで店長に早番にしてもらいました。」

 

岡田「そうか、君も大変だね」

 

笠見「いえ、仕事をしながら、勉強をするというのも今のうちですから」

 

岡田「そうだな、じゃあ、頑張ってな」

 

笠見「はい」

 

日ノ出新聞 本社

 

鷹田「奈川のやつ、大丈夫ですかね・・・」

 

宮河「大丈夫よ。上司の山笠さんが一緒にいるから、大丈夫よ」

 

鷹田「だといいんですけどね。」

 

喜佐美「そういえば、宮河さん、何を見ているんですか?」

 

宮河「うん、数十分前に上がった動画なんだけどね。この辺、ぼやけているけど、船みたいなのよね」

鷹田「あ、本当だ。大きい船ですね。沿岸警備隊の艦艇ですかね?」

 

宮河「最初は、そう思ったんだけど、沿岸警備隊に電話したんだけど、動画に出ている艦艇は、保有していないみたいなの。

 

鷹田「え、沿岸警備隊じゃないんだったら、何処の所属でしょうか?」

 

喜佐美「あ、それて、”あかぎ”じゃないんですか?」

 

鷹田「あかぎ?」

 

喜佐美「日ノ出海軍、航空母艦「あかぎ」ですよ。ほら、奈川さん達が今回の取材で乗艦している艦ですよ」

鷹田「あぁ、この艦か、確かあと少し数日で戻って来るんだな」

 

宮河「二人が戻ってきたら、すぐに記事を書くわよ」

 

喜佐美「はい!」

 

鷹田「はい。」

 

そんな話をしている三人に今、あかぎで何が起こっているのか、知る由もなかった。

 

空母あかぎ

 

秋沢「総員、衝撃に備え!」

 

山笠「え、衝撃に備えだと!?」

 

奈川「どうゆう事です!?」

 

その会話の瞬間、あかぎの甲板後部に敵ミサイルが着弾した。

 

山笠「うぉ!」

 

奈川「きゃぁぁぁ!」

 

あかぎ後部甲板

 

あかぎ乗員「火災発生!放水せよ!」

 

あかぎ乗員「放水開始」

 

七~八人の乗員が消火作業を開始した。

 

あかぎ艦内は、とても騒がしくなり、通路では、多数の乗員がダメコンや負傷者の搬送のため、行き来していた。

 

山笠「先の衝撃は、何だ!」

 

奈川「とりあえず、部屋から出ましょう。」

 

山笠「そうだな。状況を確認せねば」

 

あかぎ艦内 通路

 

山笠「この乗組員の行き来は、普通じゃないぞ。」

 

乗員「担架が通ります!路を空けてください!」

 

奈川「え、これって!」

 

奈川が見たのは、体中が血塗れの乗組員が担架に乗せられている姿だった。

 

乗員「記者の皆さん、大丈夫ですか!」

 

そこへ記者の案内をする乗員が安否確認のため、やって来た。

 

奈川「あの!先の衝撃は!この艦で何が起こっているんですか!」

 

奈川は、航空母艦あかぎに何が起こった問いただす。

 

乗員「大丈夫ですから!部屋で待機していてください!」

 

しかし、あかぎの乗員は、教えてくれなかった。

 

                                    続く

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