アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です―   作:ブロックONE

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今回は特別回。


姉上ってなんだ? by土佐

重桜寮。

 

 

演習を終え、ふと一休みの空気。

 

委託を得て帰って来た艦船たちを出迎えたり、非番の艦船がのんびりしている頃…

 

和室にて姿勢よく正座しつつ、ある艦船は……

 

 

 

 

 

 

 

 

「姉上ってなんだ?」

 

 

 

 

ついに妹にとって変わられたか。戦艦土佐は加賀に代わり一言。

 

 

 

 

 

「ちょっと待ていっ!!」

 

 

 

加賀が慌てて割り込んだ。その背後には赤城の姿も。

 

 

 

「姉上方…」

 

「土佐、無理は禁物よ。自然な流れでボケをかますのよ?」

 

 

赤城もアドバイスする。

 

 

 

「う、うむ…」

 

 

「姉様!何故ですか!!なぜ土佐が!?」

 

「あら?前回の蛮行を忘れたわけではないわよ?」

 

 

前回の蛮行。赤城と長門をいじった時の事である。

 

 

「姉様は本当じゃないですか…それに、長門様のは不可抗力です!それに、収録終わった後にきっちり謝りましたからね!?」

 

 

「うふふ?未だに生殺与奪の権利はこちらにあることをお忘れ?」

 

「ぎくっ…わかった…確と受け入れましょう…」

 

 

 

 

 

「さて……では、姉上とはなにかだ、ほらいくどー」

 

 

「はーい」

「ああ。そう慌てるでないぞ、その先には__」

 

 

落とし穴が如く、土佐の足元の床に穴が開いた。

 

 

「土佐ー!!?」

 

「ちょっと、これ、いくら自然体でっていってもそこまでやれとは!?」

 

 

何とか出てきた土佐はこう言った。

 

 

「この寮舎、建て替えた方がいいぞ?」

 

 

 

………

 

二航戦の部屋にて…

 

 

「姉上…加賀先輩ですね?」

 

 

 

「まぁ、加賀先輩は…うん」

 

 

「うんってなんだようんって…私をなんだと思っておるのだ…」

 

 

 

飛龍の一言に突っ込む加賀。

 

 

「「『あの海』屈指のボケ担当」」

 

 

「やかましいわっ!それを言うなら、ここにはいないが綾波だってそうではないかっ」

 

今回は加賀が赤城の台詞を言った。赤城は『あら?』と口に手を当て、めずらしがる。

 

 

 

「土佐的にはどう思っているの?」

 

 

そこで赤城が振ってきた。

 

 

土佐は少し考え……

 

 

 

 

 

 

 

「……例の姉(上)」

 

 

「おいなんだよそのタグみたいな表現は!?」

 

 

 

加賀は直ぐ様ツッコミを入れる。

 

 

赤城たちはツボにはまってしまうのだが、特に赤城においては人の事を笑えない可能性がある事を忘れてはならない。

 

 

「あらぁ、ここはお姉ちゃんとして受け入れるべきよ?加賀?」

 

「赤城!貴様とて例には漏れんのだぞっ!?この前、指揮官の布団に涎垂らしながら潜り込もうとしたの知ってるのだからな!?あれ見せられたら例に漏れないわけないだろ!!」

 

 

「やかましいわっ!あれは愛情表現よ!つか人の内側の生活バラすなっ」

 

 

「どこが愛情表現だよwwwww指揮官からしたら恐怖映像も良いところだろおお!!ww」

 

 

 

 

 

「では、二航戦のお二方、参考になった。それでは失礼する」

 

「「あ、はーい」」

 

 

「姉上方、次いくどー」

 

白熱する赤城と加賀を尻目に、土佐はお礼を述べて二人を引っ張っていく。

 

 

部屋を続いて、五航戦の部屋に向かう三名。

 

 

「加賀先輩のことですかぁ?そうですねぇ…」

 

「ご利益ありそうなかんじかな?」

 

 

「ご利益と?姉上にご利益の欠片がどこにあるだろうか_」

 

 

「おい土佐ああ!?どう見たってご利益あるだろ!?この尻尾と耳!白い狐だよ!?雪風ばりにありそうだろパッと見ぃぃ!!つーか、地味に姉いじりしおったな今ああ!?」

 

 

「あはは!いつもの加賀さんの疑問の空気みたいだね!」

 

「このまま看板取っちゃいましょうよ♪」

 

 

 

称賛の五航戦。

 

 

 

「ふむ、やったぜ。………ぬううううん!!」

 

次の瞬間、土佐は何故か翔鶴に飛び付いた。

 

 

「キャア!?」

 

「ええええ!?」

 

驚愕する瑞鶴。

 

「離して!!?ポロリと行っちゃいますからああ!?」

 

「何で!?何でなの!?」

 

 

 

「スタッフ!!何時ものあれよ!!ボカしてー!!」

 

「急げスタッフ!手遅れになる前に!」

 

赤城の要請。

 

 

 

 

…しばらくお待ち下さい…

 

 

 

「Oyome ni ikenai…」

 

 

「翔鶴姉…」

 

翔鶴のTシャツには、漢字一文字で『姉』と記されている。

 

 

「何時もの展開だね…うん…」

 

 

「まったく、お前と言うやつは…もう少しこう…たおやかに…」

 

「あ、姉上…?」

 

「あんたも同じノリでやってるでしょ何時も!!」

 

加賀が土佐に注意を促すものの、赤城が突っ込む。

 

 

「何を騒いでおる~?」

 

長門たちがやって来た。三笠も一緒にいたと言うことは…

 

 

 

「ふむ、言うてみるがよいぞ?」

 

「はい、今回は姉上についてです」

 

 

三笠は頷くと…

 

 

 

「……チェッケ チェッケ チェケチェk「三笠大先輩ちょっと…」…え?なに?」

 

 

「これ、ミカラップじゃないので…すみません…」

 

土佐に止められ、その場の全員が爆笑の渦が巻き起こった。

 

 

 

「えええ!?加賀だけでなく土佐までもか!!?しかも口ぶりも一緒!!?」

 

 

リアクションを取る三笠。

 

「で、では、ここは…長門に締めてもらおうぞ!」

 

 

「今回は加賀か……空母、戦艦、脳k…あっ…(察し)」

 

 

「おいwww今ww脳筋とか言い掛けたな?wwおいwww」

 

 

笑いながらも詰め寄る加賀。

 

「私は言うほど脳筋じゃないぞ?wwwいたあ!?」

 

「長門様にだるガラミすなっ」

 

赤城が流星T0で加賀の後頭部をはたく。

 

 

「天城さん?いるんでしょう?」

 

「いますわよー」

 

ひょこっと顔を出す天城。

 

 

 

「天城姉様、今回は突然リスポンというより、自ら応じて出て来ましたね…?」

 

と赤城が突っ込む。すると、天城は考えを巡らし…

 

 

 

 

 

「んー…そうですねぇ…戦艦の時から…うーん…血気盛んでしたし、この時から戦闘に長けてましたから…どちらかと言うと、脳筋…ふふっ…かもですわね?」

 

 

「うそーん!?知的な戦艦を自負してたのに~…」

 

「姉上…現実とは無情だな」

 

「知的な戦艦ってむしろ天城姉様の方ね」

 

 

頭を抱える加賀。

 

 

 

 

「と、兎に角だ土佐、お主の姉は…偉大なり。一応…」

 

 

「一応ってなんだよ一応って!?何故少し間を開けたし!?」

 

苦笑いの長門に突っ掛かる加賀。

 

 

 

 

本日も重桜寮は平和だったとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………

 

 

 

 

『わたしってみんなの姉になるんだっけ?』

 

『…』『…』『…』

 

カミは配下のセイレーンにそう訊ねたそうな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued...?




閲覧ありがとうございます。


さて、今回は前回のフラグ回収として、『土佐さんの疑問』をお送りいたしました。

まぁ、アズレンの加賀は赤城と一航戦を組む以上、多分脳筋ではないことを信じましょう…

きっと戦闘では戦艦時代から知的な人だったかもしれません(何)


さて、そんなこんなで、この作品を読んだ後、土佐が加賀に負けない可能性を感じた指揮官様がもしいらっしゃいましたら、是非ともお気に入り登録やご感想、ご投票をよろしくお願いいたします。


では、また次のお話が出来た頃に。


by筆者

突然ですが、今後この中で見てみたいのはどれすか?

  • これやってみたかってんシリーズ
  • あの海カート
  • ミカラップ
  • オフニャの知らない世界
  • 加賀さんの疑問シリーズ
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