アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
見所:遂に叶いましたわ、天城姉様…(?)
ぬるぬる気配斬りバトルの後、寮舎に戻った主人公ズ。
「ふと思ったんですけど…あの海の笑ってはいけないって…最後替え歌流れますよね?終わりに」
「流れるよねぇ~?」
「去年は…往年の名曲だったです」
「タイトルの元ネタの曲。あれラフィー好き」
「今年どんな曲なるんでしょうか…?」
「「「「うーん…」」」」
…と考えていると、突然放送が入る。
『海域になんか怪しい物体が浮かんでるって聞いたにゃ。指揮官曰くちょっと見てきてほしいにゃ~』
ということで、またもや海域へ出向くことになった。
空を見ると、日も暮れて来ている。
常々の出撃でそれくらいならば…と何時ものようにドックから出航するのだが、何時もよりも不安が募る。
「今年は何なんだろう、です」
「暗くなってるってことは、絶対にろくでもないのが出てくる兆候ですよねこれは…」
「しかも時間的に日が暮れてる…」
「それにしても、なんかちょっと明るくない?海…」
「しかもセイレーンの艦艇も見えますね…」
「もうそれごときで綾波たちは驚かないのです…」
すると…火の粉のような、光る小さな粒が転々と見えた。
「なにこの光…きらきらしてる」
「めっちゃ綺麗…!」
光の粒子。
こんな時期に、しかもこんなところに蛍は飛んではいない。
すると…
『よくここまで来てくださいましたわ…!』
外線を通した声が聞こえた。振り向くと…
天城=ネオジオ○ング
「なにあれ!?天城さん!?」
「図体デカくて草生える」
「え!?え!?あの光って…」
「サ○コフレームから出てるです!」
狼狽える主人公ズ。
『加賀さんの疑問で言及してからというもの…やっと叶いましたわ…!!』
着けているマイクで話すもハウリングしてしまう。
「天城の器は草」
「むしろ小○幸子みたいになってませんか!?」
「え、これ…おかしいな…全然言うほど心暖かくならないよ…!?」
「ッ…むしろ…ッ…なにか悪意が見え隠れしてるです …!」
ニーミとラフィーはこの発言で笑ってしまう。
※すでに皆は笑ってしまっていますが、しばらくお楽しみ下さい。
『実は私、この兵装を身に付けたら、面白いことが出来るようになりまして…まるで人の心の器を手にした様な…』
(言っちゃったよ…)
(草)
(確実に良からぬ事に使う気なのです)
(そんなこと言っちゃ失礼でしょ!?)
すると、なにかが展開され、光る円が出てきた。
「サイコシャード展開したです!?」
『綾波さん?』
「あ、はい…」
『あなた今…これ終わったら重桜帰るの後回しにしようとか考えてましたね?』
ギクッ…とする綾波。
『任務にかこつけ帰る日を送らせようと?』
「さ、三密防ぐためです…赤城さんたちの絡みがダルい事になりそうだからとかじゃないのです…」
ジャベリンたちが吹き出した。
「自分から吐いちゃったよ…!?」
『そう…。ではジャベリンさん』
「はい…?」
『貴女は、最近あの海の中で地味キャラ脱却のために、メスガキキャラを密かに研究してますね?』
「マジで…?」
「あ、はい…研究してます」
「「「え…」」」
「あざとさって飽きるじゃん?」
「え、そういう問題ですか!?」
『では~…ラフィーさん』
「ん?どうしたの?」
『もしや今すぐ寝たいと思ってますか?』
「うん」
即答。吹き出す綾波たち。ラフィーもニヤつく。
「明日もどうせ出撃」
「それはやめてラフィー!?つかそれ多分私たちもだから!!」
『…現実的ですわね…ええ、それきっと私もですわ。ではでは、ニーミさん』
「あ、は、はい!?」
『…今、嫌らしいこと考えてませんでしたか?』
「ファッ!?」
「だよな、です」
「違いますよ!?そんな指揮官前にしたニュルンベルクさんみたいなこと!」
「おいニーミww」
「大草原」
「ニーミちゃん…あーさっき指揮官半裸だもんね…」
「あれにそそられるニーミとニュルンベルクさんの性癖がよく分からないです…」
「えー?シンプルで良いって思うんだけどなぁ」
「ジャベリンまでなに言ってるの!?つか何がシンプルなの!!?」
『いきなり指揮官が襲来してくるのを期待してた、とか』
「それは流石に無いですよ!!」
「え?では、それ以外はあったのです?」
「やかましいわっ!?わ、私だって乙女じゃい!あの海ン中じゃ今じゃムッツリだよ!いやもうムッツリーニだよ!悪いかっ!想像しちゃうよ!ニュルンベルクさんじゃなくても!www」
顔を真っ赤にするニーミ。
ニュルンベルクを引き合いにぶちまけてしまった。あの海での扱いは本人に自覚はあった模様。しかしどこか肩の荷が降りたようにスッとしているのは何故だろうか。
『あ、あらぁ…ごめんなさいね?』
「いえ…それより…他の方のは、見えますか?」
ニーミは切り返した。
(あ、注意を反らしたです?)
(やめたげようね…?)
(ここまで草絶え間ないの、ほんと草)
『他の方の?…うーん…赤城たちとかアレな子はいっつも垂れ流しですし…信濃はわりと皆の安寧を思ってるから普通でしたわね』
あ、やっぱり…と笑いつつも納得する。信濃まで私欲にまみれていたら大変なことになる。
『あ、でも、"重桜しなのん"の売り上げが気になってましたわね?』
笑ってしまう主人公ズ。
謎に包まれた"重桜しなのん"の正体が正式に言及されてバレてしまったのと同然なのだから。
すると、天城は突然黙りこみ
『…あら?おかしいですわね』
「…どうしたです?」
「あ、まさか…!?」
『あのーこれ、どうやって止めるのでしょう…?あらら…』
止められない"天城の器"。
「えええ!?」
『何分、夕張さんから試作だとは聞いたのですが…』
「それくらい夕張とスタッフに確認とろうよです!?」
『え、あれ、なんか動き出したんですけど…!?』
突然前進し出すネオジオング天城。
「サイコフレーム暴走したです…!」
「小○幸子大暴走は草」
「こっち来た!!」
「逃げよう!?」
幻想的な雰囲気の中、四人は一気に逃げる。
停泊しているセイレーンの艦艇が次々爆散していく中、海上を全力で駆け出す。
暫く逃走すると、それはようやく止まった。
「天城さん…真っ白に燃え尽きてるです」
「天城、お休みなさい」
「南無…」
「勝手に殺しちゃダメでしょ!!?生きてるよ!」
よく見ると天城は気を失った振りをしていた。
『えーっと、とりあえず指揮官曰く帰ってこいとの事なので、母港に戻りましょうか』
TBが指揮官に連絡を取って貰った様である。
「突然また動き出したりしないです?」
『反応が消えてますから大丈夫ですよ』
と言うわけで、二度目の出撃は終わりを告げたのであった。
To be continued…
閲覧ありがとうございます
遂に実装されましたね、ネオ○オング天城。
という事でまた続きます。