アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
見所:魂の叫び。
主人公ズの四名は、部屋で過ごしていると…
『皆さん』
TBがふと声を掛けた。
『大変です。基地のドックから周辺に謎のKAN-SENが出没中』
「アークロイヤルさんでしょうね…余燼の格好してそうな感じが」
「ありえそうで草生えそう」
『防犯カメラに写ったのでお見せしますね』
すると、TBがその映像をモニターに映した。
『…~ッッ!!!』
「誰か叫んでるです…」
「もうちょっとカメラ寄ってもらえますか?」
カメラをアップさせるTB。
『あけおめェェェェェェェェェ!!!!!!』
暗くてよく見えない。しかし、どうやらアークロイヤルのシルエットではなかった。
「誰です?」
「凄い声量…」
『外で確認した方がいいですね』
そしてドックへ出てみると…
「…あけおめ…あら?皆さんごきげんよう♪」
ローンであった。
「ローンさん何やってるんですか…?」
「年明けに備えて発声練習をとおもいまして~」
ゆるふわな物腰に反する声量。まさにそれは雄叫びと言うべきか。
「ローンさん…あの…時間も遅いので…そこまでにした方が…」
「あら?誰が聞いてる訳でもないですし」
「とんだ屁理屈で草生えそう」
「にしても、ローンさんってあれだけ叫んでもよく喉枯れませんよね…?」
「あら、確かにお喉が枯れたりとかはしてませんねぇ~」
するとローンはこう提案してきた
「じゃあ…折角ですから、私が何か台詞を叫んでさしあげましょうか?」
一瞬「え?」と困惑する主人公ズ。
ローンはやる気らしい。早く済ませて寮舎に戻ろうと考える。
ローンは呼吸を整えた。
(腹式呼吸です…)
(では、これからいきましょうかねぇ…)
ローンは教えられたうちから最初の台詞を選び…
「コ~コ~ア~ちゃああああああああああああああん!!!!!」
まさかの別世界の台詞。
【全員、OUT!】
「千○ちゃん怖いよ…!?」
「これはココアちゃんが逃げるでッす…フフ」
「オイゲンさん居たらもうカオスでしたねこれ…」
「もう一個いきましょうか!総統閣下のお言葉なのですが…」
「いやもういいですってば!?」
止めるニーミ。同郷の友人としてこれ以上の愚行を止めねばならない。下手すればこれはもう確実に傷になってしまう。
「 お っ ぱ い ぷ る ー ん ぷ
る ん ん ん ん ん ! ! ! ! 」
「「「「ッッッ~!!?」」」」
止まらないローンに、全員笑い崩れてしまう。
【全員、OUT!】
ケツしばきが響く。
「だから…だから言ったのに…!」
苦笑いし尻を押さえつつもニーミは
「予測できたのに笑っちゃったよ…」
「ニコニコでやれなのです…」
「単純なネタなのに大草原…ッ…」
「よく恥ずかしげもなくおっぱいぷるんぷるん言い切ったです…」
「総統になに吹き込まれたんですか…!?」
TBも笑ってしまい顔を押さえている。
「あら、おっぱいなんて別に減るもんでは無いですし~」
「そういう問題じゃ無いですよローンさん!これ以上はローンに傷が付きますよ!?しかも途中から…勢いがっ…」
【ニーミ、OUT!】
突っ込むもニーミは笑ってしまった。
「では、続きまして~」
「も、もういいので!お腹一杯ですからぁ!?」
「何が飛び出すのか分からないから草生えそう…」
まさかローンが笑いの刺客として自慢の声量を使って来るとは思いもよらぬ主人公ズであった。
そして更にノッてきたローンはもう一度腹式呼吸を行い
「 カ ン ト ン 包
○ ! ! ! ! ! ! 」
もはや止められないローン。
まるで必殺技の掛け声である。そして沖の方から一斉に花火が打ち上がった。
【全員、OUT!】
突然の事で呆気に取られると同時に笑ってしまう主人公ズ。
ケツしばきが終わり、すると明石が放送を入れてきた。
『あ、あのー…ローン?』
「あ、はい?」
一瞬勢いが止まる。
『卑猥な言葉を必殺技みたいに叫んでも、あんまり度が過ぎると連帯責任でケツしばきにゃ』
「えええっ!!?」
驚愕するローン。
「私も来年度からレギュラー入りするとかではないんですか!?」
((((そっち…!!?))))
【全員、OUT!】
全員失笑につき、ケツしばき。
『いやほら、PTAに訴えられるにゃ…あの海の評価も下がるにゃ。仮に本当に指揮官が○茎であってもにゃ?今、指揮官とモニターしてるんにゃけど、もう本人も苦笑いしてるにゃ!』
「これで子ども向け意識してるって基準が既におかしいのです…」
「イカれ過ぎでしょ…」
「ラフィーは思う、他のテレビ番組みたいに規制なんてしても
「でも、多少コードギリギリまでやらないと今時の老若男女の方々には受けないってどこかで見たんですけどねぇ…これなんてまだ序の口ですよ?他作品に影響与えるくらいは」
『これでもギリギリにゃ!!つか与えちゃだめにゃ!!』
なんとか正体を突き止めたので、寮舎へ戻るのであった。
「っていうか花火スゴかったね」
漸く花火に言及する主人公ズであった。
To be continued…
閲覧ありがとうございます。
ローン迫真の大暴走。
さて、次に続きます。