アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
笑いの刺客はまさかの姿で登場……?
大講堂へ向けて歩を進めていく四人…
その途中で…
「~♪」
スケバン姿の飛龍と出くわす。
「あ、みなさんおはようございます!」
「「「「おはようございまーす」」」」
「飛龍さ、フフッ…」
飛龍の装いのインパクトと普段とのギャップに吹き出す。
『綾波、アウトー!』
「綾波ちゃん…そこで、わ、笑ったらダメだよ…!?」
「おしりがピリッとするのです…」
「それではエスケープしますんで!お先に!」
綾波以外はセーフ
「飛龍さん…エスケープしてもやることないのです?」
綾波の指摘の後、風紀委員の蒼龍が飛龍を追い掛けて白昼堂々大追跡が始まるも、全員セーフ。
クリーブランドの盆栽やらが置かれてたりする。
「すごい綺麗です…」
「盆栽ガチ勢」
「これ…教室?」
教室の表札が見えた。綾波たちは入室する。
挨拶して入ると…
「あら!おはよう~」
「お、おはよう…」
セーラー服姿の高雄と愛宕。
「「「「ブフーッッ!!?」」」」
『全員、アウトー!』
饅頭が駆け付けるも、そこに高雄饅頭は居なかった。
そして、ケツシバきが終わり、席につく。
「お早う御座いますにゃ!」
明石が先生役。
「今日は転校生が来る日にゃ」
(へ?転校生です?)
(どんな人だろう)
(唐突すぎますね…)
(なーんか嫌な予感がするんだけど…)
ニーミが感じる嫌な予感…
「では、入ってにゃ!」
「はーい!」
すると、扉から……
「戦艦三笠ですっ☆」
セーラー服姿の三笠。
(うわキt…)
思わず目を背ける綾波。
(綾波ちゃん、そんなこと言ったら!?)
(口調から違和感だだ漏れですよ、三笠大先輩…!!)
(けど、結構似合ってる)
「皆、三笠ちゃんと仲良くしてあげてにゃ?」
「「「「グフッッ…」」」」
三笠『ちゃん』の所で堪えきれず吹き出してしまう。
『全員、アウトー!』
ケツシバきを食らい、席に戻る。
「あっ…愛宕さんも笑いそうになってたのです…」
「そ、そんなことないわよ…!?」
「いやいや、笑ってたろ今…」
「クフゥッ」
『綾波、アウトー!』
ある意味で自爆。
ジャベリンたち三名は肩を震わせつつもなんとか堪えきった。
「じゃあ…綾波のとなりが空いてるにゃ!」
「失礼しまーす」
「どうぞです…」
隣に座る三笠大先輩。ものすごい絵面。
「よろしくお願いしまーす♪」
「よ、よろしくお願いします…です(大先輩、キャラ…ブッ壊れてやがるです…)」
三笠は楽しそうであるが、綾波は若干引いていた。
(((すごい存在感…)))
笑いを堪える三人。
では教科書を開いてにゃ。机の中に入ってるから出してみてにゃ!
(お、教科書があるのです…?)
(中になんか入っているから気にしないようにしてましたけど、普通に教科書ですね?)
綾波とニーミの指摘通り、教科書は普通のものだった。
「では、ホームルーム終わりにゃ」
と言って、明石は教室を出ていく。
教科書のチェックを行うと…
「大先輩…」
「ん?どうした綾波よ」
((((口調戻った…!?))))
「その服装…」
「これか?着てみたかったのだ…!どうだ?我のセーラー服姿は…?」
「似合う、です…」
(((ブフッ)))
『ジャベリン、ニーミ、ラフィー、アウトー!』
ケツシバきを受ける三名。
綾波のちょっと遠慮気味だったのがツボにはまったようだ。
「あれ、痛そうだな…?」
「あれはマジで痛いのです…」
…………………
「一時限目は、夕張の、タマの選び方っ」
授業が始まった。
「いつやるのか、今でしょっ」
シュールさを狙ってのギャグを突然ぶちかます。
こういう時のシン…とした空気だとほんの些細なギャグでも笑ってしまいそうになる。例えスベり芸であろうとも。それを夕張は堂々と狙っていたのだ。
(堪えたか…)
全員セーフ。
その後は遇えてジワリジワリと焦らしつつ。
「では、この弾薬の事について誰か読んでくれる?じゃあ……『ござる』、32ページを読んで?」
「はい__」
「ふふっ…」
「クフッ」
『ジャベリン、綾波、アウトー!』
(ござる?)
(高雄さんの事…!?)
(確かにござる口調でござる)
「フフフッ……」
『ニーミ、アウトー!』
(あっ…)
「あれ、毎回同じ奴が常駐してるのか?」
「ッ…ッ…」
『綾波、アウトー!』
取っ替え引っ替えケツシバきされていく。
(ラフィーのさりげない返しがジワリと来るのです)
(ごめん)
ラフィートラップ恐るべし。
「ではここで、ビデオを見てみよう~」
笑わないように押さえ、夕張がビデオをセットする。
※DVDならぬVHS
((((懐かしい!?))))
そして、再生される。
『姉様…赤城姉様…』
『なぁに?』
(え?なにこれ…)
(ここ、重桜寮です)
(ラフィー、このセット見た事ある)
その映像の正体は…
『タマってなんだ?』
『ググれ』
「「「「ブフォッ」」」」
『全員、アウトー!』
「これ加賀さんの疑問シリーズです…?」
「しかも、戦艦の艤装付けてる方の加賀さんだったような…」
ニーミの指摘通り、そのビデオに出てくる加賀は、戦艦加賀であった。
「そっちの加賀さんも出てくるなんて思いもしなかったです…」
「ググれは草」
………………
二限目。
「あれ?二限目なのに講師が来ないよ?」
ジャベリンが声を上げた。
「どうしちゃったんだろう…」
「出るタイミング伺ってるかやもしれぬな?」
「「「「ブフッ」」」」
「いたっ!?」「んぎゃっ」「あっ」「いっ…」
ケツシバき。
さりげなく会話に混ざる三笠大先輩。思わず吹き出す四名。
大先輩トラップ。無論大先輩はそんなつもりはなく、天然で行っている。
すると…
教室の扉が開く。
「な、なに!?」
「あそこに誰かいる」
教室の扉からそっと覗き込んでいる。
「「「フフッ…」」」
『ジャベリン、ニーミ、ラフィー、アウトー!』
綾波はなんとか堪えきった。
「おはようございます。教鞭を取らせていただく、ロイヤルメイド隊のロイヤルかわいいスーパーめ…メイド長、ベルファストと申します」
(ベル)噛。
「「「「フフッ…!」」」」
『全員、アウトー!』
Go to ケツシバき。
「船内に取り残された際に備えて、割りとよくありそうな食材での調理法方です」
(意外とマトモな講義…です?)
「では、まず…安全な闇鍋のやり方からまいりましょう…」
「「「「ブフッ」」」」
『全員、アウトー!』
(闇鍋ってなんだよです…)
(非常時に食べ物で遊ぶとかぶっちぎりで草生えそう)
(ベルファストさん…基本真面目な方なので衝撃強い…www)
『ジャベリン、アウトー!』
「あうっ…」
「それでは、シリアスさん、お手伝いをお願いいたします」
「はい…!」
シリアス登場。トレーに食材が乗っている。
「では、目隠しを着けておこないます」
ベルファストはトレーの前に目隠しを着ける
「視界ゼロの場合、先ず、食べられるものは匂いでかぎ分けましょう…では…」
トレーの中身『ベルファストが用意した本来使う筈の食材』『指揮官の靴』『饅頭(食べられる方)』『シュールストレミング』
(えええええ…)
(指揮官の靴?)
(シュールストレミングって正気ですか!?)
(ちゃんと保存されてるわね…)
(拙者、あれを選ぶ前に逃げたしたい)
(これは教室中匂いが籠るぞ…)
愛宕と高雄、そして三笠は身構える。
(かぎ分けろって…フォックスハウンドじゃあるまいしです…)
(綾波ちゃん…それ、フォックスハウンドちゃん怒るから止めたげて…?)
(クサヤあるですよ…!)
「ひとつめ…参ります!」
(マジでやるですか…ふふっ)
『綾波、アウトー!』
ケツシバき。その間もベルファストは目隠しをしたまま。
そして、席に戻ると一品めを選ぶ…
「では…これを…」
※クサヤ
「あ、あかんです…!」
「それは…」
「鼻近づけちゃダメなやつ…!!」
「あ、嗅いだ」
「くっさ…!!ケホッケホッ!」
「「「「グフフッ」」」」
『全員、アウトー!』
ベルファストのリアルな反応に笑ってしまった。
「これは…今回は止めておきましょう…」
(それが無難なのです…)
「ではもう一度…」
ベルファストはもう一度かぎ分ける。
「これにしましょう」
ベルファストが手に取ったものは…
シュールストレミング(缶)
((((マジかぁぁぁぁ!!?))))
武人な高雄も、今回ばかりは愛宕と同様のヤバイものを見て引く女の子の顔をしている。
「缶ですね…うーん…やめましょう。嫌な予感がしております」
(早く片付けちゃいましょそれ…)
ジャベリンの心の声。
(シリアスさん、すごい顔してましたよ…?)
ニーミがシリアスが顔を少し歪めながら引いている様子を見た。
(クリーブランドなら危なかった)
ラフィーもクリーブランドを引き合いに出す。
そして、ベルファストは再び選定する。
(シュールストレミングの後だからもう平気ですね)
(靴を取ったのです…)
ベルファストはそのまま鼻に近付けると
「ゴッフッ…コホッ…」
「「「「ッッ~…!!!」」」」
噎せてしまうベルファストに吹き出してしまった。
『全員、アウトー!』
「ベルファスト顔が歪んでたです…」
「フフフフッ」
『ジャベリン、アウトー!』
綾波の言及に笑ってしまうジャベリン。
ケツシバきが終わり、席に戻ると、
「ぬっ…脱ぎたてのお日様の香りがいたしますぅ……」
「フフフッ」
「クッ…フフ…」
「プフッ」
「……~ッ!」
『全員、アウトー!』
そして、漸くきちんとした食材をかぎ分けると、コンロの上に乗った鍋に入れる。
どうやら今回は流石に粉末スープを入れる。
そして、トレーの下段から既に煮詰めた完成品を取り出したところで綾波たちは吹き出す。
『全員、アウトー!』
「三分クッキングじゃあるまいしです…いたっ」
「このZ23、まったく予測出来なかった…いたた…」
「ベーシック過ぎてむしろ草」
「時間惜しいんだねベルファストさん…」
そして、食べてみる事になるが…二人場織りをし出す。
(普通に食えです!?)
(笑っちゃだめ…笑っちゃだめ…同じロイヤルだもの!)
(ジャベリン、堪えようとしても、顔を隠したら反則ですよ?)
(崩壊寸前)
(メイド隊の皆さん二人羽織りなんてよく知ってるです…!)
(これアツアツなやつだな?)
三笠はちょっとウキウキしながら見ている。
「では、用意は良いですか、シリアス…」
「はい!参ります!」
背後にシリアスが配置につく。
なぜシリアスをそこに配置したのかツッコミたくなる綾波たち。
「アッツ!!?そこほっぺです!!だあっつううう!!?違うそこじゃない、もうちょ、もうちょいしたです!?ああっつううう!!?」
体を張ったベルファストのネタに、綾波たちは盛大に吹き出してしまい…
『全員、アウトー!』
「ベルファストさん体張りすぎなのです…」
「あんな声出すんだね…ロイヤルでも見たことなかったよ…?」
「そりゃ湯気出てるくらいにアツアツだものね…」
「おいしそう」
そのあと、皆にも試食として配られる。そのお味はとても美味かったそうな。そりゃそうである。きちんと事前に仕込んだためだ。
「何故調理実習室を使わなかったのかは謎、です…」
二限目はそこで終了した。
To be continued…
閲覧ありがとうございます。
また続きます。 もし、年明けからご覧になられてましたら、明けましておめでとうございます。2020年もよろしくお願いしますm(__)m
では次回で。
『あの海』においてのKAN-SENたちの印象は?
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