ということでやってきました、マグノシュタット!
いや、まさかホントに来ることになるとは思わなかった…
別に、疲れたってわけじゃないよ?マグノシュタットの関所までは魔装でひとっ飛びだったし、そこからもそこまで距離があったわけじゃないし。それに、道だって案内の人がいたから迷ったりはしなかったし。
ま、まぁ、そんなことはいいんだよ!そう、大事なのはマグノシュタットに来たってこと。じゃあ、さっそくモガメット候のところへ!
「失礼する。レーム帝国 最高司祭様の代理として来た ムー・アレキウスだ。今日は時間を取ってもらい感謝する」
「礼には及ばん。それで、結論から言うが…」
「待ってくれ。できれば、本人の口から聞かせてくれないか?でなければ、報告するときに少々問題が起きる可能性があるのでな」
「了解した。ではティトス」
「はい。…ボクは、この国に残りたい。たった1年とちょっとしか生きてないけど、それでも、大切な人ができたんだ。だから、その人たちとずっと一緒に生きていきたい」
「…そうか、わかった。…1つだけ言わせてくれ。シェヘラザード様はお前を自分の子として愛していた。それだけは知っておいてくれ。では、私はこれで。…ティトス、残りの時間、悔いの残らないようにしろよ」
「待ってくれ、ムー!ここでなら、魔導の粋を集めれば、この体は生き長らえるらしいんだ!だから!学院を卒業したら、シェヘラザード様に会いに行ってもいいかな?」
「…もちろんだ!って、俺個人としては言いたいんだがな。そうなってくると、少々問題が出てくる。だから、それについても話さなければならない。モガメット候、時間に余裕は?」
「問題ない」
「…あっ、ティトス、少し席を外してくれないか?これから話す内容に、少々機密事項があってな」
「わかった。ありがとう、ムー」
「それで、話とはなんだね?」
「……ティトスのことだ。あの子とあの子が言っていた大切な人というのを、できるだけ円満に別れさせてやってほしい」
「…どういうことだ?」
「…体が大丈夫でも、あの子はもう生きられないんだ。あの子のルフがもう限界なんだ。長くても一月、短いとあと数日で崩壊してしまう。そうすれば、ティトスはルフへ還り、自我が消えてしまう。これはもう……どうにもできないんだ…」
「………そうか。わかった。できるだけ努力しよう」
「…感謝する。すまない」
「全ての魔導師は、私の息子同然だ。その子のためというのなら、私はなんだってしよう」
「本当にありがとう。では、私はもう行くよ。では、失礼する」
ハァ、ホントに嫌になるよ……なんとかできなかったのかな…
「ムー、さっきの話は本当なのか?」
「なっ⁉︎ティトス⁉︎まさか、聞いていたのか⁉︎」
「あぁ、聞いていたよ。そうか、そうなのか…」
「いや、その…」
「すまない、今は一人にさせてくれ…」
マジかぁ…
レームと戦争回避しても、煌帝国がいるから戦争は起きるんですよね。
ってことは、魔導師にたくさん犠牲がでて、そうするとモガメットは黒いジンを使うわけで。
とすると、ティトスに寿命関係教えとかないと、たぶんモガメットを救うために『最後の力』を使ってくれなくて、依代に白ルフが混ざらず、ソロモンの知恵が使えなくて詰むと思うんですよね。
だから、今回の話は仕方なかったんだ!途中からティトスに感情移入しちゃってなんとか生かせないかと考えたけど、やっぱ無理だったんだ!
最後の部分修正しました。
流石に他国の人間に、あと少しで皇帝(代理)が死ぬって情報を渡すのはヤバイからね!
ご指摘ありがとうございます。