アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
レンジャーの初めて…?
母港
「はぁ…」
渡り廊下。
ユニオンの空母、レンジャーは憂鬱だった。
手には何かの教科書。
母港の噴水前のベンチにて肩を落とす所、そこにジャベリンたちが話し掛けたのが始まり。
…
……
…………
「指揮官が授業に出てくれない、ですか?」
レンジャーは静かに頷いた。
「指揮官って、授業に出る必要ありましたっけ?」
「指揮官になって勤続2~3年目は経ってますし…」
「アマゾン…指揮官に色々教えてた」
「当時は新入社員らしく初々しかった言いますか、なんと言いますか」
「今では週末になると花金のサラリーマンみたいになってるです」
指揮官の普段の様子を思い浮かべ笑みがこぼれるKAN-SENたち。
それにしても、レンジャーは何の科目を教えているのか。それを知らないと助言のしようがない。
「そう言えば…レンジャーさんの科目って何でしたっけ?」
「作戦以外だと……せ、せい…保健体…」
「
綾波が言い当ててしまうが、ジャベリンからチョップを食らう。
「ほ、保健体育ですよ!?誘っても来て貰えないの…」
レンジャーは赤くしている。そう、彼女は保健体育を指揮官に教えようとしていた模様。
「どの様に誘ったのです?」
………
……
…
どうやら以前…
『指揮官君!私の授業、出てくれる…?ふ、二人っきりになっちゃうけど…え?何の科目かって?せ…性教i…あっ…』
…
……
………
「そりゃまずいですよ!?」
「指揮官はその…赤城さんとかに異性とは言えど異性以前にドン引きする様な思いをしまくってるそうですからね…」
「何か危機を感じたのかもです、クォレハ…」
「条件反射みたいで草」
つまりは珍妙不可思議かつ強引なアプローチを受け続けているため、そこから面倒ごとを察して書類仕事を理由に上手いこと脱したのかもという。というより、レンジャーは単に授業を受けてほしいだけであったのだが、如何せんその
「というか、授業が必要なご年齢でしたっけ?」
「うーん…しなくても良さそうな感じがするです」
「ど、どうしても、一度はきちんと受けて欲しいのよ…!」
「レンジャー、どうして…?」
「やっぱり…ほら、KENZENが一番に決まってるじゃない?」
頬を染めてモジモジしつつ答えるレンジャー。その様子は色々と突っ込みたいところ。
「…と言うことは、今回の議題は指揮官への授業参加呼び掛け方…です?」
かくして、レンジャーをゲストに何時もの様にモニターのある部屋へと向かうのであった。
モニターには、執務室前の渡り廊下が映っており、綾波たちはそこの椅子に座る。
「さて、この部屋久しぶりな感じするです」
「毎回思うけど、ご出演なさってくれる指揮官は懐が深いのか、それともノリが良いのか分からないですね…」
「と言うことで、ジャベリンから順に提案を披露していきます、です」
「行ってみよー d(・x・`)グッ」
……………
【ジャベリン】
それでは一番手はジャベリンから行きます!…です!
(どうなるのかしら…)
「指揮官指揮官!」
(普通にノックして入った、です?)
「そう言えば、履修していないのありましたよね?この内容、お勉強してみませんか…?」
(ここでシャララーンなんて効果音が付きそう、です)
(ジャベリン、かなりベターに行ったね…)
(わりと普通。問題ない)
(ふ、普通ねぇ…)
下手に恥ずかしがらずにって感じです!byジャベリン
(なるほど、確かにこれいいわね…)
「指揮官指揮官!紳士を目指しましょう!」
(ジャベリン、もうその辺で戻ってきてください、です)
「はーい」
………………
【ラフィー】
次ラフィーの番。頑張る。
(ラフィーが保健体育の授業の誘いをするっていうのも、中々想像つかない…)
(ユニオンでも、ラフィーちゃんがあんまりそういうのやる風には見えないわね…)
(当SSは『あの海』ですから…まぁ多少はね?…です)
「指揮官、ラフィーとやろっ」
(ファッ!!!???)
(レンジャーさん!?)
(落ち着いてくださいレンジャーさん!ラフィー本を指して言ってますから!?)
「うん…指揮官、このページ、読んで?」
(ちょっと…これは突然すぎて指揮官困惑のあまり苦笑いしたです…!)
(ラフィーちゃん、それって子守歌がわりにしてもらって快眠したいだけなんじゃ…!?)
バレた。byラフィー
…………
【ニーミ】
それでは、不肖Z23、提案を発表いたします!
知的好奇心をビンッビンになるくらい揺さぶりますよ!
(あの海におけるニーミがやるってだけあって不安…です)
(ん?ニーミの手元の本…)
(カンノウ…?)
参考文献です、参考文献!やましい気持ちなどありません!
気を取り直して…
「指揮官、Z23です。失礼致します!」
(普通に入っていった)
(いつもの秘書艦の時のニーミです)
(指揮官、にやけてますね…?)
(どこで仕掛けてくるか、もう身構えてるです…)
「す…指揮官」
(『す』ってなんです?)
(噛んじゃいましたねニーミちゃん…)
(草)
「突然ですがクイズです!」
((((お?))))
「これは何でしょうか!」
((((ブフォッッッ!!?))))
(ニーミちゃぁぁぁぁん!!?)
(ちょっとwwwww)
(草)
(あら?これってコンd…)
(強制終了ー!!ニーミ、戻ってです!!)
「ええええ!?何故ですかぁぁ!?これからなのにいいい!!?」
(全国(男子)高校生クイズで草)
クイズ形式により、焦らしながら掻き立てていきます(意味深) byニーミ
「黙れです」
……………
【綾波】
はい。綾波の出番がついに来たっ…です。
(止められた側としてはアレですけど、不安しかないんですがそれは…)
(指揮官がもう身構えてて草)
(「あ、次は
今宵もイクぜ。です。by綾波
………
(廊下伝って普通に執務室に行くんですねぇ…)
(ここまでは良い…ここまでは…)
(今執務室のカメラ映像見たんですけど、怖くてどうしたらいいかわからなくなってますよ!?)
(退路探してますね…)
(指揮官割りと素になってますwww)
(どうかこのままであってほしい…(-x- ) )
(指):怯。
(え、どうするんだろう…?)
(なーんか嫌な予感が…)
…
そして…綾波は執務室の扉前の廊下で…
脱ぐですっ
(綾波!?)
(えええ!?)
(上下もパンツも全部脱いじゃったわよ!?)
(綾):脱。
(こらあああああっ!!!)
(やっちゃった)
(まだ未遂だよラフィーちゃん!?)
(やめいっwww)
(なんか、お風呂でタオル肩に掛けてるおじさんみたいで草)
「指揮官~? 綾波です。居るですか~?」
(大草原不可避)
(警戒して正解でしたね指揮官ww)
(ちょっと…嘘でしょ!?あんな子だっけ綾波ちゃん!?)
(んなわけないですからね!?あの海内でそういうキャラになってるだけですからね!?)
「んー…」
(なんか廊下戻ってくよ…!?)
そして、廊下の全裸でクラウチングスタイルを取り…
(その格好でクラウチングとっちゃダメでしょwwwwwwww)
(堂々としてる +114514点)
(凄い!脱いだのにここまで顔色変えてないよ!?)
全力疾走。
(えええええええ!!?綾波ちゃん!?ww)
(綾波、『アレ』が舞い降りた…)
(ここでそれ舞い降りちゃだめでしょ!!?ボカし間に合って!!)
(扉!?扉閉まったままよね執務室!?)
…No signal…
「えええええ!!?」
「…クラッシュしました。諦めましょう」
「諦めちゃダメだよラフィーちゃん!?」
「大丈夫なの今のぉぉ!?」
「レスキュー饅頭隊さん、おねがいします!!」
綾波は担ぎ込まれていった模様…
やっぱり、時には勢いが大事、です。 by綾波
「上手く絞めたつもりになってるけど割りと洒落にならないよ綾波ぃぃぃ!!?」
「ていうか、ニーミちゃん…あの床に落ちてる帽子って」
「え…?あ!指揮官ーー!!?」
サムズアップする指揮官がレスキュー隊饅頭に運ばれる様がカメラに映っていた。
そして、執務室には破損した執務室の扉の破片が転がっている様子だけが映る…
……………
その後…
「やっぱり、思いきり行くのが良いのかしら…脱いだりして…」
「あのですねレンジャーさん。落ち着いて考えてみてください?ここのSSでは仮に脱いだとしても、直後に全力でネタ回になり、その後全力で饅頭とかスタッフに取り押さえられかねませんからね?しかも、会議場のプールで指揮官が半裸スパッツ姿で上層部のおじさんを抱えて絶叫しながらダイブしたり!」
「指揮官君が!?保健体育どころの問題じゃないじゃんそれ!?」
「会議場がプールっていうのがまたすごいなぁ…」
どんな会議なのか気になるところ。
「ラブコメなんて生易しい…」
「ああいうのはな、『アラヒトガミ』って言うんだよ、 です」
「ニーミちゃん、ラフィーちゃん、綾波ちゃん!?それ噛み合ってないよ!しかも、途中からおもいっきりエ○ちゃんみたいになってるからね!?」
解決策:普通に保健体育の補講と言えばおk
To be continued…?
閲覧ありがとうございました。
最後の指揮官の下りがメチャクチャになってますが、一応、ノンジャンル話でした。
そんなこんなで、レンジャー先生の補講を受けたい指揮官様がいらっしゃいましたならば、是非ともお気に入り登録、ご感想、ご投票をよろしくお願いします。
by筆者
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