レーム帝国で生きていく   作:ルクセウス

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ムーさん達の親のファナリスってどんな立場の人なの?ムーさん達の扱いを見ると奴隷との子とは思えないんだけど…でも、ムーさんがファナリス兵団として奴隷から解放するまで、ファナリスのほとんどは奴隷のはずだしなぁ…



あっ、このアレキウス家は、ユリウスくんの弟の家系です。(設定不備に気づいて焦って設定を追加する作者の図)


本編
第8話


俺、ムー・アレキウス、10歳!

この10年で常々思ってたことと言えば、ファナリスの身体能力マジヤベェなってことだ。なんでジャンプすると50メートルくらい跳べるの?おかしくない?物理法則って知ってる?てか、純血のファナリスってこれ以上にヤベェのか…うん、ファナリス兵団作ろう。戦力的にもそうだけど、そんなのを奴隷として富豪とか貴族に持たせときたくないっす。

あ、あとは最近妹が産まれました。いやー、めっちゃ可愛い。具体的に言うとシェーラの次くらいに可愛い。え?それあんま褒めてなくない、だって?いや、めっちゃ褒めてんじゃん。シェーラはもう神だから。殿堂入りだから。俺の中で、シェーラを超える奴が出ることなんてありえないから。

そんな感じでいろいろとあったりもしたけど、今日俺はシェーラと会うことになるらしい。なんでも、アレキウス家の者は10歳になるとシェーラに会うことになるのだとか。ラッキーラッキー、ユリウス時代の俺が理由な気もするけど、それでもラッキーだね。

とりあえず、あったらお疲れ様って言おう。うん、別に会えなくたって、シェーラの頑張りはわかったからね。あとは、ごめんとも言わなきゃね。ホントはもっと早く会いに行きたかったけど、待たせちゃったしね。

 

「ムー、そろそろだ。心の準備をしておけ」

「わかりました、父上」

っとそろそろだな。あー変に緊張してきた。会うの久しぶりだと思うとなんか急にね。

「行くぞ、ムー」

「わかりました、父上」

‘コンコン’

「失礼します、シェヘラザード様」

「失礼します」

「いらっしゃい、その子があなたの言っていたムー?」

「はい、この子が我がアレキウス家の長子、ムーでございます」

「僕はムー・アレキウスです。よろしくお願いします。シェ、シェヘラザード様」

あぶねぇ!父さんがいるのにシェーラって言いかけた。てか、シェヘラザード様って言うのめっちゃ違和感あるな…

「それではシェヘラザード様、私はこれで」

「えぇ、ありがとうね」

「失礼します」

あ、父さんが出て行ったな。これは…チャンスか?

「えーと、シェヘラザード様、父上は何故出ていかれたのですか?」

「それは、私があなたと2人きりで話たいと言ったからよ」

「ということは、ここには他の人は…」

「いないわね」

「そっか…そっかー…」

「どうかしたの?ムー」

「いや…その…えっと…久しぶりだな、シェーラ。確か合言葉は…『開けゴマ』だったか…?」

「えっ………ユリウス…なの?」

「まぁ、そうだな。なんていうか、ごめんな。こんなに待たせちゃって」

「…バカ、なんでもっと早く会いに来てくれなかったのよ…私、寂しかったんだからね…」

「本当にごめんな。シェーラはディラドー商会とロマン製の武器って知ってるか?」

「たしか130年くらい前に急成長した商会と、かなり優秀なのにどこか欠点があったりしたけど一部の将軍に人気のあった武器よね。それがなにか…ってまさか⁉︎」

「あぁ、そのどっちも俺が転生したとこでさ。なんとかシェーラと会えないかって頑張ったんだけど、流石に一般人じゃキツかった。あともうちょっとだった気がしないでもないけどさ」

「そう…まぁ、そういう理由なら、仕方がないから許してあげるわ」

「ありがとな。…あーダメだな。いろんなこと話したかったのに、いざ会ってみると何を話せばいいのかわかんねぇや。…あっ、そうだな、まずはお疲れ様。この国を守ってくれてありがとう」

「あなたとの約束だもの。守るに決まってるじゃない」

「あとは…ダメだな、こんなことも出てこないなんてな…

シェーラ、この150年でわかったんだ。俺は君を愛している。いや、君以外愛せないんだ。だから結婚してくれないか?」

「ダメよ」

「えぇ⁉︎なんで⁉︎」

「あなたねぇ…自分の肉体年齢を考えてみなさい」

「あっ…なら、5年くらい後なら?」

「その時はもちろんOKを出すわ。でも、プロポーズをするのなら、次はもっとロマンチックにしてよ。じゃなきゃOKしないわよ?というか、私でいいの?こんな見た目だけど中身は249歳なのよ?」

「それを言ったら、俺だって同じくらい年寄りさ。あと、すみません。次はもっとちゃんと考えてプロポーズします…」

「なら良いわ。あ、あと、今日からあなたには私の養子として一緒に暮らしてもらいます。今決めました。拒否権はありません」

「いや良いけどさ、アレキウス家から文句とかでない?」

「大丈夫よ。もし渋っても皇帝とか最高司祭の権力を使ってなんとかするから。それに、そんなことは起こらないと思うわ。だって、皇帝代理兼最高司祭の養子にしてもらえるのよ?」

「それもそうだな。なら大丈夫か」

「それじゃあ、今日から一緒に暮らしましょ」

「ああ!」




いやー感動的な再会ですね(白目)
さ、作品的にはすぐに再会したけど、本人達的には150年ぶりの再会だから!

バルバトスについてだけど…

  • 追加じゃあ!
  • 要らんそんなものは不要だ
  • 序列3位って被ってるよね?交代だよ
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