アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です―   作:ブロックONE

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久しぶりの加賀さんの疑問シリーズです。

では、どうぞ…!

見所:初登場・紫電改二。


秋ってなんだ? by加賀

重桜寮にて。

 

 

 

 

「おいおいおい、残暑が続くと思ったら一気に寒くなりやがったよォ…風邪引いちゃうじゃねえかよどうすんのこれ?どうせセイレーンだかアンチエックスだかが気候いじくってんじゃねーの?天気予報に駆り出された明石とか吹っ飛んでるじゃないか…」

 

と、加賀は愚痴る。

 

「加賀…もう10月に入ったのよ?10月。もう少し経つと、栃木は日光のいろは坂が絶景になる頃合いね?もう寒くもなるわよ」

 

 

母港は気温が下がっていた。気がつけば九月は終わりを迎え、カレンダーを見るに、秋と冬が待ち構えていた。

 

 

「ふむ、紅葉の季節ということか。秋なのだがどうにもこの寒さがなぁ…」

 

母港の気温は低かった。夏に比べてがらりと変わる。それは、本日の秘書艦を担当することなっていた駿河が、わざわざコタツを引っ張り出そうとしたほどである。

 

 

 

「む?そういえば姉様」

 

「…なぁに…?……フフッ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょ、ちょっと赤城姉様?なんで笑ってるんですか?」

 

「ごめん…!ごめんね…?」

 

「SSでそれやっても見る(読む)者次第では冷めますよ…!?」

 

「ごめんって!…ッ…」

 

間が空くと、ジワジワと笑い出してしまう赤城。

セット裏の饅頭スタッフたちも笑っている。

 

 

 

「ど…どしたのよ…?」

 

 

 

そして間を起き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「秋ってなんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この季節よ」

 

そう一言告げると、長門の等身大パネルを引き出し始める赤城。

 

 

「うむ…ってちょっと待ってよ姉様ァァァ!!?っていうかまだ600文字入ったばかりくらいですよ!?」

 

 

加賀はこのまま終わらそうとする赤城を止めた。

 

 

「惜しかったわねぇ…後一押しで強制終了出来たのに…中々上手くいかないわ…」

 

「描写とか気が付けば軽々1000文字越えますからね……って赤城姉様!そんな楽したいだけのヤンデレだけが取り柄の女に指揮官がホイホイと靡(なび)くとお思いですかっ!?それに赤城姉様からヤンデレ取ったら、何が残るって言うんですか!ただの残念な女になってしまわれますよ!?」

 

 

「やかましいわ!誰が安っぽい女よ!!ヤンデレは私の専売特許よ!?それにアレなライバルが多いだけだもん!!ていうかヤンデレ関係ねえよ!!?

 

「ってことはやっぱキャラ立ってないじゃないですか!!」

 

 

謎の口論。

饅頭スタッフたちは笑いだしてしまう。

 

聞こえていたのか、隣の二航戦の二人と、さらに隣の五航戦の二人と長門たちも突然声をいろんな意味で荒げた赤城に笑いをこらえて肩を震わせていた。

 

キャラがあまり立たないことを気にし始めてていた赤城。

 

 

「なんなんだこのやり取りは…」

「秋を感じないわよね…って平常か…そうよね…」

 

「では、姉様にとって秋とは?」

 

「食欲の秋とか読書の秋とかかしら?」

 

 

 

「そこ色欲の秋とか言うんじゃないかと思…いだっ」

 

頭をチョップされる加賀。

 

「なによ色欲の秋って!?そんなアバズレに見えるのか私は!?365日指揮官様一筋よ!!」

 

その愛は実る日が来るのか。

 

「さ、さて…それでは聞いて回ろうか…ほらいくどー」

 

「はーい」

 

 

加賀と赤城は『秋と言えば?』を主題に訪ねて回ることに。

 

 

先ず、ニ航戦。飛龍と蒼龍。

 

 

「僕からすれば…スポーツの秋、ですね!」

 

「なるほど、確かに気候も秋は程よい…か。蒼龍は?」

 

「夜長には読書ですね」

 

「読書の秋ね。"燈火稍く親しむ可く"…とも言うしねぇ?」

 

「つまり、秋の夜は長くて涼しくてキンモティィィィィィィィィィィ!!!ビクンビクン、というわけだから読書には最適な季節だ、と…」

 

加賀は口語に訳す。

 

「ってなによそれ思いきり全裸で歩いてる変質者みたいになってるじゃないの!!名言が完全に見る影ねェェ!!?」

 

赤城はすかさず加賀に突っ込んだ。

しかし、それを体現しそうな人物が既に母港に存在している。

 

「もしや、あいつか…」

「待って、今指揮官様を思い付いてなかった!?」

 

「あ、バレてました?」

 

「バレバレよ!?指揮官様見付けたら取り合えず服着せましょう…」

 

この気候では明らかに風邪を引いてしまう。

 

 

 

「この前、指揮官が海パン一丁でバモス踊ってましたね…」

「衝撃的だったわよねぇアレ…」

 

「え!?なにそれ私も見たかったわ!」

「仕事のストレスを脱いで晴らすって…駆逐艦の子達とか真似しないうちになんとかせんとな…よし、私も負けてはおられn」

 

「やめいっ」

 

赤城によりそれは制止された。

 

 

「…とまぁ、世話になった」

「二人とも、次指揮官様が脱いでたら教えなさい?真っ直ぐに飛んでいっちゃうから」

「赤城、それ以上は行けない」

 

かくして、飛龍と蒼龍から別れを告げる。

 

 

 

そして五航戦の二人が居る部屋へ。

 

 

「なるほど、秋ですか。うーん」

 

「加賀先輩、もしや…曜日感覚どころか季節の感覚失っちゃいましたk」

 

「ぬぅぅぅん!!!」

 

「ぎゃああ!?何するんですか!!?ポロリといっちゃいますからぁぁぁ!!?

 

「翔鶴姉!!?」

 

 

 

「久しぶりだからって脱がし早くない!!?スタッフー!久し振りだけどぼかしてー!!」

 

 

 

赤城がスタッフに声をかける。

 

 

 

 

 

…しばらくお待ちください…

 

 

 

 

「Hisashiburide=Oyomeni=ikenai…」

 

 

「翔鶴姉…久し振りだもんね…うんうん…」

 

 

 

翔鶴のTシャツが長袖になっていた。

 

胸元には『秋刀魚漁』の四文字が刻まれていた。

 

 

「ふむ、食欲の秋、とな?」

 

「あ、ええと、はい…この時期って秋刀魚とか、美味しいですし!」

 

瑞鶴が答える。

 

「にしても、今年の9月とかでは水揚げゼロのところがあったり、不漁が続いたりだとかって聞きますねぇ…」

 

不漁…それは重桜の漁業においては深刻なニュースとして報じられていた。去年も記録的な不漁が報じられている。要因は秋刀魚そのものが減っているとされ、豊漁期から離れてしまってるとも言われている。

 

 

生の秋刀魚はこのまま高級魚への道をこのまま歩み続けるのか。

 

 

「これ、アレだよな?セイレーンとかが乱獲して重桜とかドンファンとかの漁獲量の多いところに擦り付けてそ知らぬ顔してたりはせんよな?」

 

「ついにあいつら食卓にも淘汰しに来たのかしらねぇ」

 

選択すると言ったら養殖か漁獲量の規制くらいしか無さそうである。

 

 

そして、加賀は気配を感じて振り向く。

 

 

「ん?なーんだびっくりした…長門様の立ち絵の等身大パネルではないか。クオリティ高ぇなおい」

 

 

「加賀!?おやめなさい!」

 

「それ本人だぞ!長門本人ぞ!」

 

三笠も現れ声をかける。

 

 

「やめよ!?ちょっ…ちょっと待って!突っつくな!?いくら装甲あってもそこは痛いよ!?

 

「本物の長門様かよォォォォォォォォォ!!?」

 

「そうだ!悪いかっ!!www」

 

「長門様、こちらの愚妹は後で処しますので、どうか…」

 

 

 

 

(え?赤城、そういや私らって実際姉妹艦では…)

(ちょっと黙ってなさいっ)

 

 

 

 

 

かくして、赤城が代わりに事情を話した

 

「また拗らせまして…斯々然々…」

「四角いムーびゅふっ…

 

茶化そうとした加賀の尻に赤城が繰り出した制裁として流星TO(?)が突き刺さり、倒れる。

 

瑞鶴と翔鶴、そして色々この後が心配でやって来た飛龍と蒼龍は「うわぁ…」と揃って声を上げている。

 

 

 

そして加賀はそのまま立ち上がり…

 

「やはり、この加賀とて、知的好奇心には抗えませぬ…」

「だまらっしゃい!?尻に流星刺さったままそんな風に話してもカッコ付かないわよ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆の者、落ち着かれよ…」

 

 

突然の声。

 

カメラの前にはいつの間にかそこで寝そべってる信濃が。

 

「信濃!?」

 

「つーか信濃!貴様昨日執務中指揮官より先に寝てただろあびゃぁっ!?」

 

 

紫電改ニが尻に突き刺さった。

 

「け、結構なお手前で…ゲハッ」

「えええ!?加賀先輩いいいい!?」

 

再び倒れる。こんな理不尽な展開はあまりに酷すぎる。流れからして完全に口封じでもある。

 

瑞鶴らが駆け寄る。

 

「止まるんじゃねえぞ…」

 

 

「ありがとう信濃。おしおきする手間が省けたわ」

 

 

 

…そして再び加賀は立ち上がる。

 

「1UPキノコ取ってなかったらホントにさよならしてた…」

 

なぜ立ち上がれるのか。疼いてうごけないだろうに。

 

 

 

「それでは長門、三笠殿、後はお頼み申す…おやすみ…zzZ」

 

「え!?」

 

「うむ…」

 

まさかのキラーパス。信濃は寝てしまった。

 

 

 

 

そして…

 

「チェッケーチェッケ…「待ってください、待ってください三笠大先輩…」え、なになに!?我まだあんまり喋ってないよ…!?」

 

「あの…これ…ミカラップじゃないので…」

 

久しぶりなのにガードはやはり固かった模様。

 

「うむ…これ、解説するところ、あるのか?」

 

 

そうだ。こんな周知され過ぎている秋。三笠でも食欲や読書、スポーツなどの事は知っている。

 

それをここでわざわざやるべきなのか。

 

 

「ふむ、他のものとなるならば、うーむ、やはり行楽の秋とかだな。キャンプや登山するにも良い気候だ!紅葉を見ながら呑むのは格別だろうし、食事も美味い…!」

 

 

 

(ミカキャン…?)

(ミカキャンって…加賀…)

 

赤城に突っ込まれる。

長門は笑いを堪え肩を震わす。

 

 

 

そして、カメラは長門にアップする

 

 

「え…ここで余になるのか…?」

 

「では、長門はどう考える?」

 

 

そこで考える。

 

 

 

 

 

 

 

 

「予防接種…」

 

 

 

「長門様注射嫌いなん?」

「ちょっと加賀」

 

「これ!笑うでないwww…だ、だってこの頃からよくインフルエンザのワクチンとかあるだろ!?この頃になると思うのだ…」

 

 

 

重桜寮は平和だったとさ。

 

 

 

…………………………………………………

…………………………

……………

……

 

 

 

 

 

 

 

 

『そういえばリアルではGo Toキャンペーン始まったね…』

 

 

と、『カミ』は呟いていた。

 

 

To be continued…?

 




閲覧ありがとうございます。

※流星TOはゲームでは実在しません。元は筆者による誤植です。

久しぶりにこのシリーズを記してみましたが如何でしたでしょうか。

いろんな秋がありますね…(遠い目)

体質的に体調が変わりやすいので、指揮官様方はコロナ対策も含めて何卒お身体にお気をつけて。私もそうします…(˘ω˘) 

そんなこんなで、また次のお話が出来次第また投稿いたします。

by筆者

突然ですが、『中身がおばちゃん1号のベルファスト』と、『中身がベルファストのおばちゃん1号』、どっちが良い?(今後のお話に関わる予定)

  • どっちもやだよ、おう。
  • えぇ…(困惑)
  • 中身がベルファストのおばちゃん1号。
  • 中身がおばちゃん1号のベルファスト。
  • いやー(この中で選ぶのは)キツいっす(素)
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