これまでの旅路を記録に残しますか?   作:サンドピット

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けりつけるよ。


第十三話 幕引きは至極あっさりと。

 ……どこかから、どこかで聞いたような金属音の入り混じる少年の声が聞こえた。

 

『エイラがどんな事思ってお前と最後まで戦ってたのか分かるのかぁ? エイラにとっちゃお前ら<マスター>のそれも同じ死なんだよ』

 

 いや、声は俺の身体から聞こえてくる。では俺の声? いや違う。

 

『中途半端が過ぎるぜネビロス、あの【UBM】と会った瞬間にお前が突っ込んで死ねばよかったんだ。そうすりゃエイラも割り切れた。二人で逃げ切る、それを選択したから今お前は死にかけている、今エイラは踏ん張っている』

 

 この声は、トリカブトの声だ。

 

『生き残る選択をしたんなら最後まで足掻けやネビロス、エイラが悲しむぜ』

 

 倒れ付した俺の身体を這う一匹の白いムカデ。あぁ、グラシャラボラスの《茜色の群火》が数や火力の上がった理由はこれか。

 

『ここで死なれちゃ俺も困るからな、尻拭いはしてやろう。丁度動きを止めてくれてる訳だし』

 

 トリカブトの分体がパーティーメンバーに入っていたのだろう、恐らく本人と別れてからずっと。どんな手を使ったのかは分からないが。

 白ムカデは俺の右腕に噛み付き、何らかの液体を注入する。

 

「       」

 

『痛いか、そらそうだ。今入れた毒は自分以外の毒を探し出して殺すような毒だが如何せん効力が強くてな、まぁ気が済むまで叫ぶといい、どうせ聞こえない』

 

 いや、痛みは無いのだ。痛覚はオフにしてるし何なら【サイレンサー】に左腕を刎ね飛ばされた方がよっぽどつらかった。

 だが俺の身体の中を這いずり壊しまわり己の命を奪われていくような何物にも変えがたい異物感に堪らず叫び声を上げてしまった。……誰にも聞こえていないのが不幸中の幸いか。

 

 そうこうしているうちにエイラは八本目の槍を【サイレンサー】に使い切り、まるで標本のように固定せしめた。

 と、ここでエイラが俺の状態に気付いたようで、青褪めた表情を浮かべ俺の元に走り寄ってきた。

 

 ……俺はエイラにこんな顔をさせたのか。

 

『そうさ、ちゃんと心に刻め。さて、エイラよ、ネビロスを安全な場所まで運びな』

 

「その声、……付いて来ていたのですね、分かりました」

 

 エイラが俺を抱えて横道に逸れる。激しく暴れていた【サイレンサー】も白ムカデに噛まれた事で動きを完全に止めた。

 針も飛ばせなくなるほどに衰弱しているようで、こちらを感情の篭もらぬ眼差しで見据えるばかり。

 

『特別製の神経毒だ、普通は死ぬがあいつは【UBM】だからまだ生きてやがる。まぁアクシデントサークルが持ってきた水で死ぬだろう』

 

 白ムカデがそういった数秒後、先程まで俺達がいた通路から轟音が響く。

 程なくして大瀑布と見紛う程の流水が現れ、全てを洗い流していった。

 

 破損した槍も、燃え尽きた黒足蜂の死体も、刎ねられた俺の左腕も、――八本の槍で縫いとめられた【静界蜂針 サイレンサー】も。

 

 戦闘の痕跡は跡形も無く消え去り、あっさりとした幕引きと相成った。

 

(……良かった)

 

 終わった。もう安全だと無意識に思ったのだろう、グラシャラボラスが紋章から現れ、俺の頬を舐めた。

 お前にも随分助けられたな、帰ったらたらふく肉を喰おうか。お前が望むだけ食わせてやる。

 

「ありがとうな」

 

 口から音が出た。それがこの盛大な逃走劇の終結を告げているようで、――安心しきった俺はかつての焼き増しのようにかっくりと【気絶】したのだった。

 

 最後に見た光景は俺を背に乗せようとしているグラシャラボラスと、俺を抱え込んで安心したように頬を緩めるエイラの姿。……本当に良かった。

 

 

◆――◆――◆

 

 

 マスターのガキ――ネビロスが気絶したのを見て俺はエイラに話しかける。

 

『ほら、帰るぞ。ガルシアに聞きたい事も増えた』

 

 コクリと頷いたエイラはネビロスをグラシャラボラスに乗せた。エイラはネビロスと離れたく無さそうだったが……気に入ったのか?

 エイラの体に張り付き帰路を共にする。

 

 道中でネビロスとエイラの馴れ初めを聞いたりと時間を潰していると洞窟を抜けた。もう完全に深夜だ、何か面白い物でも見れるかとネビロスについて行ったが酷い目にあっていて驚いた。

 聞けば以前にここに来た時も帰り道で【UBM】と遭遇したらしい。ネビロスの奴、とんだ騒動の種かもしれんな。

 

『まぁ何にせよ全員生き残って良かったじゃねぇの』

 

「……はい」

 

『? どうした』

 

「やはり私とネビロスとでは価値観が違うのでしょうか」

 

 ……。

 

『当たり前だろう』

 

「……」

 

『価値観なんざ誰だって違う、って話じゃあねぇわな。真面目に話そうか、まず大前提としてマスターは俺達とは違う生命体だ。別の世界からやってきてあらゆる才を持ち、完全な死を迎えることは無く、エンブリオという力を持っている』

 

 これは誰でも知っている事だ。しかし改めて馬鹿げた生き物だよなぁ、よく霊都の連中が嫉妬に駆られ暴動を起こさなかったもんだ。……少なからずテルモピュライの活躍も関係してるんだろうがな。 

 そういやテルモピュライは「俺は真剣に生きているだけ」とか言ってたな。まぁそういう事なんだろう。

 

『同じだよ、俺達と。優しい心を持って己の掲げる正義の下行動する奴もいれば、自分以外の存在を軽んじ越えてはならない一線を容易に踏み越える奴もいる。ネビロスは守りたい物の為に動ける奴だ、ただ俺達より選択肢が多いだけで』

 

 ようはマスターにとっちゃこの世界は丸ごと決闘結界みたいなもんなんだろう。幾らでも死ねるならそりゃ心持ちは変わるわな。

 

『まぁ、ネビロスが起きたら聞いてみるといい。こいつなら真剣に考えてくれるだろうさ』

 

「分かりました」

 

 ちょっとはマシな顔つきになったエイラに、ふと思い出した事を聞いてみる。

 

『そういやアナウンスは聞いたか?』

 

「アナウンス、ですか?」

 

『……いや、何でもねぇ』

 

 野郎、生きてやがるな?

 

 

◆――◆――◆

 

 

 夜も更け、窓からは美しい満月が見えていた。

 今頃トリカブトは甲斐甲斐しくエイラ達の護衛をしてくれているだろう、そう頼んだからそうでなければ困るのだが。

 

「あれを」

 

 少ない言葉から意図を察したメイドが退室する。ネビロスから頂いたアンブロシアから現在【錬金術師】や【研究者】といった面々が魔力を抽出中だ。時間は掛かるだろうがネビロスへの報酬を渡すまでには間に合うだろう。いつか起こる同胞との戦いにも。

 

(またお前の毒を借りる、許してくれ)

 

 何だかんだ言いつつもトリカブトは力を貸してくれるだろう。私にはその光景が見えたから。トリカブトもそれを分かっているから。

 いずれにせよその時が来るまでにエイラを逃がさねばなるまい。幸いにしていい預け場所が出来た、悪運は強いが逃げ足は速いのも良い。

 

(強くなってくれ給えよ、ネビロス君)

 

 メイドがワインと、ある物を持って入室する。それは華美な装飾を施された天球儀、見る者が見たならばそれが力を持つ【UBM】の特典武具であると気付くだろう。

 まぁ特典武具だと知られた所でどうって事は無いのだけども。手元に置かずメイドに持って来させたのがその証左だ。

 

「血は」

 

「いや、必要ない」

 

「畏まりました」

 

 己の手首にナイフを宛がったメイドに辞めるよう伝え、退去を促す。……特典武具の発動条件とは言えノータイムで自傷を図るのは如何な物かな、いや今まで頼んでたのは私だけども。

 この光景をエイラが見なくて良かったと溜息を吐き、私はストックしておいた【奔走輸血】を使用する。

 

 脳が冴え渡る感覚を覚えた私は天球儀――【紅星天球 スターゲイザー】に向き直る。

 

「……十分でどれだけ見れるだろうかね」

 

 私の【奔走輸血】のタイムリミットは十分まで。それだけの時間でこの先霊都を襲う厄災に関する情報を集めなければ。

 

 ふむ、ついでにエイラとネビロスの未来でも占ってみようか。

 

 

◆――◆――◆

 

 

 レジェンダリア国内、アルター王国に面する大樹海にて。

 

 この樹海には何十にも枝分かれしている大河が存在し、その河を流れる水は自然魔力を運び樹海全体へと巡らせる命の大河としてその存在が知られている。

 厳冬山脈から流れ出した雪解け水をとある地下水脈を経由して大河へと送られており、時々その流れに巻き込まれたものが流れ着く場でもあった。

 

 それもその内の一匹であった。二対の翅がボロボロで足も数本失っており至る所に打撲痕が存在する満身創痍の状態でありながら、その巨大な蜂のモンスターは生き永らえていた。

 

 蜂型のモンスター――【静界蜂針 サイレンサー】は余力を振り絞りながら、緩やかな大河から岸へと上がる。

 まさか己の針を武器に転用されるとは思っていなかったが、急造の武器で命拾いをした。

 

 私の体を縫いとめた八本の槍は全て急流で砕かれた。あとほんの少し槍が多ければ、槍が頑丈であったなら私の体はあの激流に晒され続け粉微塵になっていただろう。

 だが、あぁ感謝しよう。彼らは私を退けた。それによって私も手痛い反撃を食らってしまったが、それに見合うだけのリターンを得る事ができた。

 

 力を振り絞り、ボロボロの翅を震わせる。

 音が出た。

 

 残った足で地面を叩く。

 音が出た。

 

 空気を取り込み、喉を振るわせる。

 

「……キィ」

 

 音が、出た。

 

「キィァ」

 

 久しく感じてなかった歓喜の感情が湧き上がるのを感じ、されどそれを押し留める様な事はしなかった。

 あの忌々しい人間に封じられてから何十年経っただろうか? 来る日も来る日も私を静寂の呪縛から解き放つ何かを捜し求めていた。

 

 は、ははは。最初からこうすればよかったんだ、アクシデントサークルを使えばこうも簡単に封印から逃れる事ができるなんて知らなかった。

 寄って来るオスを染め上げ、己の奴隷に音を紡がせ続け、惨めに自らを慰めて今まで憎しみを蓄えてきた。

 

 今となっては私を放逐せしめた彼らの事などどうだって構わない。

 まずは体を癒そう、幸いにしてこの近辺は魔力が豊富なようで、私の眼に鮮やかな色彩が写っていた。これだけ豊かな土地であれば太陽が三十回昇る頃には回復している事だろう。

 

 私の体が回復しきったら、その時は……そうだな、私をこのような目に合わせてくれたあの人間を殺しに行こう。

 

 そう、確か【封神(ザ・シール)】と名乗っていた。彼を殺す。殺してやる。殺さねばならぬ。殺してやらねば気がすまない。

 もはや私には奴隷に命を預ける必要など無い。姿を見せる事無く葬り去ってやろう。

 

 【封神(ザ・シール)】との決別を果たす。

 私はただその為だけに生きよう。

 

 

◇――◇――◇

 

 

「……ぬおっ?」

 

 気絶から目覚めた俺は辺りを見渡す。丁度ガルシア宅へと入る所だったようで、俺を背に乗せていたグラシャラボラスが気遣わしげにこちらを見ていた。

 心配すんなと伝えグラシャラボラスから降り――右足に走る違和感と共に崩れ落ちる。

 

「大丈夫ですか?」

 

「あ、あぁ、すまんねエイラ」

 

 危うく地面に倒れこむ寸前の所でエイラが俺の体を支えてくれた。

 そういえば今左腕が無くなって右足の関節が砕かれてたんだった。他にも状態異常のオンパレードだった気がするが、そこは白ムカデが治してくれたのだろう。

 

「……そうだトリカブトは?」

 

「あぁ、彼でしたら――」

 

『ここだよ、おはようネビロス』

 

 そういって白ムカデ――トリカブトはグラシャラボラスの綺麗な毛並みを掻き分けて現れた。

 

『いやぁあまりに居心地がいいもんで』

 

「グルゥ……」

 

 グラシャラボラスがいやそうな顔してるんでやめてあげて下さい。

 大人しくグラシャラボラスに乗せて貰い、俺の手を伝ってトリカブトが這い上がってきたのを尻目に俺はエイラに尋ねる。

 

「俺がここに来る意味って薄くないか? 依頼自体はテルモからのもんだし」

 

「いえ、ネビロスの左腕を治す薬を当主から貰いましょう」

 

「いや勿体無いだろ、死ねばそれで済むんだからわざわざ高価そうな物使わなくても……え、どうした?」

 

 死ねばそれで済む、の辺りでエイラの顔がしょんぼりし始めたのを見て若干焦る。何か間違った事を言っただろうか?

 

『クッククク、ネビロスよぉ、エイラの嬢ちゃんはそこら辺の話がしたいらしい。二人で話してきな、俺はガルシアに話があるからな』

 

 玄関を通り、廊下を歩き、トリカブトと別れ、エイラと共に屋敷を歩く。

 ふと先を歩くエイラが立ち止まり、それに応じてグラシャラボラスも足を止めた。

 

「……もし」

 

 エイラの声はか細く、これから言う事が正しいのか自信が持てないように思えた。

 

「もし、ネビロスの命が一度限りの物であったなら、今回はどう動きましたか?」

 

 今回、というのは【静界蜂針 サイレンサー】の一件だろう。

 

「そうだな……多分どうしていいか分からなくて、絶望して、それでも生き残りたくて、相手に向かっていったと思う。地下水脈に逃げ込むという選択肢は……うん、浮かびもしなかったと思う」

 

「何故、でしょう」

 

「水に流されて死にたくないから。そうだな、あの時地下水脈に逃げ込むって選択肢が出てきたのは、【サイレンサー】と共倒れしてもこっちの勝ちって状況だったからかな。死んでも明日には、あぁいや三日後にはこっちにこれるからあの場で死んでも良かったっちゃ良かった」

 

「では何故、死を選ばなかったので?」

 

 俺を詰っている、訳では無いだろう。エイラの声音に困惑と興味が入っているのを感じ取れた。

 色々理由はあったにはあったがそれらの根元にあったのは一つだけだ。

 

「エイラを死なせたくなかったから」

 

「……え」

 

「エイラがティアンだからってのも勿論あるけど、それ以上にエイラが気に入ってたから勝っても負けてもエイラだけは霊都に還そうとはずっと思ってた。俺が一回死んだらそれで終わりだったとしても、エイラを逃がす為に頭を回しただろうな」

 

 そう言い切るとエイラは信じられないものを見るように俺を見て、数秒目を泳がせた後空気を入れ替えるように咳払いを一つ。

 

「……今のでよく分かりました。ネビロスが手段の一つとして死を受け入れているという事が」

 

「え、うん」

 

 ゲームだからそりゃあ……あぁ、そうか。

 

「貴方は<マスター>だからその選択をするのでは無く、ネビロスだから、その選択をするのですね」

 

「……そう、だね」

 

 正直に言って俺は俺の命の価値を相当低く見積もっている。それはほとんどのマスターにも当てはまる筈だ。

 しかしそれを含めてもエイラなど見知った相手の優先順位も高く見ている。

 

 はっきり言ってしまえば名も知らぬティアンを助ける為にさっきまでやっていたような逃走劇をするつもりはさらさら無い。俺だから、と言うのもあるがエイラだからあんな事が出来たのだ。

 

「貴方が私を案じてくれているのも何となく分かります。それ自体はとても嬉しい」

 

 ですが、とエイラは続ける。

 

「私の前で死を選択肢として加えるなんて事はあんまりしないで下さい」

 

 そう言ったエイラの顔は少なからず悲しみで歪んでおり、

 

「……分かった」

 

 俺はそう答える事しか出来なかった。

 了承を返すとエイラはふふと笑いありがとうございますと告げた。

 

「……難しいお願いだとは理解しているんですが、それでもネビロスには死を前提として動いて欲しくはないんです。私以外にも同じ気持ちを持っている子がいるようですし」

 

「グゥウ」

 

 無茶すんなとばかりに俺を見るグラシャラボラスを撫でてやる。

 そうだな、皆に迷惑が掛かってしまうのであれば、確かに控えるべきだろう。

 

「分かった」

 

 今度は素直に、そう言えた。

 

(軽々しく命を捨ててはならない、か)

 

 当たり前の事で、エイラに指摘されるまで頭に浮かびすらしなかった。

 窓の外では暗闇を晴らすように一筋の光が霊都を照らしている。

 

 綺麗な夜明けだ、そうだった、俺はこんな景色を見たかったんだ。

 マスターとしてではなく、この世界を見る【旅人】として。

 

 




第一部完な流れ。
以下適当な設定垂れ流し。

【静界蜂針 サイレンサー】
・巨大な蜂型の【UBM】でありランクとしては伝説級。
・羽音や歯を噛み合わせる音など、自分から発するあらゆる音を消し去る力を持ち、敵対者に対しては威嚇もせず即刻殺しに掛かるキリングマシーンだった。
・自身の針を射出する事で刺さった相手の音を封じる状態異常【沈黙】を強制的に付与する。
・魔力を視覚化する能力も持っており、魔法を先んじて潰すという芸当も可能。
・全盛期、とある小国の街に忍び込みそこにいた街の住人を一度足りとて誰にも気付かれる事無く暗殺して回り、その都市を完全に機能停止させた事がある。事の顛末を知った小国の中枢は【封神】に封印依頼を出す。
・かくして【封神】によりレジェンダリアのとある森に封印された【サイレンサー】は己の音を完全に封じられ、黒足蜂の音を聞かなければ自我を喪失する大幅パワーダウンを余儀なくされた。
・【静界蜂針 サイレンサー】がレジェンダリア領内にいるという事を知っていたのは一部の情報通だけであった。

【封神】
・封印スキル完全特化型超級職。取得条件は「封印系統のスキルを通算1000000回使用」し「666種のモンスターを完全に封印」する事。基本スキル使いまくってれば【封神】への道は開ける。
・小国の上層部に依頼され【静界蜂針 サイレンサー】を封印しに行ったが速攻で不意打ちを喰らい詠唱完全不可状態となる。【快癒万能霊薬】を飲もうとすると【サイレンサー】に叩き割られるので仕方なく詠唱を不用とする封印系のスキルを使った。
・対象の持つ性質を対象にとっての毒になるまで膨れ上がらせる【真性増幅封印】、対象を指定した範囲内にて永久に迷わせ出られなくする【永劫迷走封印】の計二つの封印スキルで以って【静界蜂針 サイレンサー】をレジェンダリアのとある森に封印せしめた。
・封印してから数十年経ってて忘れてたが【サイレンサー】が封印から逃れた事に気付く。

……どっかで【封神】についての記述を見た気がするんだが他の二次創作作品で見たのかもしれない。本家デンドロでは多分まだ出てない筈。
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