2人目のIS人生   作:ゴリラの天使

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息抜きがてらクロスオーバーなしでやっていこうかなと思い投稿しました。ゾックは暫く書かないかなぁ。

クロスオーバーで書きたいのはロックマンだけどシナリオ思いつかない。




第1話

IS(インフィニット・ストラトス)…この世界の根底を変えた新たな兵器であり可能性…。拡張領域などの技術を使えば今の生活を豊かにすることも出来る技術の塊だ。ISは女しか起動出来ない欠点があるがそれを置いておいてもオーバーテクノロジーの代物だった。

だが、世界は違った。

兵器としての力しか見なかった。

結果、世界はISを基準に考え始めISを中心にまわりだした。

 

しかし、その世界に衝撃が走った。

初の男性操縦者の登場である。

世界は様々な反応をみせた。世界を変えるきっかけ、排除すべき者、世界の変化に笑みをこぼす者…。

 

だが、更に衝撃が走る。

 

2人目の出現である。

 

これは2人目の男性操縦者の話。

 

 

 

 

 

 

 

「そんな…2人目だなんて…」

 

俺の目の前にいる女性研究員の人が驚いている。それもそうだろう、いもしない2人目探しの全国調査でめんどくさいだけの仕事だと思っていたのだろうからな。

だが、ここに2人目がいる。俺がいる。

 

「…ッ!だれか!この子を取り押さえて!早く!」

 

取り押さえる?こいつら…まさか…俺をモルモットにでもするつもりか?なら逃げさせて貰うとするか、丁度目の前にいいものがあるからな。

 

「ッ!!、貴方!!打鉄から降りなさい!!」

「モルモットはごめんなんでな」

「キャッ!」

 

俺は打鉄を纏い壁に体当たりして建物の外に飛び出す。

他の検査に来てたやつには悪いが打鉄は貰っていくぞ。

外に飛び出しそのまま海の方面へ向かう、こうなったら日本から離れるしかない。モルモットにしようとしてる国になんて居られるか。

俺はとにかく日本から離れようと飛翔した。

 

 

 

 

「2人目が見つかったと思ったら逃げられましただと…」

 

千冬は頭を抱えていた。いくら世界最強のIS乗りだとしても弟の件で徹夜続きからのこのコンボは流石にこたえたようだ。

 

「どうにかして保護しなくては…日本から離れると他国からの介入が…」

 

そう、その2人目は今日本から離れるように飛翔を続けている。恐らくエネルギーが途中で切れて何処かの島で自然回復を待ってからまた動き出すだろう。

まだ日本領内だから大丈夫だが領外に出てしまっては他国も手を出してくるので早急に対応する必要がある。

 

「今すぐ動かせるのは学園の機体のみか…」

 

変に刺激を与えないで保護をしないといけない。仮に他のところから出撃したとして乗り手の問題がある。女尊男卑に染まった者だと最悪殺しかねない。

 

「真耶、動けるか?」

「ふぇぇえ?!私ですか?!」

「今すぐということと、実力から見て真耶が適任だろ?」

「いえ…ありがとうございま…じゃなくて!!男の人の説得はあのその…」

「はぁ…わかった私も同行する。それならいいだろう?」

「…すみません男の人はまだ慣れなくて…」

 

実力は私に次ぐ程の持ち主だというのにあがり症や男が苦手なところは変わらんな。

 

「織斑先生、私も同行してもいいでしょうか?」

 

職員室の扉が開きそこにいたのは、IS学園生徒会長でありロシアの国家代表の更識楯無がいた。

「更識か、何故だ?」

「他の者の介入に対する保険ということで、それに織斑一夏君と一緒で学園に入学することになるのならもう生徒です。生徒を守るのは生徒会長の務めですから」

「わかった同行を許可しよう」

 

更識の言う他の者は犯罪組織もあるのだろう、亡国企業が介入してこないという保証もないからな。

 

数分後、明らかに過剰戦力であろうIS部隊がIS学園から出撃した。

 

 

 

 

とある無人島の砂浜で打鉄を纏った俺は倒れていた。

エネルギー切れを危惧してか打鉄が近場の無人島をサーチしてくれてエネルギーが切れる前に上陸したのはいいのだが、その後に酷い頭痛に襲われた。

 

「なんで…急に…」

 

飛んでいる最中に頭の中にISの知識が無理矢理詰め込まれてる感覚にあっていたがその時は大丈夫だった。島に着いて突然である。

 

「打鉄が教えてくれたのか…飛び方や戦闘方法も…、量が多すぎて今になって痛みがきたのか…」

 

とにかく隠れないては、追手が来るのは確実だからな。とりあえず森の中にでも…

 

ーIS3機接近ー

 

ふざけんな…エネルギーもほとんど無いんだぞ…。

だからって…モルモットになるのは嫌だ。惨めな人生のままで終われるかクソが!!

 

ーオワリタクナイ?ー

 

「終わりたくないさ…あの女に捨てられて…あの男にはストレス発散に使われて…何もいいことなんてなかった…。だからこんなままで終われないんだよ!」

 

ISと会話してるとかいうおかしな事が起こっているが、頭痛と生きたい一心でそんなことを気にしてる場合ではなかった。

 

ーナラ、アッチー

 

「ISの来てる方じゃねぇか…、くっ…」

 

頭痛で立っていられなくなったので前のめりに倒れこんでしまう。

空を自在に飛ぶISで地べたに伏せている。俺にぴったりな状況だな。

 

ーダイジョウブ、アノヒトタチハ、イイヒトダカラー

 

「あっそ…じゃあ信じるわ。裏切んなよ」

 

俺の意識はそこで途絶えた。

 

 

 

 

「織斑先生!反応があったのはあの島です!」

「山田先生、更識警戒を強めとけ何があるか分からん」

「「了解」」

 

打鉄、ラファール、霧纒の淑女(ミステリアス・レイディ)が海の上を飛翔している。

世界最強のIS乗りブリュンヒルデ、織斑千冬がいなかったら確実に国家代表の実力を持つ山田真耶、ロシア国家代表更識楯無、明らかにおかしい戦力である。

 

「織斑先生!あれを!」

「2人目か?こちらに来るみたいだが…」

「私が行きます」

「更識頼んだ」

 

島から打鉄がこちらへ向かって飛翔してくるのが確認できたので更識に保護を頼んだ、年が近い方が説得も上手くいくだろう。真耶はテンパってるしな。

 

「さーて2人目の男性操縦者さん?聞こえてる?私はIS学園の生徒会長の更識楯無。君の事を保護しに来たからお姉さんのところにいらっしゃい♪」

 

頼んだ事を後悔し始めた。

ただ油断してないのは分かるからあいつなりのフランクさなのだろう。

 

「あら?」

 

更識は何かに気づいたのか2人目に近づいて行って並走し始め、そして…。

 

「どういう事なのかしらこれは…?」

 

打鉄を優しく抱きかかえそのままこちらまで連れてきた。

 

「更識?何があった?」

「いえ…この子意識が…」

「何!?」

 

意識がない?専用機でもないISが勝手に操縦者を乗せて飛んできたのか?!

だがもう一つ驚く事が起こった。

 

「え!?なんで!」

「こんな事有り得ませんよ!」

「どういう事だ?」

 

打鉄が解除され操縦者のみになったのだ。その姿を首のチョーカーに変えて。

 

「専用機になったというの?」

「更識、山田先生とりあえず学園へ戻ろう」

 

とにかく学園に帰ろう。更識に操縦者を任せて私たちは学園への帰路についた。

 

 

 

 

ーオネガイ、チフユー

 

 

 

謎の声が聞こえたが周りには何もいなかった。

 

 

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