アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です―   作:ブロックONE

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『加賀さんの疑問シリーズ』です。

長めになっておりますが、どうぞ。

見所:タブーに触れる。


指揮官ってなんだ? by加賀

残暑残る母港は重桜寮。

 

 

 

あの海もそろそろ連載から一周年の日が迫りつつある。その連載第一回目が9月15日である。

 

 

 

「まぁ…これが年明けからも日刊更新してたのなら、素直に感慨無量ではあったのだが…」

 

「およしなさい…」

 

 

 

 

 

 

「所で姉様……」

 

「なぁに?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「指揮k…」

「指揮する人の事よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

重桜寮は今日も平和だったとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まあってくださあああいッッ !!!!」

 

 

 

「なによ~?速攻で疑問解決したじゃないの。まだ何かあるっていうのかしら?」

 

 

「姉様、ちょっとタブーに触れるかもしれないが、最近の指揮官の中には将来有望な年少の者(ショタっ子やロリっ子)も含まれ足り含まれなかったりするよな?」

 

「ロマンあるお話よね~。少なくとも、アプリの対象年齢からしたら離れてるけど…」

 

「私思うんですよ…正直もっと職の選択肢あったんじゃね?って。軍部であっても、もっとあるはずでしょう…」

 

 

「そう言わないの。志あるならば良いことじゃないかしら?」

 

 

「そうですか…?」

 

 

すると少し間を明け…

 

 

 

 

 

「執務室に毎日山のような件数の書類が届くんですよ?電子化したら更に。それに、理性が切れたらアラヒトガミが降臨して海の上を何故か走り回り、潜水艦たちと息止め対決して、二十歳過ぎたら花金気分でうっかり呑み過ぎてKAN-SENの量産型の甲板でリバースする未来なんて、そんなの絶望極まりないじゃないですか…親の仇討ちにしてもそれどころではいだっ!?」

 

 

「夢壊すのやめいっ!!つかそれ"あの海"での指揮官様の話でしょ!?」

 

 

 

 

 

「では…男女比的に指揮官はハーレムになりますよね?」

 

「まぁ…指揮官様の性別次第ではそうなるかもしれないわね」

 

「となると、チートクラスの頭脳や技能を持ってたり、KAN-SENに匹敵する体力を持ってるはず…となれば、ここの指揮官はどうなるんだと…」

 

「水の上走ったり潜水艦たちと息止め対決したり、半裸で上司を抱えてプール飛び降りたり、私たちKAN-SENたちからの無茶ぶりを苦笑いしながらも見守ってくださるってのは…相当なタフネスだと思うわ?いろんな意味で…」

 

 

「ほかにも、他所の指揮官って地味そうで隠れイケメンだったりとかありがちかもしれませんが、うちのところの指揮官って、そもそもイケメン?

 

 

 

赤城はその質問に対し、途端に真剣な顔して考え込んでしまうのだった。

 

 

 

 

「姉様?」

「え、あのー…うーん…指揮官様をお顔で判断することは出来ないわよ…!」

「…まぁ、赤城姉様は割りと指揮官なら無差別みたいだしな?

 

テメェ今なんつったァァァァ!!?もういっぺん言ってみろやァァァァ!!?

 

 

顔面崩壊させる赤城。

 

 

 

 

「ささ、というわけで、ほらいくどー」

 

「はぁ、やれやれ…冒頭から無駄なエネルギー使ったわね…はーい今行くわー」

 

 

 

 

 

かくして、いつもの様に皆の意見を聞いて回ってみることに。しかしその質問の内容は……

 

 

 

 

「ということで、だ。仮に指揮官の志望動機は別として、その人物がショタだったりロリだったりしたらここがどうなるか…という事だ。皆の意見を聞こうと思ってな…?」

 

(タイトルコールから離れてしまいそうな…まぁいっか!)

 

 

諦める赤城。そして、「うーん」…と揃えて唸る蒼龍と飛龍。

 

"ここ"の彼女たちにとっての指揮官はここではあの苦笑いしつつも見守っている指揮官しか知らない。ていうかそいつが指揮官である。

 

それがその人物以外の少年少女等の人物ならば、果たしてどうなるか。

 

「はい!」

 

すると蒼龍が挙手。

 

 

「では先ず蒼龍から」

 

「少なくとも、"あの海"の空気は青少年の教育には…あんまり良くなさそうですね…

 

「フム…確かにそうだな」

 

「中身がグレーかブラックだしねぇ…」

 

 

「あ、はい!」

 

「よし、飛龍」

 

「僕が思うには、慣れぬ間は空母の加賀先輩と戦艦の加賀先輩を…間違えて編成したまま出てしまったりとか…」

 

編成間違い。

これは機能に慣れない内はあり得そうなことである。

 

 

「海に出たら突然無線で『あれ?加賀違いだったわ、メンゴメンゴ~www一度戻って~www』って感じになりそうだな。戦艦の方も空母の私もきっと何とも言えぬ気持ちになりそうだが…」

 

 

「アプリだと艦種と立ち絵で分かりやすいけどねぇ?直接面会してということになると…その時点で間違えてても変ではないかも。切迫して編成ミスとかうっかり思い込みとか…空母だと思って戦艦の方の加賀に声かけちゃったけどここで人違いって言っちゃうと今後の関係悪化を懸念して泣く泣く…とかね?」

 

「それむしろあの指揮官がたまにやらかしてるぞ…」

「「え!?」」

 

「そうなの…?指揮官様が?」

 

 

「ああ。それは、今から数日前のことだ…」

 

 

……

………

 

 

『さーて、今週のジャンプ…と。ん?』

 

 

ある日母港の売店にて。

加賀は指揮官ともう一人の人物を見つける。

 

 

 

『どうした指揮官?ふむ、空母機動部隊を編成したいだと?……あのー指揮官?私、戦艦なんだが…

 

 

(ええええ…てか何で黒歴史の私がそこにいるんだ…!?)

 

 

 

 

 

余にも奇妙な○語。

 

 

………

……

 

 

「って言うことがあってだな…」

 

「指揮官様ァァァ!?」

 

「似てますものね、相貌とか」

 

「相貌どころか性格もですね。ちょっと若さがあるくらいで」

 

「まぁそれは否定せんがな…ちょっとハズーい、ぞ…?」

 

何故か照れる加賀の仕草を赤城は思わずツッコミたくなったがここでは堪える。

 

 

 

 

 

「実際どうなるのかも想像つきませんね?ショタっ子ロリっ子っていうとどれくらいのご年齢でしょうか…?」

 

 

蒼龍の問い。年齢差があっても、未成年にも色々あるのだ。

 

 

「例えるならだ、見るからに当時の子ども店長くらいじゃないか?」

 

「懐かしい名前ね…」

 

「そうですねぇ…それはそれで…って、執務に耐えられるんでしょうか?むしろ心配です…毎日指揮官について回るかも…」

 

 

「まぁ、確かに支援は必要だわな」

 

「脚立も幾つか必要になるわね。棚の整理とか」

 

「悪戯心でスカート短いやつに脚立上らせて中身覗こうとしたりするかも知れぬな。赤城は…うっ頭が…」

 

「それはないでしょう」

「後が怖いですものね」

サラッと言ってくれたなおどれらッ!?

 

 

 

 

 

「あと、編成とかで、ふざけて赤城(ちゃん)+赤城(μ)+赤城(目の前にいるこいつ)で……うん、 もう想像したくねーわ…

 

「よし、コケにしてくれた暁に加賀?代表として表に出なさい♪」

 

 

どこからか流星を取り出し肩に担ぎ、目だけが笑っていない笑顔の赤城がそこに立っていた。

 

そう、このツッコミ専用の流星はエンジンが掛かるとプルンプルンと振動し、赤城の肩を揺らしている。

 

 

 

 

「しーましぇぇぇぇんんん!!?」

 

 

「おおーすっごい迫力ですね、蒼龍姉様!」

 

「そうね、飛龍…!そういえば赤城先輩、毎回思うんですけど、そんな特大サイズの艦載機をどうやって甲板から飛ばしてるんですか?」

 

気合い、気合い、気合いの3Kよ!

 

「沢木いいいいい!!?あっぶね!?

 

そして、赤城のお仕置き爆撃の末、礼を告げてから五航戦の部屋に向かった。

 

 

 

 

「まぁ、とりあえず…執務の過酷さは一つの懸念だな」

「そうね。少なくとも、それはあの海の執務室だけであってほしいわ

 

 

……

 

五航戦の部屋にて。

 

 

「なるほどぉ~?指揮官がもしそうなら、それはそれでまた変わってたかもしれませんねぇ?」

 

 

「うーん…報告書や書類でげっそりしてそう…学校の宿題のプリントでゲンナリする学生さんみたいに…ここ、あの海だし」

 

 

ふむ…と頷く加賀。『あの海』は割りと人間の性(さが)が表に出やすい空気感で展開される以上、熱血漢や無理矢理なポジディブの方がむしろ寒くなり、ネタにもなりやすい。

 

そもそも、この世の人間というものは、決して事前にやるライフスタイルの人間ばかりというわけではない。多少は是背はできるだろうし、時には一念蜂起して頑張る必要もある。

 

 

しかし、一晩で捌けない量を見れば、どんだけ事務処理が得意な者でも流石に『めんどくせェ…』、『もうやりたくねェ…』、『冗談じゃねぇ………』等の様な心理的負荷を自ずと感じる筈である。

 

大量の書類の束メンタル的なダメージを受けた中でも、指揮を執ったりするいつもの指揮官様はタフと言えばタフなのかもしれない。

 

が、それが万一低年齢の場合、下手したら、戦闘やら人間関係よりも先に事務仕事でPTSDになってもおかしくないのかもしれないのである。

 

 

「生々しいけど、わりとゲンナリしてもおかしくないわよね、あの書類の束を見ると…」

 

「むしろ拷問だぞあれ…出張から帰ったら自宅のポストや新聞受けが一杯になってビビるパターンに似てるぞ…」

 

 

 

やはり執務に関する懸念。母港、ひいては軍部に着任したらアレからはもう避けられない。

 

 

 

赤城はここで初めて秘書艦として任命された時の事を思い出す。

 

 

 

………………………

 

 

 

 

『指揮官様、赤城が参りましt…うわなにこの量の書類…』

 

 

出来る女でも流石に素に返ってしまう程の書類の山。

 

机には無心にサインを書き、判子を押すのを繰り返す指揮官。そこで漸く赤城に気付いて、その死にかけた魚の目で赤城を見つつ、ニタァ…と弱々しく微笑む指揮官がそこにいた。

 

 

 

 

………………………

 

(そう言えば、そんなこともあったわねぇ…地味にホラーだったなぁ…あの時…)

 

 

 

 

「取り合えず赤城先輩の扱い方くらいは教えといたほうがいいですよねぇ~?」

 

 

「そうねぇ、今一度私の扱いを……ってなによその危険物みたいな扱いは!?色んなところから誤解受けるでしょうがッ!!?私は基本無害よ!?指揮官様が関わるとちょっと狂っちゃうだけだもん!!!

 

「ちょっと所じゃない気がしますよぉ~?」

 

「狂うどころかブッ飛んでるな?」

 

「やっかましいわッッ!!」

 

 

 

「に、にしても、そんなに年幾ばくもない方ってそもそも志願できるんですか?飛び級だとかいっても、ラノベじゃないんですし軍部に入るのは早すぎですよ…絶対にピュアな心が薄汚れてしまいそうで…最低限でも志願可能な最低年齢までは…」

 

「まぁ、筆者の手に掛かれば、嫌でもピュアな心が闇に染められていくだろうて。そしてその内、愛宕が次第に欲情しなくなる

 

 

「わりと現実味あるわね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて……忘れぬように、ぬぅぅぅん!!」

 

 

加賀は翔鶴へ飛び掛かる。

 

 

「うわっちょっと何やってるんですか!?ダメえっポロリと行っちゃいますからぁぁぁ!!?」

 

「翔鶴姉ぇぇぇぇ!?」

 

 

 

「スタッフ!!ぼかしてーっ!!?」

 

 

 

 

 

 

………暫くお待ち下さい………

 

 

 

 

 

 

 

 

「Oyomem ni ikenai…」

 

「翔鶴姉…」

 

翔鶴のTシャツには、何故か『新卒・中途歓迎』と記されていた。

 

「議題に夢中で完ッ全に油断してたわ…」

 

「これ忘れたら加賀さんの疑問じゃなくなってしまうのでな…」

 

赤城は頭を抱えながら、きっとボカシが間に合うことを祈る。

 

むしろこれって子供に見せて良いものなのか。

 

 

 

 

「そろそろ出番かのー?」

 

 

長門が現れた。三笠も一緒。

 

 

「長門様…三笠様も…!」

 

 

「長門様、三笠大パイセン、指揮官がショタっ子かロリっ子とか、イケメンとかだったらどうされます?」

 

 

 

「項目一つ増えてない?」

 

質問が増えていることを突っ込む。なにも隠し要素を満たすことなどしていない筈なのに。

 

 

 

 

 

 

 

すると、長門は……

 

 

 

 

 

「ふむ…どちらにしても、"あの海"の空気で思いきり心が毒されては汚れ行く未来が見える見える…」

 

 

 

 

 

これには三笠も苦笑いし…

 

 

 

「我が思うに、指揮官の保護者になりたい系KAN-SENと、教師系KAN-SENで議会が行われそうであるな…」

 

 

「PTAですねわかります」

 

強ち有り得そうではある。

 

「まぁ、これを執筆してる筆者も小学生の頃からガキ使にめちゃイケを楽しみ、ワンナイR&Rで宮○氏の演じる轟さんにドハマりし、ボーボボやら銀魂を楽しんでいた者たちの一人であったからn」

 

「おっとそこまでよ」

 

 

「うん、まぁこれまでのSSの内容的に頷けるのう。ある意味闇が深いこと深いこと…」

 

 

 

 

 

「ところで長門よ…ショタとロリはわかるが、"いけめん"って何だ?」

 

「重桜でいう、魅力的だったり、面貌がイケてる人の略です、大先輩…」

 

「め○ゃ"イケ"に出てる"メン"の略かと思ってたぞ…ふむ、つまりソース顔とかしょうゆ顔ってやつか、めちゃイケでいう武田か?」

 

「まぁ、概ねそれで合ってるかと…」

 

 

 

(なんでショタとロリは知ってるんだ…?)

(今は静かにしてなさい…)

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ……む!…チェッケ、チェ「大先輩、ちょっと…ちょっと待ってください…」え!?何だ何だ!?」

 

 

少し沈黙が走ったのを見計らい、三笠はラップを始めようとするも加賀により止められた。

 

 

 

 

「あの…これ(企画が)ミカラップじゃないので…」

 

「えええ!?思い当たる"いけめん兵士"の話をだな…?」

 

 

「そうそうたる顔ぶれがラップに出てきそうですね長門様…」

 

「むしろある意味世界史ネタになりそうだのう…」

 

 

 

 

 

 

「ふと余は思うのだか、先程出てた愛宕の下りに続くのだが、ある意味過労死しかけそうだのう…こんな感じで…」

 

 

 

 

 

………………………………

 

 

 

 

『指揮官…お姉さんとのデートは今度でもいいかしら…?…流石にこの書類の束をやって出撃してからってのはキツいわね…ごめんなさい、わりとマジで休ませて…あ、高雄ちゃんなら空いてるらしいわよ?』

 

 

 

 

『指揮官くん…ごめんね…デートはまた今度ね?え?どうしてもって言うならヘレナが空いてるから…

 

 

 

 

………………………………

 

「長門様ァァァァァァァァァ!!?」

 

「デートする前提したり姉妹売ったりってどういうシチュ想像してんですか長門様っ!?エロゲかっ」

 

「ってコルァァァ!!?地味になんつークチ利いてんのよ!!?」

 

 

 

加賀の一言に赤城が慌てて止めに入った。

 

 

 

「う、うるしゃいっ!?どうしてエロゲとくくりつけるのだ!?」

 

「どっからどう見てもエロゲだろ!?あの台詞ン中に健全要素が何処にあんだよ!」

 

「長門様もお止めください!?巫狐のお立場以前に貴女の方からエロゲとか言ったらなりませんよ!!?」

 

「良いではないかエロゲ!余のお勧めはソフマうわぷっ…」

 

「そこまでだぞ?な?…うん?」

 

何かを察した三笠により口を塞がれる長門。

 

 

 

 

 

「すまぬな長門よ…いくらあの海とは言え、それ以上はカミも引っくり返るからな?ん?…いいか?」

 

優しく問い掛ける三笠。コクコクと頷く長門。

 

 

「加賀…?」

 

「スミマセン…」

 

 

何故か皆笑ってしまっている。

 

 

 

「ていうか、長門様のご想像した通りだと、くたびれたOLのそれになってるような」

 

「この前、秘書艦交代時にて余は見たのだ…呪詛のように書類に念仏を唱え干からびた愛宕を…」

 

 

 

「指揮官絞る前に事務仕事の多忙さで絞られたか」

「やめなさいっつの」

 

赤城は加賀の頭をチョップする。

 

 

「それにしてもだ、おねショタ系なんてもう見慣れすぎましたよ…んー赤城なら…うん、ねえわ」

 

「おい愚妹。もう一度食らいたいかしら?今度は…」

 

「ご、ご勘弁を!?では、ロリ指揮官でも考えてみよう!」

 

「ロリ…延いてはロリとは言わず、女性指揮官にしても、筆者の書き方だと、鼻ほじって毒舌振り撒いてそうな感じがする様な気がするのだがな…」

 

 

 

…………

 

 

 

『あー執務かったるいアル…おい大鳳、そんなとこで覗いてないでちょっとカルピスウォーター買ってこいヨ』

 

 

 

…………

 

 

 

 

「神○ではないか…しかも覗いてた大鳳パシられてんじゃん!?母港どうなっちゃうのこれ!?てかそれロリなの!?」

 

「長門様、口調、口調が…っていうか何故この声…」

 

 

 

 

 

 

 

『明石~、今月のみかじめ料さっさと寄越せアル~』

 

 

突然セットのどこかから声が聞こえてきた。

 

 

「ん?どこから…?」

 

 

 

 

『早く寄越さないと、トイチで詫びキューブに加えてダイヤも請求するアル~』

 

 

『不知火、店のもん高いネ、これで50%オフとかなめてるアルか?もっと下げろヨ』

 

 

 

 

「フォーミダブル!ヴァンパイア!あんたらそこに居るでしょ!?出てきなさいっ!!つかどっちかわかんなくなるからやめいッッ!!」

 

 

 

赤城は突き止めた声の方向に向けて言うと、セット裏にマイクと台本を持ったフォーミダブルとヴァンパイアの二人が笑いながら庭園から出てきた。

 

 

「お前らどこからアフレコしてるんだ?」

 

 

 

「マイク借りてここでやらせてもらったアル」

「ここの警備ガバガバ過ぎアル。まぁロイヤルよりはましネ。つか、誰かメロンパンと午後ティー買ってこいヨ」

 

「だから、どっちがどっちのだか分からないわよそれ!?」

 

ということで、纏めて出入り口へ案内することになった。

 

 

 

……数分後。

 

 

 

「そういえば、指揮官の髪型も色々あるよな」

 

指揮官の髪型についての議題。

 

「毛髪は別によいのではないか?余は思うのだが、今更こうではいけないというのを決めるのも時代錯誤であろう…」

 

「むしろ、それどうやってセットしてるの?っていう髪型って結構ある様な気がするわね…」

 

「ツンツン頭…逆立った髪型…こうかっ」

 

と、両手で溜めるポーズを取る加賀。

 

「それどこのサイヤ人よ!?」

 

 

 

 

「加賀よ!そうではない」

 

すると、長門は加賀に待ったを掛け…

 

「こうだっ」

 

長門もポーズを取った。

 

 

「だからそれサイヤ人だっつってるでしょ!!?確かに強そうっちゃ強そうだけどさ!!?ってお前らもなに混ざってんのよ!!?」

 

 

気が付くと二航戦と五航戦も一緒にやっていた。しかもなんか顔のデザインがいつもと異なる。

 

「下手するとモザイクもんよそれ!?」

 

 

「うーむ?聞いたところによると、最近のは金から青に変わるそうだな?いやはやスゴいな!」

 

「では、私も…」

 

 

 

「三笠大先輩ィィ!?しれっと天城姉様もぉぉぉ!!?サイヤ人から離れろよお前らァァァ!!?指揮官=サイヤ人の図式が出来ちゃうじゃないのォォォ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

「あ!そういえば、これまで、頭が平仮名の【し】やアルファベットの【S】とか【T】のもおった様だが…」

 

「長門様、あれは髪型っていうか、頭の形がそう描かれてるのでは…?」

 

 

「言っておくが、私は地毛だぞ?」

 

すると赤城たちは怪訝な表情を加賀に向けた。

 

 

「なんだよ?私は地毛だぞ?見てみこのさらっさらの絹糸のような白い髪を…」

 

「加賀、あんたマジで言ってんの…?」

 

「赤城!?」

 

「いやほら、戦艦時代から言いヅラいことがあるのかなーって聞かなかったのだけども…」

 

「天城さんも!?それヅラに掛けてたな!?文字的に!?」

 

「赤城先輩も天城先輩も、幾らなんでも加賀先輩が可愛そうですよぉ?」

 

「翔鶴…お前…」

 

フォローする翔鶴に感動する加賀。

 

 

 

 

 

 

「もしかしたら、ヘアコンタクトかもしれませんし!」

 

 

「ンな訳ねーだろっ!!?アー○ネイチャーもプロ○アも行ってねえよ!!つか話的におもっくそ蛇足じゃねえかこれ!?」

 

 

 

 

 

「あ、そうだ!はい!」

 

すると瑞鶴が挙手して発言した。

 

「ん?どうした瑞鶴?」

 

 

 

「仮面の指揮官ってはのどうでしょう?たまに」

 

「仮面かぁ…」

 

「ガン○ムネタね」

 

考えてみる加賀。

 

(執務室に仮面の指揮官がいるときにありがちなこと…)

 

………………

 

 

 

 

 

 

『認めたくないものだな。若さゆえの過ちとは……ララァ(駆逐艦)…私を導いてくれ…(作業効率化)(周回から逃げるな)(通常の三倍)』

 

 

 

 

 

 

………………

 

「執務机に向かって名言連発……ってこれ赤いあの人じゃないの!?」

 

「なぁ赤城よ、お前、あやつと相性良いんじゃないか?赤だけに」

 

「何の相性よ何の!?頭にツノつけろっての!?」

 

 

「あ!そうそう!こちらもどうでしょう?」

 

 

 

………………

 

 

 

 

 

『KAN-SENたちを赤く塗れぇ~(あ、そーれ!)KAN-SENたちを赤く塗れぇ~(あ、よいしょ!)グホァッ…』

 

『指揮官様~?あなたの血で、真っ赤に染めて差し上げましょうかぁ~?』

 

『ごっゴメンナサイ…』

 

 

………………

 

「えっ天城さん!?」

 

 

「"そっち"の赤い彗星も連れてきちゃったの!!?」

 

 

「そうか、後者のノリなら綾波たちの企画に参加してそうな…となれば、生存性は高そうだと見える…」

 

「自分から執務室のドアを吹き飛ばす時点で下手したら負傷してるわよそこ!?」

 

 

あのノンジャンル話での例の一幕はかなりハードであるそうで、実際に指揮官も巻き込まれて救急搬送されている。

 

そして、あの赤い彗星が来たのならば、赤い饅頭もそこらへんに現れ、執務傍ら人知れず争っているだろう。と、瑞鶴は語った。

 

 

 

 

 

「ふむ、しかし、秘書は赤く塗るというのがのう…赤城は名前的にも良いとして…」

 

「長門様ぁ!?貴女までもうされますかァッッ!

?」

 

「丸々赤ではないからなぁ…我的には、それに合わせるKAN-SEN側のハードルが上がってしまった様な気がするぞ…?」

 

「元から赤いカラーの子にすれば良いのでは?なるべくバブみがある子に」

 

天城の提案。元から赤くてバブみがある子。そんなの居たのだろうか。特にバブみ。

 

「吾妻を赤く塗るか?本人が好むだろうかは知らないが…」

 

「いやいや、吾妻本人が拒否ったらどうするのよ?」

 

 

「むしろアカよりサーモンピンクか?……あっ花月と如月!」

 

「いやいや長門様その子たちむしろピンクですから!!どっからどう見てもピンクですから!」

 

「赤城姉様、それでは花月たちがいやらしい子みたいじゃないk」

 

「だまらっしゃい!」

 

 

「それでは、雷と電はどうであろうか?」

 

そこで、三笠が思い付いた事を話した。

 

 

 

『……それだ!!』

 

 

 

………………

 

 

 

 

 

『見える!私にも敵が見えるぞ!(錯乱状態)』

 

『なるほどね!これぞ若さゆえの過ちってやつなのね!』

 

『グフって必要ですか?電にはよくわかりません…』

 

 

 

 

………………

 

 

 

 

「ふむ?赤いしツノもあるし、やっぱり親和性が良いな…おまけにグフもいる」

 

「なるほど…確かに可能性あるわね…って話更にずれてるし!?」

 

にしても違和感を感じない二人組。

 

 

「そして、その内、余も預かり知らぬ所で……」

 

………………

 

 

 

 

 

『閣下ほどの指揮官が情けない!』

 

『駆逐艦たちは私の母になってくれるかもしれなかったKAN-SENだ!その駆逐艦たちを盗撮してたのは貴様だ!アクロ!』

 

『お母さんに?駆逐艦たちが?うわっ…………なら私にも分けろ閣下ァッ!!

 

 

 

 

 

『なるほどね!雷は指揮官たちを眺めてればいいのね!(面白半分)』

『電たちは指揮官たちがどうなっても、側で見てますよ…?(遠い目)』

 

 

『やるぅっ』

『アークロイヤルは伊達じゃない!』

『まだだ、まだ終わらんよ!!』

 

 

 

 

 

………………

 

「__なるほど、こうして地球は救われるんだな(確信)」

 

「ていうかなんの争いよこれ!?相手がアークロイヤルって事は限り無くアウトな内容でしょ!?つか仮面外してるし!?つか、サイコフレーム使ってなんつー争いしてんのよォォォォ!!?」

 

「そうなったらそうなったらで、それぞれお仕置きが必要ですわね…?」

 

「天城姉様、頼むからオロチからサイコシャード発生させるのだけは勘弁してください…アニメのミサイルだけでもうお腹いっぱいですから…」

 

「あら残念…あの海ならなんかのネタで実装可能かなと思いましたのに~」

 

 

 

天城の背後から、『未塗装なのか白いオロチの予備パーツが丸々残ったから組み立ててみたらIIでオロチの範疇を超えちゃった何か』の気配を感じた赤城。

 

 

「待って!どうやったらあれだけの艦艇のパーツがネオ・ジオ○グみたいになるのよ!!?つーか何を燃やすつもりだよ!!?」

 

 

 

『オロチ改めIIネオ・アマングですわっ』

 

 

 

「天城さん、どんな謀りは存じ上げないが、下手すると運用費だけで指揮官の精神とキューブが連れてかれてしまいそうだからその辺で…」

 

 

 

 

「…で、では長門よ。長引くとあれだし…そろそろ締めの言葉をたのむぞ?」

 

 

 

三笠により最後の締めの言葉へ。これ以上は脱線とグダりになりかねない。いやもう遅い。限りなく。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…明日のために今始めよう」

 

 

 

 

カメラ目線の長門。

 

果たしてそれは地球温暖化やトラブルが起こる前に対策するためか、それとも、指揮官に理性や心の余裕を保たせるため、そして忙しさの反動でうっかりIIネオ・アマング実装をしないようにするためにも、早めに書類を片付けるべし、という事前の訓戒か。

 

 

 

そんなこんなで、重桜寮は平和だったとさ。

 

 

 

「長門様、それなんて公○広告機構?」

 

「やめいっ」

 

 

 

 

 

…………

………

……

 

 

 

『これからも指揮官たちから目が離せへんわ』

 

 

カミはそう一言発したとか…

 

 

 

To be continued…?




閲覧有り難うございました。

果たして仕事してたのだろうか、タイトル…(˘ω˘)




さて、指揮官とKAN-SENの可能性を信じる指揮官様や、IIネオ・アマングが気になって眠れなくなったお方がもしいらっしゃいましたら、是非ともお気に入り登録やご感想、ご投票、お気に召した表現や発言にはここすき機能でマークしたりなども宜しくお願い致します。

それでは、また次のお話で。


by筆者。

突然ですが、『中身がおばちゃん1号のベルファスト』と、『中身がベルファストのおばちゃん1号』、どっちが良い?(今後のお話に関わる予定)

  • どっちもやだよ、おう。
  • えぇ…(困惑)
  • 中身がベルファストのおばちゃん1号。
  • 中身がおばちゃん1号のベルファスト。
  • いやー(この中で選ぶのは)キツいっす(素)
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