ご注意を
アリババくんと初めて戦ってから8ヶ月くらいが経った。この間、アリババくんに剣術を教えたり、ティトスをマグノシュタットに送ったりした。アリババくんに剣術を教えたのは、とりあえず主人公を鍛えておけば良い方向に行くっしょって言う安易な考えからだ。べ、別に、原作キャラと喋りたいとかいう下心はありませんよ?…ホントダヨ!
ティトスをマグノシュタットに送ったのは、魔法道具による被害が深刻になってきているからだ。で、その原因と思われるマグノシュタットに、調査員としてシェーラの分身体を送ったってわけだ。ティトスを見るとなんか引っかかるのは、原作キャラってことなのかな?今までもシェーラの分身体が男になったことはあったけど、こんな風に引っかかるのは初めてなんだよなぁ…あぁ、あと、シェーラが、最近ティトスのルフがよく荒れるって言ってた。なんでも、マルガって子と一緒に暮らし始めてから増え始めたのだとか。…まぁ、おそらくは、これからも生きていたいって思っちゃったんだろうなぁ…俺は良いと思うよ?シェーラにしわ寄せが来ないんなら。例えば、シェーラの代わりに来世のマギになるとか、そういうのじゃなければ。
…………………アッ‼︎思い…出した!そうじゃん、ティトスじゃん!ヤバイじゃん!えっ⁉︎もう女の子と暮らし始めてんの?ヤバくない?そろそろ戦争始まっちゃうじゃん!と、とりあえず、戦争回避のためにシェーラを説得しないと!
『…タットは、マグノシュタットの属州になりなさい』
ヤバイヤバイヤバイヤバイ!どうしよう、もう宣戦布告が始まっちゃってるよ⁉︎ど、どうしよう。とりあえず、シェーラを落ち着かせなきゃ!このまま、戦争になっちゃうのはガチでヤバイ!
「シェーラ、入るよ!」
「えっ⁉︎ムー⁉︎ちょ、ちょっと待って!」
「シェーラ、モガメット候と話しながらでいいから聞いて。子っていうのは、いずれ自立して、親離れするものなんだ。それは、どんな生き物だって変わらない。獣だって、鳥だって、もちろん人間だって。だからさ、許してやってあげないか?ティトスに自分の意思ができたっていうのなら、それを怒るんじゃなくて、祝ってあげようよ。それが、親の役目だと思うんだよ。ね、シェーラ」
「…冷静じゃなかったわ。ありがとう、ムー。お陰で落ち着いたわ」
『すみません、モガメット候。ティトスに何かあったと思って、少し冷静じゃなかったようです。ティトスについては、ティトスの意思に任せます。明日、遣いを送るので、それまでにどうするか決めておいてください』
「これで良い?」
「あぁ、話を聞いてくれてありがとう。俺にできることがあったら、なんでも言ってくれ」
「じゃあ、明日までにマグノシュタットに向かってね」
「えっ?」
「さっき、モガメット候に言ったじゃない。明日、遣いをおくるって。ここからマグノシュタットまで1日で行くなんて、ファナリスか金属器使いにしかできないわ。そうすると、適任なのはあなたくらいしかいないじゃない。だからよろしくね、ムー」
「…………ハイ」
えぇ………
主人公くんは子育て経験豊富だからね。10人くらいは育ててるからね!