ジェネシス ~陸奥の冒険~   作:雷電Ⅱ

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艦これアーケードでコマンダンテストが実装されましたね
三色の髪の、ふわふわ感があって、動きもふんわりした感じです
そっくりと言われる水母水姫もアーケードで実装されるとふわふわ感が……


第14話 改良

 次の日、怜人は長谷川を呼び出した。彼にリンフォンの研究成果を伝えるためだ。表向きは会社への研究成果の報告のため。本当はリンフォンについての研究である。しかも、別の目的である

 

 

 

「先輩、何か分かったのですか?」

 

「その事だ。実はこれを見てほしい」

 

怜人は長谷川が訪れると早速、地下室の研究所に案内し、タブレットを渡した

 

「まず、これは陸奥の元素だ。人体を形成した時のG元素。他の物質を人体に必要な物質へ変換し、ついでにパワーを与えた」

 

「老いて死んでも元に戻らないのですね」

 

長谷川は皮肉っぽく言った。艦娘と言えど、何も処置しなければ人と同じである

 

「そして、これがリンフォンの元素。化合物かと思ったが、どうやら違うらしい。しかも同位体で、働きが違う」

 

 怜人はタブレットを操作しリンフォンが形成している元素を見せた。長谷川は元素の報告と組織図に唖然とした

 

「信じられません。この設計図と研究成果の文献は見た事が無い。まさか、G元素を生み出す方法があるなんて。G元素を組み換えれば、この組織図は人体生成や重力制御だけでなく、身体能力向上や機械工学の応用などにも使える可能性があります。一体、どうやって?」

 

「そうだ。説明書と僕が解析した結果を反映させたものだ。このリンフォンの説明書には、設計図が書かれているのを突き止めた。暗号解読には苦労した。どうやって作るかは知らないが、大がかりな機械が無くても出来たはずだ。宇宙に行かずともG元素を作り出す方法もある。コストはかかり、大掛かりな装置になるが、作れる」

 

 怜人は嬉々していた。まさか、このパズルにそんな方法が書いてあるとは思わなかったからだ

 

「これは使えるぞ。陸奥の能力をアップさせるどころか、賢者の石なしで艦娘を生成する事ができる。何かしらの触媒は必要だが、不可能ではない」

 

「先輩? まさか……陸奥の仲間を?」

 

 長谷川は愕然とした。まさか、陸奥の……いや、大日本帝国海軍の艦艇全てに命を吹き込むつもりか? 

 

「そうだ。これから先もだ」

 

「仲間を蘇らせ……いや、違いますね。陸奥の仲間である艦娘を誕生させてどうするんです? 第二次世界大戦の軍艦の戦力なんて誰も欲しがらない」

 

怜人は、歩きながら説明した

 

「確かにそうだ。軍事も目を通した。ハイテク兵器の前では陸奥は無力だ。だけど、それ以外なら?」

 

「どういうことです?」

 

「例えば、海賊対策に使える。もしある日、日本のタンカーが海賊やテロリストに襲われたら? 自衛隊や海保は武器の使用制限で縛られるし、奴等は問答無用で銃をぶっ放す。第三の軍団が阻止する。マイカーやバイクを持つドライバーは、ガソリンの値段なんて気にしなくなる」

 

 怜人は紙を渡しながら答えた。その紙は海賊が頻繁に出現しているソマリア半島だ

 

「RPG-7というロケット弾や重機関砲に撃たれてもケロリとする陸奥なら役に立つ。現代艦と違って装甲がある」

 

「正規軍以外の相手なら確かに役立ちますね。テロリストやゲリラ相手なら。でも、それは壮大な『もし』ですよ」

 

 確かに海賊対策であるシーレーン防衛なら役に立つだろう。第二次世界大戦の軍艦は防御がしっかりしている。実際に第二次世界大戦後も使い続けた国も居たほどだ。警察や海保が対処出来ないテロ事件なら役立つだろう

 

「日本は島国だ。彼女達が誕生させた暁には、シーレーン問題や領土問題を解決させればいい。民間警備会社のようなものを立ち上げれば彼女達の存在意義は、確立する」

 

「まさか、会社や国に黙ってやるのですか?」

 

長谷川は信じられないという風に声を上げた。何を考えているんだ? 

 

「そうだ。どうしてだと思う? 言ったところで『倫理』でオンパレードだ。時間がかかるし、役人は科学音痴だ。G元素の説明をするのにも一苦労だ」

 

 怜人は陸奥だけでなく、他の艦娘も誕生させる気でいる。いや、軍艦に命を吹き込む事が成功するのを前提で話しているのだ

 

「しかし、艦娘を今のままにする訳にもいかない。陸奥のように突然爆発し撃沈する可能性もある。それを極端に防いだり、簡単に艤装を修理したり、治療を早めるアイデアを発案しないといけない」

 

「いや、そうなのですが。G元素の臨床試験なんて、まだ何処もやっていません。動物が凶暴化して殺処分されたのを聞いたでしょう」

 

 既に三浦会社は、G元素を使った薬品が開発されていた。治療薬や特効薬は勿論、人体を強化する方法まで。しかし、動物実験したところ凶暴化したため、原因が究明次第、実権は中止された

 

「ここでバイオハザードでも起こす気……待って下さい、まさか!」

 

「そうだ。陸奥がいる。拒絶反応は無いはずだ。G元素で誕生したんだからな」

 

 怜人の考えでは、賢者の石とはいえ、G元素から生まれた。よって、薬物投与しても拒絶反応等はないはずだと考えていた。更に、陸奥の欠点を出来る限り無くそうというのである

 

「G元素生成もリンフォンの説明書にある。丁度良かった。賢者の石では効率が悪い。艦娘を生み出す別の方法を考えないといけない。艦娘には妖精だけでなく、バックアップのようなものが必要不可欠なんだ」

 

「確かに軍事作戦には、補給整備などのバックアップシステムは必要不可欠です。しかし、上手くいくのですか? 倫理は置いといて、世の中が陸奥のような艦娘の存在を受け入れるなんて」

 

「受け入れられるさ」

 

 怜人の提案に長谷川は唖然としていた。そして、同時に彼の行動を心配していた。妻を無くし暴走しようとしているあの頃の雰囲気と同じだ

 

「受け入れられないのなら、人類はその程度の存在だって事だ」

 

「国防なんて自衛隊に任せればいいと思いますよ。彼等はそれを誇りにしている」

 

「その自衛隊は自衛隊法で縛られている。……それに、もっと悪いものも見た。また、失う訳にはいかない」

 

 柳田は考えた。陸奥の存在はいずれはバレるだろう。そうすると、世間は陸奥に注目されるようになる。社会のバッシングに対して陸奥は耐えられないだろう。だが、一人ならともかく集団なら? そして、簡単に倒せない存在なら? 人数は多い方がいい。法律関連は、大丈夫だろう

 

 兎に角、リンフォンに見せられた、あの悪夢を再現させてはならない。人が死ぬような攻撃を受けても治るように改良しなければ

 

(三浦社長が言っていたな。精鋭部隊には、負傷した兵士を自力で治療出来る方法が必要不可欠だと)

 

 G元素の時の説明会ではあまり気にはしなかったが、三浦社長の言及でそれが大事な事が如何に大切かが分かる。自衛隊の幹部も来ていた事から、信ぴょう性は高い

 

 そして、何よりも艦娘の存在意義も必要不可欠だ。それも考えなければ。あれこれと考えている中、怜人は長谷川の指摘を聞いてはいなかった

 

「先輩……せめて陸奥に知らせましょう。でないと、協力はしません」

 

「ああ、いいさ。陸奥のためだ」

 

「先輩……優奈の次は陸奥の実験ですか」

 

「艦娘のためさ。もし、僕がG元素や賢者の石と出会わなかったら、考えは違っていただろうな。それに、砕石跡地の件で社長にバラしただろう」

 

「仕方なかったんですよ。特撮ヒーローごっこのためにやると申請したんですが、熊の出現とハンターの騒動のお蔭で目を付けられまして」

 

 長谷川は言い訳をしたが、怜人は無視した。確かに不可抗力があったし、済んだ事を責めても仕方ない。それに人員がいる。機材は妻を蘇らせようとしたのを流用すればいいのだが、1人だけでは無理だ。陸奥も研究員ではない

 

怜人は早速、陸奥の所へ行った。艦娘の調整である

 

(社会には不審がらないようにしないと)

 

無論、会社のリポートも提出しないといけないため、同時平行しないもいけない

 

 

 

 その日、二人は作業を開始した。G元素の生成方法を探っていた。組織図は複雑ではあるが、生成は不可能ではない

 

 昔の人が粒子加速器等も無しにG元素を作り出したのかは不明だ。大雑把な組織図しかないため、二人は四苦八苦していた

 

 

 

「どうして出来ない?」

 

「水素からヘリウムになるために核融合しないといけないのでしょうか?」

 

「そんなわけないだろ? 何か見落としているはずだ」

 

 核融合とは2つの軽い原子核が合体して、より重い原子核を作る反応の事である。しかし、一番軽い水素から2番目であるヘリウムにするだけでも大変な作業である

 

「スーパーコンピューターに任すか」

 

「冗談言わないで下さい。先輩のものはポンコツですよ」

 

「無いよりかはマシだ」

 

 怜人が買ったスパコンはあくまで個人用であり、研究施設に比べると遥かに劣る。尤も、妻を蘇らせるためだけに使えば良かったため高いスペックなんていらないのだが

 

「シミュレーションして待つしかない」

 

「‥‥‥店員に聞いてみては? 何か分かるかも知れない」

 

「可能性はあるな」

 

優子によると、説明書がいつの間にか入っていたという。店員が入れたに違いない

 

「解析終わるまで聞いてみるか?」

 

「どうやって聞きます?」

 

「飴と鞭だよ」

 

 

 

 

 

「ここで買った」

 

「普通のリサイクルショップだな」

 

 夜遅く、一行は優子がリンフォンを買った店へ訪れた。怜人や長谷川だけでなく、優子も陸奥も一緒にいる。優子がリンフォンを買った店に皆は足を運んだ

 

「ところで、何で鉄パイプと艤装の一部が必要なの? リンフォンだけなら分かるけど」

 

「ああ、教えよう。これはだな──」

 

 陸奥の疑問に怜人は答えた。質問するのだったら、本来ならパズルだけだにでいいはずだ。しかし、怜人の提案に陸奥は呆れている。何を考えているのだろう? 

 

「さあ、何が聞けますかね?」

 

「知ってればいいけどな」

 

 店に入った一行は、店の展示は一切見向きもせずにレジへ向かった。夜になりそうなのか、今は客足は居なく、都合がいい。レジには二人の店員がいた。一人は店長だろう

 

「すみません」

 

「はい、何でしょうか?」

 

「これについて答えてくれませんか?」

 

 怜人は店員にほぼ尾びれがない魚の形をしたリンフォンをつきだした。店員はギョッとして後退りし小さな悲鳴をあげた

 

「どうしました。幽霊を見たような顔をして? 救急車でも呼びましょうか?」

 

「け、けけけ結構だ。お前、どこでこれを!」

 

店員は接客に使う言葉を殴り捨てて叫んでいる。余りにも分かりやすい

 

「私を覚えていないの?」

 

「まあ、記憶にないのだろう。‥‥単刀直入に聞きますが、これはなんですか?」

 

長谷川は優子の不満をいなしてため息をつくと、店長に質問をした

 

「わ、分からないな」

 

「君にいっても分からないが、これはブラックホール発生装置だ。当時は分からないから地獄に引きずりこまれると勘違いしたのだろう。パズルを組み立てることで、パズルに構成されている元素がある一定の距離や構造になると重力特異点を発生させて、穴を出現させる。昔の人はよくこんなものを作ったものだ。現代科学でも無理だろうが、突き止めて見せる。まさか、隕石の構造や元素を再現するなんて」

 

 怜人の説明に店員は目をパチクリしていた。何を言っているのか分からなかったが、店長は嘘だろ、と小声で呟いている

 

「で、これは何処から手に入れた?」

 

「知りませんね」

 

店長は激しく首を横に振った

 

「ねえ、教えて。私も知りたいの。先日、変な夢が気になっているの。知り合いの科学者が調べてくれるから入手経路と正体を教えて」

 

陸奥も促したが、店長は陸奥の方を見ると口を開いた

 

「困りますね。こちらにも守秘義務がありまして」

 

「何が守秘義務だ。陸奥、鉄パイプを」

 

 怜人の合図で陸奥は砲台もないベルトのような艤装を装着すると、鉄パイプを飴のように曲げたのだ

 

 硬い鉄パイプが一人の女性によって紐結びする姿に二人の店員は愕然とした。筋肉があまりついておらず、変な機械を腰に巻いた女性が、難なく鉄パイプを曲げた? 

 

「いいか。酷い目に合わせたくないなら答えるんだ」

 

 怜人は店員に警告したが、陸奥はあきれていた。鉄パイプを曲げて陸奥の怪力を見せる。要は脅迫である

 

店員は呆然としていたが、店長は違った

 

「お客さん、その人はヤクザの娘か何か知りませんが、暴対法の存在を知らないので? 傷害罪や脅迫罪などの罪を被りたいのですか? 私が警察に連絡すれば、一発で連行されますよ」

 

「だから、お姉さんは反対したのに」

 

 陸奥は自分の力を見ても何とも思わない店員を見て不満を漏らした。中世のヨーロッパなら兎も角、21世紀の人間となると、陸奥の存在なんて全く恐れないらしい

 

「やっぱりダメか」

 

 店長の反撃に怜人はため息をついた。いや、これは予想はしていた。陸奥は呆れるように怜人を見ていたが

 

「だったら、法律に対処出来ない方法でやろう。早速、地獄の門を開けるか」

 

「待て! 何をしてる!」

 

怜人はパズルを取り出すと素早く魚に変形させた事により、店員は慌て出す

 

 するとどうだろう。レジの近くに動物のオブジェをした門が煙のように突然現れたのだ

 

「呪われるぞ!」

 

「君達から見ればオカルトだが、僕にとっては画期的な科学だ。言わないと高次元の空間へ送り出すぞ」

 

「ちょっと、本当に大丈夫?」

 

「心配するな。吸引も制御しているから」

 

 陸奥は優子を庇うように立つと、宙に浮かぶ門を凝視した。こんなものを人が作ったのか? 陸奥は、突然出現した異様な門を見て冷や汗をかいた

 

 陸奥と優子不安を他所に、怜人はパズルを背鰭を出現させようと指を動かす。陸奥や優子だけでなく、息を荒くして後ずさりする長谷川も顔を見合わせた。怜人は店員2人を神隠しにさせようとしている

 

止めるべきか、それともハッタリなのか

 

「ねえ、ちょっと──」

 

「分かった! 言うから地獄送りは止めろ!」

 

 陸奥が止めようとするよりも早く店長は音を上げた。リンフォンの恐ろしさを身にしみているのか、あっさりと降参した

 

「では、教えてくれ」

 

 

 

 怜人達は店員から情報を貰ったが、あまり大したものは無かった。一行は肩を落としながら帰投している

 

「あまり、いい情報は無かったな」

 

「しかし、ネットの噂は8割正しい見たいですね。掲示板の中古店も既に潰れて、そこにいた人も他界したようですし」

 

怜人は肩を落としているが、長谷川は満足は満足している

 

「でも、長谷川おじさんの言うキリスト教関連は出なかった」

 

「噂なのか、それとも知らなかったのか」

 

「ねえ、友達に知らせていい?」

 

「ダメだ。ブラックホールはオモチャじゃない。別次元に吸い込まれたらどうする? これは没収だ」

 

 優子も長谷川と話しているが、陸奥は話に割り込まず、怜人を観察していた。鉄パイプを使った脅迫の件では無く、別の事である

 

(柳田さんの顔‥‥あの時の顔つき……何を企んでいるの?)

 

 陸奥は怜人のやり方や雰囲気を知っている。妻を蘇らそうとする頃に。リンフォンを調べた時から様子がおかしかった。妖精も彼に慕っているため、とても聞き出せない。妖精は話さず、身振りで伝えていたが、どういう訳か陸奥よりも怜人には従順らしい。しかも、砕石跡地で艤装爆発の件を受けて改良したいと言いだしたのだ

 

「ねぇ、リンフォンをどうする気なの?」

 

「会社に研究成果を出すさ。ワームホール生成も可能だとな。呪いなんて信じないだろうから、その辺はでっち上げるさ」

 

怜人はあっさりと答えたが、陸奥は不振がった

 

彼は何を企んでいるのだろう? 

 

 

 

リサイクルショップ

 

「信じられん。親父さんの呪いをコントロールしやがった。魔法使いか、あいつは」

 

 店長は悪態をついていたが、店員は青ざめたまま椅子に座っていた。店長からリンフォンについて、ある程度は聞いていたらしい

 

店に飾っているのは親父の遺言だった。彼はクリスチャンだ。いや、元である

 

 リンフォンの存在は代々続き、今でも飾っている。遺言では、リンフォンを作り一般人を地獄に落とすというもの。勿論、法律にも適用されず、気づきもしないため、やっている事は完全犯罪である。要は、八つ当たりである。何か不満な事があると、リンフォンを店の棚に置いたのだ。地獄の門が開き対象者が吸いこまれると、地獄の門は自動的に閉まる。後は回収するだけ。例え、警察が動いても何も出来ない。該当する項目なんてないからだ

 

そのはずだった

 

まさか、この世に地獄の門を完全にコントロールする者がいるとは思わなかった

 

「まだ、リンフォンはある。これで──」

 

「もう、止めましょう。キリスト弾圧なんて昔の話ですよ」

 

「構うものか」

 

 二人は言い争っている中、誰かが入ってきた。あの柳田怜人とかいう一行が来たお蔭で鍵は掛け忘れていた。しかし、店の看板は閉店と立てているはずだ

 

「すみません。本日は閉店になりました」

 

 店員は気を取り直して接客したが、男の姿格好を見て固まった。いや、それだけではない。彼の部下らしき人が数人入ってきている。ここは日本のはずだ。何で物騒な物を持っている? 

 

「夜遅く済まない。君達は、このパズルを知らないか?」

 

 男はパズルを掲げて店員二人に見せる。なぜ、この男もパズルを持っているんだ? そして、なぜ彼等は殺し屋のような目つきをしているんだ? ここは、日本ではないのか? 

 

「……なぜ……なぜ……あんた達なんだ? 何の権限だ?」

 

「我々の活動は、法改正でG元素に関わる事は特別免除される。さあ、あんた達に聞きたい事が山ほどある」

 

 

 

 その後、その店はそれ以来、閉店となった。二人を見たものは誰もいない。優子はいち早く気付いたのだが、引っ越したのだろうと決めつけていた

 




早速、怜人は行動を移すが……
早く、深海棲艦が誕生する話を書きたいですね
ストーリーの関係上、先になりますが……

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