アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です―   作:ブロックONE

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タイトル?そりゃ狐耳だからです。



きつね・こんこん・赤城さん by赤城

「きっっっt いっだぁっ!?

 

「だまらっしゃい!!!」

 

 

率直な意見の加賀に赤城のチョップが炸裂する、重桜寮。

 

 

「赤城姉様、流石に歳を考えてくださいっ流石に全国の指揮官もドン引きされるレベルですよ!?wふふふっwwぐふっww」

 

「なに最後笑ってんのよ?もうwww」

 

「いやまぁ…な?…な?」

 

カメラに向かって訊ねる加賀。

 

スタッフ饅頭たちも苦笑い。

 

 

「私が、かの神様の格好して指揮官様に…」

 

「それじゃ姉様がイキオクレノカミになってしまうのでは…」

 

「やかましいわっ!縁起でもないこと言わないでよ!?割りと洒落にならなくなりつつあるからっ!?」

 

 

 

 

………しばらくお待ちください………

 

 

 

 

 

 

「それで?何をするんだ?」

 

「指揮官様の縁(えん)チェックをするのよ」

 

「それはまた妙なチェックだなぁ…」

 

「悪い虫には匂いの付かないムシューd…じゃなかった。ソウジが必要だからね…ふふふ…彼を知り己を知るってやつよ」

 

「…新顔が増えたしな。ええと、北方連合の…」

 

 

「前々から知ってるアヴローラ、ソビエツカヤ・ロシア、パーミャチ・メルクーリヤ、ガングート、チャパエフ、ミンスク、グロズヌイ、タシュケント…」

 

 

「えっ、ああ、あとユニオンからは…」

 

 

「イントレビット、ブレマートン、カサブランカ、リノ、クーパー、ブルーギル、マーブルヘッド…」

 

 

 

「こっわ!?…姉様の性格的には大体知ってたのに、こっっわぁ…!?」

 

 

戦慄する加賀。

流石にしたってもうマークしていたのだ。

 

 

赤城は早速執務室に隠れてチェックをすることに

 

今回はユニオンの新顔たちが秘書艦をする週である。

 

 

 

………

 

チェック初日。

 

指揮官がトイレ休憩中に執務室に忍び込んだ赤城と、巻き込まれる形で一緒に来た加賀。

 

上手いこと家具に変化して隠れていた。

 

 

その後、指揮官が戻り、今日の秘書艦担当のブレマートンが執務室に入ってきた。

 

執務の手伝いは普通にしてるが、その休憩中に自撮りし始め、それが終わると…

 

 

 

「指揮官、ツーショットしよう?」

 

SNS映えするとにらんだのか、突然のお願いに苦笑いする指揮官

 

 

(はぁぁぁ!?ツーショットですってぇぇぇえ!!?)

 

(姉様、落ち着いて…!変化解けちゃいますよ!?)

 

(ちょっと行ってくるわね)

 

(あっ…赤城姉様っ!?)

 

 

「じゃあ行くよー?」

 

ブレマートンがシャッターを切った途端。

 

赤城は指揮官とブレマートンの間に一瞬顔を出す。流石は一航戦、タイミングとカメラの位置を把握しているのか、見事に首もとだけ映り込む事に成功する

 

 

「…。なにこれ…!?指揮官、なんか写っちゃったよ!?」

 

戦慄。

 

ブレマートンは慌てながら指揮官に映り込んだ写真を見せる。指揮官は見慣れたシルエットに思わず苦笑いし出す。

 

しかし、指揮官からすれば、ブレマートンの胸部装甲に目が行きかけるのだが…

 

 

 

 

「何なんだろう…スクリームみたいなの…」

 

 

「誰がスクリームよ誰が!」

 

 

「ちょっと、姉さwww赤城!?」

 

 

 

赤城が目をひん剥いて突っ込みを入れながら現れた。

これもまた恐怖。サラッと恐怖感を醸し出すのは赤城の計算の上とも取れていた。

 

 

「うわっ!?マジもんだった!?」

 

マジもんってなによ、と突っ込みたい赤城。にしても、これはこれでSNS栄えしそうではある。

 

 

「その、姉様がご迷惑をお掛けした…すまん」

「ううん?そんなことないよ?一航戦の二人も一緒に!」

 

 

隠して四名のSNS栄えしそうな写真はバズり、母港中で話題になったとさ。

 

………

 

 

(さあ次ね)

 

(誰がくるんだろうなぁ)

 

 

懲りずにまた家具に化けて隠れる赤城と加賀。尚、赤城と加賀のSNSアカウントのフォロワーが一気に増えた模様。

 

 

 

扉が開くと…

 

 

「Hi指揮官!今日の秘書は、このイントレピッドよ!」

 

 

イントレピッド。それはエセックス級の姉妹艦。

通称『Fighting "I"』。怖れ無きイントレピッドとは彼女の事。

 

 

 

(来たわね…)

(果たしてどうなることやら…)

 

 

そして執務開始。

 

「はい、これ、ここに置くね~?よいしょっ」

 

 

微笑みながら頷く指揮官。

 

 

(以外となにも起こらないわね?)

 

(平和だなぁ…平和に終わって(懇願))

 

すると、思わず動いてしまい、化けている家具の上に乗せた置物がずれる物音が。痛恨である。

 

加賀はくわばらくわばら、と他人のふりをし出す。

 

 

 

 

「ん?指揮官、なんかあっちで音なったよね…ゴゴンって」

 

指揮官も確かに耳に入った。

 

((やっべ!!?))

 

 

「ちょっと見てくるね~」

 

 

イントレピッド、どんどんと距離を詰めてきた。

 

 

 

怖れ無きイントレピッド、踏み込む。それが例え退治し損ねたゴキブリであっても。

 

 

 

 

 

姿は、家具に化けている赤城と加賀にとっては恐怖であった。

 

 

 

(ちょっと、こっち来んな!?)

 

(戻って…頼むから気にせず執務にぃぃぃ……!)

 

 

 

 

「……ああ、これか!指揮官、置物がずれただけだったみたい!あっ…」

 

 

ゴトンと滑り落ちる。

 

 

「ったぁ!?」

 

「ひゃあっ!!…え?」

 

 

 

化けの皮が剥がれるとはよく言ったのである。

 

 

 

「………ど、どういうこと?あ、もしやドッキリってやつ?」

 

 

指揮官はきっと違うことに気付いたという。

 

 

 

…………

 

(さて、また次の日っていうわけで今日も頑張りましょう。)

 

(かれこれ三日だな…)

 

 

今回も指揮官に気付かれないように不在時に侵入し、家具に化けて身を潜ませる赤城と加賀。

 

 

 

 

そこに

 

「今日はリノが秘書艦だよ。よろしくね?」

 

(あら、珍しい艤装ね?)

(ゴツいの着けてるなぁ…)

 

 

かくして、執務スタート。

 

書類を纏めたり区分したり、そして持ってきたり。

 

 

が、

 

「ねえ指揮官、リノの作ったこのガジェットはどう?」

 

 

(ガジェット?)

 

(ああ、それってあやつが作ってるのか!)

 

 

「そうそう!これ便利だよ~。やっぱり、ヒーローにはガジェットがないと!」

 

 

 

(あぁ、特撮ヒーローの装備ね!)

 

(むしろユニオンだとマーベルとかか?なら疲れ知らずの身体になる変身ベルトでも作ってやってくれって思うのは私だけか…)

 

 

「この国のヒーロー戦隊って面白いよね。リノはやっぱり仮面ライダーかな?」

 

 

(ライダーは戦隊じゃないわよ!?)

(きっとプリキュア終わった後のスーパーヒーロータイムのジャンクションを見て、同じ世界軸で戦隊の一人だと思ったのだろうか…)

(まぁ、あと最近よく戦隊とコラボ回放送してるものね…映画とかテレビで…)

 

 

一時間後

 

「指揮官~!リノ~!」

 

クーパーが入ってきた。

 

 

(あれはクーパーね?)

(一体どうしたんだろうか…昨晩委託に向かわせた子だな?)

 

 

 

「あ、クーパーちゃんおかえり~」

 

 

 

「ただいま!そうそう、帰りにセイレーンがやってきてさー」

 

(あらあら…)

(となると報告だな…いい心がk…)

 

 

「やっつけたは良いけど、こんなの持ってたよ」

 

クーパーは箱に入った変身ベルトのおもちゃを見せた。

 

 

 

(略奪すなwww)

(やってることヒーローってレベルじゃないぞwww)

 

 

この時、思わず物音を立てる加賀。

 

(あっ)

(なにしてんのよ!?)

 

「ん?」

 

クーパーが加賀たちの方に忍び寄る

 

 

 

(こっちくんあww)

 

(くわばらくわばら…)

 

 

「もしや、…ショッカー?」

 

 

(いえ、こいつはその親戚のカッガーよ!)

 

(姉様ぁぁぁ!!?)

 

 

 

「指揮官、リノ、ここは任せて!もしかしたら悪の秘密結社の工作員かも!」

 

(ちがう!私はここの通りすがりの正規クウボーだ!頼むからやめろっ!?)

 

 

(くわばらくわばら…)

 

 

 

「大丈夫!ボクがやっつけるから!うおりゃー!」

 

 

クーパーによるライダーキックが家具(加賀)に炸裂する。

 

 

(うわあああ!!?)

 

「感あり!ここだよ、カサブランカ!」

「ありがとうブルーギル!クーパー…――」

 

 

 

カサブランカとブルーギルが慌てた様子で入ってきた途端、時既に遅し。

 

 

「ナイスキッ…ク…」(チーン)

 

 

赤城も変化を解いて一言。

 

 

「危うく巻き込まれるところだったわ…」

 

 

ネタばらし中。

 

 

 

「もーそれなら行ってよぉ~僕てっきり!」

 

「ああ、それは…すまなんだ…」

 

「ていうか、どうやって変身を?リノ知りたい!」

 

「あーもう二人とも!?指揮官、赤城さん、加賀さん、本当に申し訳ありませんでしたっ…」

 

 

 

 

「いえ、良いのよカサブランカさん。こうなるところは想定してたのよ」

 

「全く、危うく五分間どころか五秒で死ぬところだったぞ…」

 

 

息を吹き返す加賀。この日は指揮官の取り計らいもあり、穏便に終わった。

 

 

 

………

 

 

(さて、四日目よ)

(今回は誰が来るのか…)

 

 

すると、指揮官が部屋の戸締まりをする。

 

 

(あれ?おかしいな…)

(閉めちゃったわね…)

 

 

 

 

 

 

……次の瞬間…!!

 

 

 

指揮官は突如ズボンのファスナーを下ろし出した。

 

 

 

(っておいいい!?)

 

(ああああああ!?)

 

 

 

これはまずい……二人は一斉に変装を解いて指揮官に組み付いて

 

 

「止めろ!!とりあえずチャック閉めろ!!姉様そっち押さえて!っておい何してる!?」

 

 

「指揮官様指揮官様指揮官様~!」

 

とりあえず指揮官を押さえ込まると、暴走した赤城を引き剥がし、スタッフも駆け付けて一緒に止めに入った。

 

 

「おい赤城!指揮官!お前ら頭を冷やせ!スタッフ、早く!とりあえずボカせっ」

 

 

 

苦笑いするスタッフ

 

 

…暫くお待ち下さい…

 

 

 

 

 

 

 

加賀により二人の暴走は止められた。そして、指揮官による新たなる伝説を作った瞬間に立合うのであった。

 

 

 

 

「指揮官wwおまっwwwふふっww全く、お前なぁ、まだ真っ昼間だぞ?そう言うのは…ん?」

 

笑いつつも暴走し頭を冷やす赤城の代わりに説教する加賀。

 

 

しかし、指揮官は股間を押さえている。バレたのがショックだと思われたが、実は咄嗟に仕舞おうとした際にファスナーに『挟んで』しまったらしく、悶えてしまっていた。

 

 

 

「『挟んだ』のか?ん?『挟んでしまった』のか?そうか…!」

「やめなさいっつのwwwww」

 

殿方とは大変なのだな、と思う加賀と、ここで漸く頭の冷えた赤城だった。

 

 

 

 

 




閲覧ありがとうございました。

タイトルは兎も角、ノンジャンル回でした。

さて、このお話をお読みになられた後にレア艦が出たり…ご自宅の執務室で伝説を作りかけた指揮官様がもしいらっしゃいましたら、その時は是非ともお気に入り登録、ご投票、ご感想をよろしくお願いいたします。

では、また次のお話で

突然ですが、今後この中で見てみたいのはどれすか?

  • これやってみたかってんシリーズ
  • あの海カート
  • ミカラップ
  • オフニャの知らない世界
  • 加賀さんの疑問シリーズ
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