アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
今回は主人公ズへの刺客(?)として例の子が出ます。
見所:沼にハマる…?
母港の演習海域。
この日は演習の日。綾波たちは敵の拿捕をするという任務という形で進行していた。
「ごきげんよう画面の前の指揮官の皆さん。綾波です。ところで皆さん知ってるです?潜水艦の給与は高いらしいです」
「綾波ちゃん…画面の前ってそれどういう…」
「そりゃあほぼ海の中で勤務ですもの…それなりに危険が伴いますし、その分の手当は出ている筈ですよ?」
「にしても、寄港しない限り、貯金使うことなさそう…」
「わりとマジで使うこと無いぞー?」
と、何者かの声が聞こえ、四名は警戒モードに。
「ジャベリン、銛(モリ)の準備をしておくです…大物は近いっ!です」
「いや待って、これ槍(ヤリ)だよ!?一応投げ槍だよ!?」
「濱○さんは草」
「懐かしいですね?木曜日の黄金伝説…」
そして、水飛沫が上がる。
「サメだぞー。いじめてきたら噛みつくぞー。がおー」
と、その正体は、相手役となる潜水艦部隊のU-110。
「噛み付けるならいつでも114514、です。ホラホラホラホラ…あれ、こないのです…?」
するとU-110は潜ってしまった。
「潜っちゃった…」
そこで…ジャベリンは声を試しに掛けてみる。
「おーい、出ておいでー!」
出てこない。
「出てこない…」
「海中深くに潜ったのでしょうか?」
「うーん、対潜レーダーに感はあるんですけどね…」
そして綾波は呼吸を整え…
「山下○二のー」
「くいしんぼーばんざーいっ」
「ぎゃあああぁぁぁぁ!!?」
…暫くお待ちください…
「ふう…ふう…危うく下半身がバイバイするところでしたです…」
「草」
腰をさする綾波。そこにはU-110の艤装のものと思われる歯形が付いていた。
「よりによってU-110本人ではなく、艤装にかじられるとは…です」
「綾波ちゃん、横っ腹あたりから歯形付いてるよ…?」
「変に煽るからですよ!?」
そして、再びU-110は潜る。
「あ…」
「また行かれてしまいましたね…」
「どうやって釣ればいいか考えないと、です」
「さ、魚釣りみたいに言わないの…」
ニーミにツッコまれる。
「ニーミ、U-110の好物とか知りませんです?」
「好物?うーん…そうですねぇ…」
演習中にそんな呑気な…と思うも、誘き出すには何か策を打たねばならない。
「ラフィーが思うに、ヒレ酒…好きそう」
「おお!鮫だけに、です」
「待ってラフィー、それってある意味共食いですよね…」
「あ!それならフカヒレってのはどうですか?」
「ジャベリン、だからそれ100パー共食いじゃないですか!!…ん?あら…?」
すると、ヒレらしきものが水面に出しており、遊泳しているのを見つける。
「…っ…そこおっ!!」
ニーミはもしやと思い、それを掴んでぐいっと引っ張った。
「いだだ、やーめーてー!噛みつくよ!!?今度は甘噛みどころじゃないよ!?わりとマジで噛みつくぞー!!?」
「あれ甘噛みってレベルじゃなかった様な気が…」
「結局力技で草」
「って、なんだZ23かー。びっくりしたー」
「なんだじゃありませんよU-110!もう…」
「てっきり綾波がボケを噛ましたから、タイミング計ってお腹目掛けて飛び付こうかなーって思ってたぞー」
「綾波は餌じゃないです…」
「ごめんごめん。じゃあさー」
「「「「…?」」」」
「第1回 チキチキ!U-110の110のことー」
何故かクイズが始まった。
「ちょっと待って、今演習中ですよね!?クイズなんてやってる場合ですか!?」
「なるほどです…。ニーミ、もしやこれは捕虜へのコミュニケーション能力が試されてるかもです!戦闘の緊張したばかりの空気を和ませられるかとか、そう言うのです。きっと!」
「いやいや、そんなまさか…ていうかU-110から仕掛けられてませんか!?それじゃむしろこちらが空気読めるか否かを試されてるんじゃ…」
「早速だけど第一問ー。U-110の好きな"ぐるぐる"ってなーんだ?」
そしてシンキングタイムが始まる。やむ得ず乗ってみることに。
「"ぐるぐる"って…あっ」
ここでZ23は感づく。
そう、U-110は『エニグマ(暗号装置)』を持ち歩いているのだ。そして、たまにいじくって暗号にしりとりが混ざったりしてしまうこともあり、ある時の暗号ではビスマルクや、下手したら東大王の学生でも解くのに時間を有してしまうほどの難問になったという伝説を作っていた。
「もしや、発想がものを言う問題なのでしょうか…?」
「ええ…!?」
「いきなり高IQ問題は草」
「いや待ってです、U-110って結構マイペースさんなところあるですよ?さすがにそこまでは考えてないと思うです」
「綾波、以外とああいう感じの子って、メチャメチャ難問を解き明かす時があるじゃないですか。ほかにも突然閃いたりとか!」
「それは…たしかにですっ」
「それに、普通の人が実はすごーい力を持ってたり…!土壇場でカリスマ性を発揮したりとか…実は、すごい人の孫とか!」
「ほうほう…です」
「それだと最早ラノベの主人公だよニーミちゃん…」
「沼にハマってて草」
「さあ、お答えをどうぞー」
「ああっまだ答えがまとまってないのに!?」
「そもそも答えの話とか全然してないです…」
「取り合えず一人ずつ答えましょっ!」
「うんうん」
そういうことでまずはジャベリンから
「蚊取り線香」
「ぶぶーっ って、それが必要な潜水艦ってどんだけ衛生環境悪いの!?つか煙くなりそう…」
続いてニーミ
「ドラム式洗濯機っ」
「ぶぶー。確かにぐるぐるしてるけど、ぶぶー」
更に続いてラフィー
「数取り団」
「めち○イケ?ざんねーん…確かに楽しいけどね」
そして綾波。
「腹の中が、ぐるぐるしてくるし…」
「がおー」
「ぎゃあああ!!?」
「「ええぇぇぇ!!?」」
「草」
U-110の乗る艤装に横から噛み付かれ、そのまま海中へ引きずり込まれていった。
…しばらくお待ち下さい…
「ごめんなさいです…今のはふざけすぎたです…」
びしょ濡れの綾波。その横っ腹には歯形が増えていた。
「えーっと、ペロキャンです」
「ぴ っ た ん こ カ ン カ ー ン」
「ぎゃ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"!!!?」
『綾波いいいい(ちゃぁぁぁぁん)!!!?』
…しばらくお待ち下さい…
「U-110ゥゥゥ!!?お前綾波のお腹に何の恨みがあるですかァァァ!!?どうしてくれるですこれェェェ!!?」
横っ腹の歯形が更に増えていた。
「にしてもそれでよく生きてますよね、綾波…」
そして浮上したU-110の艤装に掴みかかる綾波。そしてそれを持ち上げて上下に揺さぶり出す。
「うわー!?やーめーてー!転覆するー!縦に転覆するー!!」
「綾波ちゃん!?止めたげてよぉ!?」
U-110もなんとか踏ん張る。
「ああぁ!?放してあげなさいって!?」
「良い勝負」
「よし決めたっ!そのニンニク頭をフカヒレみたいにしてやるですっ」
「にんにくからフカヒレって無理があるよね!?ていうかあれは髪の毛だよ!?」
「もうやめなさいっての!危ないから!」
「やーめーてー!?せめて黒柳○子で勘弁してー!!?」
「ニンニクもサメも諦めてタマネギに魂売ったの、もう草」
その頃、U-110だけ中々帰ってこないために心配になった敵潜水艦部隊役のU-556は駆け付けたのだが…その光景に困惑していたのは言うまでもない。
to be continued…?
閲覧ありがとうございました。
U-110登場回でした。
それではU-110の艤装にかじられても耐えられる自信のある指揮官様がいらっしゃいましたら、是非ともお気に入り登録、ご感想、ご投票、ここすき等を宜しくお願い致します。
それでは、また次のお話が出来次第投稿します。
by筆者
突然ですが、『中身がおばちゃん1号のベルファスト』と、『中身がベルファストのおばちゃん1号』、どっちが良い?(今後のお話に関わる予定)
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どっちもやだよ、おう。
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えぇ…(困惑)
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中身がベルファストのおばちゃん1号。
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中身がおばちゃん1号のベルファスト。
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いやー(この中で選ぶのは)キツいっす(素)