レーム帝国で生きていく   作:ルクセウス

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作者が好きなのはキャラ的には夏 黄文さんですが、デザイン的にはシェヘラザード様です。



主人公くんは、転生特典により正しい使い方へ誘導されてます。


第3話

うっ…俺はダンジョンを攻略できた…のか?

っと、シェヘラザードは…いたな。グッスリ眠っているな。とりあえず、自分で起きるまでは放っておくか。

で、マルコシアスがくれた力って言うのは…うわっ、なんだこれ⁉︎…使い方が…わかる?あっ、転生特典か…

とりあえず試してみるか。えーと、魔法陣的なのは…あ、師匠(剣の先生)に初めて勝った時に貰った剣(サーベル的なの)にあるな。

『力を貸してくれマルコシアス!』

その言葉と同時に炎を纏った氷柱が現れる。クッ、厨二の血が!

こ、今度は同じ言葉を念じてみると、同じく炎を纏った氷柱が現れた。

次は、鋭利な刃をイメージして念じてみるも、刃のような形になっただけで、そこまで鋭利なわけではなかった。

次は、もっとしっかりとしたイメージを持ってやってみる。今度は成功した。

つまり、イメージが具体的であれば成功するということか?

今度は、剣をしっかり見ながらそれを作ると念じてみると成功した。

なるほど…次は武器化魔装をしてみるか。

炎を纏った氷柱を発生させ、剣に纏わせて凝縮していく。だが、なかなか上手くいかない。これもイメージが大切なのかな?武器化魔装のイメージってなんだよ。魔装後の武器でもイメージすればいいの?

まぁ、とりあえずやってみるか。って言っても、魔装後の武器がまったくわかんないんですけどね。マルコシアスが持ってた武器になりそうなもの…爪か?よし、やってみるか。

爪…爪…爪…っと、できたぁ!

これは…炎を纏った氷の爪?そのままやんけぇ!いやでも、剣が無くなってるから成功…なのか?

(ユリウスよ…聞こえるか?)

この声は…

(私だ、マルコシアスだ。それが私の武器、『(ラハーブ)()(ジャリド)()(マクハラブ)』。敵の欺瞞を凍らせ、燃やす。つまり、敵が嘘をついていればいるほど効果のある武器だ。逆に、相手が正直者であれば、あまり効果がない。だが、貴様が今から相手にするのは腐った国の上層部なのだろう?ならば問題ないだろう)

それもそうか。それにしても、 かなり尖った性能だな…まぁ、良いけどさ!一極型ってロマンだよね!

 

「ユリウス?何をしているの?」

「ん?あぁ、シェヘラザードか。マルコシアスから貰った力の確認をしてるんだよ」

「そう、上手くいってる?」

「そこそこね」

「それは良かったわ」

「あっ、シェヘラザード、見ててなんか改善案があったりしたら教えてくれよ!」

「仕方ないわね。何もすることがないし、特別に手伝ってあげるわ」

「ありがとう!」

 

よし、次は全身魔装の…

 

 

 

 

ダンジョンを攻略して、1週間がたった。

この1週間で、金属器をかなり上手く使えるようになった。マルコシアスの能力は、氷柱を意識せずとも自然と形にできるようになったし、魔装も一瞬でできるようになった。それに、魔装した状態で飛び回ったり、その状態で能力を使えるようにもなったしな。

あとは、シェヘラザードともたくさん話をした。その中で、「シェヘラザードって呼ぶには長いよな」ってなって、愛称をつけることになったりもした。まぁ、あんま良いのが思い浮かばず、とりあえずシェーラになったのだが。

そんなことがあったりもしたが、ついに今日は革命を起こす日だ。もう少し特訓しても良いとは思うのだが、そんなことを言っていたら、それを言い訳にして革命を起こさない気がする。正直、革命を起こすのは怖い。だけど、これは誰かがやらなくちゃいけないんだ。だから、俺達は今日革命を起こす。

 

 

 

俺達はレーム帝国の首都レマーノの南広場に来ていた。ここからならレーム宮殿(城的なやつ)が見えるし、そこまでまっすぐと大きな道が通っている。ここでなら、効果的に革命を進められるだろう。

まずは、シェーラに声をレマーノ全域に届くようにする魔法と、俺の声に共感しやすくする魔法をかけてもらう。

 

 

『レマーノに住むみんな‼︎俺の話を聞いてくれ‼︎

俺は元老院の第一席、アレキウス家の長子、ユリウス・アレキウス‼︎

俺は今日ここで‼︎神より与えられた力を使い‼︎この国を変える‼︎

真にこの国を変えたいと願うものは俺に続け‼︎』

「誠実と裁定の精霊よ。汝に命ず。我が身に纏え我が身に宿れ。我が身を大いなる魔神と化せ…マルコシアス‼︎」

その言葉と共に俺は巨大な氷柱を宮殿の方に向け発生させる。

『我が力は欺瞞を凍らせ、焼却する‼︎貴様らが生き残れるとは思わないことだ‼︎』




別に大人が全員悪い人ってわけじゃないですよ?例えば剣の先生とかは普通に良い人でした。
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