アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
見所:終わりはお約束のアレです。
クロビカリ司令部に戻った綾波たちは広場へ行くと………
「なんかいるよ…?」
ジャベリンが指す方向には…
「うらめしや…」
司令部広場の幽霊:不知火
「…不知火…!?」
「妾はいつも購買部の人って呼ばれてて、名前を覚えてくれませぬ……」
「不知火…盆休みの終わりで帰り損ねた幽霊みたいになってるです…ふっ」
「ぷふっ…くくっ…」
「ふふふふふ…」
『綾波、ジャベリン、ニーミ、アウトー!』
「不知火です…霞殿のふわりんに怖がられました…解せませぬ…」
「…っ…」
「もう…草っ…」
「笑っちゃだめだよwwwww」
「…ふくくっ…」
『全員、アウトー!』
「不知火です、これ除くと、2019年は日記くらいしか妾の出番がありませぬ…!」
((((少ない…))))
「不知火です…明石に不良在庫押し付けられました…」
「他所に転売しろです…」
「うん、ここで売れないならそれしか…」
「ていうか、それって大丈夫なんですかね…明石さんが怒る可能性も…」
「宣伝は草」
「不知火です……三が日は返上です……」
ここで何故か吹き出す綾波にジャベリンとラフィー。
「ちょっと…!そこは笑っちゃだめでしょwwwwww」
ニーミも笑いが伝染し…
『全員、アウトー!』
ケツシバきのあと、ぼやくだけぼやいた不知火はそろりと帰っていった。
というか、三が日の話は決して他人事とは言えなかった。
そして、不知火と別れを告げると、指揮官に報告へ執務室に向かった。指揮官と明石がおり、指揮官は笑ってしまったら彼女たちに砲撃されかねないため、一緒に笑うのを押さえつつ報告を受ける。
その背後に大鳳が影から覗き込んでるのを発見するも、笑い出すことなく執務室を退室していった。
謎の視線=大凰
(全員セーフ)
(感じたですか…?)
(大凰さんいましたね?)
(なんかずっと指揮官見てる)
(年末も相変わらずなんですね…)
そして、部屋に戻るとき。
「何かいるです…」
「うらめしやー」
ロング・アイランド:司令部の浮遊霊。
「ロング・アイランド、眠そうです…」
「真ん中に立ってる…ラフィー、怖い…」
「幽霊さん、不知火ちゃんとキャラかぶりしてるっていつ言われるかわからないの…あっちは意外とガチな部類なのー…」
台詞の毒に吹き出しそうになる。
「今は成仏しててほしいのですロングアイランド…今ここで綾波たちが笑ったらケツシバきなのです…」
「昨晩からずぅーっとスタンバってたの~…でもぉ、今回の幽霊さんの出番はこのワンカットだけなの~」
「ぶふふっ!くっ…ふふふ…!!」
「くっ…ふふ…!」
「んふふふふ…!」
「ふっ…くふっ…」
『全員、アウトー!』
「んふふ…っ」
笑いを堪えるロング・アイランド。
すると、背後から不知火が現れ…
「ロングアイランド殿…」
「不知火ちゃん…」
奇跡のコラボ(!?)
「折角ですし初日の出見に行きましょう」
「そだねー…」
すると、構内からBGMが響き…
「ス○ラーです…」
「マイ○ル・ジ○クソンってもう何年も聞いてなかったなぁ…」
「祖国の曲でラフィー草はえそう」
「最後くらいは耐えないと…!」
しかし、ロングアイランドと不知火のキレッキレな躍り。
「不知火とロングアイランド、上手いのです…ふふっ」
「ぃっ…」
ロングアイランドは手の小指を壁にぶつけてしまった。
「いたそう…っ…」
「絶対……ふふふ、痛いよ今のは…!」
「っ……!」
「ふふふ…!」
「「ポォウ!!!」」
「「「「ブフッ………」」」」
『全員、アウトー!』
その後、部屋に戻るとなんと朝。鏡面海域の独特な景色のせいか、朝方を迎えていた。
「改めておはようにゃ!クロビカリ司令部での生活も、もう間もなく終りにゃ。お疲れさまにゃ!」
「「「「終わった…!」」」」
喜びを噛み締める綾波たち。
それだけこのロケが過酷(?)であった証拠である。もう既に日は昇り、青空。
恐る恐る労いの言葉を掛ける指揮官。
笑うとケツシバきに処される環境下で、笑いの刺客と渡り合ってきた綾波たちの表情を推し量ると、どうしてもパッと言うのは難しかった。
明石に連れられ、外に出た。外の空気を吸わせるためだそうだが、綾波たちの足取りは重かった。
そこで明石は、感想を聞かせてほしいとのことで訊ねた。今回は年末ロケ。態々ここまで準備をしたのだ。感想の一つは締め括りも兼ねて聞いておきたかったそうである。
「いやー短いようで長かったですねぇ…でも、二日も三日もは無理ですね!」
「戦いの方が幾分ましに思えたです」
「面白いのに…大変だった」
「笑いを堪えるって簡単なことなのに、これほど難しいとは…改めて思い知りました…」
其々が感想を述べ終える。
そんなこんなで、綾波たちは全員無事で任務完遂を果たしたのであった。
『指揮官、アウトー!』
………
移籍するボーグと セーラー服の三笠
夕張の 授業 シュールだったのに
覗いて、噛むベルファスト
二人羽織 するベルとシリアス
心と心が 何故か もう通わない
あの素晴らしい海をもう一度
あの素晴らしい海をもう一度
ぬるぬる剣道 アークロイヤル逮捕
エン八 そらママ オイゲンはサクラに
あの時、お茶はティーバッグ
駿河のイビキで ケツシバき
赤城のお面 ユニコーン 高雄にタイキック
あの素晴らしい海をもう一度
あの素晴らしい海をもう一度
ショウヘイの後に サフォークのカモメさん
笑いが知らずに 溢れてくるのさ
コードG 余燼 オブザーバー
ぼやく 不知火 地縛霊
ロングアイランド 毒吐いて 小指打つ
あの素晴らしい海をもう一度
あの素晴らしい海をもう一度
笑ってはいけないアズールレーン24時
fin.
…………………
……………
…………
………
……
…
「と、言うわけで!ここまでが笑ってはいけないアズールレーン24時、です」
「長かったねぇぇ…!」
「お尻まだヒリヒリしてて、ラフィーもう草」
「これが万一吹き矢だったらパンツが血だらけになるのも覚悟の上ではありましたが…って、何で指揮官までお尻シバかれてるんですか!?」
「歌まで作ってて草」
場所は変わって指揮官の執務室。VTRを見つつ振り替える。
その最後には、何故か指揮官までお尻をシバかれていた光景が映し出されていた。
「指揮官、笑ってたです?」
指揮官は答えづらそうに苦笑いして頷いた
「なるほど、です…」
そして話題は…
「高雄さん、一杯出てたです」
「えーっと…ケツシバき、教室、ぬるぬるプレ…剣道…タイキック…だったっけ?」
「役回り多かったですね…あの方…」
「エンタープライズのそらママ発言は草生えた」
「確かに漢字の意味合いはそんな感じにゃwww」
「…それにしても、不知火とロングアイランド、あれカメラワークとかでだとやんわりしてますけど、いきなり目に飛び込んできたこちらとしてはかなりビビりました、です」
「小指が痛そう」
「そう言えば、お部屋そんな寒かったにゃ?」
「凄く冷えてましたよ…明石ちゃん?」
「何のことかにゃー?」
冷や汗を掻く明石。
「そういえば…あの時の駿河さん、ガチ寝してましたね…皆で赤城さんのお面つけて声掛けましたけど」
「そういえば、なんで、赤城のお面を着けたにゃ?ww」
「寝ぼけて尺を取られるよりは、悪夢の方が起きようとするんじゃないかなって…です」
「軽くトラウマになるにゃ…!?」
「一富士 二鷹 三赤城さん…です」
「あれ、実は赤城からネタに使ってくれって持ってきたものにゃ」
「どういう売り込みですかそれ!?」
「赤城さんのお面、ここに持ってきたです」
思わずどよめく執務室。
「綾波ちゃん、そのお面…物々しく見えてしまうのは何故だろう…」
「赤城さんの魔除けパワーでも備わってるんじゃないかと思うです…」
(赤)祓うわよ?
すると、綾波は赤城の立ち上がり、赤城の立ち絵のポーズを取り
赤城のお面で顔を隠す。
スタジオ爆笑。
「綾波ちゃんそれ怒られちゃわない?」
「グレーゾーンなところ、です」
ざわつくスタジオ
「何度も言うけど、このお面は実は赤城からなんかのネタに使ってと言われて提供されたものにゃ!明石なんも企ててないにゃ!?」
「本当に…!?」
「だとしたら太っ腹、です」
「自分を売る」
「ラフィー、それ以上いけない」
(赤)夢に出るわよ?
……
「オイゲンさんたちのゲキテイ、すごかったねー!」
「あんなオイゲンさん初めて見ましたよ…」
「というか、足りない人が居たのです。新はあれだけじゃない筈、です」
「スケジュールの問題もあるかもにゃ…翌年あればどこかで出る可能性はあるにゃ…」
※未定。
「という感じでもう年越したにゃ」
「そうでしたです…」
「締めはやっぱりご挨拶ですね!」
「…あけおめ」
「一年のはじめ…まぁ、かなりグダってますけど…」
「えーそれでは、今年もよろしくお願いいたします、です」
『よいお年を~(です)(にゃ)』
………………
…………
……
…
「2020も色んな手段で類淘汰してっから、よろちくび」
オブザーバー・零はそう一言、どこかに向けて言葉を送った。
END
閲覧ありがとうございました。
いつもお読みになられる皆様へ
遅筆により年末から長引いてしまい、誠に申し訳ありませんでした…。
さて、やっぱり笑ってはいけないの終わりは音楽ですよね。
原曲は『あの海』のタイトルの元ネタです。
一応ですが、歌詞は無理矢理当て嵌めてるので、万一自らお歌いになられたい方やボカロとか使って歌わせたい方がいらっしゃった際には、そこは自己責任で。私もそうします…(˘ω˘)
さて、2019年9月15日20時08分から始まった本作品の更新は一先ずここまでにしておきます。
そして、ここまでご覧くださり、誠にありがとうございました…!
もしまた違う形で続くような事があれば、その時はまたよろしくお願いいたします(オギノメヨウコ作戦とか途中のものもあるため)。
それでは皆様、改めて良いお年をお過ごしくださいませ。
by筆者
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