アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です―   作:ブロックONE

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2020年度笑ってはいけないその12。


見所:今年も化ける。そして2020年で語られなかった明石の秘め事が判明(!?)


【2020年度】絶対に笑ってはいけないセイレーン作戦24時 Part 12

寮舎にて高雄、そして、綾波までもタイキックを受けた後…

 

「ぜってえ改が来そう、です」

「まだ何か見えてるの…?」

「綾波、ショックとはいえ、出任せは止めましょうね…」

「むしろ余燼化して出てきそうで草生えそう」

 

 

 

現在夜の20時。

 

疲れが出てきた綾波たち。

 

 

そんな中、部屋に訪ね人が。

 

 

「失礼致します」

 

 

一礼するベルファスト。

 

 

「ベルファストさん…?」

 

「どうされました?」

 

「夕食の準備が整いましたので、 お知らせに参りました」

 

 

夕飯。そう言えば、出撃等で体力を消費し空腹感を感じていた。

 

 

「もうそんな時間でしたか…」

 

「時間流れるの早いね~…」

 

「お腹すいたのです…」

 

「空腹と睡魔…」

 

 

 

 

そして、案内される。

 

 

食堂はケータリングだが…

 

(あ!年越しそばあるよ…!)

(トッピングの種類も一杯あるです…!)

(うどんも選べるんですか?…うわぁ良いですねこれ!)

(酸素コーラもデザートもある…)

 

 

そんなこんなで束の間の休息タイム。

 

 

 

「美味しい…幸せ…」

「お出汁が効いてるのです…」

「何だかほっとしますねぇ…」

「トッピングも美味しい…!」

 

 

舌鼓を打つKAN-SENたち。

 

しめやかに味わいを楽しみつつ、汁までいただき、そしてまた寮舎に戻っていく。

 

 

 

リラックスを心掛ける。TBも空気を読んでか、静かにしていた。

 

 

 

 

 

…が廊下の照明が真っ暗になった。

 

「え、なに!?」

「照明壊れた?」

「あ、あれを見るです!」

 

 

その先には………白装束の少女。

 

 

 

 

「うらめしやー…」

 

 

ロング・アイランド:母港の地縛霊。

 

 

「また出たのです…」

 

「不知火さんが居ないけど…」

「今年は先に成仏したんでしょうか…?」

 

「ロング・アイランドだけ取り残されてるの…可愛そう…」

 

 

「__ねえねえ、聞いてよー」

 

 

ロング・アイランドは主人公ズを見るや否や近付き、話を降ってきた。

 

 

「やめろですロング・アイランド…大人しくするか早く成仏するのです…」

 

「地味に怖い」

 

ここでジャベリンとニーミは笑ってしまい…

 

【ジャベリン、ニーミ、OUT!】

 

饅頭たちが駆け付け、ロング・アイランドは隅に寄り道を開ける。

 

 

そして、饅頭たちがケツしばきを終わらせて帰ると、ロング・アイランド。

 

「あのねあのねー?幽霊さん、あの海時空の中で、公(お話)にされてない物事を見ちゃったのー」

 

「何を…です?」

 

「じゃあ先ず、ニーミちゃん…」

 

「はい…?」

 

 

 

 

 

「紀○○屋のスキンのニーミちゃんを図書館で見掛けたけど、指揮官が来るとわざと脚立に乗り出してたのー」

 

 

 

 

「…っっ!?」

 

「「…ッッ」」

 

【綾波、ジャベリン、ニーミ、OUT!】

 

 

「だろうな、です」

 

「わざとじゃないですよ!?」

 

「ニーミ、アピールタイム…?」

 

「違います!!」

 

赤面させるニーミ。

 

「でも、やっぱ憧れちゃうよね…そういうシチュ…!」

 

『ファン待望のシチュですね?』

 

「ジャベリンとTBまで何言ってるの…!?他意はありませんからね!ラッキースケベられ狙うのを試してみようかなーとか、考えてませんから!

 

 

 

何かがポロっと吐露されていたかはさておき、次の獲物は…

 

「ジャベリンちゃん…幽霊さんは見ちゃったの~」

 

「え?ジャベリンをですか?」

 

「そうなのー」

 

次はジャベリン。

 

「あのねー、この前母港の近くにあるイ○ンモールでー………試食してる所をみたのー

 

「…普通、です」

「ふつー」

「普通ですね…」

 

「普通で悪かったね普通で!?」

 

 

 

 

「ラフィーちゃん…」

「ラフィーは寝てただけだから、パス!」

 

「「…ッ」」

 

【ジャベリン、ニーミ、OUT!】

 

 

一人逃れようと先手を打ったラフィー。綾波は持ちこたえ、ジャベリンとニーミが犠牲になった。

 

 

「そ、そうなのー。ラフィーちゃん素直ー」

 

サムズアップするラフィー。

 

 

 

 

そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「綾波ちゃ」

「綾波は指揮官が乗ってる小型挺に魚雷ぶち当てた以外は普通です

 

「「「ブフフッ__!」」」

 

 

 

【ジャベリン、ラフィー、ニーミ、OUT!】

 

 

『軽く誤射ですよね』

 

「い、一発くらいなら誤射にはならないと思うです…」

 

「演習でだよね?」

 

 

「実戦です…」

 

「えええ!?」

 

「ダメでしょそんなことしたら!?」

 

「いやそのー、決して給与が上がらないことで何時ものノリで撃ったとかじゃないです…それはマジなのです…」

 

 

【ラフィー、OUT!】

 

ラフィーが堪えきれず笑ってしまった。

饅頭が一匹駆け付け、そしてケツしばきを済ませて去っていく。

 

「何時ものノリってどう言うこと…!?」

「あ、そっか…この時空だと…実戦がそのまま文字通りの実戦の雰囲気とは限らないよね…

「止めなさいジャベリン!それをここで言っちゃだめです!」

 

メタい話は兎も角、ロング・アイランドは話を続ける。

 

「そうそう、幽霊さん、今日はお友だちを連れてきたのー。出ておいでなのー」

 

ロング・アイランドが声を掛けると…

 

 

 

「「はーい___」」

 

 

二人の声。

 

一人は元気が良さそうで、もう一人は落ち着いた声。

 

 

気配を感じて振り向くと白装束の二人が。

 

 

「島風と駿河…です?」

 

 

島風&駿河=地縛霊

 

 

「二人とも、陣営のところレッドアクシズになってますよね…」

 

 

(シーッ!!シーッ!!ジャベリン殿それは言っちゃダメでありますよ…!!)

(今回は鹵獲されたテイですから、どうかここでは大目にぃ…!?)

 

 

 

ジャベリンの一言に対し、咄嗟に小声で止める島風と駿河。

 

 

 

「じゃあ、今年は新メンバーの島風ちゃんと駿河ちゃんも一言ずつどうぞなのー」

 

「では島風から参ります!」

 

そして一呼吸おき…

 

 

「うらめしや…今年…出番少なかったであります……」

「うらめしや…私たち、飽きられたのでしょうか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「綾波先輩」」

 

「プフッ…」

 

 

 

 

【綾波、OUT!】

 

 

「いっ!?それは…まっ…マンネリを防ぐため、 です…」

 

詰め寄る島風と駿河。

 

 

「「…ッッ」」

 

【ジャベリン、ニーミ、OUT!】

 

島風と駿河はかなり悲壮感を感じさせている表情であり、じっと見つめていた。

 

「ぶっちゃけて草生えそう…」

 

「ら、来年は出番はあるよ…うん!」

 

 

「「本当ですか?」」

 

「ッッ!!」

 

ジャベリンにも悲壮感を醸しつつ一斉に詰め寄る。

 

 

【ジャベリン、ラフィー、OUT!】

 

「(二人の)圧力がスゴいよぉぉ…!」

 

「駿河、島風とコンビだから生き生きしてるの、もう草…」

 

 

 

これは無闇に話し掛けるのは墓穴を掘るとニーミは黙ってやり過ごそうとしている。

 

…が

 

「「ニーミ殿ぉぉぉ↑?」」

 

「うわこっちくんな!?…ンフフッ」

 

声の方向へまとわりつく島風と駿河。恨めしいのか変したいのかわからない。ロング・アイランドは引き笑いをしている。

 

【ニーミ、OUT!】

 

 

 

 

「そんなぁぁ…」

「酷いですよ~」

 

「まとわりつくなっつの!?」

 

そして…

 

「ラフィー殿ー?」

「さっきからずっと黙っていらっしゃいますが…」

 

「悪い?(半ギレ)」

 

 

「「「ッッ!?」」」

 

【綾波、ジャベリン、ニーミOUT!】

 

何故か半ギレのラフィー。

 

「ラフィーキレたです。謝ったほうがええで、です」

 

そんな怒ってない。大丈夫…大丈夫と物腰やわらかそうに手でジェスチャーするラフィー。

 

 

「そのーもしかしたら鶴の一声を掛けてくださるのかなーって」

 

「そうそう!」

 

「現実、そんな甘くない…」

 

 

現実とは残酷なり。

 

「でも、きっと…筆者は救ってくれる…」

 

丸投げするラフィー。何故かカメラ目線。

 

 

 

 

「じゃ、じゃあ…初日の出を前に…ミュージックスタート~」

 

 

何故か音楽が流れ出した。

 

 

「え?なになに!?」

「去年もこれやりましたね…」

「去年は確かスリラーだったです」

「…今年…ビリージーン?」

 

 

何故かビリージーンを踊り出しているロング・アイランド、そして島風と駿河。

 

 

「キレッキレです」

「ポテンシャル有りますよねぇ…」

「スタントマン以外でまともな器用ってこれまで少なかったよね…」

 

去年は、笑いの刺客として駿河が炬燵で寝ていたシーンがあったくらい。島風の出番は公には記録されていない。

 

「皆上手」

 

 

 

「「「ポウッッ」」」

 

 

 

 

(その手には乗らないのです)

(予測できましたね…)

(草生えかけた)

(なんとか耐えられましたね)

 

 

 

すると…

 

 

 

 

 

 

「もし…?」

 

 

背後から白装束の不知火。

 

「うわっ!?不知火!?」

「どうしたのこんなところで!?」

「あの世から戻ってきたです…?」

「ラフィーも驚き…」

 

 

「うらめしや…ところで、今年、妾は見てしまいました…」

 

 

不知火もなにかボヤキたい様である。

 

 

「何を…見たんですか…?」

 

「ある日、明石が夜に工房の明かりが付いていたので覗いてみたのです。そうしたら_____」

 

 

 

一息間を置き………

 

 

 

 

 

「売り上げの一部を暗号資産購入に当てておりました…しかも、妾に無許可で…

 

 

「流行ってますからね…暗号資産」

「コイ○チェック」

「CM流れてるよねー」

「今じゃ普通に決済でも使える様になったです」

 

 

 

「そうでございます。が、あの猫と来たら、ボラティリティの激しさで資金ショートしかけて焦っていたのでございます故…」

 

「うわ、切実ですね…」

「短期トレードでもしてたです?」

「無許可ってのがまた…」

「ある意味アズレン関係無くて草生えそう」

 

まさかの明石のBTC参入に失笑しそうになる。

おまけに、明石本人の懐は確実に冷えていたようである。こんなところでリアルを持ち出すとは…まさに年の瀬故か。

 

 

 

 

「では、一通りぶっちゃけました所で、元旦の初日の出を目指して、踊りなから帰りましょうぞ…」

 

 

そして、不知火の一声の後にスリラーのメロディーが流れ出し、四名の亡霊(?)たちはリズムに合わせてその場から立ち去った。

 

 

 

 

「明石、年始セール頑張れ」

「使い込んだ分、プラス(黒字)になれば良いですね…年始は動きあるっぽいですよ」」

「ていうか、指揮官のお財布がショートするパターンだねこれ…」

 

「TB…明石の部屋をスキャンして、です」

 

 

『はい、明石の部屋にGPUが大量に配置された棚を検出しました』

 

すると放送が入り…

 

『明石の部屋を勝手にスキャンしないでにゃ!!?』

 

「マイニングマシンも作ってたんですねぇ…」

「来年私たちも作ってみます?」

「そうですねぇ、勉強がてら挑戦してみましょうか」

「ラフィー抜き取る係…」

「じゃあ綾波は爆上げしたら売り捌く係、です」

 

 

 

なんとか笑いを堪えつつ寮舎へ戻るのであった。

 

 

「なんか…ご飯食べて、ボヤキを聞いて…明石の陰口を聞いて…終わったです…?」

 

「まぁ、何とか堪えられたし…そこまでしてあげましょうよ…」

 

 

 

【全員、セーフ!】

 

 

To be continued…

 




閲覧ありがとうございます。


明石が2021年で波に乗れたのかは別として、次に続きます。
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