アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です―   作:ブロックONE

127 / 184
GW明けましたね…。

今回はご支持いただいてるシリーズが未完成のため、ノンジャンルネタです。

メモ帳でそのまんまになってたのを編集。そして供養します…(˘ω˘)

それではどうぞ


将棋だぞ by加賀

ある日の母港・重桜寮にて。

 

 

 

「赤城姉様…」

 

「何かしら…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は……私がネ申を見せてやる…」

 

 

 

「なにいってんのよ!?あんたいつも戦法ガバガバじゃないの!!?

 

「う、うるさいっ!赤城姉様こそ、全部天城さんのコピペじゃないかっ

 

「だまらっしゃい!だったらあんたもちょっとは対策してみなさいよね!!?」

 

「それならば、もう一度勝負だっ!」

 

「上等よ!」

 

そして、二人は向き合って座った。

 

 

そして

 

 

 

「お互いの手札を カットアンドシャッフ…」

 

「普通に並べようね!?」

 

 

 

そして、先手と後手を巡る最初の…

 

 

 

 

 

 

 

「「運命のダイスロールッ!!」」

 

 

 

お互いサイコロを転がす。

 

赤城は5、加賀は6の目が出た。

 

「ふん、今日は譲ってやるわ?」

 

「その余裕が命取りにならねばいいがな?」

 

「あらあらぁ?士気が高いこと~?」

 

 

 

 

「「デュエルッ!!!」」

 

 

 

熱きデュエリストたちによる…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………将棋。

 

 

 

重桜寮に例のBGMが流れ出した。

 

 

 

 

「私のターン、ドロー!歩を一つ前に動かし、ターンエンド――」

 

 

「わ、私のターン、ドロー!金将を一つ動かし、ターンエンドっ――」

 

先行の加賀の謎テンションに乗せられる形で喋りつつ、駒を動かす赤城。

 

 

 

 

 

 

 

(何だか熱い戦いが始まったです)

(これって怒られないのかな…)

(将棋 #とは)

(オイゲンさんが酔っぱらってチェスやってるときこんな感じだったような…)

 

 

 

重桜寮の綾波の部屋に遊びに来ていたジャベリンたちと、迎えに来ていた綾波が通り掛かり、興味本意から観戦していた。

 

 

(そう言えば、昔…)

 

赤城が着手するために考えている最中、加賀はふと昔のことを思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(あれは、桜の舞い散る寒い日の事だった……)

 

 

 

 

…………

 

 

 

 

 

 

 

在りし日の重桜にて。

 

「……王手」

 

天城との将棋。

 

攻めるもそれが誘い込みだと知らずに進めてしまい、遂には王手を指されてしまった加賀。かれこれ10連勝目の天城。

 

 

 

しかし、今回は奥の手があった。

 

そして最後の一手が打たれたその時…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「トラップカード発動ッッ!!」

 

加賀は高々に宣言。その唐突すぎる展開に天城は呆気にとられ、赤城は思わずお茶を吹き出してしまった。

 

 

 

「は、はい…?」

 

「攻撃表示のモンスター(駒)を全て破壊すr…」

 

宣言を終えた加賀が攻撃表示の駒に手を掛けた次の瞬間―――

 

 

 

 

 

 

 

「トラップ・スタン 発動ッ」

 

 

おもむろに天城は袖の下から何かを取り出して言う。笑顔で宣言する天城。なんと天城もカードを持っていた。

 

「えええええ!!?」

 

「対策されてたwwwwwっていうか、天城姉様まで何してるんですか!?ちょっと!?www」

 

目には目を。と言わんばかりに

 

「どうせこんなことだろうとは思っておりましたわ…はい!これで無力化しましたわね?今度こそ、詰みです!」

 

 

 

「城之内くうううううん!!!?」

 

 

パチンと駒を打つ音が響いたと同時に終止符を打たれ、加賀は崩れ落ちる。

 

 

赤城はこのやり取りの荒唐無稽さに笑いをこらえ切れず、腹を抱えていた。

 

 

 

 

 

 

闇のゲームに敗北した様な顔になる加賀。今回の連勝阻止は空に打ち砕かれたのだった。

 

 

 

…………

 

 

「(そう言えば、こんな事もあったっけ…)お?私のターン、ドロォッ!!

 

 

パチンという音が響く。

 

「掛かったわね?」

 

「ダニィ!?」

 

目の前には赤城の銀将が。

 

 

 

「金将はいただくわ!ダイレクトアタック!

 

「あっ…しまった…あれ?赤城姉様、ダイレクトアタック…?どうやらノッて来ましたね?」

 

「やかましいわっ!ほら、貴女のターンよ?」

 

「よっし、私のターン。…んぬふふふ、ふははは!!」

 

何故か高笑いする加賀。

 

赤城も荒唐無稽さに思わず吹き出しそうになる。

 

そう、加賀の駒である『飛車』は…

 

「行くぞ!ブルーアイズ・ホワイトドラゴン!

 

 

『竜』に成っていた。

 

そして、赤城は駒を一つ動かす。

 

「ふはははは!行くぞ赤城ィィィ!!滅びのバーストストリィィィィム!!」

 

加賀の龍が動く。目指すは赤城の『玉(ぎょく)』。

 

 

 

「はい、角筋いただきましたっ」

 

 

パチンと赤城の『角』が走った。

 

「グハァッ」

 

 

 

何と、龍は赤城の角筋に入り込んでしまったのである。

 

 

 

そして…

 

「私のターン、ドロォッ!歩を攻撃表示で召喚___」

 

二歩(にふ)よそれ

 

「あっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

(あらあら…)

 

 

まさかの反則負け。

 

顛末を静かに見守る綾波たちと、しれっと姿を現して一緒に観察していた天城だったとさ。

 

 

To be continued…?




閲覧ありがとうございます。

縹映る深緋の残響の将棋シーンから着想を得てます。

羽生さんと天城さんが対局したらどうなるんだろうと思った指揮官様がいらっしゃいましたら是非ともお気に入り登録、ご感想、ご投票のほどをよろしくお願い致します。

それでは次のお話で。


※デュエル部分を修正。


by筆者

突然ですが、今後この中で見てみたいのはどれすか?

  • これやってみたかってんシリーズ
  • あの海カート
  • ミカラップ
  • オフニャの知らない世界
  • 加賀さんの疑問シリーズ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。