アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です―   作:ブロックONE

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2020年笑ってはいけないシリーズ。

かれこれその15です。


見所:終盤戦。




【2020年度】絶対に笑ってはいけないセイレーン作戦24時 Part 15

寝息を立てる主人公ズ。

 

 

 

そこにまた再び明石が放送を入れてきた。

 

 

『明石にゃー起きてるかなにゃー?』

 

 

声がして起き出す主人公ズ。

 

『えー…そろそろお仕事に戻ってほしいのにゃ』

 

「あ、休憩終わりですか?」

 

『そうだにゃ』

 

 

各々目を擦りつつ起き上がる。

 

 

『じゃあ、大講堂で集合にゃ!』

 

 

かくして、一応布団を直してから大講堂へ向かうになった。これでもう刺客は出切ったのか。

 

 

「ラフィーは思う。来年もまた人気ユー○ューバーがやらかしそうだと…」

 

「突然どうしたの?」

 

「さっき見てた変な夢の話…ほんとに変だった」

 

 

どうやら先程寝ていた際に夢を見ていた模様。流石は睡眠ガチ勢のラフィーと言えるか。

 

「まぁ…なにかしらやってそうですよね…」

 

「マ○トあたり危うそうです…?」

 

「うん。その人も夢に出てた」

 

「未来予知みたいなのやめんかッッ!!」

 

「その話の続きはここでは止めよう!?ね!?」

 

 

そんなこんなで大講堂へ。そこには明石が待っていた。

 

 

大講堂の教室へ案内され、横四列に空いていた席につく。

 

 

 

 

そこにはエセックスたちを始め、作戦に携わったKAN-SENたちが揃って席に着いていた。

 

 

 

 

(そうそうたる面子だね…)

(何でだろう…つい去年の影響か三笠大先輩を探してしまうです…)

(あまり喋らなかったボルチモアさんとかもいるよ…)

(ユニオン艦…揃ってる…)

 

カガマンとハムマンも席に着いていた。

 

 

(加賀さん見付けたです…)

 

何故かまた熱い視線を注ぐハムマン姿の加賀。

 

(もう当前の様に座ってるです)

 

(そこに当たり前の様に高雄さんも居るです)

 

 

普通に座っている。

 

(インテリジェンスがガバガバなの草生えそう…)

 

 

すると…教室に入ってきた。

 

 

「はい、じゃあ号令~」

 

 

エンタープライズ:エン八先生。

 

 

気を付け、礼の掛け声。日直はエセックス。

 

 

(また…そらママやるんですかね…)

 

(ユニオン的にはリベンジの精神でやりそう…)

 

 

 

 

「それじゃあ、今回の作戦の反省会や慰労を兼ねた特別授業をはじめます」

 

(別に授業じゃなくてもよくね?です…)

(同感…)

(エンパチ先生だからじゃない?)

((あー))

(そんなこと言っては失礼ですよ…!?)

 

 

「セイレーン作戦は無事に第一段階を終えることが出来た。本当にお疲れさまでした_」

 

エンタープライズは髪の毛を後ろに分ける仕草をしながら教師口調で話を始めた。

 

 

「主人公ズたちも、ほんっとうにお疲れさまでした。私たちから主人公ズのみんなに賛辞を、送らせて頂きます。はい皆さん拍手ー!」

 

 

皆拍手する。加賀と高雄もなぜか笑顔で拍手している。特に加賀は指笛を吹いている。

 

 

 

 

晴がましいものの、どうにも警戒心から複雑な心境の主人公ズ四名。

 

 

 

「最後に、今回活躍してくださった、主人公ズの四名に、一言ずつ感想を述べてもらいましょう!」

 

 

再び拍手。

 

するとエンタープライズは両手を動かし…

 

 

 

 

\チャン チャチャ チャン/

 

 

「はい、ありがとうございまーす!」

 

 

(いいとも、です…?)

 

(令和になってもまだ聞けるなんて…)

 

(こういう時だけは年末年始らしいですね…)

 

(訓練された王国民みたいで草生えかけた…)

 

 

 

 

という事で、早速ジャベリンからやっていくことに。

 

 

「えー、この度は参加させていただきまして誠に感謝いたしますー」

 

 

(言わされてるです…)

(無理してる)

(ホントの事でもそこは突っ込んじゃダメェェェ!?)

 

 

「そうですねージャベリンは思うんですけど、TBちゃんに激安お弁当女子って渾名付けられたり、ハプニングも多かったですが、なんとか無事に一段落付けることが出来て良かったです!ありがとうございました!」

 

 

 

拍手を受けつつジャベリンは席に戻った。かなりベター。

 

 

「では、次はラフィー。行ってみようか!」

 

 

頷いて、堂々と教卓に立つラフィー。

 

 

「これが終わったら寝正月…それでもやることはこれからも山積み…でも大きなの一つは消化できた…それは良いこと。でも……」

 

 

「でも?」

 

 

 

「エンタープライズの連帯責任海域での戦犯、許すは思ってない…」

 

 

(((そこ根に持ってた!?)))

 

 

苦笑いのユニオンの英雄ことエンタープライズ。

 

「そうね!ラフィーの言うとおりですよ!エンパ…いやエンタープライズ先輩草生やしてたじゃないですか!」

 

「いやいやいや…」

 

 

「草生やしてたじゃないですかっ!!」

 

 

 

((フフッ…!))

 

迫真の演技のエセックスに吹き出すジャベリンとニーミ。

他のKAN-SENたちも笑ってしまっている。

 

 

 

 

【ジャベリン、ニーミ、OUT!】

 

 

綾波とラフィーは無事に堪えきった。

 

 

「わかった。あれはほんとに悪かった!悪かったよ、うん!」

 

 

平謝りのエンタープライズ。

 

 

続いてニーミの番が来たので、ラフィーと入れ替わる。

 

 

「はい、えー先ず、お誘いありがとうございました。陣営が違えど、少しでも皆様のお力になれたならば、こちらとしても正直なところ救われる思いです…」

 

一応それらしい言葉を選ぶニーミ。

何とか体力温存のために過度な表現を抑えた。

 

 

 

(次、綾波ちゃんだね)

(超不安…)

(やめてです…そんな期待されると…よし、キシンの真打ち、味わうが…)

(やめて…!?)

(こんなにも不安にさせる真打ち登場とか、この時点で草生えそう…)

 

(綾波…そこは前座程度のお手前でおねがい…)

 

 

かくして、綾波の出番がついにやって来てしまった。

 

 

不安が過る。

 

 

 

 

 

「えー皆様、本日はお呼びいただきまして有難うございます__」

 

 

 

(((お…?)))

 

 

以外と普通である。

 

 

 

「さて、今年も一年あっという間でしたです。絶え間ない新キャラの登場で、形見も狭く存在感も薄くなる古参キャラたちに囲まれ、改が来るのか来ないのか…META艦船も出て来ては一喜一憂でアズレン情報を漁る日々…」

 

 

(案の定おかしなこと言い出した…)

 

(そんな簡単に改実装は来ないものね…)

 

(私も当初は焦ったなぁ…)

 

(ニーミちゃん…!?)

 

 

 

「あの海でセ作の扱いがどうなるのと思っていたら、まさかの笑ってはいけないシリーズに起用され、案の定参加させられることになり…」

 

 

 

(((セ作…!?)))

 

 

※セ作…セイレーン作戦。

 

 

「サラトガさんがボラれるわ、指揮官は何故か海の上を走るわ、エンタープライズさんが戦犯やらかすわ、ユニコーンの格好した高雄さんが現れるわ、飛龍さんがMETAって混ざってくるわ、オブザーバーがケツしばきされるわ、園児服のユニコーンにアークロイヤルさんが通報されるわ、コードGさんがボられるわ、天城さんがネオジオングになるわ、TBがアザラシで発狂するわ、今年はユニコーンに綾波までもタイキックされるわ、ローンさんはとんでもないことを叫ぶわ、ロングアイランドと島風と駿河が化けて来てぼやくわ、エルドリッジは突然現れ爆弾発言するわ、てんやわんやで残すところ1時間を切った、です…」

 

「さりげに私のことをまた抉ってきたか…す、すまなかったよ…うん」

 

 

KAN-SENたちも苦笑い。

 

 

(早いねぇ…もう終わりかぁ…)

 

(長かったですね…)

 

(もうおソバ食べたし、お菓子食べるか寝るかして、大晦日過ごしたい…)

 

 

 

「…という訳で、捻りも何もないですが、今回の感想を、重桜の古くからの文化である短歌で示したです」

 

 

(短歌…ですか?)

 

((おお~))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………

 

 

 

 

赤城面

使い回され

遊ばれる

 

あ、やっぱりここ

だけカットしといて?

 

 

 

 

 

…です

 

 

 

…………………

 

 

 

 

 

 

「ちょっと最後www」

「やっぱりそこカットしてほしかったんだね!ww」

 

「もう草」

 

 

【ジャベリン、ラフィー、ニーミ、OUT!】

 

「字余りは良いけど喋り口を行変えただけじゃん…アッ!?」

「やって来ると思ったよ綾波ちゃん…ぎゃっ」

 

「ラフィー、笑ってない…笑ったけどわら…っ!?」

 

 

 

ケツしばきの音が教室に響く。

 

 

もっとも、ここで笑い崩れていたのは高雄と加賀である。

 

一番笑ってはいけないところで笑ってしまっている。

 

 

 

 

 

 

 

「綾波からの発表は以上、です」

 

 

 

「は、はい!お疲れさまでした~」

 

 

そして、綾波はお辞儀をして、席に戻る。

 

 

 

 

「さあ、主人公ズのみんなに今一度大きな拍手ー!」

 

 

 

盛大な拍手喝采。

 

 

 

 

 

「はい!」

 

 

\チャン チャチャ チャン!/

 

 

 

 

「それでは、あまり私から変にネタやると滑ってしまうからここまでにしておきまきょう。」

 

エンタープライズは閉めようとしたその時

 

 

「待ちなさい!!!」

 

 

扉を開けて入ってきたのはヨークタウン。エンタープライズと同じ服装をしている。

 

 

「え、ヨークタウンさん…?」

「何しに来たです…」

「同じ格好」

「なんかややこしくなりましたねこれ…」

 

 

「ヨークタウン姉さん…!?」

 

「もう!今年は私が金八先生の物真似をやるって言ったじゃない!」

 

といいつつ髪の毛を後ろに持っていく仕草をするヨークタウン。

 

("それ"やりたかっただけですよねヨークタウンさん)

 

(エンタープライズ、今年は数の暴力…)

 

エンタープライズのスベり対策に気付きだしたラフィー

 

 

 

そして…

 

「教卓は私のものよ! うおりゃっ」

「うわっ__」

 

ヨークタウンは助走をつけてエンタープライズに飛び蹴りを繰り出した…!

 

突然のことに笑いが出てしまい…

 

 

【綾波、ラフィー、ニーミ、OUT!】

 

 

(まるで"あばれ金八"です…)

(なつかしくて…っ…ラフィーもう草…)

(ずいぶん懐かしいね、あばれ金八…)

(ヨークタウンさんどこでそれ覚えたんでしょうね…)

 

 

エンタープライズは唐突なる姉からの攻撃を受け止め凌いだ。

「姉さん…ヨークタウン姉さん…ちょっと強くないか?リハーサルのより…」

 

 

(そこのホーネットさん…何とも言えないって顔してるんだけど…)

 

 

姉二人のやり取りにホーネットが苦笑いしていた。

 

そしてエンタープライズは服を叩くと…

 

「に、にしても、困りましたねー…先生二人ってなると混乱してしまいます」

 

 

そこで、エセックスが挙手し…

 

 

 

 

 

「ゴムパッチンで面白い反応を示した方が先生で良いと思いますっ」

 

 

たじろぐエンタープライズとヨークタウン。

 

「の…望むところよっ」

「ええ、姉さん…!?」

 

 

(何言ってるのエセックスさん…)

(あばれ金八の次はゴムパッチンですか…)

(そういやこの母港、これまで誰もゴムパッチンやってるところ見たことがなかったです)

(草生えそう)

 

 

 

そして、ゴムをくわえるエンタープライズとヨークタウンの二人。

 

何故かエセックスとホーネットが其々のゴムを持って引っ張っていく。掴むところには何故かジョリーロジャース隊のF4Uがくっついている。

 

(芸が細かいのです…)

(艦載機、こんな使われ方で可哀想…)

 

 

 

「じゃあ、エセックス、三で行きましょう」

「はい!」

 

(なんか怖いよねこの瞬間…)

(目を伏せたくなるです…)

(なんかハラハラしてきましたね…)

 

 

楽しげにタイミングのやり取りをする。一方、エンタープライズとヨークタウンの二人の表情は、次第に恐慌していく

 

「一、二の…………三!!で行きましょ…あっ」

 

「はい!何時でも行けますよ!_あっ」

 

 

この時、エセックスとホーネットの手からゴムが離れてしまい……

 

 

「んぬううう!!?」

「んんん!!?」

 

バチンと弾ける音。

 

 

エンタープライズとヨークタウンは姉妹揃ってゴムの命中した顔面を手で覆った

 

 

【全員、OUT!】

 

 

ケツしばきが下る。

 

「暴発したの流石に草…」

「お約束…です」

「こりゃダメですよ…」

「嘘でしょ…」

 

 

 

 

 

「ど、どっちが面白かった…?」

「私よね?」

 

放たれゴムパッチンの痛みに堪えながら、何故か主人公ズに尋ねてくる二人。

 

詰め寄る二人。

 

「わた、私よねいだっ!?」

 

爪先を教卓にぶつけるヨークタウン。

 

これにはこらえきれず…

 

【全員、 OUT!】

 

ケツしばき。

 

痛みに悶えながら席に着く。

 

「ラフィー、どうだった?姉さんと私とで」

「どっちもどっち…」

「ジャベリンは?エンタープライズと私とで…」

 

「ジャベリンはぁ…ヨークタウンさん?」

「そうか、ではZ23は?」

「去年と比べるとエンタープライズさんですね…」

 

「では、綾波…私と姉さんとで、どっちが面白かった?」

「正直答えて良いのよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どっちも大して面白くなかったです…」

 

 

「「「ンブフッッ!!!?」」」

 

 

 

 

【ジャベリン、ラフィー、ニーミ、OUT!】

 

 

吹き出した三名。

 

 

「厳しい!?」

「綾波、厳しい…!」

「綾波の厳しくて大草原…」

 

 

 

「そ、そうか…」

「比較的どっち?武○鉄矢風味が強い方は?」

 

「どっちも大して面白くなかった、です…んふっふっ…」

 

詰め寄られる綾波。ユニオン空母の壮絶なプレッシャーに負け…

 

 

【綾波、OUT】

 

自爆。

 

「詰め寄るの止めてです…んあ"っ_いったぁ…」

 

ケツしばきが下った。

 

 

エセックスたちも思わぬ必死な先輩たちに恥ずかしそうに苦笑いしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

「エンタープライズさんの…去年のそらママ発言が幾分ましだったです…」

 

 

 

 

「ンフフッ」

 

【ニーミ、OUT!】

 

「いたた…だ、ダメだ思い出ちゃったよもう…」

「ごめんなさいです、ニーミ」

 

「エンタープライズたちよりも綾波の発言で笑っちゃうの草生えそう」

 

 

 

そして…

 

 

 

「これ以上やるとグダるから、ここまでにしようと思いまーす!」

 

ヨークタウンが勝手にしめる。

 

「そ、それでは、主人公ズに拍手をー!」

 

 

(とっくにグダってるです…)

(というか疲れてきましたね…)

 

(これ、綾波ちゃんとか拾わなかったら…全然ウケないままシラケて終わってたのかなって…)

 

(それもう草生えそう)

 

 

そして最後は…

 

 

 

 

\チャン チャチャ チャン!/

 

 

 

 

 

「「ありがとうございましたー!」」

 

 

 

 

 

 

かくして、綾波たちは大拍手の上にお辞儀しながら教室を後にすることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、これで今回の作戦も無事に終わったにゃ」

 

「お疲れ様、みんな」

 

明石と夕張も出迎えていた。

 

 

「はーやっとです…」

「本当に疲れましたぁ…」

「寮舎でゆっくり寝てたい…寝正月」

「あともう一踏ん張りだね…」

 

その通り。

終わるまでが"笑ってはいけない"。

 

最後にもまだ何かある筈である。油断は出来ない。

 

 

 

すると、明石たちはこう告げるのだった。

 

 

 

「お客様が来てるにゃ」

 

「是非会ってあげて?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果たして、その"お客様"とは…?

 

 

 

 

 

To be continued…




閲覧ありがとうございます。

次回、笑ってはいけない2020の最終回です。
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