今日は闘技場に来ている。理由はもちろんアリババくんと戦うためだ。原作キャラですよ?そりゃあ、話したりしたいです。1週間前に来た時は、シェーラもいたので自重したけど、今日はしっかり仕事を終わらせて来ているので無問題だ。…流石にまだいるよね?
ということで、闘技場内に入ってきた。…俺が入ってくるだけでキャーキャー言うのやめない?いや、カッコつけて魅せる戦い方をした結果、レーム最高の剣士だとか言われてるのは知ってるよ?でもさ、ほぼ毎週来てるんだし、そろそろ慣れようよ。
っと、そんなことは置いといて、今日アリババくんは出るのかな?
…おっ、いたいた。というか、今日はトーナメント式か…このメンバーなら、アリババくんが優勝しそうだな。…うん、優勝したヤツにエキシビションマッチとして、戦いを仕掛けよう。ダイジョーブダイジョーブ、ちゃんと運営には言っとく。たぶん許可も出る。なんたって、レーム最高の剣士だからね!っと、アリババくんに持ち金全部…は後でシェーラに怒られるのが怖いから半分くらい賭けとこ。倍率は…あー、やっぱ低いなぁ。そりゃあ、なんだかんだで1週間生き残ってるんだし当たり前か…
よし!アリババくんが優勝したな。何歳になっても賭けってのは興奮するなぁ。っといけないいけない、早く行かないと終わっちゃう。えーと、今から下に降りてってやったら間に合わなさそうだな…ということで飛び降りるか!そっちの方がカッコ良さそうだし!トウッ‼︎
「やぁ、アリババくん。優勝おめでとう」
「あ、あなたは?」
「俺はレーム最高の剣士 ムー・アレキウス。今から君には俺と戦ってもらう。あぁ、安心してくれ。別に君が負けたからって優勝が取り消しになったりはしない。所謂エキシビションマッチってやつだ」
「えっ⁉︎えっ⁉︎」
「そうだな…俺に一太刀でも浴びせられたら、君の勝ちってことでどうだ?」
「…その言葉後悔すんなよ?速攻でケリをつけてやるぜ!」
「その伸びきった鼻を叩き折ってあげるよ」
『では試合開始ぃぃぃ‼︎』
おっ、煽った甲斐があったかな?早速突っ込んできてくれたよ。うんうん、素晴らしいスピードだ。けど、身体能力でファナリスと勝負しようって言うのはちょっと愚かなんじゃないかな?とりあえず、鍔迫り合いに持っていって、って受け流しの応用⁉︎…………そういやアリババくんってエリオハプトの剣術も習ってたね。ちょっと焦ったけど、まぁ問題ないかな。こちとら200年以上剣術やってるんでね。そういう技術への対処だって、何回もやってるんだよ。
「なかなか良かったよ、今の剣。だけど、まだまだだね。次はこっちから行くよ!」
「来い!」
まずは上段からの斬りはらい。このまま行っても受け流されるのはわかってるから、ファナリスの身体能力をフル活用して、無理矢理ギリギリで方向転換。おっ、驚いた顔をしてるね。このまま気絶させることもできるけど、流石にそれじゃ盛り上がらないから吹き飛ばすに留める。
「どうしたんだ?君の実力はその程度なのかい?」
「まだ、まだぁ!」
「そうそう、その調子だよ!」
…あれ?なんか調子に乗ってやられる悪役みたいになってない?大丈夫?…お、俺はアリババくんの全力を見ようとしてるだけだから。調子に乗ってるわけじゃないから。…大丈夫だよね?
っと、とりあえずそれは置いといて、今は剣を受けることに集中しよ。他の事を考えてて負けるとか、悲しいからね。
ってうわっ⁉︎急に鋭くなったなぁ。結構驚いたよ。まぁ、まだ余裕あるんだけどね?一回一回ちゃんと弾いてっと。おっ、隙ができたな。首を狙って。あぁ、やっぱ避けられたか。
「いいねいいね!もっと頑張るんだ!」
「オラァ!」
…そろそろかな?これ以上長引かせてもダレるだけだしね。やっぱ最後はカッコよく締めたいよね!ここは…超圧縮居合斬りかな。
説明しよう!超圧縮居合斬りとは、ファナリスの身体能力をフル活用して、納刀・抜刀を超高速で行う技のことだ!え?鞘ないしそもそも刀じゃないじゃん、だって?別に納刀・抜刀って言っても、実際は指で剣を抑えて、力を溜めた状態で、指を外して一気に抜き放つってだけだし。ただカッコつけてそう呼んでるだけで、特に名前に意味とかないし…
そ、そんなことはどうでもいいんだよ!重要なのはカッコいいかどうかだから!
っと、とりあえず、さっきみたいに隙を作らせて、攻撃する!こうすれば、アリババくんは後ろに跳ぶはずだ。良し!跳んだな!今回は避けられると思うなよ!
「必殺!超圧縮居合斬り!」
「なっ⁉︎」
「(カッコ)いい勝負だったよ、アリババくん」
ここで起き上がってくれたりしたら、超盛り上がるんだけどなぁ…あっ、やっぱダメか。まぁ、しゃーないしゃーない。すでに大歓声だし、これで満足しとくか。
ホントにナイスファイトだったよ!アリババくん!
主人公くん剣でこんなにイキッてるけど、アルバには普通に負ける。