アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
見所:今回呼ばれた理由とは…?そして、ケツしばきの剣ならこの人(!?)
※今回の後書きで正式タイトル発表。
バスを降りた主人公ズは司令部に入り…。
「じゃあ、指揮官が執務室でお待ちになってるにゃ。着いたら、お前たちしっかり挨拶するのにゃ?」
執務室へ続く廊下を行く。
すると
(そこにだれか居るよ?)
(…大鳳さんです?)
執務室を覗き見をする大鳳。不審さから笑ってしまいそうになるのを堪える。
(大鳳さんには申し訳ないですが、無視して進みましょう…)
(賛成…)
ニーミの意見もあって先に進むことにした。
一行が近づくと大鳳はそそくさと帰っていった。そして明石がノックする。
主人公ズの近くでは
「失礼しますにゃ!連れてきたのにゃ」
「「「「失礼しまー……!?」」」」
声を揃えて入っていった刹那、主人公ズは固まった。
半裸姿の指揮官。
(年末年始の寒い日にもこれなのです…?)
(寒そう…)
すると、指揮官はキメ顔でじわりと近付いてきた。
なんとか笑いを堪えきろうとする主人公ズ。
【綾波、ジャベリン、OUT!】
執務室に饅頭と……高雄が扮するニセ饅頭が駆け付ける。
((((高雄さん…!?))))
ケツしばきを済ませると一斉に帰っていく。
「んおおっ!!?」
高雄饅頭だけはなぜか足を引っ掻けてずっこけていた。
「ングフフッ……!!」
「だめだよ笑っちゃ……!!」
「…っ…っ…!!」
【綾波、ジャベリン、ニーミ、OUT!】
ケツしばきを終えると、一緒に帰っていく高雄。綾波の尻をしばいていくのはなんと高雄が担当する。ラフィーは頑張って耐え抜く。
「高雄さん…去年も饅頭の格好で出てたです…」
「またずっこけてたねぇ…」
「高雄さんだけでっかいからもう…!」
【綾波、OUT!】
綾波のケツしばきを再び高雄饅頭がやって来てフルスイングしていく。
「高雄さんのケツしばき、綺麗に振ってる分めっちゃ痛いです…」
「根に持ってるのでは…?」
「絶対持ってるよ…去年も思いきり笑ってたし…」
「私怨は流石に草…っ…」
【ラフィー、OUT!】
ラフィーも堪えきれず。再び高雄が駆け付けてきた。
「痛い…けど草生える」
そして、饅頭たちが帰ると、再び指揮官の方を向く。
指揮官の真面目そうな顔、その顔と格好に開いたギャップは、張り詰めた空気には逆効果であった。
目を反らして堪えようとする主人公ズ。いつも見慣れている筈なのに破壊力を強く感じる。
笑っては不敬だし、不敬だからこそ、あの海では面白いのだが。品定めするかの様に一人一人舐め回すように見ている。
【全員、OUT!】
堪えきれずついに表情が決壊する。
そして、執務机に指揮官が戻ろうとした…
…刹那、足をぶつけてバランスを崩してしまった。
「「「「ッッッ!!?」」」」
まさかのハプニングに流石に決壊してしまい………
【全員、OUT!】
ケツしばきの音が執務室に響いた。
「しwきwかwんww」
「痛そう…」
「今のナチュラルにスネ行きましたね…?」
「今の絶対痛いです…」
スネを押さえ苦悶の表情の指揮官。
明石も笑ってしまっている。
さて、気を取り直して足を擦りつつ、指揮官と挨拶する。そして、作戦の概要を伝えた。
どうやら大規模作戦は伊達ではなく、本当にやるつもりらしい
(大規模作戦ならせめてちゃんと服着ろよです…)
(まぁ、パンイチでも全裸でもないし…そこは許してあげよう?)
(にしても、なんか突然変な動きしてきそうで、ラフィー草生えそう)
(嫌な予感しかしませんよね…ん?プフッ)
なにかを見つけたニーミは吹き出した。
【ニーミ、OUT!】
「ったぁ…」
「…え?」
「ニーミどうしたでs…あ!」
祭壇を見付ける。
赤城のお面が奉られていた
指揮官も「あ、気付いちゃったの?」と言いたげに苦笑いしている。
「祭壇です…」
「奉られてる…」
「呪われそう…」
「やめなさいって…!」
【綾波、ジャベリン、ラフィー、OUT!】
ケツしばきを食らった後、あらためて指揮官は用件を伝えるべく、DVD映像を見せた
(わざわざ円盤にしたです…?)
(指揮官自ら話さないんですね…)
すると、映像が始まった。
……………
………………
……大規模作戦、それは、太平洋NA海域に活動しているセイレーンの艦隊が海域の深部に撤退しつつあると観測された。
(銀河○丈さんみたいなナレーション、です)
各陣営の活動により、これまでの膠着状態が破れつつあり………
(あの海でそんな膠着してたかな…?)
(遠くから傍観してた気がする…)
(メインだったのオーラの泉くらいですかね)
(影薄かったです)
セイレーンへの反攻作戦の決行準備が整った。
アズールレーン上層部はかねてより準備していた戦力を総動員し、海域に展開しているセイレーンを一挙に撃破する一大作戦……
『セイレーン作戦』の開始を発令したのであった……!
………………
…………
おお…と綾波たちは空気を読みつつ声をあげた。
ということはレッドアクシズ陣営とは協力は得られないことになったといってもいいだろう。
「ならさっきの熊野さんがバス乗ってたのはどう説明するのです…?」
「当前のように乗ってて、も、もう草」
「「ッッ……!!」」
思い出せば、言及しないが加賀も乗っていた。
【全員、OUT!】
何気ない綾波の疑問に、一斉に吹き出してしまった。ラフィーもにやけ、綾波も自爆してしまう。
「綾波ー!?あっ…!?」
「もうそれここで突っ込んだらダメだよ!?痛っ!!」
「いっ…!?自然体だったから余計に草」
「あっ!!?…失言でしたです…」
かくして、今回主人公ズは『セイレーン作戦』に参加することを命ぜられたのであった。
To be continued…
閲覧ありがとうございます。
ここで正式タイトル発表。
今回は
『絶対に笑ってはいけないセイレーン作戦24時』
…をお送りいたします。
※次回からはこのタイトルです。××の部分もそれに伴い修正します。
恐らく年明けも更新すると思いますが、よろしくお願い致します。
では、次回に続きます。