最近、バルバッド国王のラシッド王が来た。内容自体は特にこれと言ったことのない普通の外交だったのだが、その中でラシッド王がぽろっと漏らした「ナーポリアで面白い少年がいた」という言葉が気になった。まぁ、別にファナリス関係でもなかったのでその場にいたわけじゃなかったし、そこまで気にしているわけじゃないんだけどね?おそらくシンドバッドのことなんだろうけど、だからといって何かできるわけでもないしなぁ?強いて言うなら殺しておくことくらい?でもなぁ、それをするとマグノシュタットの依代で詰むだろうし、シンドバッドの冒険をあんまし覚えてないのが怖いんだよなぁ…『実は世界救ってました!』とかあった日にはどうしようもないし…やっぱ放置しかないかなぁ?
そんなことを考えたりもした日から1ヶ月くらいが経った。ラシッド王が言っていたのは予想通りシンドバッドのことっぽいことがわかった。というのも、ナーポリアの円形劇場で
まぁ、シンドバッド云々はどうでもいい。さして重要なことじゃない。そう!重要なのは『雪に雷が反射して星のようだった』という部分だ‼︎
え?全然重要じゃなくない、だって?そんなわけないじゃん!重要も重要、最重要だよ!だってカッコいいじゃん!それに、ロマンチックなことできそうじゃない?プロポーズに使えそうじゃん…
り、理由なんてどうでも良い!とりあえず、保管されていた金属器の能力を確認しよう。マルコシアスの能力は…炎を纏った氷柱(以下『炎氷柱』)の作成と欺瞞を燃やして凍らせることか。で、ビムの方はっと…死体を操る…か。……ロマン…チック?
待って⁉︎これでどうやってロマンチックなことをやれって言うんだ!何?めっちゃちっさい炎氷柱でも作って空に散りばめれば良いの?
違うよ!俺がやりたいのは複数の金属器を組み合わせて、なんかカッコいいことがしたいんだよ!一つだけ使ってやるんじゃ意味ないんだよ!
いったいどうすれば………あっ!そうだ、ダンジョンに行こう。
足りないんなら増やせば良いんじゃん!
「ということでダンジョンに行きたいですけど、ダンジョン生やしてくれたりしませんか?シェヘラザード様」
「どういうことよ。急に来たと思ったら、ダンジョンを生やしてって…あと、シェヘラザード様はやめて。鳥肌が立ったわ」
「どういうことも何も、そういうことだよ。カッコいいことがしたい。それ以外に理由がいるかい⁉︎」
「いると思うわよ?というか歳を考えなさい歳を。あなた何歳だと思ってるの?」
「で、でも!何歳になったとしても精神はいつまでも男の子なんですぅ!」
「だから、その精神がジジイだって言ってんじゃない…ハァ、仕方ないわね。今回だけよ?」
「ありがとう、シェーラ!愛してる‼︎」
「でも、私は皇帝とかの仕事があってついていけないから、1人で行ってもらうことになるけどそれでもいい?」
「えっ…うん、まぁ、大丈夫だと思う」
「ハァ…ホントなんでこんな人のことを好きになっちゃったんでしょう…」
そんな感じで、ダンジョンに行けることになった。
「これは…第20迷宮 プラソンね。じゃあ、私は予定が詰まってるから行くわね」
「あぁ、ありがとう、シェーラ」
うーん、緊張するなぁ。初めてだね、1人で攻略っていうのは。まぁ、頑張ろう。落ち着いて、慎重にな。
神さま、ロマンチックなことができる力を持つジンがいるようにしておいてください!お願いします!何もしませんけど!
最近書こうとするやる気が起きません。
高評価とかしてくれるとやる気が起きる気がするんだけどなぁ(チラッチラッ)